125 【突発誰歓】I-GAME.ver.2
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
10日目
11日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
[足を進めればやがて教会の屋根が見えてくる。
小さな森の教会、なんてお伽噺のような言葉が似合う建物の中には誰がいるかなんて見当がつかない。
ここ数日、『人の死』と引き離してもらっていたお陰で端末なんか見なくて済んでいたから。
気がついてはいた。入ればきっともう『逃げられない』事を。
人の死だけではなく、『自分の死』と向き合わなければならなくなるかもしれない事を。
終わりと直面するかもしれない事を。
正直覚悟なんて物はできていない。それでも、]
…………よし、行きましょう導次さん
[もう逃げてばかりもいられない。
それに独りではないのだから。]
……。
[男は静観する。その決着を見届ける。]
………。
[こぼれていた雫は既に渇いて筋を残すのみ。]
…………。
[ゲームはいよいよクライマックスを迎える。]
……………。
[そして確信する。]
「「あんたじゃアイツに勝てねぇよ。」」
[ヤトと悪魔の声が重なった。]
ちっ…引き分けにさせるつもりか!?
[焦燥。そんなこと望まない。
"どちらか一方が生き延び、優勝すること"を望んでいる。
どちらも生きていたりどちらもが死ねば何もかも終わる。だが、死んでしまったいま、何もできない。]
メイ…っ!?
[何が起こったのかわからなかった。ただ、某然とその様子を眺めることしか出来なくて。]
望んで…ない…。
こんなの…俺は…
[僕は、2階から跳び1階へと降りた。何が出来るわけでもないけれど――。
思わず、降りてしまい。
たとん、と着地し手をつき。
その瞬間を――真寺愛衣子が流を庇う瞬間を見た。]
な――、
[流を、どうして。
あれは――、裏切りなのか。
僕には理解が追い付かなかった――けれど。
――唇を噛み締めて。]
…すまない。
ありがとう。
[本人にはそれは聴こえていないだろう、けれど。
――そのまま流を癒してくれる、真寺愛衣子の姿に。僕は、感謝を述べて――。
つい飛び降りても何も出来ない悔しさと――、自分自身の非礼を恥じた。]
[福原は黒田に微笑んだ。黒田がこの選択をしてくれたことを嬉しく、そして誇りに思ったから。自分の思った通り、黒田は弱い人間なんかじゃなかった。
二人は静かに教会に足を踏み入れた。
そこで二人が見た光景は、
ちょうど真寺が力尽きる光景だったか………
倒れ伏した女性がまず目に入った。あれは、確かに真寺だ。9年前に兄弟の喪失を嘆き悲しんでいた少女。
福原は咄嗟に思い出した。いつか真寺が治癒能力を選んで良かったと思う時が来るだろうと言ったことを。
これが神の思し召しなのか。ここで真寺が命を落としてあの少年を治すことになるのが運命だったのか。それとも全てが意味なく終わりを告げるのか。
それが分かるのはきっと、そう遠い未来じゃない。]
[表情がやや固いまま、一つ頷き後へと続く。静かに、ゆっくりと。
足を踏み入れた瞬間、目に入ってきた光景に一瞬動きが止まるのも仕方が無いだろう。
黒田を殺したがっていた女が倒れているのだがら。
いつまで経っても起き上がりはしない。
この距離からだと、気絶しているのかそれとも動かなくなってしまったのかは分からなかっただろうか。
どちらにしろ、微かに苦い顔をしている事には変わりない。]
…………。
[ドアが開く音を聞く。無表情に顔を向ければ従兄弟と神父の姿。]
…やぁ。たった今ショータイムは終わったよ。
とても、不服な結果だけどな。
[十字架の上から静かに微笑む。けれど、その表情に力はない。]
どうやら、第二部が始まるらしい…。
[あぁ、聞こえる。不自然な程に揃った足音。]
流……。
[終わった――。
ことに、安堵して。僕はへたりと座り込んだ。流の様子を見て、僕はそのまま端末を取り出して。]
―電脳世界β→全体発言―
流に、お疲れさま。
と伝えてほしい。出来れば、少し休ませてあげたいな。
――櫻子。
っ!?……夜斗、……
[ショータイム?もしかして、ここで起きた殺しあいのことなのか。
両手を力一杯握りしめながら声の方へと顔を上げる。
無表情に近い微笑。
第二部、なんてまるで舞台でも見ているような口振り。
その全てが眉間へと力が入ってしまう要因となっていた。]
差出人:Teufel
件名:死亡者通知
----------------------------------------
C地区にて、死亡確認:真寺 愛衣子▶新宮 海斗による殺害
1ポイント加算(合計1ポイント)
C地区にて、死亡確認:新宮 海斗▶水無月 流による殺害
1ポイント加算(合計2ポイント)
残り、6名
---------------------------------
[戦闘が一段落した事を示す、その死亡通知メールを送信し。
羽根は必要数に達した。此の儘、悪魔との対決をするか、後一人。
誰か殺して決着をつけるかは参加者次第。]
(#0) 2014/07/01(Tue) 00時頃
ありがとう、レイジ。
[と言っても聴こえないけれど。
あまり端末にメッセージを入れてレイジに手間をかけさせたくはないので、気持ちだけ――。
伝えてくれたことに感謝をすれば、そこでようやく教会への新たな訪問者に気がついた。
流のことでいっぱいで、そちらに気付かなかったらしい。]
…あ。
[僕は入り口の二人を見て、一度目を逸らし、そうっと目を戻せば。
気まずそうに、申し訳無さそうに頭を下げた。
座り込んでいたので、そのまま手をついて丸まるように。]
(やはり勘違いではなかったのかもしれない。)
[ふと、顔をあげれば――。
ああ、そういえばKcafeの店員さんじゃないかと気が付いた。
あの時は一瞬だったり、その前は戦闘中で気付かなかったけれど。
機械のことで助けてくれたことを思い出して。]
(そういえば、レイジもKcafeの主人と仲が良かったな。)
[――なんて、かすかによぎって。
ちらりと、Kcafeの主人――剣吉さんの方を見れば。
たくましい腹筋が、目に入った。]
宛先:ヒゲのおっさん
名前知らねえんだけど、話せるみたいだから挨拶しとく。
テッドくんが近くにいるかも。
ps.死者勢揃い。こりゃすごいネ。
[どこからか視線を感じたような気がして、辺りを見渡せば彼女を見つけられただろうか。
気のせいでなければ、こちらに向かって頭を下げているように見える。
しかし全く心当たりがないため、握りしめた拳をほどき腕を組ながら原因を頭の中から探った。
勘違いならそれに越したことはないのだが。]
…………あ、?
[多分、何処かで見たことがある人で。
何処だったかと糸を手繰りよせるように記憶を漁っていく。
ぼんやりと浮かんだのは灯台。
眠るように動かない彼女、ではなく。
お邪魔しました!とひどく焦っていたような声と、色っぽく片手で髪をかきあげる誰かの姿。
その後の不思議アプリでの全体会話。]
あ、あぁ!!?
[小さく叫んだ声は近くにいたのなら聞こえただろう。
遠くからは突然ばっと顔を上げただけに見えただろうか。
動かなかったはずの足が素早い動きを見せ、なるべく驚かせないように彼女の方へと。寄ったはいいが、何と伝えれば良いのか非常に迷った。
結局口から出せたのは]
取り敢えず、あの、わ、忘れてください……
[情けない纏まらない声。
おまけにこれでもかと赤く染まった耳だった。]
は、はい……。
[僕は思わずそう返事をしては、こくこくと頷いた。
あの腹筋を見てまさかと一瞬思ったことは、そのことで右から左へと通り過ぎていった。]
…な、何も見ていなかったから。
その、ごめんなさい。…忘れることにする。
[つい思い出してしまって。
頬を赤くして、目を逸らしてそう言った。
眼が泳いでいるし、声が上ずっているのだけれど。]
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
10日目
11日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る