人狼議事


191 The wonderful world -7 days of MORI-

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 ……おれ、なんか、おかしいこと、言ってる?

[ 口にしてようやく知る。ああ、そうだ。

 記憶が、過去の自分が、
 理解できなくても、違和感だらけでも、
 ふつうの幸せはうちにはなかったよ、って、
 そのことだけは、きっと、知っていた。*]


[拳に、確かな手応え。思わず怒鳴はほくそ笑む。
しかし、猫が火達磨になったのも一瞬のこと。
“猫だった物体”は、炎の中で千変万化を繰り返して。
やがて巨大なクマへと変化した]

 ……はっ、マジかよ。
 本気の一撃をぶちかましてやったっていうのに。

[乾いた笑いが漏れて。
やばい、敵わねえかもしれねえ。
圧倒的な実力差を、びりびりと肌に感じる]



 ―――――ッ!

[クマの剛腕が、怒鳴の眼前に迫った。
咄嗟にバックステップで避ける。
緩慢な動きのそれは、怒鳴の頬を掠めた。

つ、と赤い線が引かれて。
そこから、ぽたぽたと血液が流れ落ちる]

 わざと、手加減しやがったな。

[血を拭うこともせず、怒鳴はクマを睨みつけた]

 ……何もかもが気に食わねえ。

[その声には、怨嗟の響きさえあった]



 ソウルの統合により産まれる概念……だァ?

[コイツは。命を、何だと思っているのかと。
コンポーザーの回答に、怒りが込み上げてきて]

 テメエのいう“ゲーム”とやらに参加しているのはな。
 俺みてえな、小悪党だけじゃねえんだよ。

[怒鳴の声が、震えた]



 泥棒のくせして、世間知らずで優しい女もいれば。
 ムカつくけど職務に熱心な、正義感溢れる警官もいる。

[今までのことを思い出すように]

 女助けるためにヤクザに喧嘩売った兄ちゃんもいれば。
 若くして亡くなった、学生のカップルだっていやがった。

[とめどなく思いは溢れて]

 人畜無害そうな顔して口の悪い、鳥と飼い主もいれば。
 相棒を生き返らせるためには犠牲も厭わない男もいた。 

[視線を、小津に向けて]

 そして―――
 



 借金まみれでどうしようもない男だけど。
 奥さんも子供もいて、どこまでも優しくて。
 俺なんかの為に泣いてくれる。
 そんな、とんでもねえ甘ちゃんだって、参加してるんだ。
 



 おい、コンポーザー。
 テメエはそんな参加者たちが命すり減らして。
 必死こいて頑張ってる姿を見ても何も感じねえのかよ。

[怒鳴の拳に再び炎が宿った。
しかしそのパンチは、クマではなく―――木製の床へ。
忽ち炎が一面に広がり、狭い店内に煙が充満した]




 ―――小津、一発ぶしかましたれ!!!


[カチコミにいくぞ、と言わんとばかりに。
相棒に指示を飛ばす。

なあ、お前もコイツに一発かましてやらねえと。
気が済まないだろう?*] 


メモを貼った。


【人】 忍者隊 ジェームス

  ……ん。

[灰色のスクランブル交差点で
ぼうっと幽霊のように立っている男が一人。>>@11>>@12]

  ヴェスパタイン?

[ミッションの事、死神の事を考えれば
きっと話しかけている場合ではないのだろうが、
その様子がどうにも儚く見えたから
小さくその名を呟いた。

その声は雑踏に紛れたかもしれないし
何かを思案している彼の耳には届かないかもしれない。>>@13
俺は卯月に話しかけられる少しの間、そちらを見ていた。]

(35) 2016/06/17(Fri) 22時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[七日前よりも随分痛々しい姿で立つ白兎>>30>>31
その瞳にだけは強い光を宿して居るように見えた。
俺は眉間に皺を寄せて、
顔を叩いたりして己を奮い立たせる彼女を見守る。

頑張りすぎるなよ、とか。
言いたいことは山ほどあった。
けれどそれを今言えば、
彼女の勇気を挫くかもしれなくて、]

 
  ……ああ。
  生き残って、生き返ろう。
  
  ………………。一緒に戦ってくれ 卯月
 
[口下手にそれだけを言って、

重ねられた手を握り返し 歩きだす。]*

(36) 2016/06/17(Fri) 22時頃

メモを貼った。


【人】 忍者隊 ジェームス

[ぽつりと落ちた言葉>>@15
俺の聴力では聞き取れず
そのまま卯月の方へ視線を落とした。]

  俺を誰だと思ってる
  モリ警察署の警察だぞ

[地図くらい頭に入っておりますと>>37>>38
冗談半分の答えに冗談めいた返しを一つ。]

[手を握る。
暖かさがここにある。
嬉しそうに笑うから、そっと微笑み返した。

1日目、
喪ったもののかわりに、交わした約束を
「言葉」を上辺で守ろうと決意した俺は
……それから何か変われただろうか。
変われたと信じたい。]

(43) 2016/06/17(Fri) 22時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  主犯に引導、な……。

[……主犯が白上刑事だと仮定して
まさか、死神が死ぬなんて事があるのだろうか。
ふっと過ぎった可能性を打ち消した。

見渡せば、ここはスクランブル交差点の東側。
警察署に割と近い位置だ。]

 901を抜けてクロネコ像前をつっきるか。

[そう提案して、OKがもらえたなら
彼女と共にその経路を辿る。
待ち伏せている死神がいるとは、まだ知らずに>>@8。*]

(44) 2016/06/17(Fri) 22時半頃

[彼は、やっぱり、何が何だかと言った顔をしていましたので]

 僕のためだって言うの。
 僕のために、人を殺した、って、言うの。

[ねえ、やめてよ、と。そう言わんばかりに、僕は小さく首を振りました。
生き返れる人数は、四人。けれど、そのために、誰かを蹴落とすなんて、そんなの。]


 ……おかしい、よ。
 そうやって、誰かを犠牲にして生き返ったとしてもさ、

 ……その後、僕が、どんな顔をして生きていくかなんて、
 ルイは、考えもしなかったんでしょ?

[ねぇ、だって、そういうことでしょう。
生き返ることだけが、君にとってのゴールで、
その後、僕が、どんな気持ちで生きていくかなんて、
全く、考えもしなかったんでしょう。]


 ルイは、勝手、すぎるよ。
 ……一蓮托生、なんでしょう、僕たち。
 協力して、信頼していかないと、
 生き残れないって、言われたでしょ?

[とはいえ、僕も、彼に甘えすぎていたのかもしれない、と。
そう思うのは確かです。ですから、もっと、お互いに――]

 ……だからさ、ルイが何を考えてるのか、
 僕はもっと知りたい、し、
 ルイにも、僕が、何を考えてるのか、知ってほしい、よ。

 パートナーでしょう、僕たち。

[あぁ、きっと、僕はこれが言いたかったのです。
僕の考えていることが、全部正しいことだなんて思いません。
だから、彼の世界を、見て、聞いて、共有したいと思うのです。

子供の頃、肩を並べて、絵本を開いた時のように。]


[まだ、彼は、分からない、という顔をしていたかもしれません。
何にせよ、僕は、その顔を見つめて、にっこりと笑って見せました。]

 ね、だから。
 明日からも、一緒に――。

[彼の手を取ろうとして、
けれど、それが成されることはなく、その手は、空を切ったのです。]


[背中に走った、何かに切られたような衝撃と、
一瞬遅れた鈍い痛みに、
僕は、声も出せずに、崩れ落ちることになったと思います。

それが、ボーナスタイムに入ってもなお、残っていた、一匹のノイズ。
死神や参加者の、怒涛のような攻撃を掻い潜った、雑音の足掻きであると、
僕が知ることは、終ぞ、ありませんでした。*]


― Bar メメント ―

[そして、男は復活する。]

 しゃああああああ!!
 よーし、漲った!

[と叫んだが、その肩に重みを感じ、見れば、圭一がすやすや眠っていた。]

 ・・・・・・・・・・。

[とりあえず、頭なでなで*]


メモを貼った。


[飛来する脚物家具を弾き飛ばして猫を狙うも、
同じ脚物家具とぶつかり合い、不協和音を響かせ落ちる。

その隙に飛び出す、炎を纏う怒鳴の姿。
彼の一撃は猫を捉えたが、次の瞬間それは姿を変えた]


  姿を変えられるのか……!


[巨体から繰り出される一撃は怒鳴を狙う。
どうにか彼は避けたようだが、背を向けたままの
彼の向こう側の床に、赤い染みが出来るのを見た。

しかし怒鳴は決して臆しなかった。
背中を向けられたままでも分かる。
彼は、怒りに打ち震えているのだと]


[彼の口から述べられるのは、
地上で出会った死した参加者たちの事。

彼らはまだ、戦っている。
それぞれの思いを胸に抱えて、生きようと、必死に。

そして長身の背が、男を振り返った]


  …………バラすでないわ、馬鹿者。


[紳士たるもの、他者に涙を見せてはならぬ。
今まで守れていたのに、この男のせいで破ってしまった。

けれど、怒鳴を責める気は毛頭なく、
目を伏せながら苦笑するだけだった]


[コンポーザーに言い募る怒鳴の拳が再び炎を纏う。
それが向かうのは、真下の床。

燃え広がり、轟々と立ち上る煙。
そして相棒の一言に、男は顔を上げた。

狭い店内で充満する煙。
外ならば拡散されるそれも、閉じられた場所ならば
薄まることなくその場に留まる]


  ……コンポーザー。
  貴殿は命を詰まらないもののように言うが、
  命とは何物にも代えがたい、世界で一番美しいものなのだ。


[それを感じる"心"は失ったが、確かに"記憶"していた。
―― ふわり。秩序無き煙が形を成す。
それはいつか、幾何に見せた金魚の形をしていた]


【人】 忍者隊 ジェームス

  大丈夫さ。

[正直、白上刑事と相対して戦えるかどうか、
俺にはわからない。
信念、善悪の観念が薄れている今なら戦えるかもしれないし。
逆に私情に囚われて動けないかもしれない。

わからないが、
戦わなければ仕方がないだろう。>>52]

  …………戦ってみせる

[クロネコ像前に至り、金髪の死神の姿は見えただろうか。
見えたなら最大限に警戒しながら
その前を通過しようとするだろうし
見えなかったなら、
警戒を絶やさずにそのまま駆けていくだろう。*]

(61) 2016/06/17(Fri) 23時頃

[ただし、その数はあの時の非ではない。
狭い店内に幾多の白煙の金魚が舞い、揺らめき、泳ぐ]


  我らは貴殿に鑑賞されるだけの金魚ではない!
  貴殿が水槽を逆さにするつもりならば、

  ―― 我らは宙を泳いで見せようぞ。


[男の言葉を合図に、白煙の金魚が熊へと向かい泳ぐ。
普通の金魚が泳ぐ速度よりもずっと速く、
それぞれが白煙の尾を引きながら不規則な軌道を描き、

クマをヒレで切り裂き、貫かんと迫るだろう]*




[とりあえず、夢のように問いかけられた言葉は本当か嘘可。幻か真実か。いずれにしても悪い気はしない。]

 ああ、もちろん、
 あとは、死ぬ気でいろいろやんだけだな!

[死ぬ気って死んでるけど、
 でも、覚悟完了は何度申告してもたりないくらいのものだろう]


メモを貼った。


― Bar メメント ―

…………

[すよすよすよ…すぴすぴすぴ…
気持ちよく、気持ちよーく熟睡中。
撫でられてふにゃふにゃと頭を動かして丸くなり……]

…ふにゃ。あれ。
輝にい、起きたんだ。おはよー。

[目を擦りながら大きく伸びをした。*]




 おう、起きたか。
 で。飯はちゃんと食ったか?腹いっぱいになったか?
 ヨハネちゃんは、ここにはいないみたいだからな。
 とりま、


 最終決戦いこか?

[なんちゃって、カッコつけていってみつつ]


どぉーーーん

[次には妙な効果音、というのはなかったんだが、
 ともかく、その姿はブブブブ…変わっていく・

 最初は、右腕が獣化。だけれども、
 そこから広がる、ブランデー色の毛並み。
 身体のラインはしなやかに伸び、
 毛はふさふさと、当然、服はびりびりっと破けていくが、

 まぁ、関係ないでしょう。
 完全な四足歩行の狼になるのだから]


手加減しなければ、ミッションにならないと思いまして。
やり方が下手なのは、お許しください。

[爪の先に擦った、血の感触。
その温度を感じながら、こちらを睨み付けてくる男を無表情に見つめ返します。]

ええ。そうですね。
此度のゲームには、実に多彩な可能性の種がありました。
もちろん、貴方もそのうちの一人です。

[何も感じない、というわけではありません。
今回の参加者、死神たち、そして白上さんの誘導も合わさって、
実に質の高いゲームに仕上がっているのは感じています。

――貴方が主張するような内容とは、ズレているのでしょうけれど。]


貴方は、一番大切なものを奪われて、その結果。
生前では考えられない行動を取るようになりましたね。

変化は、“せかい”の広がりを齎します。
実に興味深いものでした。

[長い年月の中、そうした事例は数え切れないほど見てきました。
だから、心を動かすには足りませんでしたが。

しかし、こうして眼前で対峙すると、感じるものがあります。
しばらくぶりの――なんでしょう、この気持ちは。
この区の全てを見て、聞いて、感じているだけの時とは違う、何かが。


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