131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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アア、コタエヨウトモ。 小僧、オマエのソノ強サニ応エヨウ!! 我ガ一撃ヲ食ラエ、海魔ノ礫≪ブルーティアーズ≫……。
[言葉に呪を乗せるのではなく、意味その物が呪となる。 既に男の体は、過去の怨讐に身を任せている。 水掻きより放たれた滴の雨は弾丸となり、四方八方、出鱈目に吹き付ける。]
物量ハ嫌いジャナイダロウ!? サア撃チ合イヲ楽シモウジャナイカ!! 我ラけれぶろんど、一世一代ノ大立チ回リ、トクトゴ覧アレ!!!
[人間から老いと死を取り上げた海魔の呪い――死に至る傷さえ嘲笑い、突き動かす。]
(447) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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[………… 闇の雷鳴が唐突に止んだ ……。
魔力の枯渇。いや、寧ろ精神の限界を迎えて肉体が停止した。 その場で膝から落ちる様に倒れる身体。気を失う事もできず、床に倒れふしながら、唯機械的に、瞳の前に移る、角度の変貌した世界を無機質に眺めていた]
(448) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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…………オスカー…………?
[そして友達の声を呼ぶ。どちらが死に行くか解らない程掠れた声で。 名前を呼んで。どうかしましたか。とあの自信の無い様な声で答えが返るのを確認する様に]
(449) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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それでは逢わぬ事を祈りますよ。
[大聖堂に着けば、教団関係者以外は全て敵になる。 天使と自分の血を分けた子を助けて欲しいと頼んだ オスカーや黒衣の少女でさえも。
大聖堂の屋根が見えた時点で足を止めて、店主へ一礼する。 願いは心からだが、出会う意味を伝えた後 トン、と軽く地を蹴る音と残し店主の目の前から姿を消した]
(450) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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!!!!!
イア、…………!!!
[>>434肉の焼ける臭い、曇った声。 声を掛けようとして。それを成したのが自分だと、思い知り。せめて苦しませはするまいと、更なる魔力を杖に乗せる
……が。]
――――…………く、ぅっ…………!!!
[>>435鞭は盾へと転じ、自らの放った炎ごと、此方へ投げ飛ばされるも。 放った炎の弾が、盾を粉砕して。]
(451) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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――――…………っ、あ…………!!!
[>>441迫り来る魔弾は、最早相殺も間に合わず。]
風護壁《エアロシールド》……っ!!!
[せめて押し返すよう、風の障壁を展開する。 イアンと自分、どちらの術の出力が高いか。恐らく、自分の命は、それ次第。]
(452) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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!!? おい、ティソ!
見てみろ、鐘楼が…………ッ!!
[>>426 見上げれば、聖堂でもっとも高い鐘楼が、 闇と雷に呑まれ、爆音を上げるところであった。]
一体何が……… あそこだ!! 重点的に探れそうか!?
[>>430 傍らの青年には、そう指示を出して。]
(453) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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[銃口の先に展開される魔法陣、その先々に光の粒のような魔力の塊が構築されていく。
一撃で全てを打ち消すような大砲のような一撃になるか? それとも、ショットガンのように散弾する弾丸で多数を貫き苦しむような結果になるか?
どちらになるかは彼の返答次第。 どちらにせよ、引き金は引くつもりで指を当てたまま、魔力は延々と充填されていく…。]
答えるつもり…もとい、答えられる状況じゃなさそうだな。 …悪いが見せしめにさせてもらおう。 死体も残らず消すよりは、蜂の巣だらけの死体が残っていた方が、見せしめには丁度いいだろう?
[期待していた返答は返ってこなそうだ。 小さく溜息を漏らして、首を横に振る。]
貴族殺しは俺の十八番だ。 相手が悪かったな……じゃあな。
[引き金をゆっくりと…引こうとした瞬間だった>>447]
(454) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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…………オスカー…………。
[また名前を呼んだ。応えが何処からも返らないから。 友達の物憂げな表情。身体じゃなくて、心を護りたいと思うのは難しい。 だけどそこに。この手が届く場所にいてくれたら、きっと]
(455) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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[だけどその声に応えは返らない。 囁く様な声で聴かせるその名前に、誰も応えを返す者はいない。
その瞳を開いて、すぐ傍を振り向けばそこにいる友達は]
(456) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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水の弾丸……ちっ!
[舌打ちと共に後ろへと飛び退く。]
フルバーストショットガン、スターブラスト!
[溜め込んでいた魔力を全部弾丸に変えて、前方から飛びくる弾丸を撃ち落とす。 撃ち落とし損ねた水の弾丸が、その体の至る所に突き刺さった。]
最低だ…くそったれ…。
[何発かが足にヒットしたせいで、膝を折る。 しかし、一瞬の出来事に対して冷静さを取り戻す為に深呼吸を一つ。]
(457) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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…………オスカー…………。
[もう眠りと云う闇に閉ざされて声を返す事もないから**]
(458) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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あれはっ!?
[闇の意識を集中させて衣を線に変えて伸ばす。 そして感じ取るは先ほどまで一緒だった男の力]
あそこだ!! あそこにいるぞ!!
[ヘクターへそれを持って返事とする]
(459) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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[こちらの放った闇の弾一発と。 レティーシャが展開した風の障壁とどちらが強いか。 それでお互いの命運が分かれる。]
…いかん、な…やはり喰わねば俺は……、
[半人半魔のこの中途半端な身体。 完全なる魔になるには喰らうべきモノを喰らい、この身に取り入れなければならぬ。 それが出来ぬまま生きてきて、そして今。]
レ…てぃー…しゃ、貴女が相手で、よか……っ
[気に入らぬ枢機卿にやられるよりも幾何かはマシな相手。 よかったと、薄らと笑みを浮かべ。 そしてそのまま床へと完全に崩れ落ち、意識は闇の中へと堕ちていった*]
(460) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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もう一発、バーストキャノン、スターブラスト!
[最初に撃ったような巨大な束の魔力弾ではない。 それでも直径20cm程度の弾丸を塊として撃つ。 水の弾丸の威力はいかようか? 飲み込めるのか?それとも交わすのか?はたまた、弾丸と衝突しあって消え去るのか?]
死に損ないめ…!
(461) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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・・・どっちだろうと、怪我人にゃ売るさ。 まぁ、助かる範囲なら、と付くが。
[何処までも自分らしい基準を呟いて・・・ ・・・まぁ、いちいち判断してられない、と言う身も蓋も無い理由も有るのだが。 果たして今日の客たちに、此処で会う事は有るのだろうか。 そんな事を思いながら聖堂を見て…]
・・・はぃ?
[着いた時点で交戦かと身構えていた薬師は、 聖堂前で数秒呆けていたのであった。 まぁ、気を取り直し聖堂へと向かったが。]
(462) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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