人狼議事


160 東京村

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 どうしたの、と声を掛けられた。

 いつのまにか、線路のむこうに道路が併走するように作られていて、グレーの自動車から顔を出したおじさんに声をかけられたのだ。
 そのトンネルは危ないよ、とも教えてくれた。気がついたらトンネルの前に跪いていた。
 俺は安心感からまた大泣きしたけど、その知らない親切なおじさんの車に乗って、近くの駅まで送ってくれることになった。

 これで大丈夫だ、もう帰れる。
 そう思って窓の外を見ていた。知っている景色を探して。
 でも、なんだか……どんどん山のほうに移動している気がした。

 さっきまで親切だったおじさんは何も喋らなくなっている。
 後部座席から、おじさんのハンドルを握る左手と、座席からはみ出た耳の後ろしか見えない。
 いつのまにか外は真っ暗になっている。道の両脇にはぼんぼりのような灯りが浮いている。
 おじさんが何かぶつぶつと喋りだしたので聞き返しても、同じ調子でぶつぶつと話している。


 車が突然に止まった。まわりにぼんぼりがない。本当のまっくらだ。
 おじさんが車から降りた。おじさんの重さの分、車がゆれた。
 おじさんが車をまわって、自分の方に来ようとしているのがわかった。
 俺は逃げ出そうと、ドアに手をかけて―――……


[気がついたら、俺は牧野駅のバスロータリーのオブジェの前に座っていた。
 手にはあの時の切符を握りしめていた。


 信じられるか?
 あれから3年経っていたんだ。
 その間の記憶が、全くない。
 いや、なんとなく3年間の”穴”がある感覚は判る。
 その間に経験した恐ろしいことを、恐ろしかった感覚を、特に孤独感を覚えている。

 意識が戻って、最初に考えたのは、母さんのことだった。]


[警察に行き、自分の名前と、自分の家の住所を告げた。
 捜索願が出ていたこともあって、どうにか親戚と連絡をつけることはできた。
 母さんはさぞかし心配しているだろうと思ったら、
 母さんは2年前に男といなくなったと聞いた。]



 母さんは、俺を探してくれなかったの?
 母さんは、俺を待っていてくれなかったの?

 あんなに仲良く、毎日暮らしてたのに。
 愛されていると思っていたのに。

 父さんがいないから?俺が父さんの代わりになれないから?

 それとも俺が父さんの代わりをしていたの?

 その俺が居なくなったから――……


[俺には、極端すぎるほどの電車恐怖症だけが残った。]



 ―……あぁ、そうだ。

 俺があの女にキレたのは。

 失踪した家族を心配しない、あいつが許せなかったからだ。


 心配してもらえないアイリスが、俺に思えたからだ。


[――痣女。
 そのキーワードから、今朝の記憶がぼんやりと思い出された。
 霜が降った窓を擦ってその向こうを覗いたようなの不鮮明さだが……]

[俺は、たぶん朝方に店を追い出され、新宿駅近くで座り込んでいたんじゃないだろうか。
 早朝の新宿駅駅は足早に歩く人ばかりだ。自分と同じように地面にへたり込む人、死体のように転がってる人とゴミもあるが。
 それらをぼんやりと眺めていたら、「なぎさ」――あの痣女が視界に入ったのだ。]

 (俺はあいつを、……追いかけたのか)

[勇気いったろうなあ、と何故か客観的に自分を思う。記憶が断片的で、不確かだからだ。
 駅に踏み入れるなんて、考えただけでも恐ろしかったろうに。]

 (それから……どうしたんだっけ…… ホームに……)

[思い出せない。つかみ合ったような、気がする。あの女の顔と、痣ばかりが浮かぶ。]

 (押……された?俺はあいつを掴んで、一緒に……)

[ホームから、落ちた?]


つきのみや駅、月の宮駅………


[思考がアナウンスに遮られた。窓から外を覗くと、存在しないはずの"つきのみや駅"がある。
 ホームが何個もあり、路線がいくつかあるようだ。改札にも人がいる。
 どこに乗っていたのか数人が降りていくが、あたりが暗いせいかそもそも人でないものなのか、黒いシルエットでしか確認できない。]

[とっさに自分も降りようとするが、開いたドアの前で足が止まった。]


 (電車から降りたら……今度こそ帰れないんじゃないか……?)

[子供の頃の自分がしたことを振り返る。
 電車から降りてしまった。人と口を聞いてしまった。車に乗ってしまった……
 しばらく思案したあと、ドアから離れた。それをきっかけにしたかのようにドアが閉まり、電車はまた走りだした。]


次は―……きさらぎ駅………きさらぎ駅……


[それは、十数年前に降りた、あの駅の名前だった。]


 絶対に、帰ってやる…… 絶対に……


[そう言って、スマホを手にとる。
 電話も繋がらない今、twitterでしか元の世界と繋がる手段がなかった。]

[すぐに彼の「きさらぎ駅実況」はネット上で話題に上がった。
 フォロワーにリアルの知り合いが多かったため本当に連絡がつかないと裏がとれたこともあったが、
 合わせて設定されたアイコンが「日本人離れしたハーフらしい顔つき」だったことと、
 アイリスのフォロワーであったこと、
 過去のツイートから付き合っていたと思われることから、一部では「アイリスの呪い?」などとも囁かれるようになった。

 彼のつぶやきはTogetterにまとめられてRTされるが、”バッテリーやばい”の言葉を最後に呟きは途切れている。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


― きさらぎ駅 ―

[「廻谷なぎさ」の形をした女が、「きさらぎ駅」のホーム内の椅子に独り座り、スマホを操作している。]

[ただ、その顔…口許には、「痣」が無かった。]

[「痣女」の噂を「表層の世界」に残してきた事を示すかのように、「きさらぎ駅にいる廻谷なぎさ」には「痣女」の象徴と言うべき「痣」が無い。]


/*
あ、今日から襲撃できるのがひなこちゃんだけになるよね。
忘れない内に村建て発言を渡しておいた方が良いかしらね。


/*
渡しちゃった…★
だって、ひなこちゃんの描写見たいじゃないですか。

でも時間とか体力の都合でちょっと…!って時には、適当に何かするから、遠慮なく投げ返してくれて良いですからね。この先いつでもね。

早々に襲撃をひなこちゃん一人に任せる事になっちゃってるので、巻き取れるとこは巻き取ります。


/*
あ、渡しちゃった。
そしてミルフィさん以外の可能性を特に考えてなかった。

まあ、その時は日が変わってからまた、ひなこちゃんからその人に渡してくれても問題無いですし。


【人】 石工 ボリス

ちいさい……に……どもる。
へー、これで吃るって読むんすか。
あざっす、俺も近々行ってみますわー。

……んおっ!?

[元気よく入って来た女の子>>145に、堀川はまた大仰に声を上げた。
だって、立て続けの3人目だ。それも、若い女の子。
普段の『たまらん屋』ではありえない事態だ。]

っしゃい!ラーメンね!

[堀川はいそいそとスマホを仕舞う。
怪しい男と淡々と会話しながらラーメンを食べる目の前の女性の考えていること>>181などつゆ知らず、手早く麺を湯がき始める。]

(207) 2015/06/06(Sat) 23時半頃

石工 ボリスは、メモを貼った。

2015/06/06(Sat) 23時半頃


【人】 石工 ボリス

[会話を聞くだに、二人はどうやら顔見知り程度の仲のようだった。そして不思議なことに、3人目の女の子も。]

え、皆さんお知り合いさんで?
えーと……あの、皆さんもしかして、
赤い手ぬぐい巻いた子に、
ここのチラシもらったりしました……?

[昨日も、一昨日も。
首にこの『たまらん屋』の手ぬぐいを巻いたままの彼女の姿を、確かに見かけた。LINEの反応は未だにない。けれども、別れた彼女が、もしも自分のこの店のために、チラシ配りを続けていてくれたとしたら……?

堀川は、思わずじーんと胸が熱くなり、鼻を一つ啜った。
涙目になりそうなのを誤摩化すように手の甲で目を拭いつつ、3人目のお客さんのラーメンを仕上げながら、ふと、二人の会話にカウンターの向こうに視線を投げる。]

(209) 2015/06/06(Sat) 23時半頃

【人】 石工 ボリス

え?なんすか。四つ子?
っと、あいっ、おねーさんの『たまらん麺』ね。
お待たせー。

[3人目の彼女にラーメンを差し出したのち、二人が覗き込むカウンターの裏側を確認しにいく。そうしてそこに貼られていたシールを見て、訝しげに首を傾げた。堀川はこのシールを初めて目にするようだった。]

うわっ。誰が貼ったんだろ。
まーでも、面白いし貼っといてもいっかなぁ。

……って、えっ!?
ちょ、ちょっとぉ。怖い事言わないでよおねーさん。
てか、なんすかこれ?流行ってるんすか?
俺からするとちょっとカワイイすけど。

[と、おもむろにスマホを取り出し、パシャリと一枚。
客が食事中だというのに、シールの写真を撮ったようだ。]

(213) 2015/06/06(Sat) 23時半頃

メモを貼った。


【人】 石工 ボリス

[そのままスマホをいじりながらカウンター内へ戻る。
twitterの通知がある。>>172
そのリプライ内容に、堀川はまたウッと眉根を寄せた。]

ボリス@bolibolibolis
@ys_lougi
アタリってどういうアタリすか!?@_@;
ホラー苦手すけど、興味ありますw
はい、目白でラーメン屋やってます!!是非!!

[と、リプライを返しつつ、タイムラインを流し見する。
何人かがRTしているTogetterの記事。
きさらぎ駅……。
ホラーが苦手な堀川だが、ネットで流行っているその単語、内容くらいは把握していた。Togetterを読み進めるうちにスーっと背筋が寒くなっていく。]

(217) 2015/06/06(Sat) 23時半頃

【人】 石工 ボリス


(……またホラーかよ!やめーや……。)

[堀川は青ざめたままエプロンにストンとスマホを落とし、
カウンター越しに奇妙な3人組に声をかけた。]

……なぁんか、最近、ホラーっぽい事流行ってません?
女の子のバラバラ死体コラに始まって、
飛び込んでない飛び込みだとか、
きさらぎ駅とか……夏前だからっすかねー。
ツイッター見てても、そんな話ばっかで……。

(219) 2015/06/06(Sat) 23時半頃

【人】 石工 ボリス

[チラシを見ていないと聞いて、堀川はアレッという顔をした。]

あれ……そうすか。
じゃ、ふらっと入ってくれたんすね。嬉しいなぁ。
良かったらまた来てやってくださいねー。

おにーさんの高円寺のお店も、行ってみたいっすわー。
怪しいものいっぱい売ってるんでしょー。
女子高生と友達になれるお守りとか。

(240) 2015/06/07(Sun) 00時半頃

【人】 石工 ボリス

しっかし、その中華料理屋、不思議っすねー。
なんかこう、縁を寄せる的なアレ、あるんすかね?
中国四千年的な。

てか本当、おねーさんの現状もホラーっすねー。
こんなしがないラーメン屋にまで、
シールに追いかけられて来ちゃって、

[そこまで言って、堀川は曖昧な笑顔のまま口を噤んだ。

例え『シールが貼られている』という実害のない、くだらないものであっても。今、自分が、その現場を目の当たりにしている。渦中にある。
その事実の方が、今までのようなごく一般的な――しかし発信源の判らない、そもそも真実かどうかもわからないホラー話よりも、堀川の背筋を凍り付かせる。
先ほどまでコミカルに見えていた力士シールの顔が、途端、とても不気味な、得体の知れないものに感じられた。]

(249) 2015/06/07(Sun) 00時半頃

【人】 石工 ボリス

[それから眼鏡の女の子の言葉>>245に、冷静を装って笑顔を作る。]

あーね。そう、あいりす。知ってました?
俺もフォローしてたんすよ。
なんか、いきなり、『ただいまー』とかって、
ぱっと帰ってきてくれると……いーんすけどねー……。

[複雑そうな表情でそう零していたが、美味しい、という一言に、堀川はほっと肩の力を抜いたようだった。]

(250) 2015/06/07(Sun) 00時半頃

ボリスは、何か考え込んでいるようだ。*

2015/06/07(Sun) 00時半頃


【人】 石工 ボリス

[面々の発言を、堀川は青い顔で黙って聞いていたが、男性の言葉>>262にふと顔を上げる。]

雨の日……すか?露天なのに?
ふはっ、でも、そのお守り、ほしーっすわ……切に。
ワタヌキさん、すね。

[と、千円札を受け取り、レジから釣り銭を出そうとする間に、ワタヌキは出口へ向かってしまう。慌てて追いかけようとしたが、美味かったよ、の言葉に、へらっと細い目を更に細めた。]

……あじゃっす!!
おにーさ……あーと、ワタヌキさん。
じゃ今度、店行きます!!

(273) 2015/06/07(Sun) 01時半頃

【人】 石工 ボリス

[続いて、席を立つ女性の勘定を受け取り。]

ちょ、ちょー……おねーさん……
怖い事言わないで……。
逃げ切ってくださいよねー……。

[ふと、去り際のワタヌキの言葉が耳に届く。]

またきて。さよならさんかくじゃなくって?
あ、お店。
……あざーっしたー……。
ウチにもまたきてさんかくしてくださいねー……。

[と、身を縮めながらその姿を見送った。]

(274) 2015/06/07(Sun) 01時半頃

【人】 石工 ボリス

[そうして、最後に残った女性の声>>270に振り返る。]

……え?
いた……けど、え。……待って待って。
いやその場におねーさんもいたんじゃなくて?
夢?夢って何?
や、やめてー。怖いからー。まじでー。

[堀川は決して華奢ではない自身の身体を両手で抱きながら、ぶるると震えた。
そうしてちらりと店の入り口を見る。

彼女が店を出て行ったら、少し早いが閉じてしまおう。
この時間に3人入った。それで充分じゃあないか。
これ以上、背筋の寒くなる話を持ち込まれるのは、耐えられなかった。]

(275) 2015/06/07(Sun) 02時頃

ボリスは、落ち着かない様子で二人分の器を下げている。**

2015/06/07(Sun) 02時頃


石工 ボリスは、メモを貼った。

2015/06/07(Sun) 02時頃



 カタン

     ゴトン
          ガタン
               ゴトン


――きさらぎ駅……きさらぎ駅


[電車が減速したのを感じてすぐ、駅名のアナウンスが始まった。
 電池が切れて使い物にならないスマホをポケットにしまう。
 twitterでも「降りるな」と言われていたし、以前の経験からも降りるつもりもなかった。
 それとなく、きさらぎ駅を車内から見下ろしてみる。]

 ………!

[ホームに誰か、いる。ホームに設置された簡素なベンチに、誰かが座っていた。

 あれは……]


[気がつくと、自分の足はホームにあった。
 ゆっくり、その人影に近づく。走っては逃げてしまう気がしたから。
 ]

[お互いの顔が視認できるところまで近づく。
 その女の顔を、まじまじと見た。]


 …………ッ………は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………

[大きく、吐き出すようなため息をついた。
 落胆したような、安堵したような。
 膝に手をおいて、前屈するように上半身を屈める。
 長い髪が流れて、表情は読み取れない。」


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