人狼議事


15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時

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【人】 鳥使い フィリップ

―小倉庫前―

[人が集まっている事に気付いて、尚近付く。
 蟲が近付けば近付く程、空気も少しずつ、焼ける。
 寒い筈の夜の空気は暖かくなって行くのだろう。]

 ここにいるので、今……全員みたいだな

 ――……ホリー、そこに……居るか?

[あれだけ人が集まっていたのが嘘のようだ。]

(55) 2010/07/24(Sat) 23時半頃

[キツネリスは彼の短く切りそろえられた銀髪の上から、書き留められる世界を見つめる。

最後の、瞬間まで。]


フィリップは、その言葉は図らずも、チャールズに少女の死を伝えるに足りるか。

2010/07/24(Sat) 23時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

>>57>>58
[眉を寄せて、コリーンに向け首を傾げる。
 歌を存在意義とする傍観者を。
 その言い方は人の死を望んでいるようで。

 それからチャールズに向き直った。]

 向こ…の廊下、行って奥
 案内、要るか?

[必要ならポーチュラカの元に連れて行くつもりだ。]

(59) 2010/07/24(Sat) 23時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/25(Sun) 00時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/25(Sun) 00時頃


 ―泉・大樹―
[ 焼蛍虫の輝き それは無慈悲な裁きの光にも、似て。
大樹はその濁り枯れつつある泉へと、枝葉を伸ばす―― ]

 [ まもりたい と その声 想いは重なるから ]
 [ 彼が 見ていたものは自分と同じもの だったのか ]


 フィル……、

     
[ 彼の手が泉に触れ、濡れた手はその幹に触れる
  巡るその水を糧として、

 大樹は 一滴を 泉に注ぎ続ける
 たとえ、それが無力であろうとも ]


【人】 鳥使い フィリップ

 コリーンは、ど…して
 壊れるのを、死を期待して、んだ?

 歌も……滅…を待ってる、みたいだ

[実際に明確な死の光が迫っている今。
 それは悠長な問いなのかも知れない、でも。

 理由全部を失くしてからも、生きたくて生きてる自分は。
 ある種、非難をするかのように、問わずにおれない。]

(62) 2010/07/25(Sun) 00時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/25(Sun) 00時半頃


[ 終末を告げる天上の音楽 
     黒髪の少女の問う言葉――― ]

[ もともと、
  護ることなんて、自分には出来ない。
  だから願いは分不相応だと知っている ]

    残したい。

 この泉を――この水で生かされた 命を。

 それが。
 それが彼女の―― ]




  ――ヨナ……


[ 崩れ落ちる轟音と共に 燃える星が 乱舞する 
     その白い輝きの中で、彼女の名を呼んだ ]


[ 大樹は 小さく震えて
   少し濁った 水面の影も歪んでその微笑みは、哀しげに]


【人】 鳥使い フィリップ

>>63
[いつかは、壊れる。人は死ぬ。解っているけど。
 人はそう簡単に、楽には死ねないのだと、思い知ってもいる。]

 良、なんて

 ……――思える訳、ないだろ

[彼女はただ話して笑う声すら歌うようで。

 その歌は心狂わすものだと未だ知らない。
 かぶりを振る。]

(64) 2010/07/25(Sun) 00時半頃

メモを貼った。


【人】 鳥使い フィリップ

>>65>>68
[壊れる事を『楽しむ』とまで聞いて、思わず。]

 ――ふざけ

[そこでガストンの声に止まる。

 感慨に耽る時間がないのは確かだった。
 今も光は迫って来ていて、じわりと気温は上がり。
 空気も薄くなっているのか、ほんの微かな息苦しさ。]

 ……そ、だな……

[生き残るにはここから逃げないとならない。
 そして、忘れ物があったのを思い出した。]

 ……忘れ物、取って来る
 行くなら、先に行って

[短く伝えて走り出す。]

(70) 2010/07/25(Sun) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―台所だった場所―
[テーブルに置いていた包みと瓶を掴んでポーチへ。

 逃げ出して、それからの事は想像がつく。
 自分はそう長くは保たないだろう。
 毒を含んだ砂塵に侵された喉は。

 遠くへは、行けない。
 もう、ラメトリー(ここ)に来るまでが遠過ぎた。
 守りたい町をまた捨てて、次はどこにも辿り着けない。

 この町を、あの泉を、守りたいと思う。
 ここで、生きてて良いんだと言われたような気がしたから。
 中庭は焼かれるだろう。面影を感じた樹も泉も滅びる。
 せめぐ心は一瞬足を止めて。]

 げほ……っ

[ぐらりと身体が傾ぎ壁に手をつく。
 蟲に焼かれる空気は誰よりも自分に負荷を掛ける**]

(71) 2010/07/25(Sun) 03時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/25(Sun) 04時頃


[泉にたどり着いた時、
 そこには、誰がいただろう。


 闇の中で、泉と大樹だけを見る。


 そのうち輝いてくるのは、焼蛍虫。
 点滅は、闇を彩り……。


 最後見た風景を思い出させた。


 やはり綺麗で……。]


[そこにはマーゴがいたかもしれない。]

[そこにはアリーシャもたかもしれない。]

[そこには今までも水を求めてきた人々が何か形を成していたかもしれない。]






[だけど、小さな飛蝗鼠と紅い眼の虫を肩に乗せた少女が出会うのは、





 とても哀しい目をしていた青年。

 ヨナが殺してしまった人。]


 ――……ラルフ……




 ごめんなさい、あなたを殺したのは私……。
 ごめんなさい、あなたがいなくなればと考えたのは私……。

 でも、違うの。

 憎いとか、嫌いとか、そんなんじゃないの。





 私、あなたには綺麗な存在でいたかったの。

[目の前に広がる大樹を見上げた。**]


[ふわり]

            [ふわり]

[女の形の靄はやがて辿り着く。
音の鳴る場所へ、葬送曲の奏でられる場所へ。
彼がこちらに気付いたのなら、淡い微笑を浮かべて
座る場所は彼の傍、けれども互いの手が届かぬ距離に。
これは―――…最後に見た夢の続きだから。]

 ――…なら、

          うんと…ゆっくり弾いて…

[次が最後の曲だと聞けば、同じ笑みを浮かべてそう返した。
少しでも彼の終演が、長く聴けるように。
少しでも彼らの終焉が、先へ延びるように。

泉を見下ろすとそこには大樹と少女の姿があった。
点る灯りは、もうどこまで近づいてきているのか。]




    綺麗ね…


[そう 呟く。]





  ―――…とても綺麗、



[聞こえる音が、点る灯りが、壊れていく世界が、
――…壊れ行く音を聞きながら、尚生きようとする者達が。

この音色を何時までも聞いていたいと願う思いと、
彼らにこの音が届くのはその最後でいいと願う思いは
矛盾しない。]




 …あの子は…、お水を貰えたかしら…


[ふと、上呂の行方を思う。
羽の生えた少女、花の名の少女、
その少女の胸元に添えられた箱仙人掌の花。
それらに思いを馳せて――音に聞き入るように目を閉じる。

黒髪の女は花達のことは思えどそこへは向かわない。
選んだ場所は、終焉を奏でる音の傍に。
紺の瞳は、そこから世界の終わりを見守るつもりなのだろう。*]


[  闇の中の光、
  はじけ飛び散る明滅は、星のよう ]


[ 大樹からは、また無力な雫が一滴、落ちた ]


     [ 泉ではなく、少女の元に ]


 ―――……ヨナ、
 
   君は“こちら”に来ては、いけなかったのに。


[ 声音は 静か ]


[ 濁った水面に映る枝葉の影だけが、人型を為す 

  否定し続けていた事実を、
  改めて、彼女が肯定する。]


 ―――……君が 願った、
   でも、君が願ったなら、きっとそれで良かったんだ。


  君に、そんなことを
   思わせる俺が……、 ――――、


[ 言葉に沈黙が 降りる ]


        それが、俺が君を泣かせた理由?



  ……泣くことなんて、何も無かったんだよ。


[ 困ったように微笑う気配 あえかに ]

  ……君の中に綺麗なものを見てる。
  今も、ずっと。

  ごめんね、もしかしたら、
  それはとても自分勝手なことなのかもしれない。
  君には、重荷に感じるかもしれない。

  だけど、君がそれを穢れと思う心が、
 ―――痛みを、哀しみを、歪みを、抱えたままでも、


  それでも、
  俺には……綺麗なんだ。


ごめんね、と もう一度、零して**


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/25(Sun) 13時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

―小倉庫―
[皆が避難した事を確かめるつもりで、引き返して見れば。]

 まだ、残っ……たのかよ
 逃げ、なら、早くしろ……!

[居るのはガストンとコリーンとホリー。
 チャールズの姿はあったかどうか。
 ……それでも足りない。
 一瞬、足りない名前が出て来なくて。]

 あいつ、は?

[名前。いや、覚えてる筈。]

 アリーシャ……先、行ったのか……?

(76) 2010/07/25(Sun) 16時頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>73>>74
[ホリーの様子が、やはりどこかおかしい。
 胸元に見える、不安定な紅い光の明滅。
 天使と言われた異形の、大きな目を思い出す。]

 ……ホリー

[近寄って手を伸ばす。
 異形もヒトも殺して来た、お世辞にも綺麗じゃない手だが。
 少なくとも、躊躇わない。]

 ……――行こ、

(77) 2010/07/25(Sun) 16時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/25(Sun) 17時頃


【人】 鳥使い フィリップ

>>78
[問いは素朴でもあり。多分、根源的でもあり。
 色のない瞳の笑みとともに、心に少し刺さる。]

 …………――

 どこ、いきたいか
 解らないなら

 今は来いよ

[手を握り返す。
 逃げおおせるかは解らないが。]

(79) 2010/07/25(Sun) 17時頃

 私は、綺麗じゃないよ。

[そんな言い方


            多分、それは似ているのだ。]





 でも、ありがとう。
 重荷じゃない。

[大樹の影にそう告げて…。
 その大樹が光の実を纏うのを見守る。]


 ――…ああ、まだ生命ある者に……




 恵みを……。

[焼ける空にそう願う。
 だけど、泉が涸れていくのは、わかっていた。]

 ――……フィル……。


           い き て い て

[優しかった人の生命を祈った。]


【人】 鳥使い フィリップ

 ……コリーンは、どうす、んだ?

[歌に目を細めて、問う。]

(81) 2010/07/25(Sun) 17時頃

[聴こえるのは、セシルのギオロン、




         そして、コリーンの歌声。

 そのどちらも、破滅の音の上を踊るけれども。
 だけど、


         手を取り、逃げる者には、
         まだある未来に聴こえてほしかった。]


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