266 冷たい校舎村7
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[ 首を振る。こわくない。 こわがりなんて、もういない。
つけて来ていたウエストポーチに、 ドリンクを二つ分押し込んで。
次は、体育倉庫。 鍵のかかっていない部屋には、 体育の授業で使うもの、 運動部の使うものがそろっている。
ひとかかえもするマットだって、いくつも。 運ぼう、って、考えて。 ……夜になる手前くらいでも良いか、と。 ひとまず置いておくことにした。 皆が此処でどう過ごすつもりか、聞いてなかった。 ]
(412) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
[ 一旦、教室まで戻って。 宮古の机に、おしること。 轟木の机に、ほうじ茶を置いて。
黒板を見る。眉をひそめた。 ]
……は、
[ 三階の上に、四階。>>212 そういえば、降りるとき。 覚えのない空間が、上に続いていた。 見ようとしなかったのは、 一種の現実逃避じみたものかもしれない。 ]
(413) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
[ “ 自動販売機は使用可能。 食堂に食材有、火も使える。 水道も問題なく。 ”
黒板の隅っこに、そう、足して。 指先の粉を軽く払った。
自分の席には、本がのっかったまんま。 だけども、なおすつもりはおこらなくて、 そのまんま、また、外に出る。 ]
(414) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
[ とん、とん。 なかったはずの階段を上がっていく。 黒板で確認していたって、 やっぱりびっくりすることに変わりない。
文化祭の時と同じようで、 でも、他の教室もなんだかお化け屋敷じみて。 全体的に薄暗くて。
其の中で、未だ記憶に新しい、 教室を区切ったお化け屋敷の扉を、あけた。 ]
(415) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
[ 元は、清潔であったのだろう。 白を基調とした空間が、 廃れていく、その途中を切り出した。
監督の指示の許、 内装は、予算と時間の許す限り凝ったそれ。 決して広くはない教室に、 いくつかの部屋を作り出した。
病院を模した空間に、 雰囲気を演出する音楽が響く。 衣裳に至るまで、そのままだ。 そのままだ。 ]
(416) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
[ ベッドの上に置かれた、ぬいぐるみまで。 汚した包帯を巻いただけの、ぬいぐるみ。 おんなのこ の、好きそうな ゆるくて平和な顔をした、愛らしさ。
から、 視線をそらした。 隠しもしない足音が、お化け屋敷を巡っていれば、 音楽に紛れ切らぬそれが、先客に届くか。 ]
(417) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
[ どのタイミングであれ。 ]
……灰谷もいたのか。 俺はきたばっかだけどさ。 変わったものとか、あったか?
[ 探索していた灰谷を見つけたら>>357 よ、って。歩み寄る。 同じクラス。 男子バレー部の助っ人をしたときに、 世話になったマネージャー。
文化祭の日に、母親らしき姿と、 一緒に歩いているのも見た。>>0:791 良好そうな関係、綺麗な母と娘。 ]
(418) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
[ いいな、って。 奥底で勝手に呟く声は、 何度も何度も あった。
……口にしたことはない。 身勝手な羨望は、 彼女に会うたびに 押し込めて、おしこめて。 *]
(419) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
― 一階廊下 ―
[俺たちの横をすりぬけるようにして 職員室に行った影二つ、は知らないまま 俺は高本と話している。]
たとえばの話じゃん? 受験が近いんだから、 誰がどうだったってヘンじゃない。
[高校生にとって受験って、 人生、みたいなものだから。 そこから続く言葉に耳を傾ける。>>399 俺は素直に、こわ、と笑った。]
(420) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
道連れにされちゃうの? こわっ。 お前らしいな。 わかってもらう、じゃなくて 道連れにする、ってあたりがお前らしいな。 もし本当にそうなら、俺には悩み教えなさいよね。
[三度目のこわーい、を、高本の瞳を見上げながら 俺は笑って言う。]
(421) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
[伸ばされてきた手に一瞬笑みが消えた。]
(422) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
[わしゃ、と頭を撫でられれば、 なんだよ、と俺は気恥ずかしそうに声を弾ませる。 撫でられて喜ぶ子犬の様子を見せた。]
なるほど。 探して、説得してみるか。 元の世界に帰してくださーい。って。 ついでに自殺もやめてもらえると助かるんだけど。
[でも、こうなった人って助かるの? 俺はそこんところを知らないので、 曖昧にして、ぼかして、高本の瞳を見上げた。]
(423) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
じゃ、俺、もうちょっと何か探してくる。 誰かに会ったら、情報共有してさ。 皆が帰れるように。
[くるん、ときびすを返すと、 引き止められないのであれば そのままどこかへ歩きだすだろう*]
(424) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
―― 回想 / ひみつ ――
[お父さん?、と田所に問われて>>393 俺は咄嗟に首を縦に振ることができなかった。 ただ、口元に人差し指を当てて]
……田所。 さっきのお願い、頼んだぞ。
[それだけを返すのが精いっぱいだった]
(425) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
[田所の背を見送りながら、俺は考える。 成績優秀者の多い、所謂進学校である仲冬高校で バイトに励む生徒は少ない。
社会というのは不平等に出来ていて、 頭の良い者はそれなりの家庭に生まれることが ほとんどだ。
環境というものが、人を作るのだろう。 鳶が鷹を生む、だなんて特例を別にして]
(426) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
[高校1年の春から 賄いや廃棄なんてものを基準にして バイトを探している田所も。
それなりに家庭に事情を抱えて、 それなりに苦労をしているのだろう。
彼女がバイト代を遊びにつぎ込む人間には 見えなかったので、余計に俺はそう思う。
田所に覚えたのは、微かな親近感]
(427) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
[それから田所が、店を訪れることがあれば 1回目のときよりは朗らかに 田所を客として出迎えただろう。>>394
教室での俺とは、 少し違った態度ではあっただろうけれど]*
(428) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
おんなのこ に なりたいわけじゃない
(429) 2019/06/09(Sun) 15時頃
|
|
[ だから、 おんなのこらしく上がった声に>>0:1054 そうでしょう、とも。 かわいいよね、とも、言わずに。 ]
養の店選びが良かったんだろうな。 こんな感じのばっかだったぞ。 綺麗すぎるのはそうだが、 ひと手間加えれば悪くはならないだろう。
[ ビリッ! は、もったいない。 かわいそうじゃなくて、もったいない。 かわいそうじゃない。 ]
(430) 2019/06/09(Sun) 15時頃
|
|
[ 汚れた包帯を巻いたならば、 手元のクローバーも隠れてしまうだろうか。 暗い中では、きっと、 灰色の衣裳とおんなじように、 小さなてんとう虫だってわからない。
ベッドの上に、患者服と一緒に置かれて。 終わったら、誰が引き取ることになったか。
会計の許しが降りて>>0:1075 病室に置かれることになった猫。 渡した領収書に書かれた値段は、 予算内だが決して安いものでもない。
引き取り手に、名乗りはあげなかった。 誰かが貰ってくれるだろう。 流石に、捨てるということにはならないだろうし。 ]
(431) 2019/06/09(Sun) 15時頃
|
|
おんなのこ が 良いわけじゃあない
生まれ持った器を悔いたって かわってくれるわけじゃあ ないから
もしも なんて 考えたのだって いちどきり
(432) 2019/06/09(Sun) 15時頃
|
|
もしも からだが おんなのこだったら ちゃんと おんなのこ で うまれたら
(433) 2019/06/09(Sun) 15時頃
|
|
てんし の まんまで いられたかな
また しあわせをあげられたかな
(434) 2019/06/09(Sun) 15時頃
|
|
なんて かんがえたって 仕方ないから
かんがえたって 苦しいだけだから
息を 止めてしまえば良い 息をしなければ 良い 呼吸の苦しさと錯覚出来たら 女々しい苦しさなんて ありはしないんだ *
(435) 2019/06/09(Sun) 15時頃
|
|
──現在:3年7組>>286──
どうして?
[ ”困る”>>287って、どうして? ──という意味で、僕はそう言った。
3年7組の教室を出ていくすんでのとこで。 それは本当に単純に、ぽんと浮かんだ疑問で、 そのくらい僕にはなかった感覚だった。
日頃明るい養拓海の淡々とした口調が、 やけに耳についたせいかもしれない。
ただ、その瞬間教室に漂う空気が、 なにかぼんやりとして、息がしづらくて──、]
(436) 2019/06/09(Sun) 15時頃
|
|
……いいや。
[ 行かなくちゃ。 僕もきっと何かがおかしかった。
ただ、行かなくちゃ。そう思って、 問いへの答えを待たずに教室を出る。
文化祭仕様の賑やかな廊下も、 雪にあてられて、つんと染みるように寒い。*]
(437) 2019/06/09(Sun) 15時頃
|
|
──現在:美術室へ──
[ 階段を下っていく。
しんとした空気の中を進んでいると、 ここが学校であることを忘れそうだ。
2階に向かおうとしていて、 たまにココア缶に口を付ける。
こういうのは、気づいたときに飲まなければ、 どんどんどうでもよくなって、飲む気も失せて、 そのうち、手に取るのさえ億劫になるのだから。
……冷めているせいで、余計に甘く感じる。 普段なら、こんなことしないけれど、 今なら人にぶつかる心配もないし。]
(438) 2019/06/09(Sun) 15時頃
|
|
[ 引き戸に手をかける。 鍵は掛かっていなかった。 文化祭……だから当然といえば、そう。
毎年、美術部員が作品を展示する。 当然衆目に晒すのであるから、 自信のあるものや気に入っているものを。 という部員が多い中で、
養拓海が突然はじめた日曜大工に、 最後になって新たなことをはじめた僕。
顧問の先生はさぞかし驚いて──、 あるいは、頭を抱えたことだろう。 ましてや、僕の作ったものはこうだから。]
(439) 2019/06/09(Sun) 15時頃
|
|
[ ただ、それがあるのかを確かめたかったんだ。]
(440) 2019/06/09(Sun) 15時頃
|
|
[ なんだっけ……、そう。 高校生活の集大成って言われたんだ。
それになるんだなぁ。>>0:342って言われて、 ……実のところ、そうなのかなあって。 あまり、よくわかっていなかったんだ。
ただ、僕は美術に生きるつもりもなくて、 中学高校と美術部で過ごしただけの人。 だから、本当に最後に、僕の人生で最後に、 何かを作るなら絶対にこれだと思って──、
…………僕は何に囚われているんだろう。]
(441) 2019/06/09(Sun) 15時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る