人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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  …………無くなる前に死んでよかったかもなあ、

[ふと笑みを零して、(そっと生え際を気にした)
(見ないフリされたものに関しては、
自分も見ないフリをして)
遠く空を振り仰ぐ友の視線の先を追う。

塗り潰したような夜空に、転々と穴穿つように
瞬く星々と、煌々と照る月。
いつか見上げたものと同じ空がそこにある。
彷徨う亡霊を導く事はけして無い。]

 ――………………。

[ざらら、と風が地を撫でていく。
肩に置かれた皺だらけの掌に触れて、
そっと降ろさせた。]

[ 暫く、黙っていた。]



( 君が本当は、人を、族長を殺したのかどうか
  知らない。何も知らない。 )

[宿屋の一室であんな反応をしたのだから、
きっと何かしら、知ってはいるのだろう。
そうは思うが、具体的に聞く気にはなれない。]

[おもむろに口を開く]

 ……。
 この騒動の犯人はさ、
 何を変えようとしているんだろうなあ。

[人を殺し、族長を弑し、同族を傷つけ
すべては彼らが昨日と違う今日を求めた結果。

そうしなければ求められず
そうしなければ変えられなかったもの。
それは、なんなのだろう。]


 これ以上湿っぽくてもカビるだけな気がするが
 見届けなきゃあならんのだろうと―― 

 ……そう、思ってさ。

[一歩、また一歩
森から村へと踏み出せば
生前の姿を辛うじて保ちながらも、時折その形は暗く翳る。

男は振り返り、
琥珀色の目をゆるく撓めて、ルパートを見る。]


 君はどうする。

[グレッグの事も、メアリーが疑われていた事も、
特には知らない。
それでも、遺された彼の家族にとって
今が苦しいだろうということは想像に難くない。
それをルパートが見れば苦しむだろうな、という事も。

見ないままでいる選択肢もある。
問いを投げかける双眸は、只管に凪いでいる。**]


メモを貼った。


【人】 花売り メアリー

―騒動のあと―

[サイラスがクラリッサから花を受け取り
墓地へと向かう>>3
ベネットが震えるクラリッサに連れ立って
宿屋の表の方へ歩いて行った。

そんな時。

地面にしな垂れ落ちたまま
意識を手放した少女。
少女の傍らには金色の獣。

 疲弊した身体
 流れ出る血は

彼から生気を奪っていくのか
喉から唸りあげる声もどこか弱弱しい。]

(30) 2015/05/19(Tue) 23時頃

【人】 花売り メアリー

[やがて、墓地より戻ったサイラスが
ゆっくりとその爪で兄の残りの生気を奪う間。

少女の意識は深い底に。
その最期を見ることは叶わなかった。

そしてそのまま、人々は立ち去り
興奮しきった様子の家畜の鳴き声だけが響く
宿屋の裏手で、少女は独り ただ地面に横たわっていた。]

(31) 2015/05/19(Tue) 23時頃

【人】 花売り メアリー

―朝―

[ふ、と。
身に襲う寒さで目が覚めた。
意識が浮上したとき。

   ジャリ…
と硬い砂の感触を覚えた。
春先とはいえ冷え込む朝の空気、
朝露と涙と汗とで身体中ぐっしょりと濡れていて。]

 …さむい……。
 どうして…、外で…?

[ぼーっとした頭で
自分の身に起こったことを考えていた。
意識を手放したあと、どうなったのかわからなくて。
というかどうして意識を失うことになったのかも
よくわからない。]

(33) 2015/05/19(Tue) 23時頃

―未明・宿屋裏手―
[―――――――…、]

 ……うん、そうしようかな…。
 ここ、何日か…ちゃんと眠れてなかったんだ。

[その呟きは、サイラスの傍から。
彼へ向けて、誰にも聞こえない場所へ、消える。
骸となった狼と、手を下した青年。
そのすぐ隣に、人の型をした男は佇んでいた。]


【人】 花売り メアリー


[昨日の出来事を思い出そうとすると
サイラスの声が頭の中に響く。>>4:378]

  「──殺すなら、殺せよ。
   でも、これは多分、族長が言った過ちの現場だ。」

[これ?
…これって何だ?]

  「如何して――…」

[今度はベネットの声>>4:393
何が
起こったというのだろう。]

(35) 2015/05/19(Tue) 23時頃

[月明かりの下で隠れたサイラスの顔。
そのサイラスの表情に、
男は少し困ったように眉を下げて。]

 ――…泣くなよ、サイラス。
 …それが、自分の為なら止めないけどさ。

[血に混じり落ちていく涙は誰の為のものだろう。
もう戻らぬ彼女を想ってか、
それとも同胞に手を掛けてしまった自分の為か、]

 ……頼むからさ、
 俺の為には、泣かないでよ…サイラス。
 …俺は…クラリッサをあのまま殺せていたらさ、
 多分次は、サイラス…お前を狙ってたんだ。

[眠らされた為かほとんど苦しむことはなかった。
禁忌をおかして村の均衡を更に揺るがした人狼に
与えられた死は、どこまでも優しい方法で。]


【人】 花売り メアリー


  「そのまんまだと
  噛んだメアリーだって気に病むだろ。」

[再度サイラスの声が聞こえる。>>4:376
噛んだ?わたしが?
違う、わたしそんな悪いことしてない。

長いため息の後]

  「――(キィィィィィィィィン)を。
  過ちを犯した者として
  手にかけてもいいだろうか?」

[言葉>>4:378に被さるように耳鳴りが響いて。
肝心なことがわからない。
過ち?
手に掛ける。]

(36) 2015/05/19(Tue) 23時頃




 ……ほんと。
 人が好くて―――――…お節介だよね。



[隙あらば今にも襲わんと。
獣の型を取り続けていたあの時ですら、
この男は此方の怪我を気にかけていたのだ。
苦笑交じりに呟いて狼の骸を担いでいく姿を見送った。]


【人】 花売り メアリー


 [一体、何の話をしているの…?]
 

(37) 2015/05/19(Tue) 23時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/05/19(Tue) 23時頃


[まだ意識を戻さぬメアリーの姿に視線を移して、
目を細め、けれども男は今はそれ以上言葉を紡がない。

望まない、と"彼女"は言った。
望んだのは、"男"だった。

誰でもない、自分の為に選んだ。その結末。
男の死を知るその時、"彼女"は何を思うだろう…。

従妹が意識を取り戻すよりも先、
男の姿は静かに闇の中へと溶けて行く。]


[先程まで、"自分"の居た場所。
貫かれて地面に広がったままの血、その赤。
夜の色の中に赤は黒ずんでそこに在る。]

[赤い、色。]

(―――…一番似合っていた、ワンピース。)

[あかい、色。]

(―――…憧れの背、その人の髪。)

[紅い、色。]

(―――…たくさんの星が瞬く、自分だけが知る空。**)

 


【人】 花売り メアリー


[ただ、これが嫌な記憶だというのは
なんとなくわかる。]

[その記憶の全貌を
いやでも思い出すきっかけは
地面にしみ込んだ

   赤黒い血。

血。
血、兄の、流した。
 わたしが、噛んだ。]

[足から流れた血の跡とは別に、背中を深く抉り込んだ爪による血を、少女は知らない。
その夥しい量の出血を、自らの牙によるものと
思い込んで。]
 

(38) 2015/05/19(Tue) 23時半頃

【人】 花売り メアリー

 ア、ア…!ア…アア…、ア!!!!

[わたしが、わたしが殺してしまった…!
兄を、兄さえも…。]

[父だけでなく、兄までも……
わたしのせいで……。]

(40) 2015/05/19(Tue) 23時半頃

【人】 花売り メアリー

 イヤァァァァアアアアア……!

[しん、と静まり返った朝の空気に
少女の悲鳴が混じって。

ただ、ロクに食事もとっていなければ
きちんとした睡眠もとれていない少女の声は
か細く、弱く、溶けていった。]

(41) 2015/05/19(Tue) 23時半頃

【人】 花売り メアリー

[そのまましばらく
血のべったりついた地面に額を付けて
打ちひしがれていた。]

[昨日の出来事があんなに遠い。
薄れゆく希望が一瞬、鮮やかに、輝きだして
それも刹那、一瞬にして花弁は無残に
散華する。

何故、何故こんな思いをしなければならないのか。
浮かぶのは自責の念よりも
現状による憤り。己の不甲斐なさ。
兄の喪失感。]

(42) 2015/05/19(Tue) 23時半頃

【人】 花売り メアリー

 [これでもう、なくなったね。]

 かぞく……。

 いばしょ…。

[涙なんてとっくに枯れ果てて
表情は、疲れと無気力と。]

(43) 2015/05/19(Tue) 23時半頃

なんだ、気にしてたのかい。

[髪の話題には、くっと噴きだすように小さく笑い。
わざとらしく、ちらと視線を上へとあげた。
琥珀がじろりと睨み来れば、
笑み含んだ赤い鳶の瞳を涼しい顔で逸らして。

そうして闇に光る白い月、
やたらと生前のまま映る景色を眺めながら口を閉ざした。
素直に綺麗だなと思う。
今更、あの空に手を伸ばし救いを求める気もありはしないが]


[沈黙。互いに互いの思いで暗い空を眺めていた。
心はこれまでになく凪いでいる。
一度、彼の肩に置いていた手に手を触れられて、
その時ちらりと彼の横顔へと目を向けた。

生前と、昔と代わらず真摯に映るその横顔に目を細める。
八年前のキャサリンのこと、自分のこと。

結局まだ気にしているのだろうと、
死ぬまで──…死んでいるが、
消えるまで気にしているのじゃないかとすら思う。
…薄くなりつつあった、髪と同じに]


[沈黙を破る声があった。
問いならぬ問いに、再びちらと目を向ける。
視線が交わることはなかった。
だから男も、また空を仰ぎながら言葉を落とす]


  …───、さあ 、なあ…。


[返す声色は少し茫洋として、
あの空の星への距離を問われたかのように、
少し、想像を広げるかの間を置いた]


………けど、




                …… けど、……

[躊躇うように、少し沈黙は落ち]


…なあ。
我らには…この村の人狼族には。
少しでも、ほんの少しでも、
あの子らの声を聞く余地はなかっただろうか。
同胞の声を聞く余地はなかったろうか。
同族を罰する殺すという前に。


    …───少しでも声を聞いて貰えたなら、

[或いは、と。
顔は空へ向けたまま、自らに重ね合わせるように呟いた。
自分とて、妻が助けられるなら同じことをした。
同じことをして、逃げ場を失えばさて…どうしたことか]


 …。 私は、彼らを助けたかったよ。


[あの子らと呼び、彼らと呼ぶ。
犯人とも裏切り者とも呼ばれる者らと、
心通じていたこと隠す気は元よりなく。

少し、間が途切れる。
躊躇うように傍らを見、ゆるく口を開いた]


         …… ”犯人”と呼ばれる者が、
            私だけで済めば良かったのだが。

[そう願っていたと低く零して]


だから僕は、とうに心で裏切っていたんだよ。
族長の意に抗ったのは、確かにこの私だ。
同族を殺したいと思ったことはなかったが、…

[見殺しにしたことはあるとまでは言わず、口を閉ざした。
己が手を汚したと、思われるならそれで良いのだ。
村医者は何も間違えたことはしていない。
問われずあるならば、だからそれ以上を語ることもまたなく]


ああ。行くよ。
何も出来なくとも──…

[傍にいてもいいですよね、と。
やさしい少女の声が、ふと脳裏を過ぎる。
その面影にゆっくりと瞬いて、そして小さく首を振る。
そうじゃない。自分はそれ程綺麗なものではなくて]


 … あの子らの、傍に居たいんだ。

[己の我侭な狂気の末路、その末を。
見届けることを選び、男もまた森から足を*踏み出した*]


メモを貼った。


【人】 花売り メアリー

[視点は定まらないまま 空を彷徨って。

すると視界がぼんやり暗くなった。
何かが目の前に横切って…――

いや、目の前にいる。


そう思った時には
抱きしめるというには余りに弱く
タンポポの綿毛に触るような力で
何かが、触れた。>>59]

(61) 2015/05/20(Wed) 01時頃

【人】 花売り メアリー


[何が…――。]

[それが人だとわかると、
無意識に顔を探そうと、少し首をもたげて。]
 

(62) 2015/05/20(Wed) 01時頃

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