191 The wonderful world -7 days of MORI-
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― MORIスカイタワー前 ―
ん……
[大きく息を吸って、吐いて 自分の身体の心配をするように目を瞑る。節々が痛い。身体中、どこまでも激痛が走るようだ それから、もう一度息を吸い込んで]
うんっ、行こう 引導を渡しに行くんでしょ?
[最上階まで数分かからぬ道のりに、彼につられて行くように*]
(202) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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[衝動のまま波のように掲げた壁は、もうバディの道の邪魔することなく、痛々しい腕とは反対の手で、"課題"であった眼鏡を掴む。>>166
目で捉えた瞬間、あたしのほうも力が抜けて、 湧き上がった壁は徐々におちついていく。
それでも気持は焦って、ワタルさんの元へ駆けだしていって、倒れかけてしまうのならまたいつものように支えましょう。]
ワタルさん、ワタルさん!
[アレが"治療する>>@87"とは知らず全速力で。 ええ、あたしはこの通りピンピンしている。
正直、全然大丈夫そうじゃない>>188 傷を付けた相手がそれに触れようとしていて危険を感じないわけがない――のだけど。
彼の目は既に"やるべき事を終えた"目で、いつもの人を信じている目だった。]
(203) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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……。
[――どうして、そんなに人を信じられるんだろう。 いえ、そういう人だからこそ。
あたしを信じてもらってるから、 言う事も少ないのだけれど。
もし、治療をするからという体で、また傷を抉られたらどうするんだろうとか。 人を疑心する気持が欠けているかのようにも思える。
長所とも短所とも言えるその性格を、 わかってあげて、出来るだけ"ワタルさんも"危険な目に会わせたくないって、おもうのに。]
(204) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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[もう、応急処置セットも人に渡していたから シニガミさんの治療を、何も出来ないまま見届けるしかなかった。>>@88 あたしは眉をへの字に曲げてるでしょうね。一般庶民に知識も手伝う技量もない。
自分だけでも、反撃をしてこないんじゃないかって、ハリネズミみたく刺すらたたせてたかもしれない。
―――エントリー料の話で、>>@88少しは、落ちついた。けども。]
(205) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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………。
[行こう、>>192と言われて、そちらに向かう前に、 少しだけ言葉を選んで、思案する。]
……。 あたしね、正しいとか、間違いとか。 むずかしいこと、わかんない。 あたしが無くしたもの。 本当に、他の人にしたら、 ひっどいくらい、くだらないものだから。
[ぽつ、と呟いて。 何を安心させるかのように説く死神さんを敢えて、ちょっとだけ跳ね返す。 何故かっていえば、やっぱり。 あたしは生き返ることで全部に安心しちゃあいけないものを無くしているから、なんだけど。]
(206) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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死神さんは。"そこ"にいる事。 間違っているって、事でもないんじゃないかしら。
[少なくとも。 治療の心を持ったこのひとが、 地獄の底から命を狩りにくるような人には見えなくて
人間とそうじゃないひとの倫理の違いはわからないから、そういう、ぼやけたことしかいえないけど。
言うだけ言って、ワタルさんの手を取る。
あたしたちはあたしたちの正しい道を歩めるように。]*
(207) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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[悲鳴が耳を劈いた。 ハッ、とそちらを見れば、卯月の左腕が焼けている。
また怪我をさせてしまった、と悔恨を胸に抱きながら その時はまだ、何も言わない。>>198
死神と離れて塔へ向かう道すがら 傷だらけの卯月を見下ろして 静かにその右手をとる>>199]
(208) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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( ……ごめん、な )
(209) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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[テレパシーにも乗せない小さな懺悔を、一つ。]
[痛みに悲鳴をあげる姿を、その声を この数日で何度も見て、聞いて その度に胸は痛む。
ひとの笑顔に笑い、くだらない話を楽しむ 人らしい感情を俺に齎したのが卯月だとするなら
ひとの痛みを知り、同じように苦しむ そんな心を齎したのも また 卯月なのだろう。
顔を赤くしてしまったさっきとは違って 決して弱音も、苦しげな表情も 卯月の前で出す事はしない。 ポーカーフェイスを保っている。
傍らで頷いた卯月の頭を一つ撫でると、>>202]
(210) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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そうとも。 フルハタキョーザブローっぽくな
[刑事ドラマの主役の名前を言っても通じる気はしないが そんな冗談を吐いて、微笑を浮かべ 塔の中へ――展望台へ]
(211) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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……価値がある、って、気付けたんです。
死んでいるからこそ、余計に。
[僕の言葉を咀嚼しながらも、狐は抜かりなく、
尾で勢いを殺された刀に、銃弾に、小さく悲鳴を上げかけましたが、
けれども、それより先に、二人の兵隊は、
それぞれ、態勢を立て直していましたから、
その頼もしさに、僕は小さく息を吐いて、続けました。]
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――→展望台――
[MORIスカイタワーは「緊急改装」と掲げられ そこに一般客の姿は見えない。]
気をつけろよ、卯月。 何があるかわからん。
[……既に妨害のノイズが駆逐されている事は知らず、 やがて至る最終目的地で。 エレベーターから一歩を踏み出して、 ぐるり、人気のないその場所へ視線をめぐらせることだろう*]
(212) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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失ったもの、変わったものに、気付けたから。
だから、生き返って、やり直したいんです……二人で。
[ぽそり、呟いた言葉が、狐の耳に届いたでしょうか。
何にせよ、言葉を続けることはありませんでした。
その後、尾を捨てて、周囲に炎を纏わせた狐にすら、
幼馴染が突っ込もうとするならば、]
……ルイ!危ない!
いったん戻って!
[もう一度、狐の気を逸らすように、
銃弾1発をその体躯目がけて放ち、
そう、警告を発することになるのでしたが。*]
(ああん?)
[背中に乗せていた圭一がぎゅっと首を絞めた。
その意図はもちろん、わからないわけじゃないし。
こちらの台詞そのままに返してくる言動も、さすがな甥っ子だとは思うが、なお、狼の顔が厳しく、そして、歯茎と牙を剥きだしにした。]
(お前は、自分を殺した相手になんとも思わないのか?
いや、千歩譲って、お前がなんとも思わないとして、
もし、あいつが、お前を殺したことなど微塵も気にかけていないようなら、
俺は、向坂を殺すからな)
[憎々しげに言い放つ。
そう、俺はあの翅男が嫌い、なのだ。]
(もちろん、今は、いきなり噛みついたりはしねぇよ)
[それは一応、約束して]
博徒 プリシラは、メモを貼った。
2016/06/18(Sat) 23時半頃
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ふるはたきょーざぶろー…?
[誰それ?と首を傾げて 右手を取られて、彼の心の声>>209は聞こえたか聞こえていないか どちらにせよ、ふるふると首を振った]
私はね、貴方の隣に居たいの ずっと、ずっと一緒に
[そのために頑張った証だから左腕くらい安いものだって そう言うように*]
(213) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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[ 走り出すパートナーの背を見て、 ひとつ ふたつとサーベルを引き抜く。
射出し、クラゲに突き刺さっていくそれは、 光となって消えていって―― それを ひたすら繰り返し。 信頼しているパートナーのちからだ。 負けるなんてこれっぽっちも考えない。 周囲に突き刺さっているサーベル。 その十何本目かの柄を握ったところで、 ―― 雄叫びと 断末魔とが、 耳に飛び込んできた>>200>>201。 ]
(214) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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[ やってくれるって そう思っていたから、 終わりを確信すれば 剣は捨て置いた。 まっさらな手を パートナー>>201に伸ばして。 ]
―― 行こう。
[ そうして しっかりと手を取ろう。 目指す天上は、直ぐ其処だと。 瀕死の竜を横目に ただ駆ける* ]
(215) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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― MORIスカイタワー ―
[ <緊急改装> なんて。 ミッションの為に人避けしているのかと、 そんな感想を抱く。
既に他の参加者は来ていただろうか。 姿が見えれば、会釈はしよう。
生き返る人数を考えると、 もしかしたら とことん甘いのかもしれないけれど。 …どうしたって これが 己なのだ。
さて、中に入れば。 どこだろう と エレベーターを探して、 パートナーの手を引いて、見つけたそれに乗り込む。 ―― 行き先は無論、展望台。 ]
(216) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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[ 静かに 扉の閉まる音。 少しだけパートナーから手を離して、 己の胸元に手を当て、深呼吸を繰り返す。 ]
…私、ここ来たこと無いんだよね。 展望台からの眺め、綺麗なんだろうなあ。
[ ―― 流石に今じゃ、そんなこと考えられないけど。 なんて。 どんどん下がっていくモリ区の景色を眺めて、 日常に思いを馳せて 呟いた。 ]
(217) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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― →展望台 ―
……随分、あっさりだったからね
[本来MORIスカイタワーの前に居たノイズを片付けてくれた死神を知らず 語られない英雄の名を、卯月は最後まで知る事は無いだろう 緊急改装と書かれているためか、昨日とは違い客は一人も居らず]
……うん、大丈夫
[エレベーターから一歩踏み出して、彼と背中合わせになるように辺りを警戒する事だろう*]
(218) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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[>>212ここまで辿り着いた参加者の様子を、”見てた”んで。 視界を通常に戻して、扉の開くタイミングでくるり、そちらを向く。]
よーやく来たなァ。 残り時間、あんまねェぜ?
[手のひらのリミットは、カウントダウンを続けていることだろうな。 それを止める方法も、テメェらの目の前にあるわけだが。]
景山ちゃん。 よく生き残ってたなァ。
隣のカノジョと、手取り足取り仲良く支え合って。 いいパートナーに巡り会えたなァ。
[2人に、交互に目配せをする。]
(219) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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すまねえな。
[素直に小津からハンカチを受け取って。
怒鳴は乱暴に己の頬の血を拭った]
こんなヒラヒラしたハンカチ、俺の性に合わん。
あの野郎をぶっ倒したら、
きっちりアイロンかけて返してやるわ。
[ひらひら〜、と。
冗談めかしてハンカチを振ってみせたのも束の間。
怒鳴のその顔が驚愕に歪むことになる]
嘘の話……って、はァっ!?
[あんぐり、と口を大きく開けて]
ええっ、じゃあ妻と娘に迷惑を掛けたくないっていうのは!?
[嘘である]
保険金とかそういうのも!?
[それも嘘である]
借金を苦にしてってわけじゃねえのかよ!?
[もちろん嘘である]
え……それじゃあ。
俺のせいで、テメエが死んだわけじゃねえの?
[まったくもって、その通り]
[怒鳴の絶叫が、その場に木霊して。
ぜえぜえはあはあ、と。しばらく肩で息をした]
ちょっと小津、面貸せや。
[そりゃあ凶悪な顔して、小津に近付くと。
思い切りその拳を振り上げて―――]
おりゃ。
[ぺちっ、と軽い音がした。
それはあの泥棒の少女がしたような、軽いパンチ]
これでチャラだ、チャラ。
[ふん、と鼻を鳴らして。
あのドラゴン野郎を追いかけるぞ、と。先を促した*]
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改めて。 アタシが「事件の主犯」だ。
それで、アタシをどうする?
[ミッションメールに書いて送りつけた、クリアの条件。 それを受けて、さあ、どうするよと、
不敵な笑みを浮かべながら、2人の参加者へ少しだけ距離を詰める。*]
(220) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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[ うそ。 ほんとうは 来たことあったよ。 なんども なんども ここに来てる。
なんで"来たこと無い"って言ったかって、 そりゃあ、一緒にいたのが■君だったから、 ぜんぶ 忘れちゃった 取られちゃった。
それだけの話。 ]
(221) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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[ 彼は。 とりとめの無い呟きに答えてくれただろうか。 どちらにせよ 最後に ひとつ。 息を吸って 吐いて。
―― また 手を差しだそう。 "ずっと一緒に" 戦うために。 ]
(222) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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か、彼女じゃ……!!!
[前にも言われたけれど、前よりも反応してしまうくらい その心境の違いは今の卯月でも説明がつかなくて、顔を赤くしながら それから、見えた死神に。景山と背中合わせになったまま右人差し指で白上を指差して]
引導を渡しに来たのだっ!!!!
[精一杯キメてみた*]
(223) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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