125 【突発誰歓】I-GAME.ver.2
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[近くで自分の端末が震えているのは分かっていたが、なんとなく離れがたくて福原の手元を覗きこもうとする。
撫でられれば心地良さそうに目を細めながらも、過度に体重をかけるのをやめた。]
……福原さん誤解されちゃいますよ、良いんですか?
[視線を手元に落としながら小さく呟いたそれは、拾われること無く消えてしまっただろうか。]
誤解?一体何がでしょうか。
[にこにこと惚ける福原。]
"水無月さんの考えてること"が真実でしょうに。
[果たして水無月が自分たちを見て何をどう考えたかは実際には分からぬのだが。そう言ってみる。]
……まぁいいですけど。
[これは、俺が言いたいことが分かっていて言っているのかと、福原の瞳をじっと見つめる。
水無月さんが考えている事が真実、とするのなら。
それは彼女のみが知ることで。
本人があまり気にしてないのならそれで良いかと、苦笑いをくしゃりと浮かべた。]
納得しましたか。じゃあ…
[にたりと唇は弧を描き、黒田の身体を抱き寄せる。]
"続き"、します?
…………また、見られちゃいますよ?
[あぁ、ズルい笑い方するな。
断れる人が居るなら見てみたい、けれど俺以外にこんな笑みを浮かべているのは少し嫌で。
まだ少し赤いままの顔を埋めながら、小さな声でぽつりと呟いた。
独り占めしたいだなんて告げたら、執着しすぎだと笑われてしまうだろうか。]
いいんです。
そしたらまた可愛い黒田さんが見れますから。
[そう言ってまた黒田を二人の世界へと引きづり込む。
多分普通なら。こういうとき、「将来ある若者がこんなおじさんにかまけていてはいけない」などと言って身を引くのがセオリーなのだろうが。
福原はそういう陳腐な台詞とは無縁である。]
成人男性とっ捕まえて、可愛いって……
[不満げに福原を見上げながら首に手を回し、彼の耳元で何やら囁く。
聞きたいことは本当は山程ある。
最初だって今だって、からかわれているだけな可能性だってある。
それでも一つだけ耳元に落とした。
どんな答えが返ってきても、ただ溺れて沈むだけしかできないのだろうけれど。]
[僕は返ってきた返答を見て、灯台へと振り返り――。
――何かそれは別の何かに見えてきて、二度と灯台には登るまいと僕は決心した。]
― 電脳世界β 全体発言―
本当に申し訳ない。もう二度と灯台にはいかないことを約束する。他の人も、絶対に灯台には行かない方が良い。絶対にだ。
[と僕は返信して、一心不乱に走った。]
アイデアロール【70】
71
[僕は、あの二人を見て何かの可能性を思いつきそうになったが――いいやまさか、と頭を振って。
さっきのも何かの勘違いだったのかもしれない、と思うと急に恥ずかしくなってきた。
穴があったら入りたい――なんて、思った先に。
どこをどう走ったかなんて全く覚えてなかったけれど、いつの間にかに洞窟へとたどり着いていた――。]
[戻ってきた言葉に首に回したはずの腕が自然と解けていき。
どこか安心したような情けない笑い顔へと徐々に変化していく。]
……よかっ、た……
[自分でも驚くほどに弱々しく響く。
これ程までに強い喜びを感じるのは初めてで。
そこで漸く、どうしてこんなにもこの人に嫌われるのを、失うのを怖いと感じたのか分かった気がした。]
[僕は洞窟探検をしていた。
色々と思う所はあったけれど、気分転換だ。
ふと、端末に僕宛のメッセージが入る。
僕はそれがちょっと嬉しくて。]
― 電脳世界β→全体発言 ―
真寺愛衣子。三人組のうちの一人だよ。
電脳世界βを使って、僕の死体の在り処を聴いた時にそう名乗っていたな。――櫻子。
[ふむ。とちょっと考えて。
それを聴くと言うことは、羽根を持つ者にコンタクトを取るつもりなのだろうか。
それなら、見かけたらレイジに伝えようと思った。]
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え?ああそうか、そういえば斬られたっけ。
[心配そうな表情の意味にようやく気づく。まだほんの少し肉の覗く肩を掴むと]
全然大丈夫、もう治療してくれたんだろ?
[周りを飛ぶ蝶を目で追いながら答えた]
(71) 2014/06/24(Tue) 23時半頃
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どう見ても人為的だね、気配はわからないけど…
[洞窟内にいたとしても、敵意も気配もわからないほど遠くなのだろう。できれば面倒な奴とは戦いたくない…そう思いながら注意を巡らすと、どこか壁の向こうに流水の音がした]
わりと戦うにはいい場所かも。
[それだけ伝えて。自分たちを狙う存在については]
俺らってより夜斗だろ?今断トツじゃなかったっけ。変なの襲って来たらちゃんと責任とってくれよー。
[ダルそうに返事をして洞窟の奥へ進む]
(72) 2014/06/24(Tue) 23時半頃
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まともな人間は俺のポイントにするけどさぁ、機械人間だのチートな魔法使いだのは勘弁だよ?
[薄く笑って。盛大なフラグには当然気づかず]
お前、その能力活かせば某夢の国の1000人目のゴーストデビューも遠くないよ。
[気配だけがついてくるのには苦笑して。そしてその気配が止まるのに気づくと]
…なに、敵?
[耳を澄ますと確かに、妙に重い足音が聞こえた]
(75) 2014/06/25(Wed) 01時頃
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― 洞窟の外 ―
気分転換にはなったな。
[僕の居た時間の前に、ここで何かあったようだけれど。結局櫻子は誰とも会わずに探検を終えた。
洞窟と言えば宝でも置いてないかと期待していたものの、そちらの収穫も特には無く。アイテムは中々見つからないなぁと溜め息をついた。
探検をしながら、僕は色々と考えていた。
馬鹿なことをしたかなぁと。流に覚悟を迫ったこと。
僕は自分の死に無頓着だったのだけれど。レイジや流の死を見て、僕がどれだけ馬鹿なことをしたか分かってきた。
……流には、後で謝ろうと思った。]
[端末を開いては、閉じて。
僕はもう一度溜め息をついた。
電脳世界βは、真寺愛衣子も見れることがネックだった。
僕は三人組はまとめて敵と認識していた。
――レイジに、会いたいな。
ふと、そう思っても。場所を知られてはまずいかもしれない。だから、聴くに聴けなかった。
捜してみようかな。さて、どこにいるだろう。そんな風に思いたって、僕はレイジをひそかに捜してみることにした。]
[どうせレイジからは視えないのだけれど、何となく装備変更能力で色々試したくなってしまう。
使いすぎると眠くなるが、だからこそ今度は変える前に吟味しようと。歩きながら、ああでもないこうでもないと考えていると。]
― 廃校前 ―
…あ。
[いつも着ている如月高校の制服にしてみて、僕は廃校の前を通り過ぎた。そういえばレイジは僕のことをいくつくらいだと思っているだろう、なんて考えながら。そして、レイジはいくつなのだろうと。]
[ぱたり、と端末を開いてはまた閉じる。
そんな下らないことを聴いている場合ではないだろうな、と僕は僕自身にあきれてしまう。
流のことと言い、僕は本当に馬鹿だなぁと自嘲して。]
[僕は教会に向かっていた。
――たぶん、教会に行けばそのうち羽を持つ者は集まるだろうと。レイジが墓から掘り出した羽を持っていることは知らなかったけれど、その悪魔が現れる時までには教会に来るだろうと予想していたから。
廃校に人がいる可能性はあったけれど、素通りしたのはそんな考えからだった。]
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まっじで、ほんとに機械人間じゃん。 …でも、面白そう。
[洞窟内での遭遇では大鎌は使えない、しかしこの少し開けた場所ならある程度大丈夫だろうと]
騎士さんこんちわー。俺はウミって言うんだけど、まあ簡単に言えばあんたを殺しに来たんだよね。このチキンも言ってるけどとりあえず名前聞きたいな、"騎士様"じゃなくてさ。っていうか騎士っていうからには誰か主がいるんじゃないんだ、1人?ご主人はどこかに隠れてたりとか…
[べらべらと喋って相手の反応を見ようと。せめて人間の心が残っているのかだけでも知らないと駆け引きも上手くいかない]
(100) 2014/06/25(Wed) 19時半頃
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なに、お前も騎士道?
[クスリと笑ってアイの元へ戻ろうと。深追いしてくるような相手ではないだろうと悠々と背を向けて]
…ありがと。お前、死ぬなよ?羽は俺がもらうんだから。
[自分のために能力を使ってくれるのかと少し意外に思いながら、テッドと夜斗の元から消えた]
(105) 2014/06/25(Wed) 21時半頃
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