人狼議事


15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


[それは水の中から太陽を――本物の太陽を見上げたような色。
物知りの友達はチェレンコフ光みたいだ、と言っていた。

その空からふる灰は、風花のよう。
溶けることなく街を白く、白く埋め尽くして]


            [――そして終焉が訪れた]


[その灰の微細な粒子を体内に取り入れた人々は、
異常なスピードで、異形へと変化していった。

朝には談笑していた相手が、夕方には異形となって襲ってくる。
異形となった者は、必ず人を――そして同じ異形をも襲った。
元が人だからなのか、あるいはその灰のせいなのか、わからない。

住人全てが異形化して、街が滅んだ例を他に知らない。]


[遅かれ早かれ、異形と化していく人々の中で、
青年は時の流れに置いていかれたように、人型を保っていた。

異形化の進行の遅い者は、喰われる恐怖と変化への恐怖と
大切な人を傷つける恐怖とで、己から死を望む者もあった。

 殺してほしい、と願われて。
 どうしても、殺められなかった人がいた。

異形となったその人は、彼の腕を喰らい東の空へと消えた。
喰われた腕は、殺すための刃になった。

たくさん友達を殺した。家族を殺した。
知ってる人も、知らない人も、殺した。
異形化した人も、異形になりかけの人も、


          ――まだ異形になっていない人も。]


[ 殺すことしかできなかった。
     奪うことでしか、救えなかった。]


              [ だから ]


[ 与えられる存在は、尊くて 綺麗で ――… ]





 [ 形にならない思考がひとつ 沈んだ ]


 [ 泉を護る大樹は、
  いまはただ静か **]


メモを貼った。



  ―――……約束、

[ 沈んでゆく 思考 ]
            [ 最期に 聞いた 言葉 は]


 [ ころなさいで ]
 [ しなないで ]


        いきている……、
    しんでいない……、

              [呪縛のような その 言葉は]






 [ 大樹の影が とぷり 波打った **]


[部屋のひとつ。
少女は自分によく似た少女の傍を少し離れる。
冷たく起きぬ少女に触れてくれるアリーシャに触れる。]

アリーシャ。
そっちは私じゃないわ。

ねぇ。

ねぇ。

[触れるのに、きっと気付いてはもらえないのだろう。]


ソフィア、ソフィアっ!

寝ているのは、私にそっくりなこの子。
私は起きているわっ。

[金の髪を揺らしてソフィアへと駆け寄るけれど。
さて、その躯に触れた感覚は伝わるのだろうか。
傍で共に眠っていたネコミミトカゲは起きない少女から離れ、何もあるはずがない――いまの少女が立つ足元をついて歩いた。]

ねぇ。

ねぇ。

私はそっちじゃないわ。

[服の裾を引く、引く。]


[泉に佇む竜の少女へ、
梢はさわりと優しくざわめいて]


 [そして]


[波打つ影からわかたれた
不可視の人影は、ひたり、動き始めた]


[木陰は変わらず優しい音を奏で続けている]


[ネコミミトカゲは撫でるソフィアを金の瞳で見る。
そのすぐ傍に視線を移して、交互に見る。]

ソフィア?

私が傍にいるの。
私は起きているわ。

ねぇ、ねぇったら。

[何度も何度も服を引く。
やがて翠の瞳は潤んで。
けれどもソフィアに声が届くことはないのだろう。
大樹と共にあるラルフにはその声が届いたろうか。
泣き出してしまいそうな、声が。]


――……泣かないで  ヨナ



                   [ その声は 彼女だけに届く声 ]



 だいじょうぶ、
   おれはそこに、いない だけ……


[影より別たれた影は、
ゆるゆると古城内を移動する。

 誰の目にも存在しない
 誰の耳にも聞こえない


ソレはそれを望んだ
彼女の為だけにある、モノ だから]


メモを貼った。


 ―ヨナの塒―

[それはベッドの足元に、腰掛けていた]

         ……ヨナ

[柔らかな声音で呼びかける、

彼女が何か言葉を発しようとすれば、
そっと口唇に指をたてて、静寂のサインを一つ。]

              ……ヨナ、大丈夫。
                何も心配いらないよ。

[どこかで響く異形の声を、
掻き消す様に優しい声で、それはきっと彼女の望む言葉を紡ぐ]


メモを貼った。


森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 23時半頃


森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 23時半頃


メモを貼った。


[ヨナを見つめる気配は、そこにある。
柔らかな眼差しで少女を見下ろしている。

ただ、彼女の望む言葉を、
彼女だけに届く言葉を発する為に]


[声音は響く、優しげに。
ただ、彼女の耳だけに――]

穢いなんて、そんなこと、あるはずない。
ヨナは綺麗だよ。


  だって、君の中には 泉が見えるもの。


[語尾に柔らかな笑みが混ざる
気配はヨナに触れようとそうっと腕を伸ばして]




    [指先を捉えようとするのは、左腕]                                    


【人】 森番 ガストン

―回想・小部屋―

 …>>136>>139>>140この世界で自分を保つのは、難しいだろう。だからこそ、生きるそのものを目的とするんだ。それは機械ではないはずだー。
 
[現に心を、体を失い、崩れていく人間達を、事あるごとに見てきた。喪失は崩壊を加速させることも…。

だが、自分の言は、今まで届いた事があっただろうか。]

(224) 2010/07/23(Fri) 00時頃

【人】 森番 ガストン

 >>144重い…?
 こいつが…?こいつの存在が…?

[相棒をじっと見つめるマーゴの言葉に、そっと相棒を指でなぞる。重い…の言葉に、鈍重に首を振る。]

 ああ、こいつを背負う…のは、重くない。
 俺達は出逢ったときから、どちらかが背負うことになっていたのだから…。

[それは、まだ彼が山師修行中のこと…]

(227) 2010/07/23(Fri) 00時半頃

【人】 森番 ガストン

―遠い過去・当時、住んでいた村―

[崩壊が進んだ世界の中、平等に自分の村にもそれは訪れた。突如降り出した赤い雨に村は腐り、浴びた村の人々は、時を待たずして狂い始めた。

気づけば、村中にはびこる一面に人の成りをした異形の面々。何とか雨を凌いでいた生存者たちも、連鎖は連鎖を呼ぶなかで、次々、紅い手に紅い手を取って行った。

気づいたら村に生気は無く、ほんの数時間で雨は見事なゴーストタウンを作り上げた。村人―いや、多くの異形達は新鮮な食べ物を求め山へと入って行った。

奇しくも、山小屋に居たガストンはそれを避けることは出来た。粗末な小屋から見えるは溶けた家屋、焼けた母屋、ただれた人型、腐敗の道化。

その光景に言葉を失った。案外とっととあれの仲間入りをした方が、何も考えずに済んだかもしれない、と、血塗られたご近所に向かって吐き捨てた。]

(228) 2010/07/23(Fri) 00時半頃

【人】 森番 ガストン

[ ―ここに居たら奴らの仲間入りだ。それだけは勘弁だ。
 ―なら、多分、生き延びなければならない。

手持ちの武器―斧の類と保存に適した食料諸々、切り札の武器を一つ手に小屋を出る。

眼前に広がるは、用意の間に更に近づいている異形達。
自分を襲ってくるような錯覚を帯びていて―事実かもしれないが―恐怖に足が竦む。

 ―突破するには、一人じゃ無理だ…!
 ―だがこのまま居てもどっちみちやられる。

未来が見えるその現実に、歯軋りをする。
一人堕ちる絶望の中、裏の茂みから現れたのが、熊―。]

(229) 2010/07/23(Fri) 00時半頃

【人】 森番 ガストン

[突如現れた獣に、向こうからすれば人間に、思わず構えを取った。獣の向けられた威嚇にも、何か鬼気迫るものを感じ取った。

だが、獣は自分から異形へと顔を向けた。それに習って、自分も異形に視線を向けた。
振り向きなおして合った視線には、戦いの意志は無かった。

お互い一言も発さず、向きなおしたのは村の先の谷。その行動が、一人なら死ねる、だが、二人ならどうだろう、視線はそう投げかけたように見えた。

 ―死ぬにしろ、こんな死に方は勘弁したい。なあ、そうだろ?

物言えぬ獣が、僅かに唸った。肯定してるかのようだった。ただ生き延びるためだけに、手を取った。

それから、その獣は"相棒"になった―]**

(231) 2010/07/23(Fri) 00時半頃

ボク   みたい?

ねぇ、どうして気付いてくれないの?

どうして?

[そうして、ただ受け入れられない現実を見る。
撫でられたネコミミトカゲは不思議そうな顔を見せる。
見えない少女の傍らで。]



そう。
私が視えないのね。

ソフィアも、アリーシャも。

[泣き出しそうに潤んだ瞳。]


[眠る少女の躯に咲いた花は色を段々と褪せさせていった。
涙が毀れ落ちる直前。]




アリーシャ…。




[微笑むアリーシャと、瞳が合った。
そんな気が、した。]


【人】 森番 ガストン

[相棒との馴れ初めを耽ていれば、途中コリーンの歌声が聞こえてきて。

ざわりと。

響く歌に反応する心に、彼女の歌は、まだ綺麗に聞こえている"だけ"なのだろうかと、自問する。]

 >>191>>194おいっ、そんな体で何処に行く…!

[突如起き上がるマーゴに、慌てて反応する。
手を取ろうとしても、弾かれてしまっただろう。]

(236) 2010/07/23(Fri) 01時頃

アリーシャ。
私の初めてのお友達。


一番に大好きよ。


私の精霊さん。

[たった一粒零した涙。
けれど、少女は笑顔であった。
それは幸せそうな、安らかな。]


[ 約束という呪いが影を動かす ]

[ 気配の手は冷たかっただろうか、温かだっただろうか ]

        [ それは彼女の望む通りに ]

 [そして]

[ 背後から伸びたその両腕は、
 薄い肩を交差して、ヨナの両目を覆い隠そうとする ]



              ――……泣かないで、ヨナ


【人】 森番 ガストン

[>>171何かの強烈な絶叫が城内に響き渡った。]

 !!??

[斧を取り出し、周囲を見る。その様は怯えに近い狼狽を宿して、さながら食物連鎖の"食われる側"を髣髴させるだろう。]

 あれは―

[窓の外を見れば、ほんの僅かでも、中空を浮かぶ大きな異形が見えただろうか。遠めに見えた形から、なんとなしヨーランダから聞いた姿かたちが想像され―]

 あれが、シィラ―。

(239) 2010/07/23(Fri) 01時頃

【人】 森番 ガストン

 はは…あんなの。
 襲われたら、どうにか、できるのか…?

[どうしようもない、と言う諦めの単語を我慢という水を嚥下し抑え込む。

此処から離れたい気持ちが、体を部屋の外に押し出した。]

(240) 2010/07/23(Fri) 01時頃

ガストンは、そのまま廊下を転るように移動しただろう。 ―回想おしまい―**

2010/07/23(Fri) 01時頃


私が視えていなくてもいいの。
ソフィアも大好きよ。

私のお友達、大事なお友達。
みんな、みんな、大好き。

[やっぱり花《ポーチュラカ》の微笑みを携えて。]



視えてなくてもいいの。

慣れているもの。
誰にも見られず、相手にされず。

そうやって生きて来たのだから。

[淡く淡く、胸元の花が褪せていく。
淡く淡く、胸から落ちた記憶が戻っていく。]


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ガストン 解除する

生存者
(4人 48促)

ガストン
12回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.085 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび