人狼議事


241 The wonderful world -7days of KYRIE-

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メモを貼った。


─ →7日目 ─

[一瞬の眩暈の後、目を開けば─2

1:兄間薬品
2:キリエ駅
3:イザナタワー99
4:甘味処あん屋
5:スクランブル交差点]



[ ──── 目覚めて、 ]
 



[ というのが、正しいのかって? さあ。

 ニーナは目を開けた。身体を起こした。
 そこはやっぱり硬い地面の上で、
 ──ほんの一瞬、また日を跨いだのかと。]

 …………いや、

[ 頭がぼんやりするけれど、
 なにかおかしいと思ったとき、
 古めかしい携帯電話が着信を告げる

 短い文面。飾りっ気のないソレを、
 ニーナは丁寧に読み込んで、数秒。]
 



 死んじゃったのかあ
 ……でも、楽しかった なあ

[ ぽつんと呟いた。馬鹿みたいだと、
 自分でも思わなかったわけじゃないけど。

 見上げた空は高く、
 ──最期に見た空色 が、過ぎって、
 今度は大慌てで立ち上がった。]

 ──ジリヤ?
 ああ、そういや昨日の──、
 エクゾディア……完成したかな……

[ ちょっとした愛称、くらいの思い入れはある。
 完成したとて特殊勝利には至らないどころか、
 自分たちは敗北してしまったようだけれど、
 だからといって、全滅を良しとするわけでもなし。]
 



[ 記憶が蘇っていくがごとく、
 気になることが次々に浮かび上がってきて、
 ──しんみりしている暇はないって!

 ニーナは暫くオロオロと周囲を見回した後、
 傍らにいたであろうジリヤと言葉を交わし──、]

 ──とにかく、
 このピグノイズとやらを捜そう
 適当に歩き回ってみようか

 ええと、ここは──、

[ 周囲を見回す。
 どうやら3のあたりらしい。

 1.キリエ駅 2.兄間薬品 3.あん屋
 4.イザナタワー 5.スクランブル交差点 **]
 


─ 中央エリア・キリエ駅 ─


 ……っと。
 今日はここからか。


[かつてここで騒いでしまったこともあった。
あのとき会ったウシコは元気だろうか、
死神に元気かどうか聞くのは可笑しいかも。

側にパートナーが居たならば
なんだか気恥ずかしいような気がして
そわそわと足元の石ころを蹴飛ばしたりなど。
気を取り直して、行ったことのないエリアに行こうと
パートナーに声をかけようとしたところ──揺れた。]


 っ──!地震か!?
 此処等にしては、大きめの、……


[揺れがおさまるまで腰を低くして
落下物に警戒していたが、
多少ざわついた程度の駅前は
直ぐにまたいつも通りの賑やかさを取り戻す。]


 …珍しかった、な。
 なんかの前触れじゃなきゃいいが……、

 こっちの北エリア、行ったこと無いんだよな。
 行ってみないか?


[こっち、と北エリアの方向を指差して
パートナーを誘った。]*


メモを貼った。


 ──中央エリア/あん屋付近──

[ かくして、ピグノイズ捜索の幕開けである。

 キョロキョロと周囲を見回すが、
 当然、そのへんに転がってるでもなし。

 ううん、とニーナは思案して、
 ジリヤを見下ろして、尋ねる。]

 別の方角を目指さないか?

 ほら、ここ
 高成績のものにはってあるだろう
 要は、他の脱落者たちと
 競い合えってことなんだろうし、
 



 ──だとすると、私たちは不利だ
 あと1日しか時間がない
 どう計算するかは知らないけど、
 急ぐにこしたことはないよね

 ほら、時計回りとその逆のつもりで回れば
 最後はどこかでかち合うだろう
 何かあればテレパシーで連絡、いい?

[ 手早く段取りを決めて、
 そうだな──南側から取り掛かろうかと。
 パートナーにそう告げれば、
 一旦別れて南の方へと──、**]
 


──南エリア──

 ……酷いな、つまり
 あのおかしな色のノイズの出所は
 こっちだったってことか?

[ 南下するに従い増えていく黒いノイズに、
 ニーナは眉を顰めてあたりを見回した。

 どうやら二度死んだ者には興味がないらしく
 悠々闊歩できるのはありがたいけれど。]

 ……どうにか、残ってるひとに
 伝えられればいいんだけどなあ

[ ふむ、と考えながらも、
 ( 窓ガラスにうつりこんだり、
  ローソクの火を揺らすくらいできればいいのに! )
 ニーナが足を向けたのは、御沙霊園だった。]
 



[ ……以前ミッションに縁のあった場所が
 何かしら関係あるんじゃないかなんて、ただの勘繰り。

 何日目だかのミッションで、
 野犬に遭遇した森を進んでいけば、
 何やら、丸っこいシルエット──、]

 こ、これか
 なんか、かわ……………

[ 昨日のモルは哀れにも
 ジリヤの銃にぶち抜かれてしまったが、
 今日は、その心配はない!
 そして、指令はあくまで"捕獲"!

 怯えた素ぶりでまあるくなっている
 ( なんせ背後は大木だ! )
 ちいさなノイズを見つめ、耳を澄ませ、]
 



 ……………………ぴ、
 ぴぎぴぎゆってる……………

[ ニーナは顔を覆った。かわいいんだけど。
 さながら気分は悪党である。
 藁の家なぞひと吹きで崩してやろう!]

 お、おいで〜
 痛いことしないよう

[ そうっと、手を差し伸べる。
 これが野生の動物に通用しないことなど
 ニーナだって100も承知だ。
 承知だが、野良猫に声かけることもあるだろう!]
 



[ 案の定、ぴゃっと動こうとしたピグノイズに、
 ニーナは素早く、進路を塞ぐように手を伸ばし──、
 20(0..100)x1。]
 



 ……やっぱり、犬とは違うか

[ ぴゅんと短い手足を懸命に動かし、
 1の方に逃げてく姿を
 (1.オシリスカメラ 2.木徳図書館 3.いちご横丁)
 なんだかしみじみと見送ってしまって──、
 おっと、追いかけねば!**]
 


―中央エリア:あん屋付近―

 おはよう、ニーナ。
 もう、あんまり無茶はしないでくださいな。

 ……本当に、驚いたんですから。

[詳細は伏せますが、とある理由で
数分前まで激しく咳き込んでいたジリヤは、
目覚めたらしいパートナーに気付いたなら、
何事も無かったかのように微笑んだでしょう。

あまり無茶な真似はするものでないと
少女は内心思います。
流石に死ぬかと思いました。
……死んだのですけれど。]


 わたくしも楽しかったわ。
 ですから、もう一度――頑張りましょう?

[それでも、まだ終わりではありません。

スマートフォンの画面に表示された
二度目のチャンスに、ジリヤはパートナーと顔を見合わせ、笑いました。*]


―南エリア:いちご横丁―

[さて、パートナーの提案に従って
ジリヤは南エリアから反時計回りに
キリエ区を歩くことにしました。

昨日までさんざん手こずらされたノイズは、
此方に見向きする様子もありません。
ですから、ジリヤの方も鼻歌交じりに
ノイズの群れをすり抜けて歩きます。]


 本当に幽霊になったみたいですわね。

[ふふ、と口元を吊り上げて
三度目の来訪となる場所を歩けば、

―――なるほど、あれがそうなのでしょう。
マスコットじみた、可愛らしい豚がおりました。]

 ごきげんよう、豚さん。
 ……ほら、怖くありませんわよ。

[警戒するようにぴぎぴぎと鳴く豚に
ジリヤは穏やかに笑いかけ、一歩踏み出しました。

23(0..100)x1]


 ……。

[ぴゃっと2(1.木徳図書館2.霧江警察署3.奈落亭)の方へ逃げた豚を目で追って、
ジリヤははぁと溜息を吐きました。]

 ……動物は苦手ですのよ。

[鼻がいいのか、勘がいいのか。
昔から、動物に好かれた記憶のない少女は
とぼとぼと次の場所へ向かったことでしょう。**]


ー 西エリア・盟海珈琲店 ー

 (いた……)

[珈琲店の近く、丸っこいシルエットがそこにいた。
こちらに気付いてガン見してくる。
ぴぎぴぎ鳴いて、警戒しているのもよく分かる。]

 痛い事、しないぞ……?

[自分の足下で影が揺れながら、ギリギリまで距離を詰めようとゆっくりと近づいていき……15(0..100)x1。]


[……ものすごい勢いで逃げられてしまった。]

 は、早いな……

[走って追いかけるのも、咄嗟に影で捕まえるのも
どちらも無理と即察するレベルで素早く、2の方向へ去って行った。
1.スタジオエデン
2.兄間薬品
3.日継塚公園

……さっきの橘は、これに大苦戦の末にあんな調子になってしまったんだろうか。]

 追いかけて間に合うか……?

[しかし、他に居所の心当たりなんてない。
ピグを追いかけるように、また移動する事にした。]**


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―東エリア:霧江警察署―

[逃げた豚を追ったジリヤは、
そこに広がっていた光景に、ふふ、と笑みを零しました。

何せ、先程逃げたらしい豚が一匹と、
それ以外に、二匹の子豚
いた訳ですから。]

 三匹の子豚ですわね。

[つまりはそういうことです。
とはいえ、家を建てる暇など与えません。
ジリヤは聖母の如く微笑んで、
微笑ましい豚の団欒に歩み寄りました。

7(0..100)x1]


[狼よりも恐ろしい来訪者に、
三匹の子豚はたちどころに逃げていきました。

一匹は2の方向へ、
もう一匹は2
そして最後の1匹は2へ向かったでしょうか。
(1.スクランブル交差点
2.オシリスカメラ
3.いちご横丁
4.マナ・マリンパーク
5.JUN-Shock
6.イザナタワー99)]

 ……。

[ジリヤは決意しました。
今夜の晩御飯は、角煮にすることを。*]


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 −鳴呼麺本舗−

[ブタを追いかけているうちに
お腹が減ってきたので小休止。
二度死んでもなおラーメンが食べられるとは
なんと幸せなことだろうか。]


 ……店長。豚骨ラーメン、焼豚マシマシで。

[店長に何か嫌なことでもあったのかと聞かれたが、
そんなことは一切気にしない。]


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──南エリア/オシリスカメラ──

[ 今夜の夕飯だなんだといったって、
 死者に食事が必要なのかもわからぬが、
 ニーナは豚トロ丼が好きだ。

 ──ということを言おうにも、
 パートナーは隣にはいない。
 咳をすればテレパシーで
 反応くらいはしてくれようが、
 なんにせよ一人である、現在。オシリスカメラ。

 ( 尚ひどく咳き込んでいたジリヤに、
 血反吐でも吐くんじゃないかと
 ドキドキしたのは先刻のことである ) ]



[ 子豚を追いかけ街を駆け、
 一度は見失い周囲を探して回った。

 建物の影になる場所に
 はみでた丸い胴体を見つけ( かわいい )、
 そうっと回り込んでみたら、
 なんと、三匹寄り添ってるではないか!
 ( 奇跡的にかわいい! )

 ぴぎぴぎと身を寄せ合う子豚に、
 ニーナは顔を覆いそうになった手を握りしめ、
 だらしなく溶けそうな頬をぺちんと叩き、
 ビッグ・バッド・ウルフさながら
 慎重かつ大胆にピグノイズに歩み寄る──!

 49(0..100)x1 *]
 


メモを貼った。



 [ "緋色"の理由は、

  傲慢であり、怠惰であり、
  時に嫉妬を含み、憤怒を抱き、
  強欲を 孕んだものであったのかもしれない。

  ── それは、昔からのものであるのか、
     今、まさに死して宿したものであるのか、
     どちらだろうか、
     "はじめまして"のおとこにとって、
     其れは 読み解きにくいものではあれど。 ]
 



 [ ── 確かに、
   互いの"理由"であることに、変わりは無く。 ]
 



   ── やだな。

   君が思い残すこと無く死んだら、
   僕はいよいよこの世とおさらばするしか無いよ。

 [ 遺してしまうひとは、いるのだけれど。

  …本当は、不幸な事故に遭ったら、
  死んでしまうのがこの世の理なのだから。

  足元を這うアイビーを碧が追い、 ]
 


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