人狼議事


15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時

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竜の少女が泉を見れば、水面は再び一瞬の幻影を映すだろう


【人】 鳥使い フィリップ

―ヨナの塒―

[戻った時、シィラはいなくなっていた。
 セシルとコリーンが、並ぶように目を閉じているのを見て。
 紅い砂の流れた床に眉を寄せた。

 去り際のベネットの言葉、言いようのない微笑を思い出し。

 部屋の戸口に肩をもたれて、吐いた溜息は酷く長い**]

(103) 2010/07/22(Thu) 16時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 16時半頃



    [ ――泣かないで、

                      泣かないで、 と ]


[ゆらめく水に、幾度も幾度も
繰り返し、手を差し入れるのだけれど、
水の雫をすくうことも、触れることも出来ない。
その腕はやはり無力で]


  ―――……、

[名を呼ぶ声に、姿なき気配は
少し困ったような表情を浮かべて消える]


【人】 鳥使い フィリップ

[セシルとコリーン、二人に適当な布を見繕って掛ける。
 窓から外を見た。
 ここからはシィラは見えない。

 ……まだ泣いてんのか。
 ベッドで頬を伝う雫に気付き、それを拭った。
 足元に水の入った手桶を下ろす。

 一つ、考えた事はあって。
 でも口にはしない**]

(109) 2010/07/22(Thu) 18時頃

 ―語られなかった“約束”の話―

[果たされなかった約束が、ある]

[友達は今も、人を喰らっているのだろうか
せめてその自我が、残っていなければいいと思う]
 

 [あの日]


[青白く光り輝く空は、とても綺麗だった。]


[それは水の中から太陽を――本物の太陽を見上げたような色。
物知りの友達はチェレンコフ光みたいだ、と言っていた。

その空からふる灰は、風花のよう。
溶けることなく街を白く、白く埋め尽くして]


            [――そして終焉が訪れた]


[その灰の微細な粒子を体内に取り入れた人々は、
異常なスピードで、異形へと変化していった。

朝には談笑していた相手が、夕方には異形となって襲ってくる。
異形となった者は、必ず人を――そして同じ異形をも襲った。
元が人だからなのか、あるいはその灰のせいなのか、わからない。

住人全てが異形化して、街が滅んだ例を他に知らない。]


[遅かれ早かれ、異形と化していく人々の中で、
青年は時の流れに置いていかれたように、人型を保っていた。

異形化の進行の遅い者は、喰われる恐怖と変化への恐怖と
大切な人を傷つける恐怖とで、己から死を望む者もあった。

 殺してほしい、と願われて。
 どうしても、殺められなかった人がいた。

異形となったその人は、彼の腕を喰らい東の空へと消えた。
喰われた腕は、殺すための刃になった。

たくさん友達を殺した。家族を殺した。
知ってる人も、知らない人も、殺した。
異形化した人も、異形になりかけの人も、


          ――まだ異形になっていない人も。]


[ 殺すことしかできなかった。
     奪うことでしか、救えなかった。]


              [ だから ]


[ 与えられる存在は、尊くて 綺麗で ――… ]





 [ 形にならない思考がひとつ 沈んだ ]


 [ 泉を護る大樹は、
  いまはただ静か **]


メモを貼った。


【人】 鳥使い フィリップ

[ヨナが目を覚ましたなら、布を水に浸して手を拭う。
 自分でやれ、と言ってもまともにやらない気がしたので。

 目を覚ましたセシルはさっきとは別人みたいだった。
 実際まるで、別人が心(そこ)にいるみたいに話す。

 交わされる言葉を止める事はしない。
 ……自分が言葉を選んでも多分、現実を叩き付ける。]

 …………

 確かめるか?

[泣き腫らした目を見て問う。]

 ……ちゃんと向き合う、つもりがあるんなら

[ラルフの、遺体の場所に連れて行く。と、暗に示した**]

(127) 2010/07/22(Thu) 20時半頃


  ―――……約束、

[ 沈んでゆく 思考 ]
            [ 最期に 聞いた 言葉 は]


 [ ころなさいで ]
 [ しなないで ]


        いきている……、
    しんでいない……、

              [呪縛のような その 言葉は]






 [ 大樹の影が とぷり 波打った **]


[部屋のひとつ。
少女は自分によく似た少女の傍を少し離れる。
冷たく起きぬ少女に触れてくれるアリーシャに触れる。]

アリーシャ。
そっちは私じゃないわ。

ねぇ。

ねぇ。

[触れるのに、きっと気付いてはもらえないのだろう。]


ソフィア、ソフィアっ!

寝ているのは、私にそっくりなこの子。
私は起きているわっ。

[金の髪を揺らしてソフィアへと駆け寄るけれど。
さて、その躯に触れた感覚は伝わるのだろうか。
傍で共に眠っていたネコミミトカゲは起きない少女から離れ、何もあるはずがない――いまの少女が立つ足元をついて歩いた。]

ねぇ。

ねぇ。

私はそっちじゃないわ。

[服の裾を引く、引く。]


【人】 鳥使い フィリップ

>>130>>131
[部屋を出る二人に、一つは首肯して、一つは否定した。]

 どう致しまして、かな

 …………――生きてるよ

 ここに居る人達は
 生きてる

(148) 2010/07/22(Thu) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>141
[譫言のように、機械みたいに繰り返す言葉を聞いて。

 ぽふ、と緩く手を握った。

 >>1:253言葉を思い出す。]

 ヨナ

 ……――お前は、ど…言う風に、生きたいんだ?

[尋ねるのはそんな事。

 何が望みで。
 本当はどうなりたいのか。]

 これから、先

[この、最後の町で。]

(149) 2010/07/22(Thu) 21時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 21時半頃


[泉に佇む竜の少女へ、
梢はさわりと優しくざわめいて]


 [そして]


[波打つ影からわかたれた
不可視の人影は、ひたり、動き始めた]


[木陰は変わらず優しい音を奏で続けている]


[ネコミミトカゲは撫でるソフィアを金の瞳で見る。
そのすぐ傍に視線を移して、交互に見る。]

ソフィア?

私が傍にいるの。
私は起きているわ。

ねぇ、ねぇったら。

[何度も何度も服を引く。
やがて翠の瞳は潤んで。
けれどもソフィアに声が届くことはないのだろう。
大樹と共にあるラルフにはその声が届いたろうか。
泣き出してしまいそうな、声が。]


――……泣かないで  ヨナ



                   [ その声は 彼女だけに届く声 ]



 だいじょうぶ、
   おれはそこに、いない だけ……


[影より別たれた影は、
ゆるゆると古城内を移動する。

 誰の目にも存在しない
 誰の耳にも聞こえない


ソレはそれを望んだ
彼女の為だけにある、モノ だから]


メモを貼った。


 ―ヨナの塒―

[それはベッドの足元に、腰掛けていた]

         ……ヨナ

[柔らかな声音で呼びかける、

彼女が何か言葉を発しようとすれば、
そっと口唇に指をたてて、静寂のサインを一つ。]

              ……ヨナ、大丈夫。
                何も心配いらないよ。

[どこかで響く異形の声を、
掻き消す様に優しい声で、それはきっと彼女の望む言葉を紡ぐ]


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 22時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

>>154>>155>>167
[淡い願い。
 それは過去形じゃなくて。]

 ……今からでも、遅くはない
 多分、あいつ……待ってるし

[不意に、傍らに視線を遣るヨナの姿を不思議そうに眺め。

 ……もしかしたら、と、
 もうだめなのか、と、
 心に入り混じる。]

(186) 2010/07/22(Thu) 23時頃

フィリップは、響き渡る異形の声を聞く。

2010/07/22(Thu) 23時頃


メモを貼った。


【人】 鳥使い フィリップ

>>202
[青い眸を見返して、砂の声は落ちる。]

 もし、生きてなかったら
 もう、それっきりか?

[生きている事にも、生きていた事にも、意味はある、と思う。]

 ……――ラルフがヨナにくれたものは
 なくならない

 ……違うか

(209) 2010/07/22(Thu) 23時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 23時半頃


メモを貼った。


フィリップは、チャールズの聖痕が、彼を苦しめていなければ良いと思う。

2010/07/23(Fri) 00時頃


[ヨナを見つめる気配は、そこにある。
柔らかな眼差しで少女を見下ろしている。

ただ、彼女の望む言葉を、
彼女だけに届く言葉を発する為に]


[声音は響く、優しげに。
ただ、彼女の耳だけに――]

穢いなんて、そんなこと、あるはずない。
ヨナは綺麗だよ。


  だって、君の中には 泉が見えるもの。


[語尾に柔らかな笑みが混ざる
気配はヨナに触れようとそうっと腕を伸ばして]




    [指先を捉えようとするのは、左腕]                                    


【人】 鳥使い フィリップ

>>212
[静かに首を振る。]

 ……――っ

[シィラとヨナは別物だ。
 それを説明するんじゃなくて、解ってもらうのに。

 二人の本当の願いがきっと寄り添っていた事を伝えるのに。

 どうしたら良いんだろう。]

 お前はきたなく、なんかないだろ……ッ

 あいつがちゃんと、っ教えてくれたのと、違うのか、っ

[ざり、と、喉の奥が擦れた気がした。]

(221) 2010/07/23(Fri) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>223

 ……ばか、だな

[ぺし、と頭を撫でた。]

 一人で背負、のが
 しんど…事だ、て……るだろ

 そんな、完璧……に
 綺麗、なれる訳、ない

[そう、どちらでもない。]

 誰かの心を
 求める、のが

 ……ひととして、普通、の事

(230) 2010/07/23(Fri) 00時半頃

ボク   みたい?

ねぇ、どうして気付いてくれないの?

どうして?

[そうして、ただ受け入れられない現実を見る。
撫でられたネコミミトカゲは不思議そうな顔を見せる。
見えない少女の傍らで。]



そう。
私が視えないのね。

ソフィアも、アリーシャも。

[泣き出しそうに潤んだ瞳。]


【人】 鳥使い フィリップ

 ……――同情する程、甘くは

 ないから

 お前は、ちゃんと
 ラルフと、向き合え

[……耐え兼ねて、やけに重い咳が零れた。]

(232) 2010/07/23(Fri) 00時半頃

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