171 獣[せんせい]と少女
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― いつかの10番目の月 ―
[蒼穹にはまたひとつと半分の月が浮かぶようになっていました。 モスキュートの隣を歩くヒナコの背はだいぶ伸びて、 背の高さの差を確実に縮めてきています。 それでもまだ、追いつくのにはかなりかかりそうですが。
自分のすみかを持たないと、背の高さの変化を、 目に見えるかたちで記すことができなくてとっても不便です。 たとえば、柱に傷を残す、といった風に。
―――がっこうを発ったあの時から、どのくらい成長しているのでしょう。
そんなことを考えていたら、 ちょうどいい具合に、モスキュートの口から「まなびや」という言葉が出て。>>356 懐かしさに目を細めます]
(367) 2015/10/16(Fri) 23時半頃
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[ヒナコは覚えています。 いちねんまえの冬は、 「おんせん」というものを目当てに北の方へ向かったことを。 雪で遊んでさんざん冷たくなったからだを、 地の底から湧き出るお湯が温めてくれました。
ゆきだるまやかまくらの作り方を詳しく書いたら、 手帳を10ページも使ってしまいました。
そういえば、手帳に終わりはありますが、 終わった、と言えば、モスキュートは新しいのを用意してくれました。 記録、そして新しい手帳の獲得。 それがじわりじわりと積み重なって、 もう9冊目もはんぶんをすぎたところです]
(369) 2015/10/16(Fri) 23時半頃
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[話がそれましたね。 ともかく、いちねんまえとは違うところにいきたくて、 それよりなにより懐かしさにつき動かれて、 ヒナコはがっこうのある方角を指差しました]
いこう! おまつり、ことしはにぎやかだといいねー。
[そうしてモスキュートと手を繋いで、歩き始めました*]
(371) 2015/10/16(Fri) 23時半頃
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