171 獣[せんせい]と少女
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……それに、怒られるのはきっと私のほうです。
知ってた、と言ったら……
―――怒りますか?
[ くすくす。 昔話の本当か冗談かは、どっちだってよくて
ただ、目の前の表情が変わるのを見たいから。 ”まだ大丈夫”な幻を、見続けていたいから。]
(474) kanko 2015/10/21(Wed) 23時頃
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[ それなのに、脚に感じる重さ>>344が いつもより軽く感じてしまうのはどうしてだろう。
( ……嘘だ。 知っている癖に )
見送るたびに初めてのように思うけれど ひとが鳥に変わるような 芯のおもさが抜けてゆく感覚は まるで彼女たちの重いたましいが逃げていくようで。 空を飛べるはずの自分なのに それを追いかけることは叶わない。
( また、私は重くなるのだろうな。 )
腹の中のいのちの数は、己だけが知っている。]
(475) kanko 2015/10/21(Wed) 23時頃
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[ 思い出を紡ぐ笑顔>>344を、腕の中にかかえて
ええ。ええ。と頷きながら、蘇る景色をかぞえてゆく。
白い彼女の腕に回った左手は さっきの居心地のわるさが嘘のように馴染んでいた。]
あなたの生も死もすべて貰い受けると 「あの日」に誓いましたから……
[ ねむたげな目元>>345を そっと撫でて 彼女の眠りが安らかであるよう 祈り願うのも、いつもの夜と変わりない。
ちょっとその「夜」が 永いだけ。]
(476) kanko 2015/10/21(Wed) 23時頃
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[ 別れではないから 呼び戻すような言葉も、しぐさもいらない。
――唯只管 安らかであれと 眠りを護り続けると、誓って
ももいろの蝶が飛び立つのを見送れば 手元の薔薇は、白く 白く 白く 銀世界。>>347
薬指に咲く、欠けた薔薇だけが 蒼かった。 *]
(477) kanko 2015/10/21(Wed) 23時頃
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[ どれだけその場に居ただろう。
測ることはできないけれど、永くはない。 ……此処は、死を喰らう風が吹くから
爪先、髪の一本すらも 礼儀を知らぬ風には攫わせぬと
時を止めた白薔薇を、黒く深い夜の翼が包み込む。
夜が昼を のみこむように 死が生を のみこむように
フレースヴェルグは 名の通り 死があった事実すら 餐みこんで
後に遺るは、ラピスラズリのリングが独つ。 ]
(478) kanko 2015/10/21(Wed) 23時頃
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[ 泣くことの出来ぬ鳥からひと粒 小さな小さな月長石が 泪のかわりに 白いヴェールの上に、こぼれ落ちて
黒い翼は夜を斬る。
その後には 主を失った 金色毛皮の帽子と 主を喪った 獣のいちまいの黒羽が
谷の風に蝕まれ、 いつしか消えていることだろう。*}
(479) kanko 2015/10/21(Wed) 23時頃
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[ 臓腑にまたひとつ、大きな愛をのみこんで 怪鳥は独り そらを飛ぶ。
誰にも見せたことのない 巨大な躰の何処かに隠した 色とりどりの、数珠繋ぎの宝石たち。
数百年にいちど、色を増やしてきたそれは ひとつだけ形の違う蒼を繋いで
めぐるめぐる、円環の いのちのかたち。
薬指を飾る鮮やかな蒼は、遠い未来の先にまで ]
(480) kanko 2015/10/21(Wed) 23時頃
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―ひとつ目の痣のはなし―
[その日は二度目の一つと半分の月ののぼっていて明るい夜だったの。 次の目的地までのとちゅう、宿ではなく森の中で寝泊りするときは、せんせいが獣の尾を出してくれたりしてかわいいから、野宿もだいすきなの。
寝る前に水浴びをしているとき、左鎖骨の下に、花の模様のような痣が浮かんでいるのを見つけたの]
ねえ、パティせんせい! みてみて、これね、きっと「もうちょっとで食べごろです」ってことだと思うの。
アヤワスカ、せんせいにたべてもらえるの、楽しみなのー。
[冷えたからだを冷やさないようにと焚火の番をしてくれていたせんせいところにタオルを羽織って、髪もかわかさないままに抱きついたの。そうして胸元を開けて痣を見せたの。 ほめて?ほめて?というように。まるで身長が伸びたと喜ぶように。
普通の人間であれば、どこかでぶつけた痣に見えるかもしれないの。もしきかれたら痛いわけでもないから心配ないとアヤワスカは答えたの。*]
(481) kosake 2015/10/21(Wed) 23時頃
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「 ねぇ、せんせ! それなーに???」
「 あぁ……これはね。 先生の、宝物だよ。」
*
(482) kanko 2015/10/21(Wed) 23時頃
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[何を入れるのかと問われても、>>458 ただ微笑んで、首を振るだけ。
こっそり、あなたに手紙を書いたのだけれど、 もし、掘り返すことができなくても、 気に病むことのないよう、言わないでおくね。]
大きく、なーぁれっ
[入れる物が決まったら、穴にトランクを置いて。 二人で手を繋ぎ、周囲に小さな小さな、稲妻を落とす。
――ちゃんと実ってくれますように。 そんな願いを込めながら、雷の火花をたくさん散らせた。]
(483) 螢 2015/10/21(Wed) 23時頃
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[リンゴの種を植え終えたら、 一息つこう、とユージンに抱きついて促す。]
あのね、なんか、 …すごく、眠い の。
だから、…
[雷の木の根元で、お昼寝したいな。 そう指をさしてから、ユージンへ両腕を伸ばす。
――叶うなら、あなたの腕の中で、と。]
(484) 螢 2015/10/21(Wed) 23時頃
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―回想:旅のとちゅう・いつかの夜―
[いつかの日の夜 彼女に頼まれてミッシェルに渡された月長石を首飾りのように結んで欲しいと頼まれた そうして結んであげた時に自分が首につけている似たような月長石に気付いたのか、いつの間にか過去の昔話へと話は移ったか
とある日にオズワルドと出会い、少女について教えてもらった夜 あの時の自分はかつての少女と同じように生徒みたいなものだった。とも語った]
――アヤワスカ 私は昔、キミ達の存在が何なのかわからなかった 色々と形容する言葉を思い浮かべてみたが、どうもしっくり来ないかったんだ
["恋"だとか"呪い"だとかと言ってはみたが、今となってはどれも違うように思えてくる]
・・・何だろうな。"少女"と"獣"というのは
[あの日のような月を眺めながらぽつりと聞かせる訳でもなく呟いた*]
(485) kakiki 2015/10/21(Wed) 23時頃
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────………。
[力を使う時。 先生の掌は、あったかくなってとっても心地いい。 見上げた額が、ぼんやりと淡く光ってきれい。 折れた角があった場所だって、今ならわかる。
背丈がさらに伸びたけど、まだ先生の肩に足りないかな。 小麦色の髪が腰のあたりまで長く伸びて。 男でも女でもない体は、 街を歩いてる大人達とはやっぱりちょっと違ってる。 けど。]
(486) SUZU 2015/10/21(Wed) 23時頃
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────お嬢ちゃんらは兄妹かい。 おなじ色の目をしてるんでな。
[手を繋いでハニージンジャーを買いに行ったら 尋ねてきた屋台の人にきょとりと目を丸くして。 隣にいた先生と顔を見合わせた。]
(487) SUZU 2015/10/21(Wed) 23時頃
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[ああそうか。 わたし今、せんせいとおそろいの色をしてるんだ。]
ふふ、おなじ色だって! おそろいだね。
[先生が好きな蒼く澄んだ色じゃなくなったけど。 今はわたしが好きな、優しい真夜中のネイビーブルー。
くしゃりと顔が緩む。 くすんでしまった瞳を輝かせて笑ったわたしは これまでで一番、しあわせな笑顔をしてたはずだ。]*
(488) SUZU 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[隠れん坊を探す鬼は、自分だ。 導かれた先で何度も耳にした声>>444 手招かれるまま、みつけてしまった。そう、]
見つけた。
[その姿は言葉は異なるのに何故か昔>>2:239を思い出させた。
なのに月明かりを背景に佇む少女はまるで何処かに切り取られて消えてしまいそうだったから、]
………何処かに、連れ去られてしまったのかと思ったんだ。
[ぽつり、と零す言葉はきっと頼りない。]
(489) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[視線を合わすようにして、屈み込む。あの日と同じ目線>>2:271 林檎色の瞳は今も昔も変わらない。 そこだけが自分の知る光景としてインプットされている。 聞こえてきたのは子守唄>>444]
………君に残された時間はあとどれくらいだろう。
[このまま、夜など開けなければいいのに。]
(490) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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−鉢植えの花が散り、小鳥が空へ飛び立つ頃−
[
満開に咲かせた青と紫のアイリスの花に埋もれるようにして、言葉もなく。
自らの姿を忘れた獣は、熱を失い、硬くなった少女の遺骸を喰らうのでしょう。 共に過ごした数年の記憶を、自分の命に刻み込むように…。
凍てつく冬を越えて。 生命が息を吹き返す春を告げるはずの、待雪草とロビン。 なのに二人は、自分から春を奪い取って、冬の中に置き去りにしてしまう。
]
(491) souya 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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………優しいせんせいでいようと思ってたんだ。 さいごだから、さいごまで。 お別れは笑顔でしようと思っていたから。
[おかしいな。 彼女が口にしていた言葉を自分が口にするなんて。 でも、止まらない。 指先が強張ったまま凝固しそうになるのを耐えて、唇を動かす。]
たとえいいひとじゃあなくたって、誰かに必要とされていたから、 『彼』は夜空にいる、だったか。 なら星の名前を持つ君は星になって見守ってくれる、のか。
そして、俺が忘れずにいることで君は生き延びる。 生き続ける。 それでハッピーエンドだと、…思えたらよかった。
[笑顔にさせてくれる少女へ。 いつも困らせてくれる少女へ。]
(492) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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………俺は、君とお別れしたくない。
(493) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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君の歌を耳にすることが出来なくなるのは嫌だ。
(494) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[
――しかしそれは仕方のないこと。
彼が獣として生まれたように。 彼女たちはそうして生き、死ぬために産まれて来たのだから…。
ゆらり、ゆらりと、揺れる揺り籠《果実》。 風が吹けば揺り籠が揺れて。 枝が折れれば、 赤ん坊《少女》を抱いた揺り籠も落ちてしまう。
けれど大丈夫。 獣《せんせい》が下で、受け止めてあげるから…
**]
(495) souya 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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君の笑顔を見ることが出来なくなるのは、いやだ。
(496) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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君の泣き顔だってなくなってしまうのは、いやだ。
(497) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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君の隣にいるのは俺でいたい。
(498) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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俺の隣にいるのは記憶じゃない、“君”が、……いい。
(499) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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………俺は。
[記憶の中の彼女の存在だけで、 その名を呼ぶだけでも満足出来るのならば、それだけで良かったのに。
知り過ぎて欲しがりな獣は、らしくもない言葉を添えよう。]
(500) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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きみだけのおれに、なりたいんだ。
(501) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[覚えていることは出来る。 でも、先に置いていく君の中の自分はどこで生きるのだろう。
そう思うとひとりは寂しい。]
………君は本当に何者なんだ。
[こんな風に思わせるなんて。 この感情の名を自分は知らない。ただ、]
君と離れたくない。…まだ。
[彼女が死ぬのは、こわい。 短く整えられた髪の下の灰色の瞳で、]
困ったな。怖くて仕方がない。
[彼女の名を持つ星を、一度だけ見上げる。 すぐに視線を戻せば伸ばす腕はその身体を抱きしめたくて。]
(502) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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………なぁ、歌ってくれないか。 明日きちんと起きられるように。子守唄を。
ミツボシの声が、聞きたいんだ。
[自分は笑顔でいられているだろうか。 分からない。けれど、彼女には笑っていて欲しい。 見上げた表情は何故だかボヤけて見える。 目尻から落ちた星の砂が草木に落ちた。]*
(503) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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