191 The wonderful world -7 days of MORI-
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[ 東京から来た北見圭一という同級生が自分たちと
つるんでいることに、クラスの中心グループは
面白くないようで、対照的に俺は優越感が止まらなかった。
この、トカイジンが自分たちを選んでくれた
なんて、そんなつまらない優越感に。]
[ 自分が一目置かれているなど、当人は露知らず。
知ってることを周りに話しては、驚いたり
感心するような反応が嬉しくて
そんな少年期を送っていたと思う。]
─中学 三年夏─
[ 北見圭一がこの学校に来てから3回目の夏。
下敷きをうちわ替わりに仰ぎながら
机の上にテストのプリントを広げる。]
へっへーん!数学と理科はまかせろ。
…とかいって、普通にお前もそれなりいってんじゃん。
[ 俺の理系の点数と圭一の点数。
圭一の文系の点数と俺の点数。
その差は決して同じではなかった。
「ヒトシの壁は厚かった」なんて彼は言うけど
総合的に見たら彼の方がうんと点数は高いのだ。]
[ なんだかそのことがたまらなくコンプレックスだった。]
お前、どこ高行くの?
[ なんて、訪ねながら内心はヒヤヒヤしてる。
彼が出した高校はこの辺の一番高。
それは紛れもなく自分の第一希望。
そして担任から言われた言葉は
「ん?○○高?…そーかぁ…。
お前、パソコンとか得意だろ。情報科のある
××高とか、どうだ?」
××高、それは○○高に入れない奴が入る二番高だった。]
[ その日から、自分の中で少し、ほんの少しだけ
溝ができた。
つまらない見栄が顔を覗かせた。]
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[銃の形に構えた両手を前方に。 そのまま、目の前に迫ってきたカンガルーを指させばそのまま“星”をノイズの胸元に打ち込む。
白と金の光が爆ぜるのに構わず打ち込めば、何体かのノイズは倒すことができただろうか。
それでもまだまだ数は多いが、他の参加者たちの反撃もある。>>210>>216 何より、こんなところで邪魔をさせるわけにはいかない。 残り時間であの竜をどうにかしなければ。 この場にいる皆、死んでしまうのだから。]
(230) 2016/06/17(Fri) 00時頃
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[実は圭一は、酒にさほど弱いわけでもなかったのだが。
あとなんか色々の中に、スペシャルちゃんぽんな魔改造ドリンクが含まれていたらしく、見事に潰された。
最初の経験が尾を引いて、自分は下戸だと思い込んでいるのだったた。]
なんか、顔赤くねー?
大丈夫なのかよ。
冷蔵庫なー。えっと…あった。
生ハムとチーズだすぜー。
[お皿(勝手に出した)に、フィルムを開けて生ハムとカマンベールを並べて出す。]
冷凍でもなんかあるかなー。レンジでチン系……
[>>227空から舞う鱗粉、それを吸えば<ドラゴ>の動きはたちまち弱る。
その毒の元を絶とうと、空に姿を探してブレスを吐き出すが、それは当たったか否か。
>>214次々と、受け切れない、避けもできない攻撃が飛んでくれば。
やがて徐々にノイズの巨体はバスから少しずつずり落ちて行き、
>>229どこからともなく強力な一撃が突き刺されば、道路へと叩き付けられたことだろう。
——解放されたバスは制御を取り戻し、たちまち停車する。
運転手と乗客が安堵し、ようやく解放された喜びを分かち合う。
その瞬間、参加者の手のひらのタイマーは消失するだろう。]
(#11) 2016/06/17(Fri) 00時頃
あ!
[視界の先に、ハーゴンダッツのクッキー&クリーム発見!]
……………。
「6」
[奇数:「こんな奥にあるくらいだ。特別な品だろ食べたら悪いな。」
偶数:「輝にい!ハーゴンダッツだ!俺これ好き!」]
[だが、地に堕ちた<ドラゴ>は、断末魔の叫びと共に荒れ狂う。
体の端々から黒い塊を零しながらも、最期の抵抗をしようとしていた。
翼やツノが周囲を巻き込み破壊していき、
生命を燃やすかのように、口から無尽蔵に漏れ出る高熱のブレス。
周囲が火の海になり、幾許かの参加者が巻き込まれたか。
それが終われば、ノイズは力無く崩れ落ち、消滅するだろう。]
(#12) 2016/06/17(Fri) 00時頃
博徒 プリシラは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 00時頃
お、おおう、さんきゅー。
ああ、ヨハネがきたら、金払うからさ。
出しちゃえ出しちゃえ。
[生ハムとカマンベールにはおっけおっけを勝手に出しつつ、
ビールをまた煽った。ぶはーー。]
はっはっはー。
やっぱ、ジラフビールうまいなー。
美味しい麦酒がのみたいですーーってなぁあ!!
[ほら、もう酔ってます。
なんかほろ酔いどころじゃないみたい。]
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[――声が、聞こえた>>214 まだ年若い、少年の声。
一瞬思い出したのは、彼ノ岸公園で会った音流先生と彼と行動を共にしていた黒髪の彼。 その彼がすぐそばに来ていたことには、燃えるアスファルトによって煙る視界で見えずじまい。
彼らは、無事なのだろうかと、そんなことを考えていた次の瞬間>>229 煙の向こうから聞こえてくる叫びと、車の前方から現れた特大の“刺”が車上の竜の首を抉るように、貫くように突き刺していた*]
(231) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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[ コンポーザーの願いも空しく…フリーダムな叔父と甥はそのお宝を発見してしまった…。
――神は7日間で世界を創り賜うた。
7日あれば、アイスをひとつ食べる程度のことはできる。
例え、それが冷蔵庫の奥に大事に隠されていたとしても。
――このせかいは素晴らしくて、だからこそやるせない。
とかなんとかナレーションが流れそうな状況は置いておいて。
アイスは、進入した魂の残滓がおいしく頂いてしまいました。
もぐもぐ。もぐもぐもぐ。]
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……っ!タイマーが!!
[蟹と戦う最中、手の甲に違和感を覚えてそちらを見れば刻一刻と時を進めていたタイマーが無くなっている事に気付いて 良かった、と安堵したのも束の間]
――痛ッ!!
[距離を取っていれば大丈夫だと思っていた リーチの短い鋏ならばここまで届かないだろうと、遠くから攻撃していたのだが。ブーメランのように飛ばされた鋏に対処する事が出来なくて 否、ちょっとした油断だったのかもしれないが]
(232) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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あ、ぅ……痛い、痛いよ…
[擦り傷や軽い切り傷ならばわかるけれど いつかどこかで溺れたような感覚。ただ致命傷では無く右腕を抉るように切っただけなのだが どくどくと溢れる血でワンピースは赤く赤く染まっていく]
…ここで倒れたら、ごーちゃんが心配するでしょ! 痛くても、頑張らなきゃ!
[目にいっぱいの涙を浮かべて。痛みに耐えながら自分の身体に鞭を打って トドメとばかりに蟹の頭上にある信号機を、叩き落として それからピクリとも動かなくなったのを確認すれば]
(233) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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もー、無理…… 死んじゃう…
[もう死んでるけど。なんていうツッコミは置いておいて その場にバタリと倒れ込めば虚ろな目の中。あちこち走り回った疲れと、痛みからのショックと 両方から身体を動かすのが困難になっていて。どこか遠く、視界の端で他のノイズがこちらを見ていたかもしれない*]
(234) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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お見事。
[幾何は、黙って見ていた。 最初から最後まで、ノイズが生まれ消えるまで、仲間が少し変わった行動>>@35をしているところまで――]
…ヴェスパタイン、は 何をやっていたんだ。
[単独行動を好む彼がああいったことをするのは珍しい。 そんな思いとともに。]
……。
(@40) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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……ぬう。
モリ区が貴殿のような猫の手のひらの上とは。
いやはや恐れ入る。
[ コンポーザーとは確か、
音楽用語で作曲家を意味していた、ような。
ああ、だから敵が"ノイズ"というのかと、
今更そんな事を思う]
おお?あ、なんだって、
ハーゴンダッツのクッキークリーム?
女子か!!
[アイスに目をきらっきらさせてる圭一に、
まぁまぁととりあえずと寄越せと]
や、ヨハネちゃん、アイス好きだったぞ。
あいつも女子みたいな顔してるけど、
一番奥に隠している?
女子か!!
[とかいいつつ、
目をきらっきらさせる圭一からダッツのクッキークリーム。]
しかし、貴殿の都合で
モリ区を消されては困るのだ!
未だ地上で戦っている者たちもいるのに、
ゴールと同時に消滅とは報われなさすぎるでな。
……それに、生き返ることが出来るならば、
そのチャンスをみすみす捨てるわけには行かぬ!
[怒鳴へと向かう木製の椅子と机。
それらに向けて煙の弾を放ち、跳ね返す。
人の言葉を操る猫の方へと]**
ああ、これか!これ!
これ、ヨハネちゃんのお気に入りだわ。
あー、
これはとっとくか。
って、くってるー!!
[ どうやら、甥は偉大な血液を受け継いでるかもしれない。
ともかく、]
つか、俺、ねっむーーー。
ちょと寝るわ**
|
――― や った!?
[ パートナーの声と。 もうひとり 別の男性の声。 巨大な身体が伏したのだろう。タイマーも消えていて、 安堵の息を漏らす。
が>>233>>244。 ]
(235) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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[ 隣で倒れ込む身体が見えて、 ]
あ、あさひなさ…!
[ つられて己もしゃがんでしまう。 …咄嗟に彼女をかばうように体勢を整え、 周囲のノイズをにらみつける けれど。 己の代わりに戦ってくれていた彼女は、 もうすっかりぼろぼろで、 白いワンピースが 赤く染まって。 ―― どうしよう。 このまま彼女をかばって物を投げても、 裁ききれる気がしなくて。
流れていく血も どうしようもできなくて。 ]
(236) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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―― 、っ…
[ 泣かない 泣くわけには いかない。 こみ上げる何かを抑え付けて、 でも、心の中では 呼んでしまう から。
ただ ただ。"なんにもできない"手で、 朝比奈の手を握りしめている だけ で* ]
(237) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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[ あちこちから飛んで来る攻撃を、 巻き添えを喰らわないよう、ひらり、 さらに高度を上げて避けようか。
トドメを、誰か、できれば、きみが刺してくれるなら、 おれは、あとはきみのもとに戻るだけである。
……少しでもきみの役に立てたならいいな。
って、掌のタイマーが消えたことを確認して、 ふわり、と、きみの元に、降り立つ。]
── ネル、
[ おれは、きみの役に立ってる? ところで、話って、なに? って、 きみの表情を伺おうと、きみの前に、立って、]
(238) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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|
[ ── きみが、拳を握りしめるのが、見えた。**]
.
(239) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
|
ここの店、クレカ効くかな。
使えるなら、俺も半額出すけど。
[開いたビールのビンはちゃんと足元に仕舞う。
ハーゴンダッツをもくもくと食べながら、合間にチーズをつまんだりウーロン茶を飲んだり。]
……輝にい、なんかもう顔、やばそうじゃねえ?
ほら、お茶飲めよ。
落ち着いたら、コンポーザー探しにいかなきゃだし。
[皆方の背をとんとん。
自分の持ってたウーロン茶をグラスについで、皆方に差し出した。]
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[一撃。きっと、致命的な一撃。>>229 それに竜がのけぞり、倒れていく。>>#11 バスが停まったこと、竜が落ちたこと。 それ以外は、炎で阻まれてよくわからない。
だが、右手のタイマーが消えることが、終わりを告げる。 今日を、乗り切った。
そう判断して、振り返ろうとした時。]
(240) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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[怒号が、大地を揺らした。>>#12 振り返れば、炎の勢いは増すばかりで。]
運行は止まった。 だけど、俺らはまだ死ぬかもしれん、と。
[とりあえずやることは、離れることだ。 無闇に剣を振るう訳にはいかない。 誰かにあたってしまうかもしれないから。
運悪く、巻き込まれた参加者がいるなら、それは。]
恨まんでくれ。 アフターケアまでは、戦闘の外だ。
[肩で息をしながら、少しずつ離れる。 ……ああ、量を作れば。疲れるのは、わかってたけど。 このまま、倒れてしまおうか。多分大丈夫だろ。]
(241) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2016/06/17(Fri) 00時半頃
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……あ?
[そんな思考は、響いた名前にかき消された。 ああそうか、世話が焼けるな。
そう思って戻る場所は、里佳の所。 疲れてるけど、心配ではあったから、と思えば。]
……なんだこれ。
[彼女の周囲には、ノイズが大量に囲んでいて。>>236 足元にいるのは、さっき彼女を助けてくれた、恐らく参加者。 元々は白い服のようだが、その服は、赤い。>>234]
(242) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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甘いもんが美味い事に男子も女子もかんけーねー!
ましてや今は未成年!格好つけてデザートを省いたり、コーヒーゼリーで妥協したりする必要もねーんだ!
[皆方にも、ハーゴンダッツを回しながら謎の主張。]
ほらー、成人男子だって好きな奴いるじゃん。
ハーゴンダッツは男のロマン!
それと、俺は成長しても女子みたいな顔じゃねーぜ。
人気アイドルデュオCLAPの黒髪の方にそっくりとか言われてた位のイケメン系でー……
[そんな事を言っていると、なんだかお気に入りとかいう不吉な単語が聞こえてきて。
あれ、これもしかして食べちゃまずいやつだった?とか、逢ったこともないヨハネさん超ごめん!と少し真顔になった所で…
皆方が、すこんと寝てしまった。]
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……あー、うん。
[里佳はきっと、自分を助けてくれた彼女を見捨てない。 そして、彼女を見捨てるということは、恩を仇で返すということ。 ならできるだけ、頑張ってみようかと。 疲れ果てた右手を振り上げる。]
いいかげんにしろよ。 ゴミどもが。
[周囲のノイズの頭上から、剣を錬成し落とす。 射出はしていない。ただ『作っただけ』。 落ちていく質量に任せ、押しつぶすだけ。
座り込む二人に近づけば、自分も膝を折った。]
(243) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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