人狼議事


219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA

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   手、出して。
   ── 返す。

   私、……どうしてこうなったか分からないけど、
   あの鉄パイプ野郎に殺されたし、
   きっと、だめ でしょ。

 [ 乾いた血が目立つ、私の指先には
  何時か前借りとして貰った、
  青色のバッジがあった* ]
 





         [ 真っ暗の中、目を覚ます ]


 



[ 何も見えないのに、
 自分の手は、身体は、はっきりと見えて、
 倒れ伏したまま、動けない。

 目だけ何とか動かして、
 そして闇の中に、白を見た。

 あれは、なに?
 あれは …… 人?

 ああ、あれは ―― リョウだわ。
 白いドレスを纏った少女が、倒れている。

 ねえ、アナタどうして倒れてるの?
 ねえ、リョウ、返事をしてよ。
 ねえ、―――― …… !? ]
 







         [ ―――― 白いドレスを穢す、赤黒い斑点 ]

 





[ それに気付いて、目を瞠って、
 影の中に、“ 影 ”を見た。

 黒い翼を持つヒトガタをした影。
 その手には、赤染みた鉄パイプ。


 それが、白い少女にゆっくりと近づいていく ]


 




[ …… ねえ、待ってよ、止めて。

 リョウ、お願い起きて、逃げて。
 お願い、お願い、止めて、助けて助けて。

 誰か、誰か誰か誰かだれかだれかだれか ]



               [ ずりずり、鉄パイプが地面を擦る ]

 



[ 止めて、近づかないで、その子を殺さないで。
 止めて止めて止めてやめてやめて。
 動けない動いてうごいて、お願い ]


              [ 動けない。息がつまる。 
               ―――― 鉄パイプが持ち上がる。]


[ アタシは、アタシは、
 アタシは、その子を ―――――― ]

 


      [ その子を失いたくないの!!! ]





   …… っ、は ッ!?



[ 目が、覚める。


 息苦しい。
 酸素を求めるように
 荒く息を吸って吐いて、繰り返す。
 まるで水の中にいたかのように。

 うつ伏せで、コンクリートに伏していた。
 嫌な汗が額から滲む ]
 




 ( 今のは …… )


[ 朧気だったのは一瞬。
 すぐに思い出して、目を見開く。

 ―――― 死神に、襲われた。
 リョウを庇って、それから …… それから?

 勢いよく上体を起こして、
 それは直ぐに目に入った ]
 




   リョウ …… !


[ 随分と汚れていたドレス姿だったけど、
 彼女の姿は確かにそこに在った。
 ああ、良かったと思って、涙腺が緩む ]


   良かった、アタシ、
   アナタが死んじゃったかと思って ……

   あれ、アタシ、頭治ってる?


[ 鉄パイプで確かに割られたはずなのに、
 傷どころか痛みすらない。
 おかしい、と思いながら立ち上がって、ようやく気付く ]
 




   あら、おはよう。
   …… サブミッション?


[ 三ヶ峯の姿が目に留まる。
 随分と間の抜けた顔をしているような。

 彼が此処に居るという事は、
 またバッジをかけたミッションがあるのだろうかと、
 首を捻って、その姿を見つめた ]*
 


メモを貼った。


【人】 孤高天使連合 ナナオ

── Coccolo ──
[舟歌とは違う調べがどこからか聴こえる
空へ抜ける歌声と、明らかに違うその音色は
調べは陽気なはずなのにどこか物悲しい

        あの時拾った仔猫>>0:23
        リツの家の家族となって
        様子を見に行くついでに
        リツと遊ぶようになった

アコーディオンみたいな楽器が見える
けど、バンドネオンという
アルゼンチンタンゴでよく使うのだと
水路に流れるアナウンスが教えてくれた]

(90) 2017/06/19(Mon) 22時半頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

[ゴンドラは4人乗り
おとーさんの奥さんとエリ、そして自分

         奥さんも別に悪い人じゃない
         リツの家に出入りするのなら
         遊びに来てねと歓迎をしてくれる

エリが当てた遊園地の招待券で
テーマパークのアトラクションである
空いたひとつの席、浮いてしまった1枚の券

          リツも来られたらよかったのに
          彼の身に起こったことを
          知らないエリは無邪気に呟く

ぽちゃんと跳ねる魚が、水面に波紋を作るが
それはたちまち流れに消える
エリはそれに手を伸ばし──ゴンドラが傾いた*]

(91) 2017/06/19(Mon) 23時頃


 [ たとえば。

  お前なんて本当は要らなかったんだと、
  "不幸"にもうまれおちてしまったんだと。
  そう 十七年たっぷり言われ続けてきて。
  私の代わりのオトコノコは最近うまれて、
  いよいよ私は"なかったこと"にされてしまって。
  
  そこでようやく十七年目で"幸運"にも死んで、
  なのに勝手に変なゲームに巻き込まれて。
  
  ── 色んな人と会って、
  本当ならあったかもしれないIFを重ねて、
  きっとそれって、
  殺された今でも、幸福だったんだと思う。 ]
 



 [ ちょっとナンセンスなナンパはあったけれど、
  少しばかり殴られちゃったけれど、
  正直、殴り返したいけれど、
  
  でも、── どれだけ殺されても、
  たとえ、十七年のうちのたった数日でも、
  私は、 ] 
 




      ── 充分 生きた、から。

 



   ……いや …
   私にしては 生き抜けたから、かな…
   後悔、とか あってもさ、
   何日間か、私は幸せだったから 
   …だからだと、思う。

 [ 突っ返された青いバッジを、赤い指先で弾く。
  シーシャが目覚めたらしいことを確認すれば、
  薄く笑んだ* ]
 


【人】 孤高天使連合 ナナオ

── 5d / スクランブル交差点 ──
[気がつけば、雑踏に佇んでいた
そこにはこちらを見る者はいないらしい

 『リツ、どこ? 今、スクランブルみたい』

すっかり慣れた掌のカウンター
そして、お馴染みのメール>>#0だったが

 『なんか、変…
  ブルースカルバッジって聞こえる』

通りすがったグループから
漏れ聞こえた言葉の主をガン見するが
こちらに気づいた素振りはない]

(92) 2017/06/19(Mon) 23時頃



  え?え?起き抜けに何?


[ 状況が読めないが、
 真剣そうな声色で三ヶ峯が尋ねるものだから、
 それ以上質問を返すことはせず、息を吐く ]


  リョウを助けなきゃって思ったら、
  勝手に身体が動いてたのよ。
  自分を犠牲に、なんて思ってないわ。


[ もう誰も失いたくなくて、
 この少女が息絶えるところを、見たくなくて。

 ただ、助けたい一心だった ]
 




  あと、パートナーだから、じゃないわ。
  パートナーじゃなくても、助けるわよ。


[ それだけ正して、
 それから、リョウを見て、目を瞬いた ]


  なーに言ってるのよ。
  まだ高校生のくせして。充分じゃないわよ!


[ リョウが笑ってるところを、初めて見た。

 でも、だけど。
 たった数日間でも、幸せだと言った彼女に、
 困ったような笑みしか浮かべる事ができない ]
 




[ 本当は、もっともっと、長く長く
 続いていって良かったはずなのに。

 天災が起きたみたいに
 呆気なく、終わってしまったから。


 溜息を吐きたいのを、堪えて、
 リョウの指先で弾かれる、青いバッジを見ていた ]*

 


【人】 孤高天使連合 ナナオ

[カウンターは120分からのカウントダウン
昨日までとは格段に時間は増えている

 『ルート81なら、9か-9って習ったけど』

黄色い観衆とは、一体?
RGの人々ならどうやってそれをするのだろう

 『まさか、バッジ使って何かするのかな?』

昨日得た情報から>>15>>22充分あり得る
それは別に構わない、とはいえ見当もつかない]

(95) 2017/06/19(Mon) 23時半頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

[リツの居場所が確認できたのなら
そこへ向かおうと、したところ

 >>@20>>@23
 『あ、カンガルーが見えた…なんか、こっち見て』

目が合った、距離はみるみる縮まって
ヒョイなんて普通の中学生に避けられる訳もなく
どうすれバインダーとなって、
咄嗟に『跳んだ』先は──3の方角で
(1.東、2.西、3.南、4.北) 運命やいかに!]

(107) 2017/06/19(Mon) 23時半頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

[『跳んだ』先は、スクランブルから南方向
ミラーズロードを66(0..100)x1メートルほどの位置

カンガルーの視界からは外れただろうか

しかし、久しぶりだねお帰りした筈の
カエルが>>#4わらわら見えて、しかも色がヤバい

帰るとしても、どこぞの暗黒の世界か
それとも、見つめ返してくる深淵なのではと思う黒]

(109) 2017/06/20(Tue) 00時頃


 [ …喧嘩慣れしてなさそうなのになあ。
  
  頭の割られた瞬間は、
  あまり良いものではなかった と、
  シーシャの答えを聞いて思い出すけれど、

  ── 続く声を聞けば、
  きっと私の表情は抜け落ちた。 ]
 



   シーシャ。
   ……… 高校生でも、大人でも、同じだよ。
   私の人生だから、関係ない。

 [ 目の前の死神──が、生きていた年齢、とか。
  それこそシーシャ程であっても。
  あるいはどれだけ幼子であっても、
  
  私はあの数日で充分だったって、
  そう思ったし、そうである事実には変わりないし
  それを、言われても、どうにもならない から、

  怒ってる、訳じゃあ 無いけれど。
  気持ち強めに、言葉を紡ぎ。

  視線を死神に戻した。 ]
 



 [ そして死神が語るには どうやら。
  私たちは死んでも尚ゲームに参加させられるらしい。
  …幸運というよりしぶといに近かった とは、
  あくまで私の感想。

  死神も血眼になって、──と、いう言葉には
  例の鉄パイプ野郎の姿が浮かんだけれど、
  コンポーザーなるオンナノコについては初耳だった。

  どう思うか、と聞かれたのなら
  ── 随分若くで死んだんだな、くらい。 ]
 


【人】 孤高天使連合 ナナオ

 …… 沼へ、お帰り、しろください ……

(110) 2017/06/20(Tue) 00時頃

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