241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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[そうして、辿り着いた場所では、 何やらライブ>>#4が開かれているようでした。 少しだけ、耳を傾けたのち 興味を無くしたように、 ジリヤは観客席へ足を踏み入れました。]
……独特な曲ですわね。
[しんみりとした空気を尻目に、人混みを見回します。 その向こうで動いた何かに、ジリヤは声を上げました。]
(44) 2018/05/23(Wed) 23時頃
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ニーナ、あちらに何かがおりますわ。
[モグラのようなものでしょうか。 丸い何かを抱えたそれは、碧と目が合った途端、 地面へと隠れてしまいました。
なるほど、とジリヤは独り言ちます。]
モグラ叩きですわね。
[ぼそり、呟いたのち、 少女は拳銃を構えました。
どんな敵であろうと、やることは同じです。**]
(45) 2018/05/23(Wed) 23時頃
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あちらの頭、集めて繋げた途端に 人間になったりしないかしら。
[映画で良くありそうな設定ですが この場では些か洒落にならないでしょうか。 指定を見るに、身体の半分なども 今日のミッションでは存在するようですから。
そのひとつ、頭の所有者らしき目ざといモグラは、 突き立てられる刃>>49は勿論のこと 向けられる銃口にすら、 怯えたように地中に潜るばかりです。
ジリヤは、はぁ、とため息を吐きました。]
(102) 2018/05/24(Thu) 03時半頃
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蹴り飛ばすのもよろしいけれど、 ……少し、お待ちになってくださいな。
貴女の所に、モグラをお届けいたしますわ。 必ずね。
[微笑んだジリヤは、ステージの上へ視線を向けます。 丁度、次のナンバーの演奏が始まる所でした。 リズムが変わったのであれば、行動も少しは変わる筈です。
ほら、現に。 音楽に興味を持ったらしいモグラの鼻先が 客の隙間から垣間見えます。
ギターのイントロを聴きながら、少女は銃を握ります。 ―――ばん、と銃声が響きました。]
(103) 2018/05/24(Thu) 03時半頃
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[空砲に驚いたらしいモグラは 地面に軌跡を残しながら公園を走り回ります。 とはいえ、それで十分です。
姿が見えなくとも、はっきりと場所がわかるのなら 何ら問題ありません。 モグラの進路を銃弾で修正しながら ジリヤはパートナーを振り向きました。]
ニーナ、あとはお任せしましたわ。
[ご注文>>51は、こちらでよろしかったかしら。 そう言わんばかりの少し得意げな顔で、 ジリヤは口角を吊り上げました。**]
(104) 2018/05/24(Thu) 03時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2018/05/24(Thu) 03時半頃
[昨日と同じく、観念したピグノイズが姿を変えて。
バッジを懐に入れると小さな拍手。
それから、増えたノイズには目元を険しくした。]
……ああ。
ここが『そういう場所』なのは知ってるが
それにしたってこう、…落ち着きが無い?
[雑音─ノイズ。その読み方に相応しく、
基本、気持ちのいい音ではない。
有象無象、どこかの誰か。
自分ではない誰か。
混じり。昇華し、汚濁し、混沌とした空気は
ここでしか味わえないような異質さをもって
一部の人間を病み付きにさせてしまう。]
…出所。
確かに気になりはする。
[ゲームに参加していたものとして。
ただしあてもなく歩くのも効率がいいとは言えないので
ざっくりと方向は決めようか、と
スクランブル交差点をぐるりと見渡した。1
1:東 2:西 3:南 4:北]*
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[蹴り上げられ、軌跡を描いた頭>>112を見上げたのち、 ジリヤは玩具を取られたモグラへ銃口を向けました。
名残惜し気に空を見上げていたモグラは 小さな悲鳴を上げて、無へと帰っていきます。
……パートナーが少し落胆した様子なのも 分からなくもありません。 確かに、可愛らしかったと思います。あのモグラは。 けれど、運が悪かったのでしょう。仕方ありません。]
あら、お知り合いだったかしら?
[そうして、頭をまじまじと眺めて、 何やら呟く>>113ニーナに ジリヤはふふと笑みを零して―― ニーナの足元に現れた影>>@44に、碧を向けました。]
(124) 2018/05/24(Thu) 15時半頃
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ニーナ。
[名前を呼んで、その肩を思い切り横から押せば、 背の高い彼女も数歩よろめいたことでしょう。
それまで立っていた場所で、ぐわ、と口を開けた サメの姿にも眉を動かすことなく ジリヤは、たん、と地を蹴りました。 くる、と視界が反転します。]
……ここはアミティだったのかしら。
[ニーナほどでなくとも、有名どころであれば ジリヤだって見たことはあります。 1秒前まで立っていた場所に銃口を向けて 自分を食らおうとしていたサメに鉛玉を撃ち込みました。
まずは一匹。]
(125) 2018/05/24(Thu) 15時半頃
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倒せるなら楽なものね。
[黒いノイズとは異なるようです。 今夜はフカヒレかしら、なんて 軽口を叩く余裕だってあります。 視界の隅で、ニーナの剣が サメを切り裂くのが見えました。これで二匹。
あとはいつもと同じです。 大口を開けた喉の中に、鉛玉を撃ち込んで、 背を逸らせ苦しんだ鮫を、パートナーの剣が 貫き、切り裂いたことでしょう。 これで、三匹、四匹。]
(126) 2018/05/24(Thu) 15時半頃
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[なんて頼もしいのでしょう。 ジリヤはふふと笑みを零します。
肩を並べる者がいるという感覚は 多分、失われた記憶の中にも 存在しなかったと思います。]
(127) 2018/05/24(Thu) 15時半頃
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[――鈴池様、とジリヤは笑いかけました。]
(128) 2018/05/24(Thu) 15時半頃
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―回想:いつかの生徒会にて―
[卒業式が終わった後だったと思います。 無事“お姉様たち”を学び舎から見送った次の日、 ジリヤはいつも通りお茶会を開いていました。
片付けや、それから今後の予定や計画。 真面目な話を終えた後の紅茶やお菓子は 生徒会のメンバーにとっては きっと格別だったことでしょう。]
(129) 2018/05/24(Thu) 15時半頃
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[頑張ってくれた面々ひとりひとりの手を握って、 労いの言葉を述べていきます。
そうして、最後に。 ひときわ背の高い、金髪の王子のような方に 少女は歩み寄りました。
鈴池様、と、碧の眼が細められます。]
(130) 2018/05/24(Thu) 15時半頃
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特に貴女は、良く頑張ってくださいました。
卒業生へのサプライズの提案には驚きましたわ。 わたくしや他の者には、 きっと思いつきもしなかったでしょうから。
[厳格で、少々閉鎖的なこの学校で 彼女のような新しい風は貴重なものでした。
決まりきった段取りに異を唱えるなど、 きっと、彼女でなければ出来なかった筈です。 ジリヤはそう思います。]
お姉様たちも皆、お喜びになっていたわ。 本当にありがとう。
[自分より少し大きな――綺麗な女性の手を握ります。 指先から伝わる緊張に、くすりと笑いました。]
(131) 2018/05/24(Thu) 15時半頃
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いずれまた、頼りにさせていただきますわ。 それでは、ごきげんよう。
[今後ともよろしくと頭を下げたジリヤは 団欒の席を後にします。 新しい風を受容れた、華やかな成功体験。 その裏では、頭の固いシスターへの弁解や 報告書などがつきものなのです。
ジリヤはひとり、教室を後にします。 天使の鈴を思わせる歌声が、 扉の向こうから響いておりました。*]
(132) 2018/05/24(Thu) 15時半頃
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―現在:日継塚公園―
[地上の盛り上がりとは別に、地中が静寂を取り戻したなら ジリヤは空を見上げます。 見えた死神の姿に、にっこりと笑いかけました。]
ごきげんよう、スザンナ様。 こちら、サブミッションの プレゼントだったのかしら?
[如何せん、ここ数日はミッションに 駆けずり回っていたのです。 ホーリーバッジの数は、少し心元ありません。
そうであれば大歓迎ですけれど――]
(133) 2018/05/24(Thu) 15時半頃
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そうでないなら、失礼したいのですけれど。 少々、今は立て込んでおりますの。
[何せ、四つの部位を繋げ集めなければならないのです。 刻一刻と時間を減らすタイマーをちらりと見てから ジリヤは大仰に溜息をついて見せました。**]
(134) 2018/05/24(Thu) 15時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2018/05/24(Thu) 15時半頃
[先導して気持ち程度、急ぎ足になりながら。
行く先にJUN-Shockが見えてきたところで、
ずっと気になっていたことを口にした。]
…なぁ、ゼン。
あんたは、 ……諦めてなかったんだよな ?
[ほんとうは聞くのがこわかった。
でも、彼がほんとうに諦めてしまっていたなら
抵抗などしなかっただろう、
きっと、より綺麗なまま、死ねただろう。
きっと、より楽だっただろう。
きっと、きっと。もしものはなし。
生きていた、はなし。
敢えて、立ち止まることはしないが
もしパートナーが立ち止まるなら
この歩みを合わせて止めるつもりはあれど。]
[―今は真っ直ぐ前をみつめる黒の瞳は
後悔は無いと示すように凪いでいた。
ただ、少しだけ、…碧を見るのがこわい。]*
−JUN-Shock付近−
[ブラブラ死の下の世界を歩いていると、
一匹のブタが目に入る。]
あ、ミッションのってこれか。
[フォルツォートでブタを絡め取ろうとするが
果たして31(0..100)x1 ]
『ブヒー!!』
[やはりサイキックの力も弱くなっているようだ。
ブタは捕まることなく、4の方向へと逃げ出してしまった。
1.霧江警察署
2.マナ・マリンパーク
3.バナナストア
4.イザナタワー99
5.奈落亭]
[逃げ出すブタを唖然として見送れば。]
相方ァ。生きてるか?
生きてるならブタ集めに協力してくれ。
[テレパシーはこの世界で通じるだろうか。**]
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[――はて、全く心当たりがございません。
首を傾げる女>>@47と、呑気なパートナー>>140に ジリヤの方も、可愛らしい仕草で 首を傾げてみせました。]
昨日、喫茶店の前でぶつかりかけたからかしら? ごめんあそばせ。随分とご気分を害してしまったのね。
[きっと、よほど 虫の居所が悪かったのでしょう、と。 バッジを手渡されたジリヤは微笑んで、 女に囁きかけました。]
(146) 2018/05/24(Thu) 21時半頃
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[肩をすくめて、バッジをポケットへと仕舞い込みます。 強いて言うなら喫茶店でのあの出来事くらいですが、 どちらにせよ、彼女を怒らせる心当たりはありません。
ジリヤはただ、真実を述べたのみです。 彼へ告げた言葉に、嘘などひとつもございませんから。*]
(147) 2018/05/24(Thu) 21時半頃
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[さて、頭を手に入れたのであれば もう公園に用はございません。
舞台の上のアンコールの声を背に、 既にパーツを手に入れた 他の参加者と鉢合わせる事も視野に入れて、 ジリヤ達は南エリアに向けて歩いていたでしょう。
ニーナの代わりに生首を抱えて、 ジリヤはパートナーと肩を並べて歩きます。]
彼女に怒鳴られた訳ではありませんわ。
他の参加者の方にご忠告をしたら、 それが、ご気分を害してしまったみたいで。
[呆れたような呟き>>141に、はぁと嘆息を漏らします。]
(148) 2018/05/24(Thu) 21時半頃
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昨日、いえ、一昨日ですわね。
貴方のパートナーが、他の参加者を 手にかけておりましたからお気を付けて、 とご忠告をしたら、怒鳴られてしまいまして。
[言葉が通じない、とまで言われてしまいましたの、と 少しだけ唇を尖らせて、頭を宙にぽんと放り投げます。 重力に従って、頭はすぐ元の場所に収まります。]
……人同士が会話をするのは、 中々に難しいんですのね。
[生首を抱えて、ジリヤはにっこりと微笑みました。 とはいえ、理解出来ない、と言われるのは 生きていた頃から慣れっこです。別に、気にしておりません。
誰に言われたのかは、忘れてしまいましたが。*]
(149) 2018/05/24(Thu) 21時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2018/05/24(Thu) 21時半頃
−イザナタワー99−
[地上でドラマが繰り広げられている中、
こちらの元気な少女は______]
えぇいブタども!
潔く諦めろ!!
[ムチと化した五線譜を振り回して45(0..100)x1
あああああああああ!!!
[3の方へ逃げていくブタを見て絶叫。
1.霧江駅
2.スクランブル交差点
3.JUN-Shock
4.バナナストア **]
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ニーナはお優しいのね。
[ジリヤの方が優しい>>154と、そう言った彼女に ふふと笑みを零しました。
このゲームがパイの奪い合いというのは きっと彼女も承知でしょう。 参加者の中での信頼関係など、 築くまでにまず時間がかかる上、 日にちが経つにつれ、薄れていくものなのです。]
(178) 2018/05/24(Thu) 23時半頃
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