人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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[笑って、影はローブの裾らしきものを翻し
逃げるように教会を歩き去る。

少女の姿は見えただろうか。
マーゴットに銀の薔薇を与えたという少女。]

 ( 罰を与えようとするなら、きっと…… )

[思って、笑って、その場を歩き去る。
向かう先は己の自宅。**]


メモを貼った。


[ 何本も束になった、ほそいほそい薄紅の絹。
 あの夜、お墓の前でせんせいが教えてくれた「繋ぐ石」と
 同じ場所に絡んだ、ただの糸。]

   …そんなに締まったら、痛い…よ……。

[ 喚くな、と彼に右手を取られたようで
 そんな痛みすら いまは尊く。

 わたしは払うように糸に涙を吸わせて、ぽてりぽてりと
 彼の足音と「わたしだったもの」の後を追う。

  みんないて、わたしだけがいない世界
  そう、おもっていた。]
 


    …………?

[ 声に揺られて振り向くけれど、
 きっと呼ばれているのはわたしじゃなくて、せんせいだ。
 そう思いながらも聞き覚えのある声は、深く静かに響く。
 その傍らには……ひとつもなかった、足音。]

   …………っ…、

[ 真っ暗闇に、ぼんやりと浮かぶ幸せな食卓。
 わたしのお皿に嫌いなものをこっそり移すメアリーがいて
 それをこれ見よがしに声に出して注意するグレッグと
 それを優しそうな笑い声で包む、おとうさん。]

   …いじわる…………。

[ もう戻らない、触れられない日々。

 わたしは俯き、テーブルの上のスープに塩味を足して
 「触れられない幸せ」をかき消すように、スープごと薙ぎ払った。]



    パシン。

[ 乾いた音、指先に触れた何か。
 あたたかいスープはまだ 覆らず目の前にある。

 薄く開いたくちびるが小刻みに震えるのは、
 きっとまた、そこに「わたし」は居ないのだろうという恐れ。
 けれどその音に吸い寄せられるように、手を…伸ばした。*]


メモを貼った。


村娘 ラディスラヴァは、メモを貼った。

2015/05/17(Sun) 21時頃


― 回想:3日目 ―

[体温を無くした自分より小さな体を
静かに見下ろす琥珀色の目は、
レンズの向こうで見せる感情を曖昧にしながら
戻ってくるサイラスの姿を捉える。]

 「……すまねぇ、先生」

( マーゴットを頼むと、言ったじゃあないか、 )

[理不尽な叱責を向けようと口を開きかけて
その瞼が赤く腫れていることに気づく。
力なき蒼い目。

きっと、彼が一番悔しかったに違いないのだ。]


 …………。

[何か声をかける前に足早に歩き去っていく
サイラスの姿を見送る。
マーゴットの体の重みを感じ、眉根に皺を寄せた]


 …………辛かったな、君も。


 (だけど、 酷でも

  この娘が、
  土に埋められこの世を去る瞬間までは
  ……君に、見届けてほしかった )

[それは父親面した男のエゴに他ならず
村医者は息をすいこみ、吐き、空を仰いだ。

……吹き荒ぶ風が、泣き声のように聞こえた。*]


― →自宅 ―

[コツ、コツ、コツ。]

[音が響く。]

[コツ、コツ、コツン]

[喧騒の中を、縫うようにして村外れの方へと。
教会の方で騒ぎが起きているせいか、
村医者の住居のあたりは、閑散としていた。

がら、と――いつものように
戸を開くまねをしたが、実際は開いていない。
見えていないかのように
そのまま自宅へ足を踏み入れた。]



[――昨日は何をやっていたんだっけ。
そうだ、クラリッサに頼んでいた草を
そろそろ取りに行かないとと考えていた。

このまえ化膿止めもあげてしまったから
ストックがない。作らねば、と考えていた。

次第に昇りだす朝日に、照らされる室内。
机に転がる仕事道具。
本に挟まれた栞の場所。
壁の染み。
猫が飛び出していったであろうベッド。

そういったものが静かに朝陽に照らし出される。

何一つ、変わりはしない。]



[朝食を作っていない。
どうせ、いつ帰ってくるかもわからないが
まあ、ひもじいのは嫌だろうからな――と
鈍く光る包丁を取ろうとして]

 [ ――どんどん、と扉が叩かれ開かれる。]

   「スティーブン先生!」

 なんだい 

   「教会の火事で――」

 ああ、あそこで死んでるの僕なんだぜ。
  笑えるだろ 

   「……くそっ、いないのか!こんな時に!」

 ……怪我人は……?



   「薬屋に――」

( …………、 )


   なるほど。こりゃあ、悪趣味だ。


[ 包丁に触れる。
 銀の刃は、影を傷つけることすらなく。

 確かに「ここにいない」という
 現実を、影につきつけていた。]


[ゆらと振り向いた娘の目に、この身は映ったろうか。
ひょっとしたら見えていないのかも知れない。
そんなこともあるだろうと、男はひどく納得していた。

何故未だここにいるのか。
願いは叶えられて、全ては終わったのではないか。
分からない。分からないまま、娘の視線の先を追う]


 ( …───、ああ。)


[やはり見えていない。
いや、ひょっとしたら娘の方が、己の幻想なのかも知れない。
他者の夢を覗くように、或いは古い過去の夢を見るように、
遠い昔の食卓がぼんやり向こうに姿を見せるのだから


[向こうに見える、あれは幼い日のメアリー。
グレッグはもう随分と馴染んでいて、
メアリーと並べば、丁度年の離れた兄妹のよう。
今よりおさない印象の黒髪の娘が、遠慮がちに笑っている。
暖かな、───遠い日の風景。

男は目を細めて少しの間、じっと幼い従兄妹を見つめていた。
そして俯きながら…涙を堪えるようにしながら、
塩に手を伸ばす黒髪の娘へと目を向ける]

  … マーゴットや、

[音は音になっただろうか。
かふりと、喉の穴から抜けて消えてはいないだろうか。

男は知らない。
淡い夢に手を伸ばした時、
男もまたかつての幻想の姿を纏っていることに]


[懐かしい夢、あたたかで優しいスープ。
それへ手を伸ばして、俯きがちな娘へと差し伸べる。

…ああ、この子はまた、寂しいのかも知れない。
甥も、ここに来たばかりの時はそうだった。
無理もない、両親を亡くして一人ぼっちでここに来たのだ]


   ………、そら、


[ぬくもりを手渡すように、手を差し伸べた。
   ──── パシン。小さく、夢の弾けるような音がした*]


[くる、とローブの影を翻し、自宅を出た。

再び歩いていく。
村の中央にある教会から燻る煙。
空に溶け込めず、穢い色をしているように見えた。

道中、金色の髪が見えた。
その隣に立ってみる。]

  ………。

[眼鏡のような影を直す仕草。
それから、笑うように肩を揺らし、
拳を一度握って震わせた。
「生きてたら一発ぶん殴ってる」とでも言いたげに。]



 そんなんでどうする。
 大丈夫、
 大丈夫。
 ……君は強いよ。サイラス。


[その拳を解いて、サイラスの背をとん、と叩いた。
どうにも、彼が一連の犯人だと思えない。

――否、そもそもこの影は、生きていた頃から
あまり強く人を疑えぬ性質では、あったのだが。

何はともあれ。
今は一人たつ彼の背を、応援するように再度叩いて
またどこかへと歩いていく*]


メモを貼った。


メモを貼った。


村娘 ラディスラヴァは、メモを貼った。

2015/05/18(Mon) 00時半頃


   ………おとう、 さん?  

[ 幻のつづき。 メアリーの、だとか いろんなものが
 目の前からパァンと散って、出たことば。
 しあわせな”かぞく”のイメージを纏ったままの 彼が
 私の目の前にかたちをなして。

 払った腕は ふるえながら
 触れた なにか を探して彷徨う。]

   ねぇ   ……わたしを呼んだ?

[ 聞こえた”わたしのなまえ”
 それにすがるように 触れるように 五指は掴む。]


[ 夢の中でも構わない。

 深い皺の刻まれたゆびを握って引き寄せて
 あの日の優しい「おとうさん」を見上げる。

  ああ、おねがいだから ]

   ねぇ  ……わたしは、居ますか……?

[ ゆらいだまんまのわたしの形を、ください 
 いばしょを ください

 あのう、暫くお世話になっても良いでしょうか?
 ――宿屋で彼に求めたわたしの居場所は
    まだここにあるだろうか。 ]


メモを貼った。


メモを貼った。


[ああ、やっぱり。この子は泣いていたんだ。…心の中で。
心細げな顔をしていた。
メアリーやグレッグらと親しくなって、次第に笑顔が増え。
そんな様子を暖かく──見守っていた日もあったのだ。

大切なものを喪う痛み。
この家では、誰しもがその痛みを抱えていた。
けれど──…、いや、だからこそ。
この”家族”は黒髪の娘を、家族のように迎えられたのだろう]


 ……、ああ、

[おとうさん。その呼びかけが、すとんと落ちた。
大切なもの、喪いたくはなかったもの。
緩やかな狂気を引き止め続けていたものに、それは良く似ていたから]


[探すように伸ばされた白い指に、皺じみた指を絡める。
握れば、こんな時なのに暖かさを感じた]


 …────、


[つきり、痛みを覚える。
男の狂気は、この娘を見殺しにした。
彼女がここにこうしている責任の一翼を、男は担っている。
分かっている。だから本当は資格などないのだ、分かっている。
こんなことで許しを得たいわけでもない。……ただ、]


[ただ。幼子めいて伸ばされた指先を。
存在を問いかけて、泣いている魂を。
そのままにしておくことは、出来なくて]


【人】 村娘 ラディスラヴァ

─朝、宿屋─

[火事のことは、知っていましたが
村娘の私にかかる声などきっとなく。
誰も居ない一人きりの家から、ただ焔が鎮まるのを願いながら。
天を染める紅蓮の柱を、見ていたように思います。
そこで誰が燃えているかなんて、想像出来るはずがありません。

優しくしてくれた、お医者さんが、なんて。

今は声のない嗚咽を洩らしながら。
幼馴染みの、荷運びで荒れた手に、縋りついていたでしょう。]

(154) 2015/05/18(Mon) 01時頃

だいじょうぶ。
君はここにいるよ。…だいじょうぶ。


  …──── ほら。
  こうしたら平気だろう?




   ───… マーゴット …


[最後にもう一度、ちいさな彼女の名を呼びかけて。

ここにおいでよ。ここに住んでしまいなよ。
明るく子どもたちが笑って、男が頷いたあの時のよに。
この娘の涙が止まればいいとだけ、今は本当にそれだけ願って、
幼子にするように、柔らかな黒髪をとんとんと優しく撫で続けた*]


【人】 村娘 ラディスラヴァ

─朝、森の中─

[一度小屋に戻ったグレッグくんは、布袋を持って帰ってきました。>>59
その頃には涙もなんとか止まっていましたが
遺体を入れるための袋をみるのは、もう何度目になるでしょう。
それでも案内を頼まれたなら、足は重くても立ち上がりました。>>85

奥まった森の奥。
風にゆらゆらと揺れる、逆さまの体。
罠に注意しながら、その姿を再び見つけたなら。
私は彼を見上げていました。

ほんとうに、酷いと、おもいます。
これが人の仕掛けたものだとすれば、尚更に。]

(173) 2015/05/18(Mon) 01時半頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

[グレッグくんがレオナルドさんを降ろすと決めたのなら、
私はこくりと、頷きをみせたでしょう。

とても変わった研究を続ける学者さんでした。
お医者さんや、宿屋のご主人と仲が良かったのだと、どこかで聞いたことがあります。
家に引きこもって本に埋っていた、というのも噂だったでしょうか。
迷っていた私に、どうすればいいか。
道標をくれた人でもありました。

だからこんなところで、一人きりになんてしておきたくなくて。
私に出来ることなんてきっと少なかったでしょうが
私はグレッグくんと、学者さんをこの地に降ろしました。]

(176) 2015/05/18(Mon) 02時頃

[ 掴むことが叶った手。 ああ、やっぱり。

  ( ……ルパートさん…! )

 詰まった喉が、ことばを遮る。
 わたしは 彼が痛みを抱える理由を知らないけれど
 家族のように接してくれた彼の手から
 どこか なにか 恐れるような そんな違和を掬う。

 けれど まだまだただの子供のわたしは
 かけられたあたたかい言葉たちへ倒れるように
 音もなく吸い込まれて、覚束ぬ呼吸を整える。 ]

  るぱー  と、さん……… ……ありがとう…。

[ 視てくれるひとが居た安堵と。それが
 誰も知らぬ街で、まず心許した「おとな」だったことに
 わたしは彼の胸中も知らず、 
 頭を撫でてくれる優しくて大きな手に甘えてしまうんだ。]


[ ……どれくらいそうして貰っただろう。

 近づく力ない彼の足音に、わたしはびくりと
 躰を震わせる。 来ないで欲しいとおもうほどに
 声はあるのに触れられない、視てもらえないことが
 つらい。

 けれど。 それもサイラスが生きていてくれるからだと
 そう自分に言い聞かせて ルパートの腕に額を埋める。

 声の方へ手を伸ばしてしまったら 多分また
 目からしょっぱいものが流れでてしまうだろうから
 両手はぎゅっと 触れられるひとの腕を握って。]

   ルパートさん。メアリーもきっと泣いているよね。

[ 彼に触れられるということは ………たぶん。
 さっきすれ違ったメアリーの”おと”を思い出す。
 慰めたいひとを慰められないことは、きっとわたしより
 彼のほうがつらいのではないかと。]



   なにもできないのに傍に居たって、いいですよね。

[ 遠ざかる、わたしを抱えたせんせいの足音。
 もっと早く遠ざかる、大好きなひとの足音。

 伝えられないことに慣れないといけないな と
 心のなかで薄く自嘲して
 わたしはそんな問いを ”父親” たる人へ投げ。]

   だから、行ってきます。  …ありがとう。

[ 両手をおなかに添えて、丁寧なお辞儀。
 勝手でも、なんでも。
 わたしは貰った大きな勇気と決意を足に乗せ、
 ほんのすこうし わらうことができた。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 村娘 ラディスラヴァ

─村への帰り道─

[死んだ『人』が入った袋を背負うグレッグくん。
それを隣で支えながら、黙々と帰っている最中。
グレッグくんから溢れたのは、場面にそぐわないような言葉でした。>>88]

 「覚えてないくらい昔、みたいに感じるね。」

[少しくすぐったそうにする彼の手の甲に、答えを落としました。
長く経ちすぎてしまったのと。
たった数日間の出来事が、昔を更に遠くにしました。]

 「楽しかった。楽しかったよ。」

[昔はなんでも素直に謂えて、笑って、泣いて、怒って。]

 「すごく、楽しかった。」

[戻れるなら、戻りたい。]

(181) 2015/05/18(Mon) 02時頃

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