191 The wonderful world -7 days of MORI-
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わりぃ。これくらいしか、疲れて無理だ。 ……応急手当できんだろ。 ほら。
[パーカーを脱いで、ウェットティッシュと一緒に里佳に渡す。 何度目だ、この作業。今後は金銭の他にも、包帯を持ち歩いておくべきかと、本気で思案する。]
俺が落とす。ただ、動けん。動きたくない。 近づかれたら、頼む。
[そう言って、数秒間目を閉じて。 息を吸い、息を吐く。数度、繰り返し。
目を見開いたら、周囲のノイズに剣を落とし続けた。 ……大したダメージにならないとは思うが。 それでも、蓄積されれば、いずれは数は減る。 そんな、楽観的な、考えしかできなかった。*]
(244) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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[舞い落ちる鱗粉と 無数の剣の雨により巨体はバスからずり落ちて 走りながら出した棘は、竜の首を捉え貫く。
地響きが轟いた。
バスから転げ落ちた竜を傍目に がくがくと震える脚で地面に転げる。 竜に突き刺した棘を解除しながら―― やったか、と奴を見た が
(タイマーを確認する暇もなく)]
「Roar…!!」
[車上から落ちた竜が唸り、 参加者達をぎろりと睨みつけ、 辺りを巻き込んで暴れだした>>#12]
(245) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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―ミタマ電機―
[ 「無事だろ!」とドヤ顔で半ば喧嘩腰の声に
ゲームの開始当時に戻ったような心地に
安堵の表情を滲ませる。]
(いつもの通りだ)
[ あの時、13’sスクエアに入った時のような
しおらしい様子も見えず。
彼の中で何かふっきれたのだろうかと
特に聞かずに微笑みで返す。]
…ドーミテモ ブジ ダナ
ピンピンシテンジャ ネーカ!!
輝にい?
………もしもーし、輝にい?
おい。おいおいここで寝たら……おーい。
……………おきるまでの間、片付けるか。
[ぺちぺちしても、揺さぶっても…皆方が起きる気配はない。
仕方なく、出した皿を片付けてビールのグラスを洗っておく事にした。**]
[ 違う、コンポタじゃない。
小さく訂正をして。
難しいことは後で考えればいい。
そう言うフィリップに、トリだなーと…
心底思ったという。]
オメー ラシイナ。
[ なんて、こんな短い期間でしか彼と
ろくすっぽ会話なんてしてないけれど
そう思ったので、口に出して言ってやった。]
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God damnit……!
[げほ、と咳き込んで、必死に立ち上がる。 冗談じゃない、もう一度あの炎に焼かれたら今度こそ消滅する。 走り出そうとして―― そこで漸く、タイマーが消えている事に気がついた。]
[……ワタルさんや、ミームさんはどうなっただろう。 姿の見えないほかの参加者は。
何より、さっきより応答がないあいつは――]
( 卯月、終わったぞ ……卯月? )
[……あいつは何で応答しないんだろうな?]
(246) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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[ ヒトの形はしゃべりやすかろう。
彼の激白を初めこそ胸の詰まる
思いで聞いていたものの、途中から
あまりの言われように
思わず真顔になってしまう。]
フィリップ……
[ 不満そうに言いたいことを最後のダメ押しと
付け加えると、それからすぐに最後の最後の
本音がテレパシーとなって漏れて聞こえた。]
ワカッタ
モウ オマエニ ドンダケ
メイワクカケテモ
シンデモアヤマンネー
セイゼイ 「ワライツヅケ」ラレル ヨウニ
ジシャドリョクニ ハゲムワ
[ それから、差し出された腕に掴まって思うことに
コイツ、おあいこ好きだなー、と。
飼い主と同じことがしたいのかな、と思うと
不覚にも可愛い、なんて思えて
いやいや自分の姿だ、と思い直る。]
キマッテル コンポーザーナンテ
オレタチデ ウチマカシテヤルサ
博徒 プリシラは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 01時頃
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[深々と突き刺さった刺に>>229 そのノイズの巨体はバスからたたき落とされる>>#11 制御を取り戻したバスは、瞬く間にその場に停止し、 運転手や乗客の安堵の声が聞こえてきた。 ふと、手のひらに視線を向ければ、 タイマーが消失していることに気づいただろうか。>>#11
その様子に息を吐く。 もし近くに銀色の彼がいるようならば、]
……。
[先ほどと同じく一度頭を下げてから。 ――ありがとう、と。 かつて小津にしてみせたようにゆっくりと唇を動かす。]
(247) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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おうよ。ひと暴れしてきてやるぜ。
[にぃ、と。小津とふたりで笑い合う。
そうしている間にも。背後では食器の割れる耳障りな音が、立て続けに響いていて。
その騒音に負けじと、怒鳴は声を張り上げた]
―――小津!背中は任せたぞ!
[いつぞやも言った台詞を、再び。
あの時と違うのは、今は確信を持って。
相棒にその背中を預けられるということ]
[どこまでも怒鳴は素直になれなくて。
その冗談めかしたテレパシーを合図に。
バリケードに使っていたテーブルから飛び出した。
小津のことを、怒鳴は信じている。
こちらに向かってくる凶器は、小津に任せて。
自分はコンポーザーの猫に、意識を集中させる。
持ち前の駿足で、カフェの通路をジグザグに駆ける。
不規則で、相手が読みづらいであろう動き。
こちらに向かって飛ばされてきた木製の椅子と机が、
煙の弾によって弾き返された。
小津の援護に、内心で喝采を送る]
……おりゃッ!
[再び木製の椅子と机がこちらに飛ばされてきたならば。
炎の拳でそれを粉砕する。
ぼう、と燃え上がって。焦げ臭い煙が辺りに充満した]
なあ、コンポーザーとやらよォ。
俺はテメエのことが心底気に入らねえ。
[猫をぎらぎらとした瞳で見定めて]
テメエは人の命を、何だと思ってやがるんだ。
一発、殴ってやらなきゃ気が済まねえ。
[大きく、その拳を振り上げた]
[まるでヤクザ映画で特攻する組員みたいな台詞だな、と。
怒鳴は、内心で苦笑しながら。
その拳に宿った紅蓮の炎が、いっそう大きく燃え上がる。
一発かましたる、とばかりに。
大きく振りかぶって。その炎の拳を振り下ろさんとした**]
[ 彼の「望み」何なのか。
そんなことは聞いてない。
自由なのかもしれないし、愛情なのかもしれない。
そんなものは、今聞かなくてもいい。
これは願掛けだ。
終わった後どうしたい、とか。
何がしたい、とか。
そんなことは終わった後…──
コンポーザーを倒した後たっぷり聞いてやればいい話だ。]
[ このトリとこのヒトと
お互いに足りない言葉がそのままテレパシーとして
漏れているのもおあいこなのだが
果たしてどちらが先にそれに気づくだろうか。]
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ぁ……
[手に温かい感覚があって。何故かそれで安心してしまう 一人じゃないって、わかっちゃったから。溺れて死ぬ時は一人で、寂しかったから 遠くで断末魔が聞こえて、逃げなきゃ。逃げてって言おうとしても口が上手く動かない 嗚呼、疲れた。このまま眠っても良いかな、なんて思ってしまう自分も居た]
…何?
[遠くに見えたノイズが、上から降ってきた何かによって潰されて それから誰かと話しているようだったけれど首を動かすのも億劫なくらい 頭がズキズキするし身体が鉛のように重い 聞こえてきたテレパシーに、なんて返そうか]
(248) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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(ごー、ちゃん… ごめんね、勝手に動いて…)
[まだ死にはしないだろうけれど、もう一度死ぬ感覚を味わうのが怖い。だから、最後まで抗おうと けれどそれも暫くしたら意識を手放して、暗闇の中に落ちていく事だろう*]
(249) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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[しかしそんな安堵の暇もなく、 聞こえてきた怒声にはっとなってそちらを振り返る。>>#12]
(……景山さん!)
[咄嗟に脳裏をよぎったのは、 先ほどあの竜に止めを刺したであろう彼のこと。>>229
――彼は、無事だろうか?
考えるより先に、身体が動いていた。 銀色の彼に深々と頭を下げると、ミームに言葉をかけてその場を辞した。*]
(250) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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[ ―― 来てくれた って。 どうしようもなく安心してしまうのは、 もう仕方ないのだ きっと。
ノイズを潰している様子は、 それは もう。疲弊しているのだろう、 膝を折った彼を不安げに見上げ。 ]
…桐原君 あの、私は大丈夫だから、 私の背とかで良かったら 支えるから。 きつかったら 身体 預けて良いよ
[ 疲弊している中でノイズを倒しているのだからと。 そう言って、彼から朝比奈へと身体を向け、 ウェットティッシュを取り出して。 ]
(251) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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…ごめんね 染みるけど きっとパートナーの人、来てくれるから。 それまで頑張って…!
[ 赤く染まった右腕を そっと拭き取る。 パーカーを預かっていたが、あくまで彼のものだ。 自分のだから良いだろうと、制服のタイをほどき。 いつかパートナーにしてもらったように、 ウェットティッシュの上から結んだ。
彼女は眠るように意識を失ったが>>249、 きっと死んでいるわけでは無いと、 腕の処置が終われば、再び手を握った。
―― ひとりは こわいから。 ]
(252) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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[ そうして今度は、ノイズへと意識を向ける。 近づいてきたら、片手で傍にいるパートナーに触れて、 剣をたたき落として。それの繰り返し。
流石に ぐらり 頭がぐらつく感覚があって。 でも。やらなきゃって 無我夢中で。
――― ぶつん と。 疲弊か 終わりの訪れか。 唐突に意識がなくなるまで きっと そのまま** ]
(253) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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[北へ戻ろうと走り出して 返ってきたものに思考が停止しそうになった。>>249
また? 勝手に? 今度は何をしたんだ? 苛立ちと焦燥と、 何より火傷の痛みが酷い。]
( 今どこだ?! なあ、――)
けほっ …………ッッ。
(254) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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[ぽたぽたと滴る汗と、血と。 一部爛れた腕や脚の皮膚。
そろそろ限界を感じる。 のに、倒れてはいけない理由ができあがっちまった。
ああ、あのお姫様は いつもいつもいつも本当に何も考えなしで 俺がどれだけ心配するかなんて、 全く、一つも、考えやしないで!]
卯月………ッ!!
[かすれ声で叫んで、 笑う膝を叱咤してまた駆け出そうとする。 背後で黒焔が舞っていた。
道中、茶髪の彼と出会っただろうか。]
(255) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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ワタルさん、ミームさん、 無事、だった、か… よかった。 ミッション、終わった、ぞ…
二人のお陰だ
[ちっとも「よかった」という顔はしてなかっただろうが 出会えたならきっと、そんな事を言うだろう。 気持ちだけは本物だが 言葉を伝える余裕がないのも事実で 会釈ができたなら、ノイズの群へ走っていこうとする*]
(256) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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サテ、ト
[ 何だか先程からやたら地上がやかましい気がする。
とはいえモリ区がやかましいのなんて今に始まったことじゃないが。
悲鳴とその間の妙な静けさと。
結局ミッションに気付くことはなく、もしかしたら後に
人の行き交う会話で事の顛末を聞いたかもしれないが。]
コンポーザー サガシニイコウゼ
[ 探し人って大体北にいるっていうじゃん?
と北エリアに行くよう勧めた。さて着いた先は2だったか。
1.MORIスカイタワー
2.宵越屋
3.カフェぱせり
4.モリ美術館
5.クロネコ像
6.Bar メメント]
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[屍累々。 って言葉は大袈裟だろうけど、まぁ、上から見下ろしてる限り 生き残ってる参加者たちも大分酷い有様な様子で。
僕たち死神って、こういう時のことを 「絶好の狩場」とか「ボーナスタイム」とかまぁ諸々、 つまるところポイントの稼ぎ時って表現するんだよね。 ミッション終わって疲れたところを一網打尽とか、 死神側としてはとっても効率的。
現におこぼれを貰おうとしてるのか、 大量のノイズがへたりこむ参加者に迫っていく。 まぁ、次の日付変更まで耐えられなかったら これが君たちにとっての越えられない「ハードモード」 ただそれだけだった、っていう話なんだろうけど。
「人生は須らく、得てしてハードモードだ」 あのひとの口癖がまた、頭を過ぎる]
(@41) 2016/06/17(Fri) 01時半頃
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[だけれど。それには続きがある。
「だから、そのハードモードを乗り越えられたなら それ相応のボーナスが待ってるもんだし、 待ってないなら自分で作りにいってでも得るべきなんだ」
だから。ねぇ、おにーさん。 それはあなたや、僕だけに当てはまる話じゃ、ないんだよね。
だから。ねぇ、僕は 太腿のホルダーから、二丁の拳銃を引き抜いて。]
(@42) 2016/06/17(Fri) 01時半頃
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[――そして降り注ぐ、銃弾の雨。]
(@43) 2016/06/17(Fri) 01時半頃
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[剣を落とす中、里佳の声が聞こえる。>>251]
……悪い、少し借りる。
[背中を預け、それでもノイズを睨み、剣を落とす。 疲れからか、それとも能力を断続的に使いすぎたか。 頭にガンガンと音が響いてくる。
せめて、後ろの治療が終わるまでは、耐えなければならない。]
(257) 2016/06/17(Fri) 01時半頃
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