241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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[ 灰の地面で、目が覚めた。
雑踏、を 見るに、覚えがある。
スクランブル交差点。
傍らに咲いていたはずの勿忘草はとうに散り、
張っていた氷も見当たらない。
身体にかかった赤色はそのままで、
…然し痛みは何処かへ消えてしまったよう。
── 蒼が、眩しかったから、
全く異なる色の 碧を、細めた後、
緩やかに、起き上がる。 ]
[ ……死んだと思った。
あれは確かに死への歩みだったし、
全身が"凍る"感覚だって、全て、現実だった筈で。
( …現に真っ赤な跡は消えていないのだ! )
── ならば此は何なのだろう。
至って"何時も通り"の行動が出来る身体は、
そりゃァ何時も通りに、
尻ポケットから携帯を取り出したのだ。 ]
[ …碧は、きゅぅ と細められた。
現実として受け入れられない自分は、
どうやら何処かには居たらしい。
後の祭りとはこのことか、と、
実感しながら、携帯の画面をスクロール、
暫く 白い指先を滑らせて、 ]
─── まだ、勝てるけれど。
[ 後方で名前を呼ぶヒーローに、
さも、其処にいるのが当たり前の様に、
碧を向けて問うた。 ]
|
[目があったかと思えば 女性はこちらに手を振ってきて。>>98]
何かしら、SOS信号……? いえ、それとも挨拶のつもりかしら。
[気づかなかった事にして、無視してもよかった。 けど、もしかしたら…彼の居場所について情報を持っているかもしれないと思えば取る行動はひとつ。
ドレスを風になびかせながら女性の方へ目がけ急降下。 タイミングをみて減速をかけ、華麗に着地をしてみれば]
御機嫌よう。 何か私に用事かしら?濡羽色のお嬢さん。
[お決まりの挨拶をしてみただろう。
わざわざ上空にいる死神へ挨拶をしてきたのだ。 彼女もこちらへ用事があった可能性もあるかもしれないと一応問いかけはしてみただろう。*]
(@24) 2018/05/21(Mon) 22時頃
|
[───見つけた!
白は、そう遠くないところにいた。
駆け寄って彼の身体をぱすぱす叩くのは許されるだろうか、
間違いでなければ、刺されていた。
あの時側にいたら何か出来たのでは、と
幾分はっきりしてきた頭で思ってしまう。
目の前の白を息が詰まる気持ちで見詰めれば。]
─、勝てる……?
そういえばさっき鳴ってたな?
[優先度:パートナー>ミッションの確認という
参加者としてはあるまじき意識が透けただろう。
習うように端末を弄れば、敗者、と。]
[──違う。
まだ、負けていない。
まだ、まだ、この意識と身体はここにある。
ならばまだ、負けていない!]
…まだ、勝てるンだろ?これによると。
なら最後まで諦めずに行こうぜ。……ゼン!
[二度目の死を迎える前より
更にこのからだ、力が無いようで。
なら、背中をばしん!と叩いても
大して痛くはないさ。きっと!]
んで、えー…と?
そのピ グ ノ イ ズ ─がいるトコ。
やるからにゃあ本気でやりたいし
効率重視すんなら別れた方が……
[口許に手を当ててブツブツと。
すると、向かい合ったパートナーの背後に─ぴぎ。と
一匹の丸いブタのようなノイズが現れた。]
っあーーーー!?
ゼンっ!あれ!あれか!?ピ グ ノイズ!
[突然叫んでピグノイズを指差せば
当然奴はぴゃっと逃げてしまう。
凄まじい早さで跳ね回った後─
ピグが逃げていったのはマナ・マリンパーク方面。]
あ、……すまん、あっちに逃げてった。
[訂正:逃がした。
申し訳なさそうに肩を落としてパートナーに報告。
どうしよう、と問う間も
いつでも走れる と、その場で足踏み。]*
|
[禁断ノイズを倒すのに夢中で、 どうやら助けてくれた子がいるということに気付いたのは、その後だった。>>119
下半身と左腕が分離している状態で、そちらに向かうことはせず。 呼吸を落ち着かせてから、遠くから右手を振った。]
しうょちゃやん だ こちんには
…… あっ スッケッブチク、あがとりう
[ちゃんとお友達料は受け取ったよ、と伝えて]
(@25) 2018/05/21(Mon) 22時半頃
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へんな ノイズ いみたるい きつをてけね
ミッョシンの ヒント したりい? そとれも バッジ ほしい?
[漆黒のノイズはわたしたちの仕業じゃない。 そう暗に示して、心配ないよと微笑んでみる。
こんな状況でも死神と参加者。 それに変わりはない。ミッションはクリアされるまで続く。*]
(@26) 2018/05/21(Mon) 22時半頃
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── 昨日:4th day 中央エリア:兄間薬品 屋上 ──
……さあね。 でも、ゲームマスターさんがわざわざ用意したんだもの。
一介の死神が呼び出したものよりは、 あちらの方が、よほど多いんじゃない?
[鼻白んだような目つきで、ジリヤを眺めていた。>>4:464 別に、スコープを覗き込んだままの姿勢に、気分を害したわけではない。 ただ、そう、淡々としたその調子が、パートナーといる時に比べて随分静かなものだとは、思ったから。 もう少しぐらいは動揺があるかしら、と思っていたけど、なんて。]
(@27) 2018/05/21(Mon) 23時頃
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……ここから狙えば、 遠距離射撃の練習ぐらいにはなるかもしれないわね。
[狙う対象については、言わずにおく。 それは、ジリヤの言う通り、多少なりとも意地悪を含んではいたけれど。>>465]
あら、死神に限ったことじゃないんじゃない? ……そんなものよ、世界なんて。
[そう言ったところで、ライフルが空に放り投げられた。>>466 たちまちのうちに、柔らかく色を変えた表情を、眺めながら、なんとなく。
……貴女、参加者よりも、死神に向いてるんじゃない? なんて、寸でのところで言いそうになったのは、ニーナの登場で遮られたか*]
(@28) 2018/05/21(Mon) 23時頃
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── 痛いな、
僕 死人なんだけどさ、
こういうの、ゾンビって、言うの?
[ 諦める、なんて。
ヒーローから返ってくるわけ無かったんだ。
知っていて聞いた自分はずるいだろうか。
でも、これもある意味僕なんだよなァ、って。
ばしん!と来た背の衝撃に、
このおとこ、負けたって言うのに、
気が抜けたみたいに ふ、っ と、笑った。 ]
[ 全てを、諦めないように、って。
そう、言われた。から。
全部諦めてしまった結果は、
どうしても やるせないものなんだと、
二度死んだ後に 思う* ]
── → マナ・マリンパーク前 ──
[ なんとかノイズとやらは、
歩いてちょっと、向こうに居た。
突然叫んだパートナーに吃驚したらしい。
足踏みを追い越して駆けた、その先だ。
入り口の隅っこでぴぎぃと鳴くその格好に、
愛らしさは感じるけれど、 ]
…冷凍豚にしたらどうにかなるんじゃない?
美味しくないだろうけど。
[ 花屋の王子は特に遠慮も何も無いので。
ぱちん、と弾いた指先で遠くから凍らせようとして、
── 、舌打ち。
"生きて"居た頃と比べて出せる氷が小さすぎた。
どうやらハンデはあったらしい。 ]
[ 冷たい息を吐き、構わず礫を生み出す。
小さければ数打ちゃ当たるだろう。そんな風。
その数、45(0..100)x1程が、
一気に雑音に襲いかかって、── ]
……む、
[ …そりゃあ見事に全弾外した!
パートナーの前方で不服そうな顔をしたおとこの姿* ]
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[話の続きを促すように相槌を打てば 彼女が初日に見かけた知恵ある少女の片割れだという事に気がついただろう。>>127>>128
彼女に、正確には彼女のパートナーに言ってやりたい事がない訳でもない。 けれどまずは答えよう。]
まず、ミッションについてね。 本当なら条件として簡単なゲームにお誘いするんだけど…
後でひとつ、私の質問に答えてもらうって事でいいわ。
[そう前置きをして。]
(@29) 2018/05/21(Mon) 23時半頃
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出題メールは確認してるわよね?
まず、問題の一行目と二行目をそれぞれひらがなに直す事。 その次に、各行内で文字を並べ替えればある言葉が見えてくるわ。
後はその言葉に従って行動すればいいけど… ここから先は自分で考えなさいね。
[偉そうに教えているが、当然ながらこの死神 自分の力で解こうとした際に躑躅の文字で躓いていたのはここだけの話である。]
(@30) 2018/05/21(Mon) 23時半頃
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そして黒いノイズの事ね。 あれについてだけど…私も全て事情を知ってる訳でもないの。
強さに関しては同じ姿をした通常ノイズ以上。 その上、死神にも制御できない厄介な存在かしら。 まだ確認できてないけど、恐らく死神にも被害は出てるでしょうし。
もし出会ったのが今まで勝てたのと似た姿だったとしても 命が惜しいなら安易に戦わない事ね。
[純然たる被害者のように、悩ましげに溜息をついて。 さて、眼前の彼女はどう反応を示してくれたのかしら。*]
(@31) 2018/05/21(Mon) 23時半頃
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── 北エリア:日継塚公園 ──
……一体、何が起こってるんだか。
[公園のベンチに腰かけて、死神は少しばかり一休み。
ここいらの、黒いノイズは一掃した。 ついでに、その巻き添えで、何人かの参加者も一緒に消えただろう。 死神に無条件で助けを求める、愚かな参加者も。 死神を心配して近づいた、愚かな参加者も。]
…… 一石二鳥、ってところね。
[黒いノイズの排除、参加者の消滅。 多少気持ち悪くなるという代償はあったものの、──"自分"を守れたという意味では、同じようなものだろう。]
(@32) 2018/05/21(Mon) 23時半頃
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["良い人"を演じる程の器量は、この死神にはない。 それでも決して、"善良な人"でもない。 このゲームに、こうして死神として関わっている以上、今更ではあったけど。
携帯端末を取り出してみれば、先ほど送ったメールに、碧衣からの返信が来ていた。 ミッションのことについて、それから、黒いノイズのことについて。]
……しかしまあ、冷静に見れば。 明らかに、メールの送り主が変わりました、 ──って感じの文章よね、このミッションの文面。
[いいのかしら、それで。なんてぼやきつつ。 やはり、黒いノイズのことは碧衣にとっても想定外らしい、と眉を顰める。]
(@33) 2018/05/22(Tue) 00時頃
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[>>142どんな状態かと言われても、いつものことなので。 首をかしげて、不思議そうにしょうやちゃんを見下ろす。]
うん わしたが だたしの きうょの ミョシッン
せせんい よじうで いま いいなの
[>>143よくわかったね、というテンションで答えた。 それが分かるんなら、解けてもおかしくないような気もする。 なんて思いつつ。
先生の不在については、さらりと流す方向で。]
(@34) 2018/05/22(Tue) 00時頃
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わっ
[>>144一瞬にしてここまで登ってきたのに驚く。 そういうサイキックか。ふむふむ。]
なとんも ないよ わしたは これが ふうなつの
[人形は痛みも感じない。こういう能力なのだから。 ただ、体がくっついてない状態をまじまじ見られるのは恥ずかしい。 断面から仕込みナイフがこぼれているのも、はしたない。]
……んう。
[>>145頭をぽふぽふされれば、おとなしく身を竦ませる。 同い年くらいの女の子の小さい手なのに、ふしぎな感じ。]
(@35) 2018/05/22(Tue) 00時頃
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じゃあ みきなゃ いのいに
[>>146なんだか拗ねた様子を見せてるしょうやちゃんに、 そっけなくそんなことを返す。
死神の心配をしている暇があったら、もっと別のことをすればいい。 そう思うけど、でも、まあ、構ってくれて悪い気はしない。 お友達だもんね?]
はーい じゃあ あぼっそか
[ホーリーバッジと、ミッションのヒントを賭けたサブミッション。 といっても何を出題しようか。 禁断ノイズに襲われていたせいもあって、考えておくのを忘れていた。]
(@36) 2018/05/22(Tue) 00時頃
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うーん……
[考える素振りをしつつ、 下半身と左腕をこちらに引き寄せて、しっかり繋ぎ合わせる。 ぎゅっとくっつけて、中から零れる心配はしない。
靴をとんとん、直す仕草。 その後に、服の切れ目からスケッチブックを取り出す。 赤い色鉛筆で、さらさらと文字を書く。
貰ったものの有効活用。 書き上げたら、くるりと引っくり返して、 しょうやちゃんにそれを見せてあげる。]
(@37) 2018/05/22(Tue) 00時頃
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