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[メールが届く。
どんな時でも厨二演出を欠かしたことはなかった。けれど、今はそんな気力もない。
ぼんやりと、右手の指先を閃かせ……]
…………え。
[唇が震える。声にならない声が、文面をたどる。
それは、その文面の、意味は]
……ふ、うっ……。
[こらえきれない涙がわきあがってくる。
ダメなのに。クラリッサのことを気遣わなければ、ダメなのに]
言い訳も、してくれないなんて。
[そうだ、自分は。
言い訳、してほしかったんだ。
どれだけむちゃくちゃな理屈でも、納得させられたかったんだ]
メモを貼った。
![]() | 【人】 鳥使い フィリップ…、お前がいいならそれでいいよ。 (54) 2015/03/08(Sun) 02時半頃 |
![]() | 【人】 鳥使い フィリップえっ? (57) 2015/03/08(Sun) 02時半頃 |
![]() |
[ひとしきり泣いた後、ふつふつとわいてきたのは怒りだった。
あんなことをしておいて、こんな一言で終わらせるとか、そうは問屋がおろさない。
泣きはらして真っ赤になった目は、据わっていた。
ひらり、右手を閃かせる]
To:ケイイチ
Message:
絶対ごめんだわ。
[連絡先を抹消されたことなど知らない。
差出人不明の謎メールとして届くかもしれないなんて、知るわけもなく。
怒りのまま、送信した]
![]() | 【人】 鳥使い フィリップ[ぎょっとしたなんてものではない。 (59) 2015/03/08(Sun) 02時半頃 |
![]() | 【人】 鳥使い フィリップ[それで。そんな理由で見せられない? (60) 2015/03/08(Sun) 02時半頃 |
心配かけて、ごめんなさい。
[背中をさすってくれるクラリッサ
ごめんなさいね、何がなんだか、正直よくわからないのだけど……。
弁解の余地なんて、ないのかもしれないのだけど……。
私、やっぱりどこかで、ケーイチのこと、信じたくて……。
[あの状況に対する、納得のいく説明がこの世に存在するなんて、正直見当もつかないのだが、それでも。
それでも、こればっかりは理屈じゃないのだ]
[終わらせたくない、と思う。このままでは不完全燃焼だ]
ちゃんと、一から十まで説明してもらって。
情状酌量の余地のない変態だということがはっきりしたら、その時は……。
[言葉を切る。
クラリッサと目を合わせ、真顔で言い切った]
私が、この手でもって、粛清するわ。
薬学の申し子の名にかけて。
[クラリッサの仇、そして乙女の純情をもてあそんだ落とし前、この手でつけねばならない。
そんな宣言をして、乱暴に涙をぬぐった]
![]() | 【人】 鳥使い フィリップ……お前の理屈は分かった。 (61) 2015/03/08(Sun) 02時半頃 |
![]() | 【人】 鳥使い フィリップお前が何故、僕にこの説明をしてみせたのか。 (63) 2015/03/08(Sun) 02時半頃 |
![]() | 【人】 鳥使い フィリップ────…、 (65) 2015/03/08(Sun) 03時頃 |
[ごめんなさい、と言いかけてやめた。さっきから自分は謝ってばかりだ。
ごめんなさいよりも言うべきは]
ありがとう。
ありがとう、くらりん。
[背中をさすってくれるクラリッサ
だけど、音楽室に用事があるんでしょう?
私は、大丈夫よ。
[やるべきことは決まった。それなら、いつまでもうじうじ泣いてなどいられない]
無理なんかしないわ。
あ、くらりん、白衣を返してもらってもいいかしら。
[クラリッサに羽織らせていた白衣を示す。これが自分の戦闘服だ。
そして武器は]
まさか、これの出番が来る日があるなんてね……。
[ポケットから取り出すのは、一本の試験管。電灯の明かりに透かしてみる。宇宙のように深い藍色]
宇宙の真理の前に、人は無力よね……。
[ふふ……と笑うその姿は、すっかりいつもの姿に見える。
藍色の試験管に入っているのは、超強力な自白剤。
強力な自白剤というと、精神を崩壊させるなどと言われたりするが、そんな副作用のある薬など、薬学の申し子が作るはずがない]
ちょっぴり恥ずかしいことになるけど……それくらいはまあ、仕方ないわよね?
[その代わり、この薬の副作用。
それは、しばらくの間思ったことが全部口から出てしまうという、本音が駄々漏れる恥ずかしい作用だった]
![]() | 【人】 鳥使い フィリップある程度だ。 (71) 2015/03/08(Sun) 03時半頃 |
![]() | 【人】 鳥使い フィリップ………くっそ、 (72) 2015/03/08(Sun) 03時半頃 |
[試験管を振る。
ちゃぷん、ちゃぷんと藍色の液体が波打った。
じーっとそれを見つめながら、クラリッサが打ち込んだジャズっぽい音
あとで顔を出すとフィリップは言っていた
そう思い、ぼんやりその場にとどまっていると]
……くっ。
[メールである。
試験管を白衣のポケットに仕舞い、文面を確認する]
……ふーん。
[目が据わった]
![]() | 【人】 鳥使い フィリップ[ケイイチに貸すための服を、一式適当な袋に入れて揃えて部屋を出る。 (73) 2015/03/08(Sun) 03時半頃 |
![]() | 【人】 鳥使い フィリップ……ま、これでいいだろ。 (74) 2015/03/08(Sun) 03時半頃 |
To:ケイイチ
Message:
恋愛にうつつをぬかしている暇はないことなんて、承知の上だったのではなかったの?
確か、そう聞いたと思ったのだけど。
昨日の責任は取ってくれないのね。
それなら、私にも考えがあるわ。
[気に入らない。非常に気に入らない。
プロポーズをこちらのせいだといいますかそうですか。いやそうなんだけど。
撤回しなかったのはそちらの方なのに。
メールを送信し、呟いた]
ぜってぇ飲ませてやる……。
[怒りのあまりキャラが変わっていた]
![]() | 【人】 鳥使い フィリップ─────… (76) 2015/03/08(Sun) 03時半頃 |
はーい。
[ノックの音
扉を開けて入ってきたフィリップに、ああ、と笑みを浮かべた]
さっきは取り乱してしまってごめんなさい。
[にっこり。
据わった目ってなんのことですかわかりません]
![]() | 【人】 鳥使い フィリップもし君が彼と話をするつもりがあるのなら、 (77) 2015/03/08(Sun) 04時頃 |
あら。
[着替えを示され
思わぬ提案
まあ、そりゃいるわよね。
服を届けてくれるって言ってるのに、その前に移動するなんて、自殺行為だもの。
[自分のメールのせいで、まさにその自殺行為をケイイチが試みようとしていることなど露知らず]
いいのかしら。助かるわ。
[善は急げである。ケイイチにしてみれば善どころではないかもしれないが、そんなことは知ったこっちゃない。
着替えの入った袋を、しっかりと受け取った]
くらりん、私それじゃ、行ってくるわね。
お礼と言ってはなんだけど。
[白衣のポケットを探り、紫色の粉薬を取り出す]
数日眠気がなくなる代わりに、その後数日昏倒する薬よ。
万一の保険にどうぞ。
[御礼になっているかどうか、微妙な代物をフィリップに差し出したが、果たして受け取られたかどうか。
クラリッサは心配したかもしれないが、大丈夫だと笑って、音楽室を後にした]
[気に入らない。気に入らない。
別に、昨日されたことを怒っているわけではない。確かに初めてだったが、それに責任を取れと言っているわけではない]
人を恋に落としておいて……。
[そう、すべてはそれなのだ。
感情の行き場がない。この気持ちをどうしてくれよう。
そしてなにより]
第一、おかしいじゃない。
どうして私が振られたみたいになってるの……!?
[ケイイチが変態であり、親友を押し倒すという暴挙に出たのに。
こちらが怒り狂って破談を言い渡すならまだしも、どうしてこっちが振られなきゃならないのだ。
納得がいかない]
どかーん!と部屋の扉を開けた。
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