246 とある結社の手記:9
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―朝(2階に上る前)―
[昨夜は父とどれほど話しただろう。結局今日の開票のことを思うと今日もよく眠ることはできなかった。この環境でゆっくり眠るということが、土台無理な話なのだろうけれど。
父の部屋のドアをノックし、ドアを挟んだまま声を掛ける。]
パ、パパ? 起きて。
[声は震えていた。票を免れたとして、父が人狼…モンドに襲われない保証はない。…ツンと、2階から血の匂いがした。階段の方を見る。
父の無事を確認できれば2階へ上がるだろう。まるで、いつぞやの逆になってしまった。]
(20) 2018/08/02(Thu) 22時頃
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/*
ほほほ。
このババアを見て怪しいと思わないヤツは怪しい(^3^
しかしおどろきのしろさなのよ!
役職カーチャン。
/*
「いい人」で終わるタイプの男ですねわかります!!(ノアは泣いている
そう…そうなんですよモンドさん立ち位置的にはすごく怪しまれる立場で実際怪しまれてたけど説得力というか地に足というか…ワンダさんに全面同意(語彙力を放り投げる
/*
ノアが立ち位置関係なしにすごく怪しまれる立場で実際怪しまれてたけど説得力ゼロのババアにケンカを売っている(^3^
/*
ノアめっちゃ喧嘩売りに行きましたからね…きっと奴は内心めちゃめちゃ怯えていたw
イヴォンさんはなんか 謎の自信に満ち溢れていてなんかそういうもんか…って思ってしまうなにか(??
/*
おかしい。
ノアの事めっちゃ信じてたのに!信用度ならぜんぜんピスティオよりノアだったのに!愛が通じてない(^3^
その謎の自信にしてやられたのがこちらのモンドさんです(^3^
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―ノアの部屋―
[足に力が入らず、未だ立ち上がれそうにはない。そういえば…こんなことになって、人狼に襲われた人を目の当たりにしたのは初めてだった。]
…うっ……
[込み上げたものを押さえ込み、また飲み込む。 どうして…、 いや、理由はわかっていた。彼が占い師を名乗っていたからだ。彼は最後に名乗り出た占い師だ。きっとずっと、怖かっただろう。]
かわいそうだよ……。
[そう呟いて涙を流す。きっとラルフには聞こえていないだろう。]
(27) 2018/08/02(Thu) 23時頃
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[ラルフはノアと特に仲が良かったように思う。どうしよう。なんと声をかけたらいいのかまったくわからない。だって"あれ"は…あまりにもひどすぎる。
あまりのことに硬直して、その場を動けずに居た。 ラルフはこの数日、毎日これを見てきたっていうの?
涙が止まらない。よく見知った父の友人で、人懐っこい酔っぱらいの彼を…怖いと思ってしまって。おぞましくて、もう彼が戻らないとまざまざと見せつけられて、それが悲しくて。]
(28) 2018/08/02(Thu) 23時頃
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[ラルフが、立ち上がりいつもどおりに彼にシーツをかけ、部屋を出ようとすれば(>>18)咄嗟に弱々しく上着の裾を掴もうとする。]
…掃除道具、あたし取ってくるから。 休んでてもいいし。
[そう伝えて、壁に体重を預けながら立ち上がり、部屋を出る。程なく掃除道具を持って、戻ってくるだろう。]
(29) 2018/08/02(Thu) 23時頃
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/*
よくわからないけど何かにおいてピスティオくんに勝ったっぽい…?や、ヤッター!!
奥様も酒場の子も魔性の女だったよ…(ノアはおびえている
/*
いいのよモンド
このババアは張り倒していいババアよ(^3^
/*
今度ほんものの占い師取ったら、偽占い師が出てきてどうしよう出たほうがいいのかな取りあえず占っとこええアイツが人狼!?だれかに伝えなきゃでもどうしようみたいなロールをひたすらPL視点で垂れ流しつつPC視点には一切出さないRPとかどうだろうと思案してますたぶん四方八方からころされる(^3^
/*
今日はみんな精進潔斎してますねー。いよいよ大詰めという感じ。
はっ。まさか、それが理由でっ
/*
信じてやれなくてごめんよリンダ〜〜!
なにもかもあのババアが悪いんだよ〜〜!!
/*
リンダちゃんかわいい…おともだちになれそう。
こわいかおのおじちゃーん!
おさけをのんで、
あたりでちらっとみせたふわっとした表情になろう!
/*
ババア被害者の会をつくろう! そして飲もう!!
いやモンドさんとも飲んでみたかったなって。へへ
/*
もうこのさい、自分で稼いだお金で買った酒じゃなくても、いいぞ!!!しんだしな!!!
/*
ふわっとした顔はたまにだからいいのさ……いや死んだあとくらいはふわっとしていたいね……
/*
希少価値ってやつだね!
ホットミルク飲んでるモンドさんもかわいかった…
/*
まさか砂糖たっぷりホットミルクを俺が飲まされるとは思っていなかったよ……
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―ロビー(モンド連行時)―
[ノアの部屋を後にしてロビーへと降りる。においが体にまとわりついて、一瞬も彼のことを忘れられそうにない。…今はそれでいいかとも思うけれど。
―…モンドが結社員に連れて行かれた。 彼が宿を出るまで、視線を外さなかった。甘ったれて泣くこともしない。
だって、あたしはパパを守るために彼を殺す。
視界からモンドが消え、最後の扉が閉じる音は、体中に響いた。]
(47) 2018/08/03(Fri) 00時半頃
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/*
モンドさんが飲んだらきっとすごくいい絵になると思ってそっと見守っていたなんてそんなことは(ある
/*
真面目な墓ログを作ったのでつらつらと投下するよ
人の少ない時間の方がいいかなと思ったけどぼくはもうねむみの限界
― 昨夜 ―
[鉄格子の影が落ちる部屋で。
男が見つめる先、机の上には。
表を上にした古いコインが落ちている。
一人の女を占った。
彼女は、人狼だ。]
…………。
[やっと見つけたのに。男の気は晴れなかった。
楽になんて、ならなかった。]
[不意に頬を撫でた生暖かい風が、微かな獣の臭いを運んでくる。
開いた扉に目を向けると、四角く切り取られた闇の中に溶けるような、暗い、暗い影が立っていた。
……ああ。
君が証明してくれるって言うのか。
俺が人間だってことを。]
――、
[さっきまで思い浮かべていた彼女の名前を呼ぼうとしたのは、"それ"が誰だかわかったからというわけではない。
それが唯一、人狼だと知っている名前だったから。
或いは、暗闇で光るそいつの目に、よく知った気の強さを見たからかもしれない。
どちらにしても、
その名を口にすることは叶わなかった。]
[悲鳴は出なかった。
声を上げる前に、喉を咬み潰されたから。
抵抗はすぐに終わった。
引き剥がそうと相手を掴んだ腕は爪で肉を裂かれ、凄まじい膂力で骨を砕かれ、皮と筋だけで辛うじて繋がっているだけの何かになってしまったから。
腕が動かない。
まだ、己の体についているのかもわからない。
この手で、お嬢様とロイエと三人で、沢山の花を植えるはずだったのに。
たったひとつの誇れるものが。飲んだくれの不甲斐ない自分でも、誰かを喜ばせることができた、庭師の腕が。
もう、動かない。
痛い。痛い。叫び出したいほどに。いっそ狂ってしまいたいほどに。それでも、声は出ない。出せない。
悲鳴も慟哭も懇願も絶望も言葉にならない。呻くことすら。
無惨に潰れた喉から、血と空気が延々と吐き出されて、赤い泡が血の海の上に落ちてゆく。
声に至らない掠れた喘鳴と、濡れて糸を引く塊を咀嚼する音だけが、部屋に響いている。
哀れな男はただ、自分の血が壁や天井を汚していくのを、虚ろな目で見つめていた。]
[――。
妹がいた。
三つ離れた、小さな妹だった。
暴力の絶えない家で二人、僅かな食べ物を分け合って生きていた。発育が悪くろくに話せない、多分少し頭も足りない、一人では何もできない妹。
それでも俺の後を一生懸命ついてきた、妹。
慕われていたと、思う。
可愛がっていたと、思う。
それなのに。
酔って暴れる父親にいつもより酷く殴られた妹を見て、尋常じゃない量の血を流している娘を前にしても夫に逆らわない母親を見て。
俺は逃げ出した。
妹を置いて、独りで。
『おにいちゃん』と足りない舌で弱々しく叫ぶ声を振り切って、逃げたのだ。
逃げて、逃げて。転がり込んだ先で、また逃げて。
そうして生き延びた。妹を見殺しにしておいて、のうのうと。風の噂で、妹は死んだと聞いてから、酒に溺れるようになった。]
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