266 冷たい校舎村7
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[情報拡散、の、後人数確認。 11人で間違いなさそうだ、とわかった後、>>293 宮古はなぜかやった〜、と言って、 ぴょこん、と飛び跳ねた。>>323 なんとなく、小動物じみたしぐさだなぁと思う]
ルリちゃんの勝ちか。 おー、そりゃあおめでとうじゃん。 けっこうぴったり? まああの雪だったもんねぇ。
[見るからに嬉しそうだったので拍手しておいた。>>324
もし自分が賭けの場にいたら? どうだろう、10人じゃ少ないかなって思ってたかな]
(362) 2019/06/11(Tue) 01時頃
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[夢幻病棟のお話。 懐かしいよねやっぱり、とうんうん頷き返す。>>325 イロハたちがつくった患者服を着ていた少女も被験者で、だけどそれを周りは隠してて、 ぬいぐるみは病棟に来る前からの宝物かな、と、 つらつら空想した日もまた懐かしい]
だといいけどさ。 学校もなんかいつもと違うし、 そのうち学校が病院に……! は勘弁してほしいなあ。
[これは届くかどうかわからないちょっとしたお願いだ。 ともあれ今のところは学校は学校のままで、 保健室も保健室としてのかたちを保っていた]
(367) 2019/06/11(Tue) 01時半頃
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[保健室の扉が開けられる。>>326 イロハが辺りを見回している間に宮古は一点を目指す。慌ててついていく]
重くない?
[なんて言いながらイロハも毛布を両手いっぱいに抱える。 ベッドの数を数えるのは蛭野に任せることにした。内心で]
……はは、まあ、クラスのみんな……じゃないけどまぁ、大勢で? 寝泊まりできるのは悪くないかもね?
[家は、今となっては少し、きゅうくつな箱庭のようだ。 というのも相まって、正直心が弾まないこともない……のだけれど]
でも、いつかは、帰らないと。
[そんなことを小声でこぼしていたのはほとんど無意識のうちだった*]
(368) 2019/06/11(Tue) 01時半頃
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[――少しだけ昔の話をしよう。 イロハの“お母さん”になったひとと、 イロハを生んだ“ママ”の話だ]
(369) 2019/06/11(Tue) 01時半頃
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―― 幕間/あるふたりの話 ――
[景色を四角く切り取った画像の中心で、 王子様みたいな服の少女と、お姫様が来ているみたいなドレス姿の少女が、 笑顔でピースサインを決めている。 王子様服の少女の男装はとっても似合っている。
……高校最後の文化祭のワンシーン。 出し物である演劇で着た服装で写真を撮ったもの。
きっとこの時ふたりは、幸せの只中にいた]
(370) 2019/06/11(Tue) 01時半頃
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[ふたりは仲冬高校に入ってから知り合い、親友と言える間柄になった。 だけど、王子様役の少女は、一緒の時間を過ごしていくうちに、 少しずつ、親友に、それ以上の思いを抱くようになっていた。
……おとこのこ並の身長に、茶色のショートカット。 いくら男装が似合う程度に男っぽい出で立ちであっても中身は女だ。 女が女を好きになるなんておかしいと思いながら、 感情の方はどうにもならなかった。 それを、ひた隠しにしていた。
だがとうとう、文化祭の打ち上げの後に、想いを告げてしまった。 冗談と受け取ってもらえればそれでよかった。
返事は思いがけないものだった。 抱いていた道ならぬ思いは、相手に受け入れられたのだ]
(371) 2019/06/11(Tue) 01時半頃
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[思いが通じ合ったところで、 しかし、いつまでも一緒にいられるわけではない。
ふたりは別々の大学に行くことが決まっていたし、 そもそも――、人並みの幸せを望むなら、 一緒にいるべきではないことも、分かっていた。
ふたりは恋い慕い合う関係をひみつにしたまま、 残り少ない高校生活を過ごし、 やがて別々の道を歩んだ。 お互いの幸せをいつまでも祈りながら]
(372) 2019/06/11(Tue) 01時半頃
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[王子様役の少女は大学を卒業した後、 念願かなってファッションデザイナーの職に就いた。 数年後には立派なキャリアウーマンになった。 お姫様役の少女は大学を卒業した後、結婚して一児の母となった。 やがて夫との不和から離婚して、ひとりで娘を育てるようになった。
別々の道を歩んだ後も、ときどき二人きりで会った。 表向きは親友同士、ホントのところは元ひみつの恋人同士。 仕事のこと、育児や家事のこと、話題は絶えなかった。時には高校時代の話もした。
劇の中の王子様とお姫様のようには結ばれなかったけれど、 切れない糸はあった]
(373) 2019/06/11(Tue) 01時半頃
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[なのに、待ち受けていたのは、悲劇じみた幕切れだった。
王子様役の少女――いや、女にとっての姫。 彼女は死んだ。事故であっけなく。 保育園に預けていた娘を迎えに行く途中、だったという]
「もし、……わたしに何かあったら彩華のこと、よろしくね」 「わかった」
[念のため、という前置き付きで生前かわされた約束にしたがって、 まだ物心つく前の彼女の子供を引き取った。 こうしてただの他人同士が母娘になった]
(374) 2019/06/11(Tue) 02時頃
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[やがて時は流れ―――灰谷彩華はすくすく成長した。 正しく成長した。 正しく――亡き母の血を受けついで、彼女とほぼそっくりに**]
(375) 2019/06/11(Tue) 02時頃
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―― 回想・うどん屋での出会い、その後 ――
[バツの悪そうな顔をされたと思ったが、 気のせいだったようだ。>>68
注文していたきつねうどんを運んできた時も、 素知らぬ顔をしている感じだった。>>70 イロハに気付いてない、ということはあるまい。だってこっちは特に変装していない]
……あ、ありがとう。
[お礼の言葉を述べつつ、思わず高本らしき店員をじろっと見つめてしまった。 が、1秒かそこらで視線を外してうどんと向き合う。 思うところはあったがそもそもイロハはひみつを暴き立てに来たのではない。 うどんを食べにきたのだ]
(429) 2019/06/11(Tue) 20時頃
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……。
[あ、おいしい、と、一口食べてすぐに思った。
ツルっとしていてコシのある麺、決して存在を主張しすぎずすべてを包み込むスープ…… おあげからも噛むほどにじゅわっと美味さがしみ出してくる。
イロハは黙々とうどんを完食し、代金を支払い、店を出た]
(430) 2019/06/11(Tue) 20時頃
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[そして、次の日]
高本くん……って兄弟いたっけ? 双子とかそんな感じの。 昨日うどん屋で見たんだけど。
[正面から訊くのではなく、側面からあえて回り込むように訊く。 そんな手を教室の片隅で高本に対してとっていた。 なおもシラを切られてもそれはそれでよかった。 いくら相手が高本だろうと、根も葉もある噂を流して面白がるつもりはなかった。 ただ、言いたいことがあっただけだった]
えぇと、 ……きつねうどんたいへん美味しかったです、と、 そうお伝えください。ハイ。
[そう言づける(ということにした)イロハの顔には、 ほんのわずかであるが笑みが浮かんでいた。 しかしイロハは気付かない。塩対応の顔のまんまで相対していると思っていた。 きつねうどんの味を思い出しているという自覚はあった*]
(431) 2019/06/11(Tue) 20時頃
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―― 現在/1階 ――
……どうして相手が何かを求めてくるって話になるんだろ。 何も求めないでただ静かに見守ってくれる、そういうのがいいんだよ。
[……まあ、確かに、わからないのが不安、という気持ちは、>>376 わからないでもないのだが。 思いつつイロハは肩をすくめた。
求められるままに誰かの、 誰かだけのお人形――もとい、お姫様の役になる、 それで心満たされていれば、そうでなくともこれでいいと思えていたら、 この話題に関しては、意見が一致したんだろうか。……というのはこっちの話]
(432) 2019/06/11(Tue) 20時頃
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……うん、悪くなかった。 だから、まあ、その、……いつも通りににこにこしていればいいんだよ。
[やりすぎ、と言った後に面食らった顔をされて、>>377 ちょっとびっくりしたのは顔に出ていたかも。 向こうに自覚があるかどうかはさておき、 たいていのことでしょげないし卑下もしない、っていうの、 知ってる気でいますからね。ふふん]
(433) 2019/06/11(Tue) 20時頃
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……うん。
[……正直、ちょっとほっとした。>>378 そうして、ちょっと、で済むことだから深入りしないでほしい、という思いを、 二文字の返事にこめた。つもりだ。
かわいそう、と憐れまれる以外なら、 何を言われてもいいと思っていた。 いっそお前のせいだと手酷いことを言われてもよかった。
そう思ってた……つもりなんだけど、 いざ突っつかれたとたんに臆病風が吹いてきたわけで]
(434) 2019/06/11(Tue) 20時頃
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―― そして毛布を運ぶ ――
[宮古のやったあ、をこの場のみんなで共有したおかげで、>>379 保健室までの道のりは、うきうきした雰囲気に包まれながらのものになった。 その最中、話題がこの場所のことに移れば、>>380 イロハはひとつのことを思い出す]
そういえば、……宇井野くんもそんなこと言ってったけ。 精神世界とか、無事に出られるとか。
[ころっと忘れてた辺り、だいぶ動転してたかな、と我ながら思う]
事例もあるんだって。これも宇井野くんが言ってたけど。 方法は分からないんだ、……そっかあ。
[なんて話していれば保健室はすぐそこ、か]
(435) 2019/06/11(Tue) 20時頃
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[毛布の運びだし。 蛭野が頑張って積み重ねたため、明らかに人数分より多く運ぶことになりそうだ。>>381 いいんじゃなかろうか。たくさんあって困ることとかなさそうだし。
お泊り会、なんて認識の輪も広がって、 寝床作ったら次は食べるものかな、と、ぼんやりと考えた。
1階から3階へ。毛布を持ちながらだと、歩きなれた道も長く感じる。 教室前を染めていた赤色はとっくに拭われていて、>>318 相原みたいなマネキンも運び出されていた。 なにごともなかったかのような静穏に一息をついて。 教卓のそばに持ってきた毛布を置いた*]
(436) 2019/06/11(Tue) 20時頃
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―― 幕間/あるふたりの話・2 ――
[そしてこれは、イロハと“お母さん”の話。
“お母さん”がすべてのひみつを明るみに晒したのは、 イロハの高校最後の文化祭の後で。 イロハがあまりに“ママ”に似すぎたことに堪えきれなくなって、 “お母さん”でいる事をやめようとしている彼女に感じたのは、 ―――ただの憐れみでしかなかった。
いつから“お母さん”はおかしくなっていたのか、 こんなに弱いいきものになっていたのか。 いつからイロハを“ママ”の代わりとして見るようになっていたのか、 そんなことを考えるのはやめた。
“お母さん”がずっとイロハに甘かったのを、 ずっとイロハのために服や装飾品を見繕ってくれたのを、 そのせい、だと考えてしまって嫌になったから]
(442) 2019/06/11(Tue) 20時半頃
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[嫌になる。なにかがおかしい。 そう思ったのにどうして突き放さなかったかって? “お母さん”があんまりにも、 捨てられた子猫のような目をしていたからだ。
だから、いいよ、とイロハは言った。 “お母さん”が周りにはないしょで“お母さん”をやめてしまうのを、 一度はゆるしたのだ]
(443) 2019/06/11(Tue) 20時半頃
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――― あたしはお母さんの味方でいるよ。
(445) 2019/06/11(Tue) 20時半頃
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[ふたりきりの家(せかい)にいるのは、仲睦まじい女がふたり。 イロハは求められるままに大人っぽい服を着て、化粧もして、 求められるままに“お母さん”を下の名前で呼んだり、手を繋いでみたりなどして、 ――それから、視線に晒された。 いつか、恋をすると人が変わる、という話をした時のような、 恋人に思いを馳せる甘ったるい雰囲気の。
学校ではいつものイロハのままでいられた。 厚化粧もしないでいい。あんな視線にもさらされなくていい。
――早いうちから気付いていた。 ひみつを知り、ひみつを抱えてからというもの、 そこはかとなく息苦しさが積み上がってきていることに。 だがどうにもできなかった]
(447) 2019/06/11(Tue) 20時半頃
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「彩華は私の味方でしょう?」
(448) 2019/06/11(Tue) 20時半頃
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[家から通える服飾系の学校を勧められて、 それに難色を示した時(もともとちょっと遠いところのいい学校に行けるよう頑張っていた)、 縋るような目でそう言われた。
その時、言葉では言い表せないほど嫌な予感がした。 いっときの慰めとなっていれば、もとの“お母さん”と娘に戻れる気がしていたけど、 そんなことはなくて、決定的に間違ってしまったのではないか、という予感。
結局遠い方と近い方、両方受験することにしたけど、 どっちを選ぶか、答えはまだ出ていない]
(449) 2019/06/11(Tue) 20時半頃
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[一度拾い上げたのだからちゃんと最後まで味方でいたってきっと苦しいのに、 いっそ何もかも捨ててしまうのもきっと、苦しい。
足元がふらついている。ならばどうすればいい。 あたしはどこにいけばいいの。 どうすれば苦しくなくなるの?
いっそ誰かが攫ってくれればいいのに、なんて、 考えたってしかたがないし*]
(450) 2019/06/11(Tue) 20時半頃
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―― 毛布運搬中 ――
[おさらい、のように語られる蛭野の言葉は、 さっきみたいにわかりやすかった。
メールの話も宇井野としていたから、 うんうん、と頷いておく。>>460
それから、提唱された帰る方法(仮説)に、ぱちぱちと目を瞬かせた。>>461 血を流していたマネキンのことを思い出す。 本物だったらまず助からないあの傷]
(488) 2019/06/11(Tue) 22時頃
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[帰らないと、……って、自分はそう言ってたのか。 宮古に拾われたことで気が付いた。>>452 やや間を置いてから「かもねえ」って応じた]
帰りたい、し、……帰したくない。
じゃああたし達、招かれちゃったのかもね、世界をつくったひとに。
[これもまた予測でしかない。>>461 だいたい、あのメールには「探さないで」とか、 「忘れて生きてくれると嬉しい」と書いてあったのに、 誰かを招くとは何事なんだろう。
どこかでこの校舎(せかい)のことを楽しがっているのに、 帰らないと、とどこかで思っているイロハ。 それと似たようなものなのか。わからない]
(489) 2019/06/11(Tue) 22時頃
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―― 準備、それから ――
[毛布を置いた後、蛭野も宮古も別々に動き出した。 さてあたしはどうしようか……とイロハは考え、 3階の別の教室に向かうと扉をがらっと開けた]
おお、ビンゴ。
[3年4組の教室――― 文化祭の時、そこでは喫茶店をやっていた。 既にカーテンの取り去られた一角>>149をちらっと見た後、 教室机を四角く並べた上に敷いてある、かわいめのテーブルクロスに手をかけた]
(493) 2019/06/11(Tue) 22時頃
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[テーブルクロスの上には何もなかった。>>120 床上に落とされた食器や調味料入れ(の一部残骸)が、 照明を受けてせつなく光っていた。 なんて乱暴な扱いをされているんだろうかわいいのに。 (あとちょっとお高い気がする)
テーブルクロスを折りたたんで脇に抱えると、 まだ無事な品々を机の上に乗せなおして7組に戻る。 それから適当に机を寄せ集め、持ってきたテーブルクロスを敷いた。
ここで寝るとしたら、教室を寝るスペースと食べるスペースに分けた方がいいと考え、 寄せ集めテーブルをつくった位置は教室の後ろ半分側]
(494) 2019/06/11(Tue) 22時頃
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[あとはもう一度3階を巡って、何か食べ物を出していた教室から、 食べ物も拝借しようかと思ったけれど。 昼に食べ損ねたお弁当の存在を思い出して、 寄せ集めテーブルの片隅で食べながら、 誰かが戻ってくるのを待っていた。
高本がひとりで戻ってこようものなら、>>417>>441 そっちの方をいぶかしげに見て、]
……ヨーコちゃんといっしょじゃない。 どのへんで別れたの。……2階。そう。
[居場所が分かったのなら2階へ向かう。軽快に階段を、降りて、]
(511) 2019/06/11(Tue) 22時半頃
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