人狼議事


160 東京村

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 そうですね。
 首根っこの方より、山手線で巻き添えにした方を謝って下さい。

 あの時は……必死で、しかも本気だったのは間違いないです。
 「マジでやった」のはまあ多分、そうなので、ある意味TPO合ってたのでは?
 ……いつもの性格は、もっと、弱腰…でしたね。
 今もう割とどうでも良くなっちゃってますけど。


 あの子のビール飲めない、はわかりやすいですよね。
 でも、両親も私もビール好きなので、「ビール飲めない女の子」を気取ってただけかもしれませんけど。

 ……どちらにせよ、貴方とはあの子とよりは美味しいお酒が飲める気がします。
 あの子そもそも未成年でしたけど。

[話していると、ますますお酒が恋しい。]

 行きましょうか。
 いくら待とうが、次の電車なんて来ないでしょうし。

[ベンチから立ち上がり、ん〜、と伸びをした。**]


【人】 樫の樹の子ら リツ

>>3:279

[しばらく待ってみても、返事はなかった。糾弾のような、不安を吐き出しただけのような呟きだけがネットの海に落ちて、なんの波紋も起こさずに、すっと沈んでいった]

俺は、もしかしたら俺の呟きで痣女が電車に飛び込んだんじゃないかと怯えていた。俺の呟きが直接、彼女を追い詰めたわけではないだろう、だけど、ネットに拡散した無数の好奇心と糾弾が、痣女を追い詰めたのじゃないかと思ってしまった。

こんなつもりじゃなかった。

ただ、自分は今進行しているなにかに選ばれたのだと、浮かれてしまっていたにすぎなかった。
大体、『痣女』なんてどこの誰とも知れない『33番』となにがちがう?
そんなののせいで、今朝、人が二人消えた。

インターネットの海に呟く]

『誰か、今、東京で何が起きてるのか、知っている人はいますか? それとも、なにも起きていないんですか?』

(72) 2015/06/08(Mon) 09時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[突然、ケータイが鳴った。
見慣れた番号だった。会社からだ。どうせ、呼び出しの電話だろうと手に取り、「はい」と答えると、上司は天気の話でもするかのように軽快な声で、
「お前、明日から来なくていいから」
と告げ、こちらの返事も待たずに電話を切った。

不意に、42番と書かれた俺のデスクが頭に浮かんだ。私物もなにもおいてない、仕事のためだけのデスク。33という数字ももうどこにもない。

「ああ」

知らず呻いて、洗面台に立つ。
突然、ソイツが口を開いた。

「お前は誰だ?」

……今から考えるよ。
鏡の中のソイツは、もう俺の真似をしなくなっていた]

(73) 2015/06/08(Mon) 09時頃

-31)

 そしたらダンナが捜索願出すでしょ。
 掃除、してほしくってさ。
 まぁ……どっちにしろ多分帰れないけど。

 弱腰がいつもの、ねぇ。よくわかんねーけど……
 本当はその弱腰もホントの性格じゃなくて、
 今の開き直ったサバサバしたのがホントなんじゃない?


[自虐ネタを受け流しつつ。『巻き添え』の話に戻ると眉を潜ませた。]

 あのさぁ、その話やめね?
 さっきも言ったけどさぁ、そもそもお前が俺を突き落とそうとするからだろ。
 殺されたも同然なのに、恨まずにこんな神対応な俺を褒めて欲しいぐらいだ。
 お前が俺を襲ったりしなきゃこんなことに――……

[そこまで言って、少し考える。]

 ……やっぱり謝る。

 悪かった。

 ただ「死ぬ」んじゃなく……「ここ」に引きずり込まれたのは、俺のせいだ。
 それは、……謝る。ごめん。

[ぺこり、と小さく頭を下げた。]


[それから、なぎさが伸びをする様子を見上げる。]

 ねえ、なぎささん。

[自分も億劫そうに立ち上がる。一足先を行くように、改札へゆったりと歩いて行く。]

 俺ね、むかし、ここに来たことがある。一人でね。
 そのせいでまたここに来たんだと思う。
 そんときは、どうやったのかわかんねーけど、3年後にようやく出れた……
 でも、俺、遅かれ早かれ、ここに連れ戻されるんだったんだと思うわ。
 たとえなぎささんに突き落とされなくてもね。
 それが怖くて、電車にもバスにもタクシーにも乗れなかった。
 どっかにまた、一人きりで連れて行かれると思ったから。

 だから、変な話だけど―……

 なぎささんが今いることが、
 会話してくれる存在が、だいぶ嬉しいんだよ。

[それが、だらだらと会話を続け、自分を殺そうとした者を責めない理由だった。]


 ……なんだっけ。あー。ビールの話。
 気取ってただけってマジかよ。
 まぁ、んな若い頃からビールうめぇなんて言うなんて女子力低いもんな。

 そうしたら、あいつ、姉ちゃんとキャラ被りたくなかったのかな?
 家族の誰とも。
 変なの。俺、ガチの天涯孤独だから、全然わかんねー、そういうの。

 うん。それは俺も同感。
 んじゃ、行きますかね……

[きさらぎ駅改札を、*通った。*]


樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2015/06/08(Mon) 23時頃


【人】 樫の樹の子ら リツ

[……俺は誰だ。
どんなやつだ?
何を考えて、何をしたかった?
名前は?
どれだけの時間、茫然としていたろう。なにもわからない。
視界に入った明滅するものを、ほとんど自動的に手にとって、モニター見つめた。
呟きだ。そうだ、呟きはわかる。
そこに、俺に声をかけてくれる誰かがいた。
>>113
『どうしたらいい?』
そこにはそんな問いかけが記されていた。
どうしたらいい?
どうしたらいい?
俺は誰だ、俺はどんなやつだ?
返事はこれしかなかった。
俺はなんなのか、真実はどこにあるのか]

『見つけ出して、暴くしかない。きっと、手の届くところにある』

[そうであってほしい]

(119) 2015/06/08(Mon) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[自分がしたはずのツイートを、ひとつひとつ遡っていく。
俺はどんなやつで、何がしたかったのか、
自分の中になにもないから、俺は自分がしたはずの呟きを遡っていくことでしか、自分が何者なのかという答えにたどり着く事が出来なかったのだ。
暴くしかない。自分で呟いた言葉だ。

>>118
「怪異はすべて、どこかで繋がっているかもしれないね。それも、アイリスの呪い?なんて」

@ys_lougi @toyoyota5
「そんなはずがあるか! アイリスは絶対にそんな子じゃない!」

気が付いたらそう打ち返していた。
冗談めかして呟かれたその言葉に、何故か強い憤りを感じた。
なぜ、そう思ったのか、思い付かなかった。ありもしない俺自身のどこから、その言葉が出てきたのかわからなかった。

(149) 2015/06/09(Tue) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[俺がしたはずの呟きはそんなに多くなかった。
空虚な言葉だけが、ぽつりぽつりと浮かんでくるだけだ。

そうして遡った先、ほんの数日前の呟きが目に留まった。

『大丈夫? どうしたの? もし困っていることがあるなら、なんでも言ってほしい。変な下心とかじゃなくて、俺は、誰かの力になれる人でいたいと思う』

アイリスに当てたメッセージだった。
さっき、名前も知らない誰かに感じた強い憤りを思いだした。
心のそこから沸き上がってくる気持ち。

……騎士……

そうだ。
確かそんなことを考えていた。
やっとわかったかもしれない。
俺は多分、アイリスの騎士だった]

(153) 2015/06/09(Tue) 00時半頃

リツは、アイリスを守るために訳もわからず街に飛び出していった。**

2015/06/09(Tue) 00時半頃


()

 ……その発想は無かったですね。

[今の性格が本当の自分。
どうなのだろう。実感は無い。
昔からずっと、妹の影に怯えてきたから。
しかし、改めて考えると今の自分が自然体な気もして、腑に落ちる気もした。]

 死んでようやく素に戻れるというのも、中々に間抜けですけど。


 えっ、 と、 
 ……冗談だったのに。
 調子狂うなあ。もう。

[謝られたのは予想外で、少し動揺してしまった。
「お前」でなく「なぎささん」などと名前で呼ばれれば、尚更だ。]

 そう言えば、2回目って書いてましたね。

[彼の「きさらぎ駅実況」は、リアルタイムで追っていた。
まさにその、きさらぎ駅ホームのベンチで。]

 ……えっと。
 前に戻れたなら、また戻れる目もあるんじゃないですかね、貴方の場合。

[今いることが嬉しい、と言われても、そんな扱いには慣れていなくて。
つい、そっけなく返してしまう。]


[フランクの後について、きさらぎ駅の改札を抜ける。]

 私はあいりに馬鹿にされてたと思いますから、まあ、キャラ被りは厭だったでしょうね。
 ああ…それでかな。
 私、昔からしょっちゅうあの子の視線を感じてたんですよ。
 追い立てられてるみたいで、私はいつもあの子から逃げてました。
 今思えば、私と被らないように観察されてたんですかね、あれ。

[姉として情けない限りだが、いつだって妹の事が怖かった。]

 そういえば、実家から嫁ぎ先に持って出た荷物の中に、あの子の手鏡が混ざり込んでたんですよ。
 気付いたのは最近になってからだったんですけど。
 あれも、あの子が追って来てるみたいで怖かったなあ。

[その鏡は、いつの間にか無くなっていた。
無意識の内に捨ててしまったのかもしれない。]


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