14 学校であった怖い話 1夜目
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人
狼
墓
少
霊
全
いい加減に、しなきゃ。
[ぐしぐしと強く、腕で目元を拭う。
霊魂のみとなった今では意味のない行為かもしれないが、
まだまだ人間だったときのクセはなくならない。
緩慢な動きで立ち上がり、廊下の先の深い闇を眺めた]
…………。
[ひとつ、深く息を吸って吐く。
死んでもやることは変わらないな、なんて小さくぼやくと、
唇を引き結び、教官室の扉へ身体を向ける]
通り抜けられるのかな……。
[しばらくそんなことで悩んで。
恐る恐ると手を差し出せば、指先はドアの向こうへと消える。
その瞬間は思わず驚きの声を上げてしまった]
……ある意味、便利?
[少し頑張ったような、明るい声を出して呟く。
そのままドアを通り抜けた先には、ホリーとラルフ、
そしてアイリスやマリアンヌの姿があるだろうか。
ずっと廊下にいたから、彼女達はオスカーが
ここに来ていたことに、気付いていなかったかもしれない]
……ホリーじゃ、ないんだね。
悲しんでたのも辛そうにしてたのも、違うんだ。
本物のホリーは、生きてる。現実世界で。
["偽物"の妹。ソファーに座りある一点を見つめる彼女の隣に、
ここに来てからずっとそうしていたように、自然と寄り添い立つ。
その瞳には複雑な色が浮かんでは消える。
"彼女"が自分を殺したのだろうか。視られることを、忌避して。
オスカーはそれ以外何も声を発することはない]
周りの何者にも反応せず、しばらくそこに居るだろう。そしてアイリス達が居たなら、どこかぎこちない表情でそちらを見る**
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[電話口で、兄は果たしてどんな言葉をくれたのか。 やがて意を決したように、少女は小さく息を吐いた]
――――――…ねえ、おにいちゃん。
もしも私が「鬼」だったら……。
おにいちゃんはわたしをころすのかな。
[プツリと唐突な音が耳先に響いた。ついで、廊下に転がり落ちるもう片方の髪飾り。長い髪を背に流しながら、暗闇の中一人少女は立ち尽くす]
もしも………。
もしも、おにいちゃんが「鬼」なら―――――…。
(65) 2010/07/25(Sun) 20時頃
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―廊下―
今? 今はね、……教官室に戻る所だよ。
[自分の場所を尋ねられて、素直に答える。廊下を進んで角を曲がれば、教官室はすぐそこだ。 花切り鋏を握る指先が、僅かに震えた]
うぅ……。
[小言を言われれば、しょんぼりとした声を零した。不自然なほどに、いつもの、兄妹の光景]
(72) 2010/07/25(Sun) 23時頃
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『俺は、もう一度「メアリー」に会いたいよ』
[その言葉>>66を聞いて、「私」は、嬉しかったのだろうか。…哀しかったのだろうか]
おにいちゃん。私は…。
―――――…わたしは、ここに、いるよ。
[冷めた声に返すのは、相手に見える筈もない微笑]
(73) 2010/07/25(Sun) 23時頃
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[遠い廊下の向こう側に、ぼんやりと零れる淡い光があった。テッドとパティの懐中電灯の明かりだろう]
……………?
[兄の電話の声が途切れる。だから、私も口をつぐんで息をのむ。 携帯電話を通して、漏れ聞こえてくる教官室の様子。剣を孕んだパティのホリーへと向けた言葉]
――――――…っ!
[その内容に、目を見開いた。 そしてほどけた髪を揺らしながら、気づけば教官室へと駆けだしていた]
(75) 2010/07/25(Sun) 23時頃
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[淡かった光が眩く変わるのは、単に光源に近づいているからではない。 テッドから懐中電灯の灯を向けられれば、怯んだように一度身を竦めるも、足を止めることは無い。小さな少女の影は、やがてはっきりと暗闇の中から映し出されるだろう]
あ、う……、せ、先輩。
一体何が、起こって、―――――…
[テッドの名前がすぐに浮かばず、微妙な呼びかけになってしまったのはともかく。 少しだけ彼と距離をあけて立ち止まると、息を切らしながらも青ざめた顔で問いかける。テッドの向こう側、教官室の方からは、パティ達の声が聞こえてくるのだろうか]
(78) 2010/07/26(Mon) 00時頃
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[生きた人たちがいる世界―私たちを見ることが出来ない人たちのいる世界―をみる。そして、不安に襲われる。本当に、鬼を全滅させることが出来るのだろうか。残った人が、生きて通常の世界に戻れるのか。]
……。柄にもなく、考えるものじゃないね。
[ぼんやりと、残された人たちの葛藤を思うと、心がざわめく。暗いイメージを必死で頭から外し、じっと事の成り行きを見つめる。]
オスカーくん、来ちゃったんだね
[...は音もなく顕れる。
閉じきられた教官室の扉を、わけもなくくぐり、
ホリーの隣、オスカーと逆側にホリーを
囲むようにして座った。パティはホリーを
糾弾している。ホリーは青ざめた顔で否定していた。
同じ死者でありながら、放心したようなオスカーの目に
自分が映っているかはわからなかった]
あなたには
[来て欲しくなかったのに、と続けようとしてやめた。
100%本当かと言えばうそになってしまうかも
しれないし、この場に適切とも思えなかった。
痛々しく落ちた肩に手をのばし触れようとしたが、
それもできなかった]
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………………。
[兄が心配していたという言葉を聞けば、困ったような表情で教官室内を一瞥し、けれど視線はすぐに眼前の青年へ戻る]
あ、あった。たくさん。
[問いかけに、花切り鋏を両手で掲げて相手に見せつつ、片言の返事。 何も特別なことは無い、との声に、少しだけ複雑そうな顔をした。電話口でパティの物騒な言葉を聞いていたからだろう]
―――――――……あなた。
[誰が鬼かと言われれば、鋏の刃先を突き出すような恰好のまま]
あなたは、ちがうと、おもう。
[少女は鬼と思う相手ではなく、人と思う相手を答える]
先輩は、誰が鬼だと、思いますか。
(80) 2010/07/26(Mon) 00時頃
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あなたは死んでしまったけど。
でも「本当のホリー」は生きてる、んだよね?
なら、 ……よかった んだよ
本当のホリーは、痛い目にも怖い目にも、……
あわないって ことだよね
[悲しい目にもあわない、とは言えなかった。
短い間しか過ごしていない「偽者のホリー」
だとしても、あんなに絆を見た姉弟の
弟が亡くなって、傷つかない「本物のホリー」では
決してないだろう]
私やオスカーくんは 死んじゃったけど
ホリーは 生きてるんだよ
それだけでも ラッキーだよ 私たち
[下手な慰めだった。それでも、ぬくもりを喪った
魂は、冷えた双子の片割れのひとつに
不器用に寄り添おうとした]
―回想 ???―
>>+8
[胸のうちの空気を大きくため息にして吐き出した。
仮初の形をなした霊体の胸は、病を得た肺と違い、
上下するだけで物理世界に何の対流も
起こせはしなかった]
そっか ………誰かわかれば オスカー君が
生き返るわけじゃ ないんだよね だったらいい
[自分を手にかけたのが誰か等、
輪を掛けて遠く思えて、目線も遠くなった]
コックリさんと ノックスは違うんだね
呼び方と 性別も関係ないんだね
やっぱり 見てるしかないのか
[そっか。とつぶやいた。去るコックリさんを
見送って、...も闇に溶けるようにして消えた]
―回想・ 了―
……アイリス、さん。
[自分の反対側、ホリーの隣に現れた彼女に、目を向ける。
不自然なまでに緩慢な動きは、
アイリスの言葉にどう返せばいいのか、分からなかったからか。
謝罪も、感謝も、それ以外の言葉も、口から出てこない]
来ちゃい、ました。
[少しだけ、困ったように微笑う。出来損ないの笑み。
あなたには――、その続きを想像することはオスカーには出来ず、
やはりまたぎこちなく視線を外し、少し離れたラルフを眺める]
うん、"ホリー"は生きてるから。
憎たらしくて、いつも僕を兄扱いなんてしない奴だけど、
――……よかった
[霊魂の身体のはずなのに、寄り添うアイリスの温もりを感じる。
それは気のせいなのかもしれない。
それともこの状態では、気持ちがそのまま空気に現るのだろうか。
つう、とひとつ涙が頬を伝い、
ホリーの姿をした"彼女"の手の甲に落ちて、消えていった]
……ありがとう。アイリスさん。
[何度も何度も唇だけを迷わせて、それだけを。
その時に向けた微かな笑みは、偽物ではなかっただろう]
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