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……は?
[思い切り眉を寄せた。]
なんもしてないって…
アンタ、俺らに殺しあえって
さんざ煽ってたじゃねえか。
始まってるも何も ……
…アンタ、 誰 だ ?
[違和感。そのまま、尋ねる。]
【見】 遊泳員 ヤンファきゃああああッ、 (@15) 2011/07/26(Tue) 18時頃 |
メモを貼った。
――……?
[話がわからないといった風で、
でも、相手が眉を寄せたのには、何か自分が申し訳ないような気持ちにもなる。]
すまない……本当にわからない。
俺は、ロクヨンのテストプレイヤーのナユタだ。
でも、ログインした時のことは覚えてるんだけど、
気がついたら、今なんだ…。
[そのまま、まっすぐ嘘じゃないぞ、とガストンであるプレイヤーを見つめ返した。]
ちなみに、あんたも参加者?だよね。
キャラは?
[ナユタは問う。
それは、本当に、憎たらしいほど、ナユタで…。]
ナユタ…… アンタが、ナユタ…?
[わけがわからないのは此方も同じだ。
謝られれば、つい責めるようになったのを
すまん、と謝り返し。]
俺は、ガストン。
あー、こんなひょろっちかったら、そらわからねえよな。
[外していたくまフードをかぶってみせる。
それっぽく見えるだろうか。]
…アンタは、ナユタ、だろうが…
覚えてない、のか?
暴れたことも、運営だっつって俺らを炊きつけたのも…
[ゴミ最終処分場でのことも。
気まずさが目をそらさせた。
確かにナユタなのに、違う。
気持ちが悪くて、顔は歪む。]
……たしかに、ステージとか…
1参加者としちゃ、変なことばっかりだった。
けど… アンタじゃないなら、あのナユタは何者だ…?
どこへ行ったっていうんだ…?
[殆ど独り言のようになっていった。]
ああ、ガストンなのか。
本当だ、クマだな。
[フードを被ってみせる様子に、なるほどーみたいな顔をする。]
や、でも、そういわれると、なんかわかるよ。
[そう言って人懐っこいところを見せようとするけど…。
でも、相手が目を逸らして、その顔がひきつるのがわかると…表情は止まった。]
――…俺、じゃない、誰かとか、いたの?
[怪訝な表情は移る。
そして、それは次第に悲しげな顔に変わって…。]
【見】 遊泳員 ヤンファ
(@17) 2011/07/26(Tue) 18時半頃 |
…ナユタは、ずっと…いたんだ。
俺や、他の奴らとも話をしたし…
訳ありにしても、プレイヤーだと思ってたんだが…
[視線を戻せば悲しげな顔が目に入り
覚えてない、と言われていてもひどく焦った。
なあ、と辰次を見る。
彼が補足するなら、それに任せて。]
アンタじゃあ、なかったんだな。
嘘ついてるなんて思わない。
…なんだ。アンタ、何もしないうちに
死亡扱いになってたってことか…?
別のやつがアンタの格好をして、紛れ込んで…?
[浮かんだのは、乗っ取り。
オンラインゲームでは、パス抜きくらったら
警戒しなければいけない事件。]
【見】 遊泳員 ヤンファ[ちょろっとヴェラの背後に回って、邪魔しない程度に傍らに。 (@18) 2011/07/26(Tue) 19時頃 |
何もしないうちっていうか…
ログインしたら、宇宙ステーションがあって…。
黒い何かが迫ってきて……。
[必死に思い出すような仕草…。]
あとは、今 だ。
[それから、また目蓋は伏せられる。]
そっか。なんか……
[自分じゃない自分がずっとそこにいて、
そして、自分ひとりが除外されている気分は否めない。]
うん、なんか、それじゃ
あんたの顔、わかるよ。
俺、あんたにとっちゃナユタじゃないんだよな。
[俯いて…。]
…そっか…。
なんつか… 災難だった、な。
[何かに巻き込まれた。
それだけはわかって、眉を下げた。]
……すまん。
俺にとってのナユタは、あいつなんだ。
[確かに眼の前の人間がナユタなんだろう
姿を見ればそう、思うのだが。
名前からは、どうしてもあの
不安定だった、少し子供っぽかった彼しか。]
でも、アンタがナユタ、なんだろう?
…なおす、さ… なんとか…
[語尾は小さくなる。
自信はない。]
アレが、ナユタじゃないとしたら。
絶対的な、マスターインテリジェンスとか…
ヘンなこと言ってたあいつ、本当に何者…?
どっかにいんのか…
外部から入ってきてるんなら、もう出てるのか…
[消える、消失の瞬間を、男は知らない。
もうどこにもいないなんて 知らない。]
【見】 遊泳員 ヤンファ
(@19) 2011/07/26(Tue) 19時半頃 |
[謝るのを見てるけど、
でも、声は小さくなっていくこと、
そして、彼にとっては、自分じゃない誰かがナユタなんだってこと。
何度か、瞬きを繰り返しながら…。]
いや、いいよ。
あんたにとってのナユタは別にいたんだろ?
それはそれでいいじゃないか。
だって、ナユタは、実在しない人間なんだから。
[ゲームなんだと…そう、割り切るように言ってから。]
じゃ、はじめましてだな。
よろしく、別のナユタだ。
[そう告げると、辰次にも同じく、はじめまして、と笑みを作った。]
メモを貼った。
っ … ――
[息が、とまった。]
実在しない、って。
けど… 中の、プレイヤーはいて、だから
[だから、話をした、向き合ったナユタはどこかにいる。
確かにナユタはゲームのキャラクターだが。]
… はじめまして。
よろしく… ガストン、だ。
[別のナユタ。
認識は間違っていないはず。
ナユタ使いなんていっぱいいるはず。
奇妙な焦燥感の中、硬い笑顔を返した。
ひきつっていただろう。]
[『死んだら、終わり』]
[彼が繰り返した一言が、やけに気にかかった。**]
メモを貼った。
【見】 遊泳員 ヤンファ[宇宙人が全部女性、という言葉に、 (@20) 2011/07/26(Tue) 20時半頃 |
【見】 遊泳員 ヤンファ―ログインゲート前広場― (@22) 2011/07/26(Tue) 23時頃 |
【墓下へ無茶ぶり】
[そのとき、ふと、ざざっと貴方の視界に何か異変が起こります。
貴方はなんだろうと、その視界を揺らすものを探すでしょう。
すると貴方の視界の隅に、通信が入ります。]
こちら、グロリアPL
こちら、グロリアPL
観戦モードの君たちに、ひとつ強制プログラムを組み込んだ。
[そう、開発側のグロリアPLは何もしていなかったわけではない。
この事態になんとかそれでも戦えないかと内部操作を試みていたのだ。]
君たちは、今、PCからは抜けているけれど、
願えば、再度、そのPCの能力を得られる。ただし、もうドロップアウトしていることは変えられない。
ナビゲーターシステムにまで侵食が進んでいる現状、何があるかわからない。だから、このプログラムを起動させるよ。
[そう、願えば君はまた、君の育てたPCに変わることができるだろう。]
[―――そして、]
……早速、何かきたようだね。
[通信はふつり、途切れ、
― 回想 ―
[死というのは、意外と一瞬のものであったらしい。]
――……まぁ、80越えてるHP一気に削られるほど
相手に躊躇がなければな。
[ふっと息を吐きながら、ヴェラにより埋められるベネットを見る。
最後、反撃のつもりではなく、コントロールを失ってアイリスに向かったダイナマイト。
ただそれだけでも躊躇のあった自分との差を知る。
真にアイリスは、ゲームを愉しんでいたのだろう。
嗚呼、でも痛みはそれほどなくとも、覚えている。
死……と言う感覚。ふるっと身震い、自分の身を抱いた。]
いや、私はヴェラが生き残ってくれた方が良かったと思う。
どうにも、私は人づきあいが苦手でな。
ついでに、タイミングも悪い。
[肩を竦める。実際に見ていないことは人はなかなか信じられない。ヴェラの行動を追えば、宇宙人という単語が真実味を帯びてくるが、なかなかそれを信じることができず。]
【見】 遊泳員 ヤンファ―ログインゲート前広場― (@23) 2011/07/27(Wed) 00時頃 |
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