122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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……
[口を挟む隙もなかった。 あっという間に並べ立てられたそれは、いくら表情が完璧だからって、突飛もいいところなんだ。 私みたいに”非日常”に慣れているのでもなければ、病院へ行けといって終わるんじゃないかな。]
……つまり、クロスくんが、危ないって……?
[要約するとそういうことかな。 警告というよりは、どちらかというと…… 彼を嵌めようとしているのでは、としか思えない。]
[けれど。]
(404) 2014/05/14(Wed) 22時半頃
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……微小なリンクで概念だけ転移できるなら、それも容易でしょうね。 概念伝達≪パス≫か……私たちの次空門≪ゲート≫でも可能かしら。 統制局に戻ったら、調べてみる価値は――……、
[――そこで、思い出した。 父が次空鎖を切断したから、元の世界には帰れないのだと]
(405) 2014/05/14(Wed) 22時半頃
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……よくわからないけど…… うん。 一応、気をつける。
[ 『ベネット・クロスくんのところに、厄介事がありそう。 気をつけたほうがいいと思う。』 ソフィアに向けてメールを打ちながら、ひとまず頷いた。
目の前の彼は、明らかに普通じゃない。 きっと常識なんて蹴り飛ばしていく無茶苦茶な性格をしていて、 何かを企んでいて、
……けれど、
よく知っている”普通の”クラスメイトと思っている相手が 普通じゃないなんて可能性は、まったくのゼロでもない。
なぜなら私がその、”普通じゃない”学生だから、だ。]
(406) 2014/05/14(Wed) 22時半頃
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……、うん、まあ、勉強になったわ。
[ふっと、沈んで。そのあと]
……電子端末……? そういう骨董品は、使ったことないのだけど。
[困惑して首を傾げる。 ホリーや父の紡ぐ魔法式≪コード≫は、物理的端末を必要としないのだ]
(407) 2014/05/14(Wed) 22時半頃
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余計なことを言うな、っていうけど、 クロスくんに気をつけてってくらいはいいわよね? ……あなたのことは、言わないから。
[悪い笑みまでは、私には見えなかったけど。 メールは止められたかもしれないけど、こう言えばきっと彼はメールを止めないとみた。 実際、この不審者のことは、何ひとつかいてないんだから。
求められたら、メールを見せることも、しよう。 ……ソフィアの名前をこいつに見せるのは、ちょっとでなくいやなんだけど。]
(408) 2014/05/14(Wed) 22時半頃
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だからわかんねぇっつってんだろ。
[サクッ] [と何の慈悲も容赦もなくフォークを馬鹿犬の額に刺す。]
…ホリーが何かできるならそれでもいいけど、でも、これ使えるわけじゃないんだよね……
(409) 2014/05/14(Wed) 22時半頃
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電子端末が骨董品かぁ……
[随分と文明レベルが違うらしい。 完全にファンタジーかSFかだ。]
まぁ、こういうのだよね。 もしかしたら君にはものすごく不便なのかも。
[自身の携帯を示して、苦笑い。
ていうか、そんなすごいものをこれに繋いだら、この機器が壊れそうだ。]
(410) 2014/05/14(Wed) 22時半頃
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― 少し前 ―
嗚呼、生憎だが。 この子は自ら何かを選択する権利を持っていない。
[>>395褒美を、という巫女に向かって告げる。 彼女は機械、そして道具であるが故の欠点がある。]
“俺の命”が全てなんだ。
それでも、何か力を授けられるのならば Cは貴女の、湖の御心に従うだろう。
[同じように、彼女に選択を委ねる。]
(411) 2014/05/14(Wed) 22時半頃
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……うわぁ。
[フォークの行く末を眺めたあと]
……そうね。 主人を定めた秘蹟≪アーティファクト≫は、他人には扱えない。 その生命の書≪アカシックレコード≫とやらについては、私は助けてあげられない。あなたがやるしかなさそうね。
(412) 2014/05/14(Wed) 22時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/14(Wed) 22時半頃
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− 彗星の中で −
[光の銃の力を無効化しても、彼女は余裕を崩さない>>290>>291 それどころか私にまた答えを求めて命令して来た>>292]
何だ、そんな事も知らずに接触したのか。 だが…晶はお前を引き摺りこむ事はしなかったか。
[私は暫し考える。 祭壇の周囲には息絶えた祈りの子達の骸だけがあった。 湖から生まれた命と力を還元させる役目もあるが、 アレは異世界からの侵入者に対しては生者であろうと その魂を飲み込む力も備えているのだが。 それをしなかったと言う事は]
成程、どうやら湖はお前をこのセカイの一部と見做したか。
[彼女が力の片鱗に触れたかどうかは定かではないが、 このセカイの魂を廻した力を取り込んだなら、 このセカイの住人として湖が認めた事]
(413) 2014/05/14(Wed) 22時半頃
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不便というか……たぶん、使い方が判らないわ。
[苦笑して]
私の端末は、これよ。支給品なんだけど――……、
[と、左手を差し出してみせる。 そこには、指環がひとつ、嵌っている]
……統制局に入ったときに、とうさんが填めてくれたの。
[懐かしそうに、一瞬、遠くをみて]
(414) 2014/05/14(Wed) 22時半頃
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お前は別世界からの介入者≪アクティブ・エイル≫と言う訳か?
[また宿命の少女 ≪ヒロイックエターナル≫>>308が生まれたかと 大仰な溜息を1つ。 創生の湖が一番近いセカイだからだろう。 滅びの庭≪ナイトメア・アヴァロン≫と 不本意に呼ばれているのは知っている。 私達にとっては創生の虹《クレアゾン・アルコ・イリス》なのだが]
排除に来たと言うなら祭壇を破壊した事については目を瞑ろう。
(415) 2014/05/14(Wed) 22時半頃
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……うー。 次元門《ゲート》錬成規模だと、精密時間軸・相対時間軸・絶対時間軸……後何がいるかなぁ。 確実に行ける門は、行く先が隣の時空でも多分ご主人もまだ……きゃいんっ。
[>>409お水ぶくぶくしながら喋ってたら、刺された。いたい]
うー……できなくはないですけど。さすがにもう少し放熱しやすい大きな端末じゃないと、魔導暴走《オーバーフロー》しません? 後、ご主人が端子をイメージできるコードじゃないと、錬成難しくなるかも。
[>>410>>414成る程、次元は随分離れてそう。二つの端末見比べて、ぶくぶく]
(416) 2014/05/14(Wed) 22時半頃
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…………。
[>>395 闇巫女からの問いかけに、 彼女が返すのは沈黙。 無論、理解していないわけではない。 だが彼女は解を返さない。 理由はただ一つだ]
[>>411 そう、決定権を持つのはあくまでも 主《マスター》であるJなのだ。 故に彼女は無機質な瞳を闇巫女に向けるのみ。 男の言を聞き、闇巫女が選択した何かを 与えられるというのであれば ただそれを受け入れるだけの機械]
(417) 2014/05/14(Wed) 23時頃
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そう、ではこれを。
[“J”の言葉>>411に頷くと。 取り出したのは真紅の刀身を持つ一振りの剣。 それを同じ様に結晶化すると、“C”の中に沈めて行く。]
これは貴女の武器だから。 いつでも、貴女の意志で取り出せるわ。
(418) 2014/05/14(Wed) 23時頃
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堕天鳳凰《フォールン・フェニックス》
[火と闇の二重属性《デュアル》の剣。 伝承によれば、この剣を操って一晩で一国を落とした猛者も居ると言われている。
きっと“C”であればこの剣を使いこなす事も出来るであろう。]
貴女にも期待しているわ。 貴女のマスターにも伝えたことだけど。 対価は必要ないからね?
(419) 2014/05/14(Wed) 23時頃
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Yes,My master.
[>>396 そうして、男からの命が飛べば 彼女は闇巫女にきっちり90度の一礼をすると、 男の手を取り再び空を翔るだろう。 準・危険因子《カラミティ・コクーン》の元へと]
……湖の闇巫女。ヨーランダ=ノワール。 貴方が創造主《マスター・I》へ与えた品は 彼の研究に力を貸した。 彼は貴方に、感謝をしていたと私の予測データは結論付ける。 ただし彼は既にこの世にいない。 なので代理として、私から述べさせてもらう。 “ありがとう”と。
[別れ際、抑揚のない音声で そんな言葉を残しながら]
(420) 2014/05/14(Wed) 23時頃
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晶もどうやら、お前を排除する意志はまだ無さそうだ。
[因縁を運んで来たと言うなら仕方ないと、 彼女の排除については今の所考える事は止めて]
名は知らぬが、貧相な女。晶は暫くお前に預けるとしよう。
[名乗らなければ延々とそう呼ぶぞと暗に告げて、 短剣を腰では無く手の甲に仕舞う。 待っていた様に背後で白馬が嘶いた]
(421) 2014/05/14(Wed) 23時頃
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[にぃ。話を理解したならこちらの物だ>>404]
そういうこった。奴はやべえ。 お前も精々奴には近寄らない様にするこったな。
[おトモダチだろう相手にメールを打ち込む姿。 止めはしない。寧ろ内心は拡散希望だ。
…話が変わるが、医療も銀河最先端の惑星に住まう...は。視力4.0だ。 そしてこの女のメイクも、まあ食えなくは無い程度にはマトモだ。 いけない物は、『俺に劣る未開発惑星の原人なんかこれで十分だ』と言う思い込み。
つまり正解は精神科か脳外科なのだが、閑話休題]
(422) 2014/05/14(Wed) 23時頃
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…ふぅ。クッソつかれた。 んなめんどくせえ話するとタリぃんだよ…。
おい女。俺はちっと寝るかんな。 安心しろ。ひと眠りしたら出てくぜ。
[そう愚痴を零すだけ零すと、また床であろうがお構いなしにごろりと横たえた。 どうやら、ベネット・クロスをハメようとする以上、ここでこの少女に危害を加えて、不審を煽る予定はなさそうだった。
ぐがーがが、と寝息を盛大に立てる寝息はうるさいが、眠りは深くは無かった]
(423) 2014/05/14(Wed) 23時頃
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― 夜空→ ―
………忌わしき“奴”に代わる言葉だとしても。
お前が“礼”を述べるとはな、C。
まだ俺の知らない“何か”が お前にはあるのかもしれないな―――……
[>>420男は、先程の人形の様子を思い出して そんな独り事を呟きながらも、宵闇の風を感じるままに。 目的地へと急ぐように、人形へと命じて――――]
(424) 2014/05/14(Wed) 23時頃
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――……?
[会話の最中、はっと虚空を見上げて]
……何かが来る。 出たほうがいいわ……巻き込みたくないなら。
(425) 2014/05/14(Wed) 23時頃
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だよね……
[恐らく、自分の価値観で照らし合わせると、木と糸で火をおこせと言われているようなレベルで昔のものなのだろう。]
へぇ……指輪が端末になるなんて、本当にファンタジーの世界みたいだ……
それ、これに繋げたりできないのかな?
[とはいえど、何処から如何視ても本で接続なんか出来そうにないのだけど。]
(426) 2014/05/14(Wed) 23時頃
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……そうする。
[>>422なんて妖しい笑顔だろう。 騙す気があるならきちんと貫いてほしいものだ。 本気で舐められているのか、それともこれが精一杯なのか。 残念なものを見る目つきはひとまず、がまんだ。がまん。]
……え、あ、ちょっと。 寝るのは、…… あー……
[携帯をポケットに戻し、これからどうするかと思った矢先に。 横になった相手とあっという間に響いたいびきに、思わず頭を抱えることになった。]
(427) 2014/05/14(Wed) 23時頃
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……うそでしょ……
[確かに、この部屋に泊める可能性は、ゼロじゃなかった。 でも、こいつが此処で寝ている状態で、]
……お風呂も着替えも無理だってば……
[鍵をかけたって、中で何をされるかわからないのだ。 部屋を明け渡せない状態で、いつ目がさめるかもわからない状態で。]
(428) 2014/05/14(Wed) 23時頃
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− 彗星の中で −
えッ…… あ、アレが!?
[思わず、構えた拳銃を取り落しそうになった。 両手を確認するが、透けたり吸い込まれるそぶりはない。
事前に情報網《データベース》の情報には目を通していたが、 その形体までは完全に把握し切れていなかったのだ。 自分が操鎖官でなかったら、うっかりご臨終確定である。]
あっぶな、思いっきり触っちゃったわよ! もっとデカデカ看板とか立てときなさいよ!
(429) 2014/05/14(Wed) 23時頃
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えっ、また何か来るの!?
[目を見張り、すぐに席を立つ。 会計、する暇があればいいのだけど。]
(430) 2014/05/14(Wed) 23時頃
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― →喫茶:スターライト ―
[そうして、目的の――準因子の居る――場所へ辿り付き 男はネクタイの位置を確認するように、首元へ手をやり]
[―――――そして]
一般人≪力無き者≫に 我々の正体を無闇に明るめてはならない。
C、お前の身体に内臓された“聖遺物”の効果には 無力な人間に対してのみ、効力を発揮するそれがあった筈だな。
―――――さあ、プラン“J”決行だ。
(431) 2014/05/14(Wed) 23時頃
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名前くらい聞きたかったんだけど、なあ……
[文明レベルが相当違うところから来ているかもしれない相手だ。 定期連絡も、今日は控えておいたほうがいいだろう。
はあ、と小さくため息ついて、一応宿題だけやることにする。 寝るときは制服のままになりそうだ。 明日スカートやシャツについているだろうシワを想像して、憂鬱になった。]
(432) 2014/05/14(Wed) 23時頃
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[パチィ ―――――――― ……ッン]
[フ ……ッ]
[男が指を鳴らすと、店内の照明が全て消え去り その空間は静かな闇に包まれた。
騒ぐ者は、力有し者を除いては誰もいないだろう。
何故ならば―――――]
(433) 2014/05/14(Wed) 23時頃
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