191 The wonderful world -7 days of MORI-
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[ 先を往こうとする、元同級生の姿>>234に、 ほんの少しばかり焦って、あとを追うように地面を蹴る。
強行突破に出た彼を見て、 屋上の死神とやらは、動いたのか、 はたまた、新しい仲間が出てきたのか、 どちらでもないのか。
そんなことを気にするよりも、 先にゴールにたどり着いてしまえばいいのだ、 と、おれは考える。翅を羽ばたかせる。
── 当然、淡黄色の粉があたりを舞うけれど、
早速近づいてきたカラスが、翅の動きをぎこちなくして、 ぐらり、と空中でバランスを崩すまで、 おれは、きみ以外の人に警告するのを忘れていたこと、 まったく、これっぽっちも、気付かなかった。]
(258) 2016/06/05(Sun) 21時頃
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[ まあ、うっかり吸ってしまうくらいなら、 カエルや、カラスみたいな、小さきものならともかく、 ほんの少々、手足に痺れが走るくらいじゃないだろうか。
あるいは、心優しいきみが、 地上の人びとに、言葉をかけてあげていたかもしれないし。
ともかく、おれは、背に生えた一対の脆い翅を以て、 ひとまず、ホテルの外壁へと接近し、 あわよくば、客室のベランダにでも、 一度着地しようと試みる。
おれの幸せな脳みそが想像するのは、 ベランダから身を乗り出して、 「これって、クリアですかー?」と聞くおれに、 「クリアだよー!」とか、「ダメだよー!」と、 朗らかに答えてくれる、銀髪のひと>>@24、 という、素敵な情景だったり、する。*]
(260) 2016/06/05(Sun) 21時頃
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[ 蛾は蝶よりも真っ直ぐ飛ぶけど、鳥ほどに早くは飛べない。
ふわりひらりと、りんぷんを撒き散らしながら、 おれはよいしょよいしょと、高度を上げる。 空を舞うカラスたちは、逆に高度を下げ、 こちらに向かってくるものだから、 懸命に、それより早く、と試みては、いる。
本来なら、もう少し早く動けるはずなんだけど、 なんせ、バットなんて重いものを抱えているので、
そんな急には、動けない。
きらり、と空中に光るモノ>>@25と、 見下ろす両の目に、危ないな、と思う脳はあった。]
(295) 2016/06/05(Sun) 21時半頃
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[ 少なくとも、きみはもちろん、おれだって、 虫の翅をもぐなんて、残酷なことはしたことないはずだけど、 それでも知ってる。鳥みたいに丈夫な羽根なんかじゃない。
だけど、おれは死ねない。 おれが死ねば、きみまで道連れだというし、 二度も、おれのせいで、きみを死なせるなんて、 それこそ、”ありえない”ってやつだと思う。
きみが地上で叫んだ>>277のが、 おれへの応援なのか、なんなのか、 正直なところ、それもよくわからないくらい、 真剣に、飛んでくる光を躱そうと、身体をひねったのだ。]
(305) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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[ ── きみを信じる気持ちが足りなかった、と、思った。
びゅん、と下方から撃ち放たれたのは、>>277 きっと、きみの司る兵隊のうちのひとりに違いない。
翅を突き破られないまでも、腕か足か頭か、 どこかしらを掠めるだろうと思ったナイフが空中で弾けて、
おれはふつうに、単純に、バランスを崩して、 慌てて、いっそう翅をはためかせ、体性を立て直す。 さらに周囲にりんぷんを散らしつつも、 その間に、何か襲い来るなら、隙だらけだったろう。 銀髪の、決して優しくない死神の思惑>>@25なんて知らず。*]
(309) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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[ きみのくれた力に不満などあるはずもないが、 白状してしまえば、たとえば、
きみの司る三体の兵隊たちや、 はっきりとした攻撃手段を持つ獣の片腕や、 無数に生み出される刀剣を見て、
きみを守るため、このゲームを勝ち抜くため、 不安を覚えたことならば、幾度かあった。
けれど今、そのことを反省している。]
(324) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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[ ”持つもの”と”持たざるもの”という言葉を以て、 自らと、彼── 桐原 率の境遇を表してみたことがある。
誰にいうでもなく、胸の内で、自分に言い聞かせるために。
そのせいだろうか。 空中にいるがゆえに開けた視界のその先に、 突如魔法のように現れた足場を、 それを構成するモノ>>315を見て、
”施し”という言葉が、頭をよぎった。
── けれど、それがなんであろうと、どうだっていいのだ。
大切なのは、きみを守るために、役に立つか。 ただ、それだけ。たったひとつのことなのだから。]
(325) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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[ 咄嗟に、羽ばたくことをやめた。 動くだけなら、地に足がついている方がよほど良い。 翅は仕舞わなかった。陸にも、空にも生きられるように。
はためく銀色>>@27が、敵の襲来を告げる。 間髪入れず、即席の階段という足場の上、 着地した段を蹴り、数段上へ跳び移り、 足場を蹴りつけた勢いのまま、 握りしめた金属バットを、狙いを定める余裕もなく、 ただ、全力で、思い切り振りぬく。
繰り返しになるが、 殴るためなら、フォームもクソも関係ない。]
(332) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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[ きみに、きみを守ろうとするおれに、 害を為そうとする者など、死ねばいいと思った。
助けとなるものならば、それが、なんであろうが、 利用すればいいだけの話だとも、思った。] .
(334) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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[ 果たしてそれが、 彼の望んだ結果なのかなんて、 おれにはさっぱり分からないけれど。
あとでお礼を言おう、とは、思った。 あとは、風よ吹け、とも、念じた。
たった今。 一瞬のチャンス>>315を、 攻撃の手段としたおれが、 もう一度、うまく羽ばたくために。
振り抜いた勢いのまま、 金属バットからは手を離して、 おれの両腕は、もう一対の翅になる。]
(339) 2016/06/05(Sun) 22時半頃
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[ ゴールが、目前にあるなら、 がむしゃらに、そこに向かって走ればいい。
── この場合は、”飛ぶ”ことになるんだろうけれど。
おれの選択は、さきほど振りかぶったバットが、 あの銀髪の死神にぶち当たったかさえ、 目で確認することはせず、
今度こそ、地上にいるきみを信じて、 まっすぐに、ゴールたる建物へと、 翅を動かすことであった。*]
(347) 2016/06/05(Sun) 22時半頃
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[ 落ちろ、という声は背後から。>>@31
そうもうまくはいかないか、と、 なんでもかんでも、うまくいくわけなんてないんだ、と。
だって、考えてもみろよ。 相手は、人間でさえなくて、 おれなんて、ひとを殴ったこともないし、 そんな、喧嘩なんてできるはずがないって、
ひとつ、頷きたいような、気分に、
なるはずだった。]
(372) 2016/06/05(Sun) 23時頃
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──── テメエもだよ。
[ その、低い声が、自分の発したものだと、 気がつくよりも先に、強引に、 肩から生えた右側の翅、 もとい、右腕を伸ばした。
振りぬかれた足>>@31に向かって。
当然、片側だけ腕に戻す、なんて真似をすれば、 バランスを失い、身体が傾く、というか、
そもそも、重い蹴りのぶつかる衝撃とか、 そこから派生する痛みや、重力や、諸々で、 ”落ちる”ということは、確定していたのだろうけれど。]
(374) 2016/06/05(Sun) 23時頃
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── 落下 ──
[ 空中に投げ出され自由落下、というのも、人生初。
なので、結局、自分をぶった足に触れようと、 うんと伸ばした腕が、何かに触れたのか、 あるいは、それはただの風圧の感触だったのか、
おれには、よくわからなかったけれど。
落ちている、と理解するのと一緒に、
死ねない、とも、あいつを殺さなければ、とも、 思ったことだけは、確かだ。*]
(381) 2016/06/05(Sun) 23時頃
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── 記憶:ヒゲ探偵とねこの季節 2 ──
[ 猫探しなんぞしているおとなにも、 良識は残っている場合もあるんだな。
というのが、ヒゲ探偵、もとい、 小津 世造の返答に対する印象。 それは、小さな感動でさえあった。
いたって紳士的な言葉を並べる彼>>301の名を、 ルイは、その名刺を見て知った。 が、当然、彼に良識らしきものはあれど、 借金を抱え、取り立てに苦しめられる身だなど、 想像するはずもなく。]
(402) 2016/06/05(Sun) 23時半頃
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[ ── 推理小説に出てくる探偵みたいなひとだな。
自分の申し出を断る口ぶり>>300にも、 そんな印象は濃さを増して、
── でも、ペット探しを引き受ける人なんだよな。
紀陸 類の本質でもある、諦観とドライさを以て、 一瞬抱いたワクワク感やあこがれは、薄まっていく。]
(403) 2016/06/05(Sun) 23時半頃
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[ そんなことを、知ってか知らずか、 いや、恐らく気づいてはいなかっただろう。
なんせ、探偵業(ただし業務は迷い猫探し)における、 小津のノウハウを聞きつつ歩くというのは、 なかなか、いや、かなり愉快であったので。
(ちなみに、彼のためにも、 ルイの知っている山田のやり方よりも、 あらゆる意味で真っ当で紳士的なノウハウであったと、 それだけはここに記しておきたいと思う
それが彼の名誉のためになるかはさておき)
ルイは、「ありがとうございます」と、 差し出された名刺>>304を、 丁寧にポケットにしまいこんだりもした。]
(404) 2016/06/05(Sun) 23時半頃
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[ ── なお、学校にも通わず、 職といえどそんな調子で、 それなりにいつも時間を持て余しているルイが、
”偶然にも”彼の探偵事務所の付近を通りかかった際、 なにやらガラの悪そうな男が数人、 その入口のあたりに見た気がした、
というのも、今となっては確証のない、 あやふやなままの記憶の断片である。*]
(405) 2016/06/05(Sun) 23時半頃
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── 地上:ロイヤルホテル九曜 前 ──
[ 二階のベランダに登ろうとして、 その途中のことであったわけだから、 さして高度が高かったわけではないだろうけれど、]
…………いたい。
[ まあ、ふつうに痛い。 ふつうに痛い、といっても、 おれは高い場所から落ちるなんて経験もなく、 いたって平和に育ってきた身であり、 大丈夫か大丈夫じゃないか、というのも、 よくわからない、というのが正直なところなんだけれど。]
(415) 2016/06/05(Sun) 23時半頃
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── ネル、無事か?
[ 目の前にさっきの銀色がいるとか、 なぜかおれが落ちてきても、 平然としている元同級生>>390であるとか、 ふつうに身体が痛いこととか、 多分、背中の翅がボロボロになっていることとか、 おれの手はきちんとやつの足を掴んだはずなのに、 平然と動いてみせる銀色のひとへの疑問とか、
色々、ある。あるけど、大事なのは、]
(427) 2016/06/05(Sun) 23時半頃
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[ このドタバタとした大騒ぎの中で、 きみが無事かどうか、ということと、 これから、どうミッションをクリアするのか、という、 2点でしかないのだ、と、おれは改めて実感する。
桐原 率に礼を言おうとか、そういった些細な感情は、 全部、そのあとでも、間に合うだろう。
そんな、思いのもと、おれの耳は拾い上げる。 新たに課せられたミッション内容>>@39。
── と、そんなことよりも、 その不気味な容貌をした男が、向いている方向。
それが問題である。>>@39]
(429) 2016/06/06(Mon) 00時頃
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[ きみの前に立ちはだかるものなど、 みんな、死んでしまえばいいと思う。
それが、小さいとか、気味が悪いとか、 そんなこと、おれには何も関係がないのだ。
だから、]
── 頼む。
[ かけられた声>>423に、言葉短かに頷いた。
意識して、サイキックを解く。 背中から、傷ついた翅が消え、 腕に浮かんだ紋様も同様に。
それから、桐原 率の肩を借りて、立ち上がり、 図々しくも肩を借りたまま、ポケットに手を突っ込み、 小銭を、手の平いっぱい、引っ掴み、]
(433) 2016/06/06(Mon) 00時頃
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[ 『カラスは、きらきらと光るものがすきで、』]
── っらあ!
[ 『光るものを見つけると、巣に持ち帰る習性があります』
……と、学校の図書室で読んだ、 どうぶつ図鑑は教えてくれた。]
(437) 2016/06/06(Mon) 00時頃
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[ 手に握りしめた小銭を、ばらばらと投げつける。
きみと対峙しようとする不届き者>>@39の、足元めがけて。 チャリンチャリンと騒がしいそれは、 けれど、まだ日の高いこの時間、 太陽の光を受けて、ぴかぴかと光って見えるはずだ。
たとえば、”ノイズ”といえど、カラスならば、 というのは、これまでの戦いの中、 それぞれの動物を模したノイズが、 それぞれらしい動きと、耐久性を見せたことに由来する、 単なる、思いつきなのだけれど。
空を覆う、醜いカラスの群れ。 直感は間違っちゃいない>>1:#3と、 おれが実感するのは、数秒後のこと、だろう。]
(440) 2016/06/06(Mon) 00時頃
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[ わっと、その化物が、小銭めがけて集まったなら、大成功。
そうでなくとも、その不届き者の注意を引けたなら、 おれは、きみのもとに、 なんとしてでも駆け寄ろうと思っていた。]
── ネル!!
[ 果たして、その声が、行動が、 きみの助けとなったのか、 あるいは、きみ自身の選択の邪魔をしたのか、 おれには、さっぱりわからない。*]
(446) 2016/06/06(Mon) 00時頃
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[ 正直、肩を借りたくせに、そのことを忘れかけていた。]
── ああ、うん。今ちょっと考えてた。
[ だって、おれの力じゃ、遠隔攻撃はできないから、 きみの助けになるようなことといえば、 風に乗せて、あのりんぷんを飛ばすことくらいだろう。
翅の調子は万全じゃなくても、 ”つくって”しまえば、りんぷんは纏ってある、はず。
……なんて、考えた矢先の言葉>>452だったから、 意表を突かれたような思いで、おれは素直に答えてしまう。]
(463) 2016/06/06(Mon) 00時半頃
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── あ。長々と、悪い。助かった。
[ 思い出したように、肩を借りた礼を返せば、 ひょこひょこ、おれは生身で、 さっき投げ出した金属バットを、地面から拾い上げる。
ふつうにあちこちが痛いんだけれど、 きみが隣にいないことに比べれば、 まあ、深刻さは大したことがない気がするし。
アドレナリンかなにかがだばだば。 ……って、状態なのかもしれない。 おれは医者じゃないからわからない。]
(464) 2016/06/06(Mon) 00時半頃
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──── で、オオカミが3、だよな。
[ ミッションをクリアしなければ、 どうにもならないことを悟って、 おれは、古典的な武器を構えた。
サイキック以外の攻撃はあまり効かない、と言ったって、 ていねいに、細かく切り刻めばきっと動かないし、 刃物がないなら、立てなくなるまで、ぶてばいい。]
(468) 2016/06/06(Mon) 00時半頃
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── オオカミを3匹、殺せば、壁がなくなるんだよな。
[ ぶつぶつ、ひとりごとのように、 ミッションのクリア条件を確認しながら、 おれは腕に、あの模様を浮き上がらせる。
翅のときとは違って、 無差別攻撃にはならないんだから、 きっと、懐かしい同級生たちも許してくれるだろう。]
── 待っててな、ネル。
[ ”飛べない”。
けど、今、おれの腕に触ると、もっと麻痺するよ、とは、 なんとなく、恩人たち>>452>>465にも、教えない。]
(469) 2016/06/06(Mon) 00時半頃
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すぐに終わらせるから。
[ 腕を振り上げて、振り下ろす。という、単調な動作。 その動きが、やたらと打ち付けた背に響くなあとか、
バットが、一匹のノイズの胴を打つ直前、 揚げる前に、肉を叩くと柔らかくなるんですよ、
とか、至極どーでもいいことが、頭をよぎって、 この状況に、似つかわしくもない、 冷静な声>>470が、聞こえて、]
(476) 2016/06/06(Mon) 01時頃
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