241 The wonderful world -7days of KYRIE-
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
────そう、か。
俺はゼンの"理由"に、なれたんだな。
[かつて男は理由を与えると言った。
死んでしまった以上、
やり直しはきかないかもしれないが
まだ、諦めていない。
しぶとく泥臭く、地を這ってでも生きようとする姿に
誰かが価値を見出だしてくれたなら。
この身を削った"生きた炎"が
誰かの理由になったなら。]
ならもう、思い残す事は無いかもしれんなァ…。
[なんて。今から成仏する幽霊のような台詞をぽつり。]
[淡く零れて溶け行く氷を受け止めるかのように、
ぐっと足に力を込めて、ひとつ試してみれば
地面を這ったのは、炎で出来た"アイビー"。花ですらない。
形成なんてはじめてやったから
上手くいかないなぁと力み。
ゼンが凍えてしまわぬように、
足元を照らす光と暖かさになれたなら。
ふっ、とちいさく微笑んで、
少し低いところにある頭を
わしわしと、雑に撫でたのだった。]
─ →7日目 ─
[一瞬の眩暈の後、目を開けば─2
1:兄間薬品
2:キリエ駅
3:イザナタワー99
4:甘味処あん屋
5:スクランブル交差点]
[ というのが、正しいのかって? さあ。
ニーナは目を開けた。身体を起こした。
そこはやっぱり硬い地面の上で、
──ほんの一瞬、また日を跨いだのかと。]
…………いや、
[ 頭がぼんやりするけれど、
なにかおかしいと思ったとき、
古めかしい携帯電話が着信を告げる。
短い文面。飾りっ気のないソレを、
ニーナは丁寧に読み込んで、数秒。]
死んじゃったのかあ
……でも、楽しかった なあ
[ ぽつんと呟いた。馬鹿みたいだと、
自分でも思わなかったわけじゃないけど。
見上げた空は高く、
──最期に見た空色 が、過ぎって、
今度は大慌てで立ち上がった。]
──ジリヤ?
ああ、そういや昨日の──、
エクゾディア……完成したかな……
[ ちょっとした愛称、くらいの思い入れはある。
完成したとて特殊勝利には至らないどころか、
自分たちは敗北してしまったようだけれど、
だからといって、全滅を良しとするわけでもなし。]
[ 記憶が蘇っていくがごとく、
気になることが次々に浮かび上がってきて、
──しんみりしている暇はないって!
ニーナは暫くオロオロと周囲を見回した後、
傍らにいたであろうジリヤと言葉を交わし──、]
──とにかく、
このピグノイズとやらを捜そう
適当に歩き回ってみようか
ええと、ここは──、
[ 周囲を見回す。
どうやら3のあたりらしい。
1.キリエ駅 2.兄間薬品 3.あん屋
4.イザナタワー 5.スクランブル交差点 **]
─ 中央エリア・キリエ駅 ─
……っと。
今日はここからか。
[かつてここで騒いでしまったこともあった。
あのとき会ったウシコは元気だろうか、
死神に元気かどうか聞くのは可笑しいかも。
側にパートナーが居たならば
なんだか気恥ずかしいような気がして
そわそわと足元の石ころを蹴飛ばしたりなど。
気を取り直して、行ったことのないエリアに行こうと
パートナーに声をかけようとしたところ──揺れた。]
っ──!地震か!?
此処等にしては、大きめの、……
[揺れがおさまるまで腰を低くして
落下物に警戒していたが、
多少ざわついた程度の駅前は
直ぐにまたいつも通りの賑やかさを取り戻す。]
…珍しかった、な。
なんかの前触れじゃなきゃいいが……、
こっちの北エリア、行ったこと無いんだよな。
行ってみないか?
[こっち、と北エリアの方向を指差して
パートナーを誘った。]*
──中央エリア/あん屋付近──
[ かくして、ピグノイズ捜索の幕開けである。
キョロキョロと周囲を見回すが、
当然、そのへんに転がってるでもなし。
ううん、とニーナは思案して、
ジリヤを見下ろして、尋ねる。]
別の方角を目指さないか?
ほら、ここ
高成績のものにはってあるだろう
要は、他の脱落者たちと
競い合えってことなんだろうし、
──だとすると、私たちは不利だ
あと1日しか時間がない
どう計算するかは知らないけど、
急ぐにこしたことはないよね
ほら、時計回りとその逆のつもりで回れば
最後はどこかでかち合うだろう
何かあればテレパシーで連絡、いい?
[ 手早く段取りを決めて、
そうだな──南側から取り掛かろうかと。
パートナーにそう告げれば、
一旦別れて南の方へと──、**]
──南エリア──
……酷いな、つまり
あのおかしな色のノイズの出所は
こっちだったってことか?
[ 南下するに従い増えていく黒いノイズに、
ニーナは眉を顰めてあたりを見回した。
どうやら二度死んだ者には興味がないらしく
悠々闊歩できるのはありがたいけれど。]
……どうにか、残ってるひとに
伝えられればいいんだけどなあ
[ ふむ、と考えながらも、
( 窓ガラスにうつりこんだり、
ローソクの火を揺らすくらいできればいいのに! )
ニーナが足を向けたのは、御沙霊園だった。]
[ ……以前ミッションに縁のあった場所が
何かしら関係あるんじゃないかなんて、ただの勘繰り。
何日目だかのミッションで、
野犬に遭遇した森を進んでいけば、
何やら、丸っこいシルエット──、]
こ、これか
なんか、かわ……………
[ 昨日のモルは哀れにも
ジリヤの銃にぶち抜かれてしまったが、
今日は、その心配はない!
そして、指令はあくまで"捕獲"!
怯えた素ぶりでまあるくなっている
( なんせ背後は大木だ! )
ちいさなノイズを見つめ、耳を澄ませ、]
……………………ぴ、
ぴぎぴぎゆってる……………
[ ニーナは顔を覆った。かわいいんだけど。
さながら気分は悪党である。
藁の家なぞひと吹きで崩してやろう!]
お、おいで〜
痛いことしないよう
[ そうっと、手を差し伸べる。
これが野生の動物に通用しないことなど
ニーナだって100も承知だ。
承知だが、野良猫に声かけることもあるだろう!]
[ 案の定、ぴゃっと動こうとしたピグノイズに、
ニーナは素早く、進路を塞ぐように手を伸ばし──、
20(0..100)x1。]
……やっぱり、犬とは違うか
[ ぴゅんと短い手足を懸命に動かし、
1の方に逃げてく姿を
(1.オシリスカメラ 2.木徳図書館 3.いちご横丁)
なんだかしみじみと見送ってしまって──、
おっと、追いかけねば!**]
―中央エリア:あん屋付近―
おはよう、ニーナ。
もう、あんまり無茶はしないでくださいな。
……本当に、驚いたんですから。
[詳細は伏せますが、とある理由で
数分前まで激しく咳き込んでいたジリヤは、
目覚めたらしいパートナーに気付いたなら、
何事も無かったかのように微笑んだでしょう。
あまり無茶な真似はするものでないと
少女は内心思います。
流石に死ぬかと思いました。
……死んだのですけれど。]
わたくしも楽しかったわ。
ですから、もう一度――頑張りましょう?
[それでも、まだ終わりではありません。
スマートフォンの画面に表示された
二度目のチャンスに、ジリヤはパートナーと顔を見合わせ、笑いました。*]
―南エリア:いちご横丁―
[さて、パートナーの提案に従って
ジリヤは南エリアから反時計回りに
キリエ区を歩くことにしました。
昨日までさんざん手こずらされたノイズは、
此方に見向きする様子もありません。
ですから、ジリヤの方も鼻歌交じりに
ノイズの群れをすり抜けて歩きます。]
本当に幽霊になったみたいですわね。
[ふふ、と口元を吊り上げて
三度目の来訪となる場所を歩けば、
―――なるほど、あれがそうなのでしょう。
マスコットじみた、可愛らしい豚がおりました。]
ごきげんよう、豚さん。
……ほら、怖くありませんわよ。
[警戒するようにぴぎぴぎと鳴く豚に
ジリヤは穏やかに笑いかけ、一歩踏み出しました。
23(0..100)x1]
……。
[ぴゃっと2(1.木徳図書館2.霧江警察署3.奈落亭)の方へ逃げた豚を目で追って、
ジリヤははぁと溜息を吐きました。]
……動物は苦手ですのよ。
[鼻がいいのか、勘がいいのか。
昔から、動物に好かれた記憶のない少女は
とぼとぼと次の場所へ向かったことでしょう。**]
ー 西エリア・盟海珈琲店 ー
(いた……)
[珈琲店の近く、丸っこいシルエットがそこにいた。
こちらに気付いてガン見してくる。
ぴぎぴぎ鳴いて、警戒しているのもよく分かる。]
痛い事、しないぞ……?
[自分の足下で影が揺れながら、ギリギリまで距離を詰めようとゆっくりと近づいていき……15(0..100)x1。]
[……ものすごい勢いで逃げられてしまった。]
は、早いな……
[走って追いかけるのも、咄嗟に影で捕まえるのも
どちらも無理と即察するレベルで素早く、2の方向へ去って行った。
1.スタジオエデン
2.兄間薬品
3.日継塚公園
……さっきの橘は、これに大苦戦の末にあんな調子になってしまったんだろうか。]
追いかけて間に合うか……?
[しかし、他に居所の心当たりなんてない。
ピグを追いかけるように、また移動する事にした。]**
―東エリア:霧江警察署―
[逃げた豚を追ったジリヤは、
そこに広がっていた光景に、ふふ、と笑みを零しました。
何せ、先程逃げたらしい豚が一匹と、
それ以外に、二匹の子豚が
いた訳ですから。]
三匹の子豚ですわね。
[つまりはそういうことです。
とはいえ、家を建てる暇など与えません。
ジリヤは聖母の如く微笑んで、
微笑ましい豚の団欒に歩み寄りました。
7(0..100)x1]
[狼よりも恐ろしい来訪者に、
三匹の子豚はたちどころに逃げていきました。
一匹は2の方向へ、
もう一匹は2
そして最後の1匹は2へ向かったでしょうか。
(1.スクランブル交差点
2.オシリスカメラ
3.いちご横丁
4.マナ・マリンパーク
5.JUN-Shock
6.イザナタワー99)]
……。
[ジリヤは決意しました。
今夜の晩御飯は、角煮にすることを。*]
−鳴呼麺本舗−
[ブタを追いかけているうちに
お腹が減ってきたので小休止。
二度死んでもなおラーメンが食べられるとは
なんと幸せなことだろうか。]
……店長。豚骨ラーメン、焼豚マシマシで。
[店長に何か嫌なことでもあったのかと聞かれたが、
そんなことは一切気にしない。]
──南エリア/オシリスカメラ──
[ 今夜の夕飯だなんだといったって、
死者に食事が必要なのかもわからぬが、
ニーナは豚トロ丼が好きだ。
──ということを言おうにも、
パートナーは隣にはいない。
咳をすればテレパシーで
反応くらいはしてくれようが、
なんにせよ一人である、現在。オシリスカメラ。
( 尚ひどく咳き込んでいたジリヤに、
血反吐でも吐くんじゃないかと
ドキドキしたのは先刻のことである ) ]
[ 子豚を追いかけ街を駆け、
一度は見失い周囲を探して回った。
建物の影になる場所に
はみでた丸い胴体を見つけ( かわいい )、
そうっと回り込んでみたら、
なんと、三匹寄り添ってるではないか!
( 奇跡的にかわいい! )
ぴぎぴぎと身を寄せ合う子豚に、
ニーナは顔を覆いそうになった手を握りしめ、
だらしなく溶けそうな頬をぺちんと叩き、
ビッグ・バッド・ウルフさながら
慎重かつ大胆にピグノイズに歩み寄る──!
49(0..100)x1 *]
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る