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![]() | 【人】 牧人 リンダ― 廊下 ― (35) 2011/12/10(Sat) 11時頃 |
メモを貼った。
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一読してきました。赤勝利を検討されているようなので、一応。
もし、その方針でいくんでしたら、できるだけ早めに準備を進めておいた方がいいとは思います。
というのも、ロールを見る限り、地上の村側の皆さまも、そろそろ「終わり」を想定して、動き方を考えているんじゃないかと思います。
ラストにふさわしいシーンを、各々のPCキャラとしてどう演じていくのか、と。
サンテックスさんを襲撃した場合、サンテックスさんはこの土壇場での陣営変換になるわけで、PC的にどう動くのかは慎重に検討されたいと思うんですよね
もちろん、7日目以降での赤連続吊はあまり現実的ではない(6d:6>7d:5>8d:4or3>エピ生存:3or2?)のでシステム上では協力してくれるとは思うんですが……いかんせんPCとして「アンデッドを倒す」の動きをされているもので。
なので、早めに村側のみなさんに赤勝利を目指している旨をお伝えして、協力してもらうのがいいんじゃないかと。
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村側も、赤勝利を目指している意図を知ることができれば、それを前提にどんな物語を作り上げていくのか、にポイントが絞れますし。
それぞれが登場人物の1人として、迷いなく思いっきり演じきることができるんじゃないのか、と思い。
意図が伝わってないと……ほら、『俺』みたいになりますから。
ともあれ、どんなラストであろうと、俺もバーレーさんを応援していますよ!
2週間も長らくコーディネーター役をされてきたんですから、最後はご自身を信じて、頑張られてくださいね。
―2階の客室・部屋の隅で―
[階段を上り
視線は現場に向けたまま、部屋の隅へと移動する。
肉体をもたない熊は、何を思ってのことなのか、壁の奥に一度体を沈め、壁から目元までだけ突き出している。
やがて、行われる死闘
いや、死闘と呼んでいいものなのかどうか
やがて、少女の頭部が両断されて
……ひどい、現実ですね。いまさら、ではありますが。
[たとえ痛覚は失われていても、意識を保持したまま身を断たれる感覚は、いかほどの恐怖があったものか。
これまでとはまったく異なる、意思持ち抵抗する相手を切り裂くことには、いかほどの覚悟が必要であったか。
全てが終わった後のこと。
二つに分かれた頭部に向けて、男は冥福を祈り、瞑目した]
―そして・2階の客室・部屋の隅で・続き―
[やがて、きっとそれほど時間の経っていない時分。
死した少女が、覚醒する。
肉体と分離された形で。おそらく、瞬時に自身の状態を受け入れて
とたんに誰かの名前を呼びながら、彼女はどこかへと去っていく
あやめ……マツイあやめさん、ですか。
いえ、うちの生徒とは限りませんね。
[暁は男の存在には、きっと気がつかなかったのだろう。
きっと、呼び人のことを強く想っていたために]
ですが、この状態に陥ってなお、まっさきに誰かを想えるなんて。
そんな方がいらした一生は、短くとも、きっと満たされていたものだったのでしょうね。
そう思いたいのは、俺の勝手な逃げ心なのかもしれませんけれど。
[去りゆく暁を見送るも、当然追うことなどはしない。
だから、やがてこの場に集うであろう生存者たちの顛末を、じっと見守り続けたことだろう**]
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―研究所―
[最初の実験が失敗して、部屋の隅で膝を抱えて座り込む。
空腹感は増すばかりで、時間が立つほどに耳に残る息遣い。]
お腹…スイタ……。
食ベタイ……。食べてシマイタイ程に、愛シイ人達がココニイルンダ…。
[意思持ちになり切れない、ソレはおかしくなりそうな程に…。]
ダメだ…自由でいたら、俺は……きっと……。
[ふらつきながら見つけるのは、実験用の地下牢。
中に入り、鍵をかけると、遠くへと放り投げる。
そして、牢屋を破れないように、片腕を……。]
っ!!!……っ!ぁ、、……。
[切り落とした。
腕が1本であれば、無理に開く事は出来ないだろうと。あとは再生出来ぬよう、それも牢の外に放り投げた。
あとは、たとえ苦しくとも、隅で丸くなり自分の意識を研究の為だけに向ける。]
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―いつか・その苦悩の声を聞き―
[男は奥歯を噛み締める。感じる生徒の苦悩の声
耐えている。恐らく懸命に。男の思い違いでなければ、彼はまだ戦っている。
続く叫び。
何か起きたかまでは分からずとも、懸命に抗う姿が思い浮かぶ]
「何だってできる」
[生徒は確かにそう言ったはず。
ならば教師は……ただ、その言葉を信じるのみ。それしか男にはできないのだから。
彼が何かを遂げる瞬間を、遠巻きに見守ることしかできない。
この身体である限り、永遠に…………]
俺は、なぜ……。
[悔いはないはず。けれど。
この世の理に触れ得ぬ男は、未だ戦う者達を思い、力なきこの身をかすかに嘆いた]
―いつか・その苦悩の声を聞き・了―
メモを貼った。
うっ…さ…い……。
[聞こえる声に、苛立ち混じりで答えて。]
…ざける…な…。
ローズちゃんは………
[『俺が食う』一瞬でかけた台詞と、自分の唾液を飲み込む音が聞こえた。]
レティーにも、ローズちゃんにも、手出しするんじゃねぇ。
[何かに震えながらも、拒絶するように口にして。]
なんだって…出来るし、する…!
[静かに、空腹の欲求に堪えながら、頭の中で化学式を組み立てていく。]
あのやり方がダメなら、あっちを試して……。
[ぶつぶつと、呟きなが、思考を繰り返す。]
気分は、超最低だ…。
俺は俺のままで不老不死になるって、そう言っただろうが…。
―いつか・思考に入り混じる声に―
……弱いからですよ。
[ふと、感じとった言葉に口から漏れる。
それは、「いろは」の口にした言葉「ナンデ…死にタイッテノヲ止めルンだろうネ」に対する答え。
彼には幽体と化した己の声など、おそらく届かないだろう。
ただ、見届ける決意を遂げた男は、己自身に言い聞かせる]
自分が弱いと知っているから、誰かと寄り添いたいと願う。
相手が弱いと知っているから、倒れる前に手を差し伸べる。
互いが脆弱な存在であることを認めて、初めて生まれてくる思いなんです。
[脳裏に、猫を抱きしめるコーネリアの姿が浮かぶ。
生徒達を思い、刀を振り上げる田原の姿が浮んでくる]
分からないでしょうね。
俺も、かつては見失っていた感覚ですから。
そして、力を失って、この職についてから、改めて思い知らされた感情ですから。
けれど……その弱さがあるからこそ、湧き出る力も中にはあります。
弱いがゆえに、誰かのために、体を奮い立たせる力。
[学園において、生徒達を失い絶望しかけたあの時
リンダとベネットの姿を見かけ
弱い己が、弱いと思っていた2人を、守りたく]
それって、素晴らしいと思いませんか?
[男はゆっくりと微笑みながら、さらに弱い集合体を思い描く。
顕微鏡の中で見える、力ない、されど健気な細胞達が好きになったのは――――。
それも、力を失い、教師となった後の出来事]
―いつか・思考に入り混じる声に・了―
![]() | 【人】 牧人 リンダ[苦笑を浮かべた青白いバーレーの顔は、 (70) 2011/12/10(Sat) 23時頃 |
![]() | 【人】 牧人 リンダ そう。 (74) 2011/12/10(Sat) 23時頃 |
―続・いつか・思考に入り混じる声に―
[一端口をつぐみながら<<+31も、「でもね」とやがて続く言葉]
優しさ。思いやり。信頼。愛情。呼び方はたくさんありますが。
弱い者同士で支え合いたいと願う想いは、素晴らしいものであれ、想いだけでは何も生み出せないんですよね。
俺みたいな存在になったら、せめてこうして見守り、一方的に痛みを分け与えてもらったつもりになるしかできない。
その気持ちは、行動に移さなくては、意味がなくて、相手にも見えない。
それって、けっこう難しいんです。こちらから相手に、関わりも持とうと動かなければならない。
関わりを持ってしまうと面倒事も多いですから、踏み出すきっかけをつかめない人も、多かったりして……
[今、男が目を細めたのは、どこかから聞こえる決意の声
それとも、思案げに奮闘する仕草をいつか察していて、そのことを思い出してしまったからか]
そんな困難をものともせずに、弱いまま懸命に踏み出せることを。
――――勇気、って言うんだと思います。
[はたして、こう口にする男の視界に映る姿は……。
男は、死に囲まれた屋敷の中で、生者の動きに刮目する]
―続・いつか・思考に入り混じる声に・了―
![]() | 【人】 牧人 リンダ 其処の部屋の人に聞かれたりするとね? (79) 2011/12/10(Sat) 23時半頃 |
祝ってくれなくて結構だよ…。
[どこでもない空を見上げながら、自分の腕と薬の瓶を見つめる。
悪足掻きと言う言葉には、ニヤリと笑った。]
そうでもないさ。
アンデッドウイルスを駆除するだけなら、簡単だ…。
[ただ、治療には至らぬだけ…。]
―廊下・リンダとベネットの傍で―
[そして、男はここにいる。
おそらく、ウイルスに感染した者同士なら念波を感じとれるであろう「いろは」でも、男と熊の存在には気づけないだろうけれど。
男は見ている。見守っている。
平和な時が流れていたならば、いずれ約束通りに、共に補講を行ったであろう2人のことを]
それも、もうお流れになってしまいましたね。バーレーさん……。
[男は知っている。彼の中に「いろは」と名乗る、「元凶」が宿っていることを
クラスメイトである2人は、これからいったいどんな選択をとるのだろうか。
まっすぐな視線で奥歯を噛み締め、願い心は一体何か。
ただ、覚悟だけは決めている。例えこの先何が起ころうとも、目を逸らさないということは。
2人の一挙一足を、悲痛な面持ちで目視する]
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![]() | 【人】 牧人 リンダ バーレー君、貴方よ。 (86) 2011/12/11(Sun) 00時頃 |
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そう、最悪それだってかまわない。
我が家の一番の目的、成すべき目的は、アンデッドウイルスの死滅。
[ふふっと笑って、それから一度だけ首を振る。]
そう…お前と言うウイルスの死滅だったんだ…。
だから………。
[瓶の中身は、同じくウイルス。
増殖し、空気感染で恐るべき速度で増殖するウイルス。]
アンデッドウイルス撲滅ウイルス…。
そうだなぁ…『和音』とでも名付けようか…。
これが切り札、でも……。
[隠し通すが、思考は既に気が付けば彩葉の為に、これは割れないと思い始めていた。]
ただの死体として、人間に戻るか…意地汚く生き残り、縋るか…。
言ったろ?
空気感染して増殖するんだよ。
街中のゾンビも動かなくなる…もちろん俺も…。
彩葉、作ったのは俺の先祖だ…恨むなら、俺だけ恨めよ…。
[それでもその瓶は割る事が出来ない。
恐怖からではなく、それは本能で…。]
俺も、一緒に逝ってやるよ…。
あぁ、言ってなかったか…。
[思い出したように付け足して。]
この街の騒動の原因は、俺たちの一族にある。
責任を取るのが、俺たちの一族の仕事なんだぜ?
[まだ、瓶を割るには至らない。]
―廊下・リンダとベネットの傍で―
[リンダがベネットと距離をとる
注意を引こうとするかのように、巧みな会話を織り交ぜて、残る片手には薬瓶が
そして、唇を歪めながらその手を
ク、クロエさん!
[『お願い』『あなたの命が』。この言葉は男の記憶の中で、繋がりを持った意味とはなりきれない。
けれど、仮にあの補講の会話
仮に、万が一、あの頃から補講の代償として、ベネットの命を求めていたのだとしたら。
……男が、それを知っていたら、「不当契約として裁判で負けますよ」くらいには必死に止めていたことだろう]
[床に落ちた薬瓶から、濃硫酸の薬液が漏れる。
男の足元に流れ着いたとしても、決して痛みなど感じはしないだろうが]
くっ…………。
[男は、ぐっと拳を握る。
構えたベネットの姿
対するリンダはどうしていたことか。
ベネットに対して行われたリンダの薬液による攻撃は、不思議と通用しないと予見していたため、動き出すことには至らなかったが……。
力の差はおそらく歴然。
存在を失った網膜の裏に、穴を穿たれ、切り裂かれたリンダの姿が浮かぶ。
できることなら、仮にそれが効力を発揮するものならば、彼女の前に立ち塞がりたい。
例えどんな本性を帯びていたとしても、彼女も男の、教え子なのだ。
拳を振るわせ見つめるこの局面は、はたしてどのような展開を遂げるのか。
男にはまだ、分からない**]
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