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![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン―― 裏庭方面 ―― (47) 2011/12/06(Tue) 23時半頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン[暫くは、家具運びだ (54) 2011/12/07(Wed) 00時頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン
(55) 2011/12/07(Wed) 00時頃 |
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![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン 怪我は、してないよ (60) 2011/12/07(Wed) 00時頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン
(64) 2011/12/07(Wed) 00時半頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン
(68) 2011/12/07(Wed) 01時頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン
(72) 2011/12/07(Wed) 01時頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン
(76) 2011/12/07(Wed) 01時半頃 |
―屋敷・正門前―
[死者達の間を掻きわけて、閉ざされた門へと辿りつく。
他の逝人達は、この周囲にもたむろしていた。
きっと、屋敷に侵入を図り、返り討ちにされた者達の魂。
同じ存在とならねば感じることができないだろう、沈痛な空気が漂っている。
あるものは打ちひしがれ、あるものは悲観し……けれど、例えほんの一握りであれど、安寧を得られたであろう安らかな顔付きの者もいた。
屋敷の周辺から時折昇る光源
……思った通り。通り抜けることは可能ですね
ただ、俺はそれがやすやすとできるほど、まだこの身体に馴染んじゃいないんです。
[この世の物質。門と「重なっていた」指先を離すと、塀の縁に飛び付き片手でぶら下がる。
後は、これまで通りの強靭な腕を駆使して、そのまま乗り越えるのみ]
―屋敷・中庭―
まさか……こんな動物までもが。
一体どこから逃げ出してきたんでしょうか……
[男は中庭に残された熊の死体
これほど大きい動物が、口の中から頭部を破壊されている]
いったいどなたが。
決して鈍重な動物ではありませんし、相当な力量がなければ、ここまではするのは困難を極めるはず。
俺でも、とても至りませんよ。熊殺しなんて。
車いすのままでしたら、なおさら。
まぁ、ともあれ……。
[そこまで呟き、振り返る。
そして、己の腰に鼻先を擦り付けている生き物……いや、「逝き物」の頭を、そっと撫でつけたのだった]
あなたも、これで死体のまま動きまわる運命からは、抜け出せたんですね。
……と言っても、俺達が感じる認識と、あなたの抱いている認識とでは、大きく隔たりがあるのかもしれませんが。
[おそらく己よりも巨大であろう熊は、きょとんとした瞳をくりくりさせて、撫でる男を見つめ返す。
ぶふぅ、と鼻息が漏れたことに気づき、思わず男はたじろいだ]
あぁ……すみません。俺、こうゆうの好きでして
つい、触り過ぎちゃったかもしれません。
……嫌でしたら、遠慮なく言ってくださいね。
って、ん……はっ……ふぅ……。
[熊は、ぐっと首を伸ばし、撫でる男の顔を舐めている]
……随分と、好かれてしまったようです。
さしずめ、俺は金太郎と言ったところでしょうか。
どちらかと言えば、酒呑童子みたいな悪鬼の方が、より近いような気もしますけど。
[大人しい熊は、まるで意味が分からないとでも言いたげに、こくりと小さく首を傾げた]
俺は、これから生徒達の様子を、伺いに行こうと思っているんです。
今、この屋敷の中で、必死に生き延びようとしている教え子達のことを。
[眉を落として、熊に語る。恐らく、通じてはいない。
それは分かっているけれど、語る言葉は止まらない]
屋敷の中に、あなたをこんな体にさせてしまった、原因の一端があるんです。
本音を言うと俺も詳しくは知らないんですが……この中の、俺の生徒の中に「元凶」がいる、それはだいたいつかめています
俺は、そんな彼も含めて、生き残った生徒達がどんな未来を遂げるのか、せめて見守りに行くつもりです。
あなたは、どういたしますか? その顛末を、一緒に見届けてくれますか?
[男の問いかけに、熊はやはり理解を示した様子は見られなかったけれど。
おそらく人懐っこい動物だったのだろう。楽しそうに男の足へと、すりすり身を摺り寄せた]
はは。分かりました。
そこまで懐かれてしまったのでしたら、これからご一緒しましょうか。
[改めて頭を撫でた、そんなささやかなやりとりの後……どこかで硝子が砕ける音がした
……!! この音は……!!
[甲高い音に引きつられ、生ける死者が歩みを進める。
座り込んで逝人の誰かが、うぅ、と悲しみの声を上げる。
侵入された。屋敷のどこからか。一体どこから。テラスの方だ。
引き留めたい。己に肉体があるのなら、自慢の両腕で、感染者達を遠ざけたい。
しかし、もはや不可能なこと。決して、決して、叶わない]
それでも……。
[無力な男は足を踏み出す。
3度の死を迎え得た決意
最後まで、見届けます。それが、どんな現実であれ。
[生き残った者達の無事を祈りながら、逝人の男と熊は死者に混ざって、音源の方へと駆けて行った**]
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン―― テラス ―― (80) 2011/12/07(Wed) 01時半頃 |
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![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン (84) 2011/12/07(Wed) 01時半頃 |
3度の死を迎える「前に」得た決意
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン―― 客間 ―― (89) 2011/12/07(Wed) 02時半頃 |
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―屋敷・深夜か・テラスへの道―
[男は走る
死者の間をすり抜け、気落ちする逝人達の前を素通りし。
背後からは、肉体から遊離し同じ世界に身を置く獣の息遣い
荒れ果てた花壇
男は、風にもならない朧な身体で、現世と幽界の狭間を駆ける。
その先に、どんな悲惨な現実が、待ち構えていたとしても]
……………………
[けれど、今はまだ、そこでの出来事に触れるのは、あまり適切ではないかもしれない。
ならばかわりに……こんな話は、いかがだろうか?
それは、かつて半身の自由を喪失してしまった時のお話
幽体と化した足が大地を踏み蹴る感触が、男の記憶を呼び覚ます――――]
―回想・15年前・深夜の公園で―
[がしり、がしり、と音がする。男の振り上げる無骨な拳が、その音色を奏でている。
両の拳を染めるのは、組み伏せた若者から漏れる鮮血。
いや、彼だけのものではない。周囲を見渡せば幾人かの男たちが、倒れ伏し呻きをあげている。
馬乗りにされた若者が、悲鳴を上げながら涙を浮かべる。
知ったことか。自業自得だ。覚悟もなしに群れ虚勢を張るから、お前はこんな目にあっている。
そうだ。他の奴らも同罪だ。
男を取り囲む残る奴らも、いずれこいつと同じ運命を辿る]
……あ?
[遠巻きに見守っていた女性――――当時付き合っていた相手が息をのむ音を、耳が捉えた。
大丈夫。彼女の位置は正確に把握している。
もし彼女に危害を加えようものならば、そいつの血祭りに上がる順番が、僅かに繰り上がるだけのこと。
不敵な表情を崩さぬまま、返り血を浴びた顔で、ちらりと傍らに視線を送った。
そこには、こちらに目掛けて金属バットを振り上げる、茶髪の若造の引き攣った形相]
[……必死だな。男はそう思いながら、彼のことを嘲笑う。
なんということはない。深夜に彼女を自宅へと送る途中、数人のチンピラに絡まれた。
どうやら、そいつらはやる気らしい。
きっとこれまでもこうやって、適当な相手を見繕ってはそれなりの悪さをしてきたのだろう。
どうせ大した奴らじゃない。せっかくだから仲間を呼び集めるのを待ってやって、こうしてゴミ掃除をしているだけだ]
……やれよ。
[男の眼力に射竦められ、茶髪の瞳に脅えが宿る。
そうだ。所詮はこの程度の奴らだ。群に隠れては厄介事を押し付けあって、自身じゃなにも、できやしない。
鼻で笑い無視すると、股下の男にとどめを刺した。
これで我に返ったのか。それとも立ち上がられたらまずいと見たか。
振り上げたままの金属バットが、ようやく男に打ち落とされた]
お前……馬鹿だな。
[背中に受けた衝撃をものともせず、男は二本の足で立ち上がる]
狙うなら、『頭』だろ?
[レスリングで鍛えた己の体に虚弱な若造の一撃なぞ、何の効力もありはしない。
そうだ。鍛錬に注いだ時間が違う。流した汗の量が違う。
耐えてきた痛みも。決して負けてはならないという、その、気迫も。
事実、男は強かった。強者であることに誇りがあった。
有り余る力を正義に注ぎ、弱者をいたぶる雑魚どもを、一掃することを夢に見た
だからこそ、己は正しく――――貴様らを罰する権利がある]
おおぉぉぉっ!!
[男の拳が一閃する。若造の顔面に突き刺さる。
対手の体が、弾け飛び、はるか前方に転がった。
奴は当分、動かない。砕いてやった。鼻も、心も。
一つの『正義』を成し遂げた男は、不遜な面で、にやりと笑った]
死ねよ。弱ぇクズは。
[……いや、男はただ、手にした破壊の力を正当に行使する、そんな言い訳が欲しかっただけだったのかもしれない。
ふと、エンジン音が聞こえ、男はちらりとそちらを見やった。
一台の乗用車が男に向けて、まっすぐこちらに突き進んでくる。
そうか、と男は思う。その程度には腹を括った……腐ったクズも中にはいるのか。
例え機械的な凶器が向けられようとも、男は身を引くことはできない。
背中を向ければ強者の称号を、自ら投げ捨てねばならない。
恐怖がなかったと言ったら嘘になる。されど、クズと並んで弱者に陥るくらいなら、死んだ方がはるかにましだ。
躊躇いなく車へと走ると、男はボンネットへと飛び乗った]
…………ちっ。
[がつん、と体に響く衝撃。とっさにサイドミラーを引っ掴み転落を防ぐ。
思った以上の衝撃だ。だが、この程度では、男は決して倒れない]
[中で、驚愕する「クズ」の姿が見えた。ハンドルに齧りつき、男を振り払おうと遮二無二になって左右に回す。
見たか。男は優越感に浸り、運転席の「クズ」を見やる。
しかし心の中に過るは焦り。まずい。現場から離れていく。
あそこにはまだ幾人かが、仕損じたまま生き延びている。
彼女の身に危険が及ぶ。車はどこまで走る気なのか。
早めにケリをつけなければ。焦燥に駆られ、開いている窓から運転席へと乗り込もうとした瞬間――――身体が、振り落とされていた。
四足の着地。地面はアスファルトだ。そうか、ここは道路の上だ。
男を振り落とした乗用車が、一目散に男から遠ざかっていく]
逃げてんじゃ……っ!!
[乗用車の背に向けて叫びかけた最中、男はようやく気がついた。
……違う。奴らは男から逃げようとしている訳ではない。
単純に……ルールに従って、動いているだけ。
しくじった。奴らに気を取られすぎたせいで、反応が一瞬遅れてしまった。
背後から照らされる眩いライトと、耳をつんざくけたたましい急ブレーキの音。
これが男の――――『不注意』
かかって、こ……
[振り向き呟かれた声は、迫りくるダンプの圧倒的な存在感に気押された、蚊の鳴くような弱々しい声。
まるで、脅えた子供のような。
身体を打ち抜く突撃は、これまで培ってきた自信の全てを根こそぎ掻っ攫い引き裂く。
己の矮小さを突き付けられ、ふと、脳裏に「死」の文字が浮かんだ。
いや、そんなはずがない。吹き飛ばされたまま、男は思う。
これまで、勝ち抜いてきたではないか。時に敗北を期すことがあっても、乗り越え強者であり続けたではないか。
そうだ。強者だ。力を手にした者だ。
そんな己がこんなところで――――。
続く思考は、ガードレールに叩きつけられ、内側の破壊にあわせて終わった。
い……や、だ……。
こうして、男は絶対強者の自信とともに、身体機能の一部を、喪失してしまったのだった。
それからずっと。その命が、途絶えるまで**]
―回想・15年前・深夜の公園で―
己の夜も、やがては明けることだろう……**
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![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン
(180) 2011/12/08(Thu) 00時半頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン
(184) 2011/12/08(Thu) 00時半頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン
(187) 2011/12/08(Thu) 00時半頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン
(192) 2011/12/08(Thu) 01時頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン[ どすん ] (194) 2011/12/08(Thu) 01時頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン
(196) 2011/12/08(Thu) 01時半頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン
(202) 2011/12/08(Thu) 01時半頃 |
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