29 Sixth Heaven
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[>>132秘めていた思いを零す声が、間近に聞こえる。 あの方、というのが彼の夫で 恵みというのが、生れ落ちなかった子であったと 知っている]
――…ベイル夫人
[長椅子の傍らに、まるで妻と寄り添うような近さで 体重が半身にかかると、そっと腰を抱く手を滑らせ 肩を引き寄せる]
何時も通り、非難も、批判も、意見もいたしませんよ。 私はただあなた方の話を聞いて差し上げる事しか出来ませんが 少しでも心穏やかになれるなら いくらでも、この身を割きましょうね。
[黒檀色は陰りを帯びたまま、其の視線が ふくよかな胸元をすべり、下肢を眺める。 それから一度首を振ると、無理矢理のように ペラジーがうろ覚えの記憶を引き出す様子へ意識を向けた]
(138) 2011/04/19(Tue) 23時半頃
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あなたの ……父親と母親は、今はどうなさっているのでしょう。 別れの日 彼らに何といって出て来たのですか……?
[ペラジーに家族が居た、と聞いて。 脳裏に妻子の顔が浮かぶ。 傍らの夫人に、擡げかけていた欲は 静かに波が引いた]
(141) 2011/04/19(Tue) 23時半頃
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[仲が良いと言われて、眉を下げた顔で笑った]
私と夫人はずいぶん前からの、知人です。 こんなところでお会いしたい方では、ありませんでした。
[七年。 彼が口にした年月に、笑みは消える]
…………
[いつものように家を出て それきり七年。 彼がそうなら、これからつながれるだろう自分は何年? パピヨンが口を噤むのと同時、己もまた口を閉ざす。 身を寄せた彼女の肩を、慰めるように軽く撫ぜる。 指先から伝わる感触は、己の欲を擽るもの。 小さく喉が鳴った]
(150) 2011/04/20(Wed) 00時頃
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……貴女は、貴女のままであれば良いのですよ。 誰もそれを咎めることなど出来ません。
[>>149問いかけというよりは、確認のような声音。 蒼がこちらへ向けられる。 否定は出来なかった。 帽子の縁からは形の良い額が覗いている。 舐りたい と、一瞬浮かんだ思考を振り払い]
悲しまれる事のありませんように 心穏やかでいられるように 貴女がしたいことをなさると良い。
[闇の広がる胸中から、言の葉を搾り出した]
(154) 2011/04/20(Wed) 00時半頃
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[衝撃の告白は、待機室まで届かない。 楽しかった思い出をはっきりと語ることが出来ない様子 ペラジーが七年器として過ごしてきた弊害だろうか。 難しげな顔をして、彼を見遣る]
……大体10年……つまり、貴方はあと二三年ですね。 ここを出た後はどうなさるお積もりですか?
[日常生活に戻れるのだろうか。 疑問を抱きながら問うた]
(162) 2011/04/20(Wed) 00時半頃
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先を考えられないのは、 身に受けた怠惰の所為ですかね。
[苦笑零し、身を乗り出した。 膝を抱えた少年の頭に手を伸ばす]
家に戻ろうとは思いませんか。
[自分が繋がれた後 妻にも子にも会う事は出来ないだろう。 受ける大罪と、己の取るだろう行為は容易に想像がつく。 今も傍らの柔らかな温もりを意識してしまえば 彼女を引き裂き貫きたい気持ちが湧き上がる。 己一人の慾でこれなら、向こうに繋がれればそれこそ たとえば目前の彼すらもこの手で]
ご両親や、友人が待っているのでは?
[思考を振りほどくように、一度咳払いをして 問いかける]
(171) 2011/04/20(Wed) 01時頃
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―待機室― 思い出せない……それは前の生活を?
[あおい色が、伏せられた。 妻の氷のような色とも、傍らの夫人の蒼とも 己の管理者となった少女の緑混じる蒼とも違ういろ] ……肉親を、友人を思い出せないのは つらいですか
[思い出せないなら 細い髪を梳くように指先でなぞる]
思い出さなければ つらくもないのでしょうか。
[問いかけのようでいて、自分自身つぶやくような低い音。 心はもう、己が向こうに接続された後を仮定して問うている 遅かれ早かれ、自分はこの任を拒めないのだから]
(177) 2011/04/20(Wed) 01時頃
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―待機室― ……怠惰を受け止め続けた結果が、今のあなたですか。
[一房すくって、さらさらと指の間から零す 手遊びのような触れ方で、少しの間彼の様子を見つめていた。 伏せられていたいろが、僅かに戻る]
胸が摑まれるというのならおそらくは、其処に感情が残っているのでしょう 遠くとも どれほど長く繋がれていたとしても その感覚を、諦めずに追いかけたなら あなたが貴方の心で感じていることが、わかるかもしれませんね。
………… [男が口にしたのは、己の願望。 感情は残るだろうか――しかし怠惰と色欲、大罪の種類は違う。 彼に問うてもよかったのだけれど、記憶しているかどうか この様子では怪しく、問いかけるのを躊躇う間が続く。 片手は髪から離れ、宙で留まった]
(191) 2011/04/20(Wed) 02時頃
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此処へ来る前の貴方に……戻ることも こうして少しずつ思い出してゆけば、出来るかもしれませんよ。
[力込めて抱きしめれば折れそうな身体だと思う。 傍らの夫人とは違う肉付きの悪い少年の体。 宙に手浮かせて、その先を望む己を止めた]
あちらに
[視線をメインルームが映る壁に向ける。 それから、ペラジーを見つめなおした。 口元に浮かんだ形が、彼の望みではないのかと思うと]
戻るまでの間、僅かでも 貴方はもう少しこちらで、あなた自身を取り戻してください 決意あらたに繋がれれば、トニーのように 慾に流されず居られるかもしれません
[彼をそのままあちらへ戻す事は、止めたいと思う。 一日に一接続――――ならば]
(199) 2011/04/20(Wed) 02時半頃
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[宙に浮いた手を、己の胸に当てる]
どちらにせよ、次の接続は あなた方ではありませんよ。
[そう、告げるのは怠惰と傲慢の器へ。 密かな決意を抱いて**]
(200) 2011/04/20(Wed) 02時半頃
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―待機室― [傍らの温もりに慣れてしまう頃 ラルフが戻ってくるのが見える。 軽く頭を下げた]
そう、もう少しこちらで 残る人々と色々お話すると良いですよ。 会話から得るものは、おそらく貴方のためになるでしょう。
[膝を抱えたペラジーに どこまで伝わったかはわからない。 あおい色が、閉じられる。 毛布をかけなおしてやると、ため息を一つ]
……
[喜劇だ。 英雄なんて冗談じゃない。 会話のなくなった待機室には、ラルフのつぶやきも 届いてしまう]
(207) 2011/04/20(Wed) 08時頃
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叫んで何かが変わるなら。
[薄く唇に弧を描き、黒檀色をちらりと向ける]
大昔にも 災厄から土地や人々を守るために、尊い犠牲になったものが 居たとされています。 ――――結局の所 何時の時代にも、そういうものはあるのでしょう 真に全てが平等で 真に全てが幸福になることなど 有り得ない……
(209) 2011/04/20(Wed) 08時頃
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……いえ、今のは主の言葉ではありませんね お忘れください。
[首を振る。 スティーブンの姿が見えた]
先ほど眠ったばかりです。 ……私達は彼に何も特別なことはしていませんよ。 ただ、此処に来る前の話と、出た後の話を していただけですから。
(210) 2011/04/20(Wed) 08時頃
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嗚呼、矢張り
[スティーブンから見たペラジーの様子 聞いて、頷く]
そう、出た後に支障がないよう 彼が少しでもこちら側で 自信の意思を取り戻せたら良い とは、思いますよ。
[視線を伏せる様子には、この後の運命など未だ知らず]
彼自身、己の心がわかれば良いと そう微笑み浮かべて仰っていましたからね。
次の接続時間には 私が行こうかと思っているところです。 ベルナデットは主の使命を全うできる事を 望んでいたようですし。
(212) 2011/04/20(Wed) 08時半頃
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夫人のおかげかもしれませんよ。 孤児院の子供たちが健やかにいられるのは 彼女あってこそ。
[本質はどちらにあるのか。 柔らかに低く語る己もまた、自分自身。 傍らの女を汚したいと思うのもまた]
――法、規制の美徳は 過ぎると対象を束縛し、苦しめるだけのものとなってしまいます。 少し肩の力を抜くと良いですよ。
[境界線は此処ではとてもあやふや。 冷静な彼の表情が驚きを示し、此方へ指先が動くけれど 触れることは無い]
何を驚いていらっしゃるんですか。 おかしな人ですね。
(214) 2011/04/20(Wed) 09時頃
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―待機室― [パピヨンについては、彼女自身が応えるに任せる。 苦い笑みを浮かべたスティーブン 視線を向けられると、まっすぐに見つめ返す事が出来ず 黒檀色は彼の持つ鞄に]
関係のない話では、無いんでしょう? どの道あちら側へ行くより選択肢の無い私にも 聞いておいたほうが良いと貴方が思うなら。
[望むか、と言われて 的を少しはずした答えを返した]
(216) 2011/04/20(Wed) 09時半頃
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―待機室― 難しい――それは、知らぬほうが幸せな事もある そういう事ですか?
[厭な予感しかしない。 濃い蒼が伏せられる。 気づけば周囲にはあおが溢れている]
嗚呼
[視線の先にある鞄 渡した聖書には、一度握りつぶした写真を挟んでいた。 見た、と言うのには黒檀が一度彼を見遣り]
あれも含めて、返しに行って貰えれば助かります。 持っていれば私は罪の意識に耐え切れなくなってしまうでしょう 妻子ありながら世界の慾を一身に受けるなど……
[くす、と笑う。 暗い色を瞳にたたえたままで]
(223) 2011/04/20(Wed) 10時半頃
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接続させたくない、と 法を美徳とするあなたが思うだけの理由ですね。
[其れこそ、自身の破滅が容易に予想出来る。 始末される末路まではわからずとも]
ええ。 どうか、任を終えて戻る際にお願いします。 若し、出来るなら
[浮かんだ思考は、自分本位なもの。 口を噤む]
(225) 2011/04/20(Wed) 11時頃
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―待機室―
…………
[沈黙。 世界の打撃を承知のうえで、接続させたくない理由。 一個人の始末よりも大きな何かを想像してしまう。 身が震え、メインルーム映る壁を振り返る。 其処に人影は無い。 トニーは、コリーンは あれからどうなったのか。 首を振って、スティーブンへ向き直る]
スティーブン 貴方に家族は、いらっしゃいますか。
(231) 2011/04/20(Wed) 11時半頃
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ご両親が健在というのは、良いことですね。 私の両親は孫の顔見る事なく天に召されました 若し貴方に先を約束した方がいらっしゃらないのであれば 若し貴方が私の家族と会って好意を持ってくれたなら
[眉を寄せる。 複雑な心境]
いえ 貴方には貴方の人生があるのですし 強請はしませんが…… たまに妻子の様子を気にかけてやって貰えたらと。
(233) 2011/04/20(Wed) 11時半頃
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本当は、他人に頼むことではないと 理解しているんですよ。 それに
[長椅子から立ち上がる。 温もりが消える事にパピヨンが縋るなら 手を差し伸べ、繋げておくよう気を配るが]
此処へ来てから私にも 傲慢なり嫉妬なり、そういった感情があると 自覚しました。 厭なものですね、愛するものを他者に委ねるしか出来ぬとは。
あなたは 器を接続させたくないと仰るけれど ……それで、具体的にはどうやって抗うおつもりで?
(240) 2011/04/20(Wed) 12時頃
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意思を確かめる? [立ち上がり、視線が見下ろすものとなる。 表情を歪めて薄く嗤った]
器の意思など。 自ら望んで繋がれたいと思うものが居るでしょうか。 そんなものが居ればそれこそ 主の忠実なるしもべといえるでしょうね。 望んで繋がれたいなんて思わない私は 使徒として失格です。
器の意思は 諦め、自棄、偽善、自己犠牲、興味、侮蔑、陶酔感、使命感 そういうもので構築されていますよ。 どう選んでも茨の道なら 繋がぬようどうやって向けようと言うのです。
[器の意思といいつつ、全員の意思が同じでは無いだろう。幾つか重なるところはあったとしても。 見下す視線が鋭く細められた]
(243) 2011/04/20(Wed) 13時半頃
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[ため息、ひとつ]
これは、あまりに…… 器が「かわいそう」ですか? 憐れみ同情することは、対象を見下す行為に繋がるそうです。
[そう謂う思考が浮かぶ自分を 内心で恥じる気持ちは、此処へ来てから大分薄れかけている]
私達器に対してあなたが思う気持ち それは、どのようなものでしょう。
(248) 2011/04/20(Wed) 14時半頃
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そうですね。 ただ静かに、暮らしていただけでした。 何故このような試練を与えられたのか ……未だ納得出来ているわけではありませんが
[口元には薄っすらと浮かぶ笑み。 自虐的とも見える]
この世界を壊す度胸が、私にはありません。 約十年――…永遠にも聞こえる任期ですが 終えれば自由になれる なら、享受するより他ないでしょう。
[任期を終える時、確かに自由は訪れる。 魂そのものの解放であるとは、未だ知らぬ]
(250) 2011/04/20(Wed) 16時頃
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…………スティーブン
[言いかけて止めた男を見る。 彼が何かを知っている、ということを知っている。 聞き出そうとは、しなかった]
器の任期は約十年だそうですね。 けれど、管理者は? 果たしてあちらで負の感情をぶつけられる立場に居て 十年の歳月を耐えられるでしょうか。 実際、マーゴとペラジーの管理者は、交代の時期を迎えている。
ねえ 私は貴方達こそ、哀れに思いますよ。
(252) 2011/04/20(Wed) 16時半頃
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―待機室―
いいえ、失礼なのは寧ろ私でしょう?
[哀れみ見下す態度を取った事を、しかし詫びはしない。 顔をそらしたスティーブン。 沈黙。 と、待機室に増える人の気配]
嗚呼、ブラザームピス。 お帰りなさい、さあこちらへ。
[立ち上がったまま彼らを迎え 座り込むムピスに先ほどまで自分が居た長椅子を勧める。 パピヨンから離れる為に視線をベルナデットへ向けた]
ベルナデットも、片付けご苦労様でした。 大切なお話があるんです。
[そう告げて、パピヨンの傍らを離れる]
(257) 2011/04/20(Wed) 19時半頃
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[けれど待機室から出るわけではなく、ただ少女の傍へ]
次回の接続で、あちらへ行こうと思っています。 貴女をつれてゆく気はありません。
[そう、切り出した]
(258) 2011/04/20(Wed) 19時半頃
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理由?
[首を傾ぐ。 少し眉を下げて笑った]
貴女の管理する器が色欲であることがひとつ。 貴女が女性であることがひとつ。 貴女が私の妻ではないことがひとつ。 貴女が未だ幼いことがひとつ。 ……あげていけばまだありますが
[間近にきて、見下ろす視線の先もまた、あお。 碧混じるその色を一度見詰めて]
私の傍に居ては身の保障が出来ません。 それが一番の理由ですよ。
(260) 2011/04/20(Wed) 20時頃
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貴女の精神が未熟であるとは思いませんが 私が連れて行きたく無いという理由はご理解頂けたでしょうか。
[尋ねられた内容には、思わず笑ってしまった。 首を振る]
管理者となる者が貴女より幼い事は、稀だと思いますよ。 器よりも管理するものの方が、しっかりしていないと 希少な器をダメにしてしまう。 世界がそんな間の抜けた選択をするとは思いません。 それに 私は妻を此処に呼びたいなど、微塵も思わない。
(263) 2011/04/20(Wed) 20時頃
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剥き身の刃物がどれ程危険かは理解出来るのでしょう? 貴女では鞘になれないと、そう申し上げているんですよ。
[黒檀色が細められる。 少し、哀しげに]
――…ベルナデット
(264) 2011/04/20(Wed) 20時半頃
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