82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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− 昔々 ー
[静けさは嫌いでは無い。 自分がライマーであった時も、ラーマは傍にいたが 静かに読書やチェスに付き合ってくれた。
そのラーマは、ライマーにすらなれなかった年若い騎士候補だった。 自分ともう1つの騎士の家系。 不思議な縁で結ばれている二つの家系だった。 互いにライマーとラーマを繰り返す。 盟約があるわけでもない、暗黙の了解のようなものだった。 まだ年若かった自分の最初のラーマとなってくれたのは 彼の祖父にあたる人物だった。 彼は生前からライマーとして、転生してからはラーマとして 道を教えてくれた人だった]
(416) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[彼が砕け、私が転生した後は、彼の孫のラーマになる筈だった。 だが孫が病の床に伏したことでそれは叶わなくなる。 騎士の家系として厳しく育てられた孫は、 何1つ、誰1人守れずに逝く事を何より悔いていた。 だから祖父であるラーマと、 死に逝く孫からの願いを無碍には出来なかった]
(417) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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他になど……
[はっきり、分かるよう首を振り]
行くわけがない。
今さっき、言ったばかりだろう? 私は、おまえがいたから戻ってきたのだと。 他の誰の為でもない、それだけ……だから。
私は、おまえ以外に使われる気など、はじめから、これっぽっちもないよ。
(418) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[新たにラーマとなった彼に師でもある祖父の教えを 常日頃から言い聞かせ、自分もいずれそうなると刻み込んだ。
切磋琢磨して、 彼が自分のラーマとして遜色ない働きをするように なるのも時間が掛からなかった。
そんな彼が漏らした事がある]
(419) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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『トルドヴィン様は、誰かに…呼ばれるのですか?』
[何の事かと思ったが。 ラーマとして転生する直前の事の様に思うと言った。
死んだ後の闇の中、 ラーマへ転生する時に自分が彼を呼ぶ声を聞いたと言う。
静かな闇の中、響いた声に導かれる様に目を開けたのだと言う。
本来なら自分の死の後、自分を使うのは彼であった。 だから自分を呼ぶのは彼の筈だったが。
説明するラーマはとても申し訳なさそうに、 とても悔しそうに、そして寂しそうに語った。
その時は気にするなとだけ返したが。
今思えば……静かな死の闇の中、誰かの声を聞いたのだろうか]
(420) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[厄介、と言う言葉に顔をあげる。 共鳴感染のことを示しているのだと考えが及べば、 悩みはさらに複雑になって。]
……。
[困ったように笑う姿>>410に、困らせたいわけではないのだと。 片手を頬に当てて、告げる。]
……共鳴、しても。 僕は……構わないんです。
[手放されるくらいなら。置いていかれるくらいなら。 だけどその逆は許せなくて。
どれだけ考えても、全ての条件を満たす方法は運に賭けるのみ。]
(421) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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あ、…………
[手を額に寄せられて、僅か戸惑うも。 振り払おうともせず、そのままにして。>>411]
……ありがとう。 戻ってきてくれて、本当に嬉しかったんだ、俺は。 もし、体のどこかに不都合が起きたとしても、兄さんが平気だったら、もう一度兄さんを振るえるよう、頑張ってみる。
[簡単な事ではないけれど。 兄が、自分の為だけに存在してくれるというのなら。]
(422) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[思い出し始めると止め度も無く溢れて来る。
彼の死、自分の死。
あれは凶悪な魔物の群れが街を襲っていると言う報告から始まった。 倒しても倒しても数の減らない魔物に流石に苛立つ中、 同じ姿の群れに混じって、異質な魔物がいた。 熊の様な体躯の魔物に立ち向かえる騎士は少なくなっていた]
(423) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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どうかな。もしもボクが健康で健全なライマーのままで。 ドリーが今にも壊れてしまいそうな刃になったら。
…ボクは他のラーマを探すよ。きっと。
[静かに語るのは、悲しい想像の中での話。 淡々とした声に揺らぎや迷いは無く、 そんな状況になれば、想像はきっと事実になる。
けれど、そう言葉にしてしまうと、 胸の奥がきりりと軋んで少し痛かった。]
でも。探してるうちに死んじゃいそう。
[ドリベルの代わりは、きっと見つからない。 それもまた確信として得ている感覚。 僅かに緩んだ声で、笑って。想像の話を〆た。]
(424) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[疲弊していると判っていても、 堪えて欲しいとラーマに語り掛けるしか出来なかった。
万全の状態ならば互角か、何とか倒せたかもしれなかった。 だが辿り着くまでに疲弊しすぎていた。
それでも彼は頑張ってくれた。 この戦いが彼と、自分の限界だと何処かで悟っていたのだろう。 励ましながら、致命傷となる位置を探し戦い続け]
(425) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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『お仕え出来るのは…ここまでです』
[人間だった彼が息絶える寸前と同じ声が、響いたと同時に 魔物の爪を受け止めた刀身が罅割れるのが見えた。 咄嗟に出たのは]
よく仕えてくれた! 見事!
[主人として最大の礼を口にするのと、刀身が砕け、 爪が振り下ろされるのは同時だった。 だが身体が無意識に動いていた。 反射的に柄を捨て、砕けた切っ先を両手で握る。 爪が自分を抉るのと同じ勢いで、 その切っ先を魔物の眼を目掛けて突き刺した。
覚えているのはそこまで。 後は暗い静かな世界。 目覚めた時に誰かに呼ばれた気がしたのは、気のせいなのか。 色褪せない生前の記憶と今の記憶。 その狭間で1つだけはっきりしないものがあった]
(426) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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飲もうか。薬。一緒に。
[揃って健全な心身を保ち生きられる可能性は、 薬のもたらす儚い希望に賭けるしか無い。 いくら考えても、いくら悩んでも。
静かに、確かに、決意を言葉に。]
(427) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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もし兄さんだけに副作用が現れても、手放す気はないから。 傍に、いてくれ。
[もしかしたら、新しいラーマと組む事になるかもしれずとも。 兄を手放さなければならない理由はないはずだ。]
…………。 情けないな。俺、ずっと、兄さんに頼りっぱなしで。
[は、と息を吐いて。 力が抜けたように、兄に寄りかかった。]
(428) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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トレイルは、鳶色の目を閉じて、意識を手放した。**
2013/05/12(Sun) 01時頃
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そうか……。
[額はまだ、握り合った両手に付けたまま。 ケヴィンの言葉を聞くと、口元を綻ばせた。]
私は、実はずっと、不安だったんだ……。
今際の際に、あんなことを言ってしまって、もしかしたらそれは、おまえから、他のもっと優秀なラーマと出会う機会を奪ってしまったということなんじゃないかと。 あんな我儘を言って、おまえを、無理に繋ぎ止めてしまったんじゃないかと……。
おまえは、優しいから。 私はつい、それにつけ込んでしまって……。
[微かに声が震える。]
(429) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[自分は確かにラーマになると決めたけれど、 漂い続けた時間は比較的長かったのだろう。
当然だ。 自分がラーマとして仕えるライマーはいない。 他のライマーを知らないわけではないが、 闇の中記憶はぼんやりしていた。
騎士でもあった自分は 仕えるものがいなければ意味の無い存在。
仕えるとしたら…どんなライマーだろう。
冷静で、得物の扱いに長けていて…そんなぼんやりした理想しか 浮かばない中、鮮烈なイメージが通り過ぎる時があった]
(430) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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『トルドヴィン様は、あの方に憧れているのですか?』
[面白そうに聞いてきたラーマを、今よりは少し豊富な表情で あしらい首を振る]
彼は私の事など知らないよ。
[その彼だけが鮮やかに闇を駆け抜ける幻は覚えていた*]
(431) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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……違う。 頼って、縋っているのは、私の方だ。
[寄りかかってきた、自分よりほんの少しだけ大きな身体を、握りしめていた両手から片手だけを離し、包み込むように緩く抱く。 触れる体温と、微かに感じる呼吸が、とても心地良かった。
あまりの心地良さに、塞き止めておこうと思った言葉が、するりと零れてしまった。]
ケヴィン。 おまえにとって、私は、ラーマで……そして、兄でしかないのかもしれないけれど…………
それでも、私は、愛しているよ。
(432) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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………っ、
[想像の話と分かっていても、 告げられる仮想未来>>424はとても苦しいものだった。
使えなくなった武器は捨てて新しいものを得るのは、 ライマーとして正しい在り方だ。
だけど。]
……それじゃ、だめじゃないですか…。
[仮想未来の最後の一言。 …彼が他のラーマを手にするのを見たくないのは、 死なせない、という己の楔とは矛盾するものであったけれど。 その意を汲まれたような、 落とされた言葉の裏がどうしようもなく嬉しくて。 眦を下げて、笑った。]
(433) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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そんなこと、気にしてたのか…馬鹿だな。 兄さん以上の優秀なラーマなんてそうはいるか。
前使ってた両手剣も斧も、力がいるのは同じだ。 そんなに変わらないだろ。 俺には扱いやすい武器だ。
[何でもない事だと、小さく笑った。>>429 不安など、吹き飛ばしてしまえ。]
……他の者のところ、とさっきは言ったが。 俺以外には扱えないよな。
(434) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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それは申し訳ありませんでした。 では今からでも詫びを兼ねて行かないといけませんね。
[思わず取り落としそうになった本を掴み、何とか体勢を立て直す。 村を束ねる村長に、なんとぞんざいな扱いをするのかと 冷たい視線を飛ばす]
我が君はこのままお待ちください。 戻りましたら腸詰と温野菜を作りますので。
[それだけではない動揺を隠す様に、早口で告げて立ち上がる]
(435) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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[また、戦場であの金色を見た。 そんな日は決まってラーマが話しかけてくる。 村には鮮やかな金糸は居なかったし、 自分も彼も黒髪だから珍しかろうと答えておいたのに 案外しつこく食いついてきた。]
「死んだら、ああいうのに仕えたいとか。」 「でもお前には向いてねぇな。」
「 。」
[本当にうるさいラーマだった。 しかも見事に外していたから、黙っておいた。 槍の柄をそっと撫でると、声が震えたような気がした。 ラーマの事を深く考えなかった自分は、 彼が発していた限界に気づくのが遅れた。
最後に彼が言った言葉は聞き取れないまま、砕けた。]
(436) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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……はい。
[告げられた言葉>>427に静かに頷く。
未来を薬の可能性と、天に任せて。 サミュエルがどうなろうと自分は傍にいるつもりで。 逆になった時は……仮想>>424が現実となるだけのこと。]
(437) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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―――……
[はた、と目を瞬かせた。>>432]
……………、 ……それって、どういう……
[意味をすぐには理解できず、聞き返す。]
(438) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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[主が眠りに落ちたのを確認すれば、そっとその元を離れ、 毛布を手に戻り、トレイルの身体へとかける。 穏やかな表情でその頬を撫でた後、台所へと向かった。
やがて漂ってくるのは、甘いオレンジの香――。**]
(439) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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共に向かおうか。たまには。
[>>435一人で留守番なんてつまらないし、 またあの錬金術師に出会ったら、あまり良い予感はしない。 せめてその時は二人で居たいと願うから 立ち上がると攻芸にもらったばかりの籠に 新鮮な卵もいくつか入れた。
何よりトルドヴィンが今、落ち着いていないから。]
(440) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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ドリー。ボクにはドリーでないとダメ。絶対。 それは覚えておいて。ね ?
[どんな未来がこの先に待っていようとも 今この瞬間は確かにそう思う。 そう思ったからこそ、彼を得て共に過ごしてきた。]
幸運だよ。ボクらはきっと。 今日は良い事しか起こってない。
新しいシーツも、果実もソーセージも、 チィの作った食事も美味かった。 幸運だよ。だから、大丈夫。
[何があっても。とは言葉にはしない。 ドリベルの体から腕を離し、テーブルの小瓶を取る。]
(441) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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当たり前だ。 私は、おまえに使われることばかりを考えて、ラーマに……
…………。
[ついうっかり、口にしていた。 聞き返されれば、諦めたかのように大きな溜息をつき、身を引き離し、そのかわり真っ直ぐに視線を向けた。]
私にとって、おまえは、誰よりも優秀なライマーで、誰よりも愛おしい、自慢の弟だ。
けれど、もしおまえがライマーでなく……弟でも、なかったとしても……。 いや、違うな……そんなものは、どうでもいい。
(442) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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軽蔑されるかもしれないけれど。
私は、おまえのことを───……
(443) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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……………。
[ありえないくらいきょとんとした顔で兄を見つめ。 続く言葉を大人しく聞いている。]
(444) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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……覚えておきます。 けど……エルも覚えておいてくださいね。
僕が仕えるライマーは……エルだけです。
[主を持たないと思っていた自分が、 その手に納まることを望んでくれた相手。 最初はなし崩しだったかもしれないが、 三年の間に自分の中で色々と変化は起こっていたようで。
向けられた言葉>>441に緩く笑む。 今、確かに自分は幸せだ。]
(445) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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