244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】
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[昔々、霧ふり山には大きな熊がおりました。
ただの熊ではありません。 腕を払えばどんな大木をもなぎ倒し、吼えれば山が揺らぐほど。
何より恐ろしいことに、その熊は魔法使いが化けた邪悪な熊でした。 その熊は山に人が入る度にとても怒って人を襲うので 山で獣を狩る猟師たちは皆、とんと困り果てておりました。
しかしある日を境に、熊は山から姿を消してしまいました。]
(354) シュレッダー 2018/06/23(Sat) 23時頃
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―数年後―
[白詰草の花冠で飾られた娘たちを紅い瞳に映して。 いつしか、魔女の唇が綻んでいく。
慎ましげに咲く花のような微笑みに 魔女自身は未だ、気付いていないから]
……ふたりとも、どうしたの?
[ペラジーとショコラ。 驚く娘たちを前に、不思議そうに首を傾げるのだ。
こうして本物になった紛い物の魔女は。 大切な家族と共に、平穏と幸せを傍らに。 黒い森に今も、棲んでいる**]
(355) ひびの 2018/06/23(Sat) 23時頃
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[やれ、罠にかかったか、やれ、病に倒れたか。 猟師たちは口々に噂しながら山を探して回りましたが、 どうにも大きな熊を見つけることはできませんでした。
……しかし、代わりに猟師たちは不思議なものを見つけました。
山の奥深くにある大きな家です。 普通の山小屋をうんと引き延ばしたかのような、何もかもが大きな家でした。 村で一番勇気のある若者の猟師が家の中に入ってみると、なんということでしょう!
熊の塒とは思えないほど、温かな家がそこにはありました。 インクの染みでちょっぴり汚れたテーブルクロスや、羊皮紙がわずかに残った書斎机。 羊皮紙には子供が書き取りをしたかのような、小さな字がたくさん書き連なっています。 窓には大きなくるみの殻のテントウムシが2匹仲良くとまっていました。
これが人食い熊の仕業でしょうか?猟師は首をかしげました。]
(356) シュレッダー 2018/06/23(Sat) 23時頃
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[そして何より、枕元に飾られたポートレート! 見上げるほどの大きな熊が、小さく可愛らしい子熊を肩に乗せて 何とも幸せそうに笑っているではありませんか!
それから山の猟師たちの口に、邪悪な熊の話が上ることはなくなりました。 その代わりに、彼らはこどもを手放すことをやめました。 家族のためにと懸命に働き、熊が守ってきた山の幸を糧にするようになりました。
……さて、熊とこの絵の子熊は、何処に行ってしまったのでしょう? きっと何処にいても、幸せに暮らしているに違いありません。]**
(357) シュレッダー 2018/06/23(Sat) 23時頃
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[>>353呼ばれた招待状には二人分の名。 あれから少しだけ隠居していたから、重い腰をあげる切っ掛けになっただろう。
女物の赤い外套はさすがに着られないから首から巻いて あの時。零れた月から落ちたような白い砂は 拾えるだけ拾って、美しい泉の畔に───大理石をひとつ
”セシリア・マドロック・リケット” 記された名をそっと撫でて語りかける。]
魔女集会に行くぞ、ロリババア
[手には彼女を丸々と映したようなキャンバスも持って 前回よりは楽に行けたらいいな、と語りかける]**
(358) koto 2018/06/23(Sat) 23時頃
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