82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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[ノックの音。 規則正しく深く響くその打ち方で、おおよそ誰かはあたりがつく。
思いっきり動揺したジェームスを>>304くすくす笑いながらみていると、 勝手に落ち着いて出迎えに行ってしまった。]
あ、ケヴィンさん。いい匂い。パン?
[ケヴィンが持ってくるものと言えばだいたいパンだ。 ひょこっとジェームスの後ろから顔を出して手を振る。
収穫の手伝いをしてくれると聞いて>>305 笑顔で頷いた。]
それは助かるなー、んじゃあご一緒します? でも座ってお茶飲んで待っててもらってもいいよ?
[つん、とジェームスの袖を引っ張ってどちらにしようか、と問いかける。]
(308) 2013/05/10(Fri) 20時半頃
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− 3年前 −
[ラーマとして第二の人生が始まって以来。 主を探すでもなく、昔を懐かしむでもなく。 時折バンビの練習武器を引き受ける程度の生活。 ライマーだった頃の意欲は不思議なまでに湧かなかった。
目覚めてから時折聞こえる声は、欠けた過去の残滓か。 その声に、きっと自分は主を持たないだろうと思っていた。
サミュエルと出会ったのは、そんな頃。]
(309) 2013/05/10(Fri) 20時半頃
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[どこからか歌が聞こえてくる。>>220 綺麗な歌。綺麗な声。
故郷のことを思い出して、僅かに肩を震わせた。 少しだけ、怖い。
あの恐ろしい病が迫ってきているのが、確かなのだと
―――知っているから、]
兄さん、ごめん ちょっと……外の空気吸ってくるね
[一言告げて、村長の家の外へと出た。 ちょっと深呼吸すれば、すぐに戻ろうと]
(310) 2013/05/10(Fri) 20時半頃
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[他にもラーマはいくらでもいると、 自分を望む声は即座に否定した。 それでも諦めずに頻繁に通ってくるサミュエルが、 柄にもなく熱心に修行に励んでいると他のライマーから耳にして。
擦り傷やらなにやらを作っては、笑い話にする男に。]
…もっと…自分の体を…いたわってあげてください…。
[するりと出た言葉は自分のものでないようで。 しかし耳慣れた響きを持っていて。
君がボクのものになってくれるなら問題ないと言われた時、 気付けば首を縦に振っていた。
それ以来、サミュエルは十二分にその言葉を守ってくれている。 少し十二分すぎる気もするが、 自分のペースにもまた合っている、と思う。]
(311) 2013/05/10(Fri) 20時半頃
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[ジェームスとは、何度か共に仕事をした事もあった。 しかし、頼もしかった先輩は、ラーマとなった時にライマーだった頃のことを忘れていた。
そういうラーマも珍しくはないから、無理に思い出させようと過去の記憶を自分から語ったこともない。
が、基本的にラーマとなった者には呼び捨てにしているのに、一度先輩に敬称をつける時の癖で「ジェーさん」と呼びかけてしまった事はあったりした。]
(312) 2013/05/10(Fri) 20時半頃
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あ、あぁ……。 パンは、あるだけいただけると助かる。
[主に笑われているのがわかる。>>308 が、今はそれどころではない。 客人にこんな内心の動揺を気取られる訳にはいかない。]
手伝っていただけるなら、助かるな。 他にも旬の果物がなっているから、好きに持っていくといい。 マーマレードは、後で届けに行こう。 卿のパンには、よく合うからな。
[そう言って、さりげなく人数分の籠と摘果鋏を用意してみたり。 袖を引っ張るトレイルに気付けば、悪戯っぽく笑った。 ラーマとして転生したばかりの自分を知る者が見れば、とても同一人物とは思えぬほどの、柔らかな表情で。]
(313) 2013/05/10(Fri) 20時半頃
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─ 4年前の話 ─
[それは、弟と二人、仕事を終えて帰路についていた時のこと。>>298 他]
何、どうしたの?!
[パニック状態の少年が二人、森の中から飛び出してきた。 宥めるように、震える肩と背中を撫でながら話を聞けば、友達が魔物に襲われているのだという。]
……落ち着いて、その友達のいる場所を教えて。 大丈夫、必ず私達が助けるから。
[少年達には、慌てず村まで逃げるようにと言い残し、弟と相棒とともに、急ぎ現場へと駆けつける。 両手斧の姿をとった相棒を振るえば、風が高い音を奏で、そこにウルフの唸り声と、骨の砕ける音が重なる。]
───…… ♪
[雑魚は、瞬く間に屍と化した───が]
(314) 2013/05/10(Fri) 20時半頃
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……ッ、ケヴィン!?
[後方から聞こえた唸りと悲鳴に振り返れば、弟の相棒に、ボスらしきウルフをはじめとした数頭が群がっているのが見えた。 一点集中攻撃を仕掛けているらしいウルフは防御が薄く、蹴散らすことは容易かった。 しかし、弟の相棒が受けたダメージは、ラーマとして致命的であるような気がして、己の相棒の柄を強く握ったままで、唇を噛み眉を顰めた。]
(315) 2013/05/10(Fri) 20時半頃
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― 現在 ―
…準備…もうできたんですか?
[ぼうっとしていた間に時間が立っていたのか。 傍に立つサミュエル>>254に声をかけられれば小さく笑んで、 畳んだシーツを手に取る。
チアキのところへ寄って… それから…トリエルさんのところへ…行きましょうか。
[サミュエルと共に在るようになって、 何もなかった生の先にひとつの目的ができた。
『死なせるな』という声は、 今も時折、戒めのように背中を叩いては消えていく。]
(316) 2013/05/10(Fri) 20時半頃
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[……うん、別人だ。
こんなに幸せそうに笑ってるんだから、過去思い出す必要はないだろうな、ジェーさんの場合。トレイルとすごく相性いいんだろうな。 よかったよかった。>>313]
[内心色んなことを考えつつ。]
お茶……自分だけサボってるようで悪いんだが……
[飲みたい気持ちもあるので、二人で人手が足りそうなら待つつもり。]
(317) 2013/05/10(Fri) 20時半頃
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[それから。 怪我を負い、倒れていた少年を、弟とともに病院へ運んだ。 命に別状がないことを知れば、先程出会った二人の少年との約束を果たせたことに、ふと安堵の笑みが浮かんだ。]
……無理はしないで。 傷は浅くはないのだから、まだ安静にしていないと。
……?
[その時、弟と少年……チアキの会話から、チアキにライマーの素質があるのだということを知った。 けれど、微笑みを浮かべる弟の横顔は、どことなく寂しげに見えた。
理由は、何となく分かってしまったから、緩く背中を叩くだけで、言葉にはしなかったけれど。]
(318) 2013/05/10(Fri) 20時半頃
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[村長に、話をする。病の事と、薬の事と。 承諾されれば口元をわずかに緩め、差し出された手を握ろうと視線を向けてから、笑みの種類を苦いものに変える。]
すみません。 右腕は動かないもので。
[自らが飲んだ副作用。 そのせいで、右腕は肩から先は石のように固くなっていた。]
(319) 2013/05/10(Fri) 20時半頃
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ああ。わかった。 俺は部屋に行っている。
[外の空気を吸ってくるという弟>>310に頷く。 村長から数日間の滞在の許可は得ていた。 しばらく逗留する村の中を見て回るのもいいだろう。
外に出ていく背を見送れば、自分は用意された部屋へと移動した。]
(320) 2013/05/10(Fri) 20時半頃
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はい、お茶一つ承りました。
[ケヴィンの応えに>>317笑って家の中へと招き入れる。 大きな街にある食堂の給仕のように、仰々しい礼も付け加えて。]
お茶菓子もありますよー、それともうちの名物の果物がいい?
[ライマーとして先輩であるケヴィンのことは尊敬しており 彼が家にやって来てくれるのはうれしいことで。
さっさと来客用のスペースを整えると、 まだケヴィンが立っているようなら手を引いて座るように勧めただろう。]
(321) 2013/05/10(Fri) 20時半頃
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トレイルは、気分は一流所の給仕。
2013/05/10(Fri) 20時半頃
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[ケヴィンの内心には気付かぬままに。 だが、その言葉>>317には、穏やかな笑みを浮かべる。]
サボるなど、とんでもない。
[トレイルの言葉>>321に笑って、紅茶をいれる準備を。 温かな紅茶に、苺のジャムを添えて。 トレイルが運んでくれるならば、彼にトレイを手渡すことだろう。]
(322) 2013/05/10(Fri) 20時半頃
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働かざる者何とやら……
[申し訳なさそうに、しかし素直に座らせてもらう。]
ん……お茶菓子でお願いします。
[トレイルが給仕のように振る舞うので、 こちらも客気分で注文をしてみたり。>>321]
(323) 2013/05/10(Fri) 21時頃
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[片付けが終われば、稽古の準備と風呂場にある水瓶で、 熱くなった頬を冷やしながら、タオルを濡らして汗を拭いていた。
稽古の時は、いつものシャツではなくて、道着を着ている。 俺の熱意に根負けして、餞別代りに母がくれたものだ。
少しだけ、攻芸が着ているものに似ているから、 結構気に入っている。内側にお守りが縫い付けられているのに 気づいたのは、破いてしまった時に自力で直そうとして、 さらに悲惨なことになった時だったか。
それを見つけて、ちゃんと綺麗に直したいと思い、 トレイルに頼んだことあったかもしれない。]
(324) 2013/05/10(Fri) 21時頃
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………弟子?
[チアキの言葉>>307に、どうしようかと問うように弟を見た。]
私は…… ケヴィンが、構わないのなら。
[決定を弟に委ねたのは、チアキの聞いた声が、弟の相棒のものだったこともあるけれど。
もうひとつ。 微かな予兆を、感じ取っていたから。]
………… ケホッ。
(325) 2013/05/10(Fri) 21時頃
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お茶菓子……。
[ケヴィンの言葉>>323に暫し考え込む。 そういえば、フルーツを使ったタルトが作ってあったが、トレイルは覚えているだろうか。]
(326) 2013/05/10(Fri) 21時頃
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― チアキ・攻芸家前 ―
[つい先程訪れた扉をもう一度叩く。 鍵が壊れているのは知っているが、叩くのが礼儀である。]
…チアキ、攻芸。いる? [お肉持ってきた、という声で出てきたのはどちらだろうか。]
(327) 2013/05/10(Fri) 21時頃
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はい、お茶菓子ですね、かしこまりました。
[座ったケヴィンの注文>>323にまた深々と礼。 トレイルが用意してくれた紅茶の乗ったトレイ>>322を受け取って 恭しくお客様の前へ。 受け取るときにタルトがあった気がする、とジェームスに告げる。]
ご注文の紅茶、我が家の特性苺ジャム添えでございます。 どうぞごゆっくりとご堪能くださいませ。
[そこまで給仕のふりをして――こらえ切れなくなって笑いだした。]
あはははは、意外と天職じゃないですか俺?
(328) 2013/05/10(Fri) 21時頃
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―村長の家前― [頷く兄に>>320、ぎこちない動作で手を振れば、 村長の家の前に立った。
村の中をフードの隙間から、覗き見て、]
良い村だなー……救えると、いいんだけど、
[ぽつ、と言葉を零すと、 動かしにくい左手を見つめた。
薬の副作用で、殆ど動かせない。 無理に動かそうとすれば、酷く痛むから、人形のような ぎこちない動きしかできない。
それでも、黒玉病にかかるよりはずっとましだ。と 嘆息混じりの息を吐く。]
(329) 2013/05/10(Fri) 21時頃
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[トレイルの言葉>>328に頷き、チェリーのタルトをケヴィンの前に差し出しながらも。 続く言葉に、たまらず吹き出した。]
え、えぇ、まぁ……。 似合ってますよ。はい。
[少し羨ましそうな表情を浮かべているのは、自分では気付かぬままに。]
(330) 2013/05/10(Fri) 21時頃
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[しっかり着替え終わった頃。 戸を叩く音と、微かに呼ぶ声が聞こえて>>327]
肉ーーー!! じゃなくてっ、わードリベルありがとうー!
[約束していたけれど、実際に目にすれば、やはり喜んでしまう。 料理や竹細工、森で木の実やら山菜やらを採ってくるくらいしか できない故に、肉はお隣さんやキリシマさんの所で分けて貰う。
そう何回も行くわけにもいかないので、うちでは、 そこそこ貴重品だった。]
(331) 2013/05/10(Fri) 21時頃
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[先ほどの動揺は収まっていたけれど、 頬はどこか、まだ赤かったかもしれない。]
(332) 2013/05/10(Fri) 21時頃
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うん。完璧。 あとはドリーの手を取るだけ。
[実際に手を繋いで歩くわけでは無いが、 揃って家を出る間際に右手同士で握手を求める。 ドリエルが傍に在ることを確かめ、 同じように共に帰れますようにとの願掛けに。
硬いグリップの感触からは安堵と力を得るが、 人の形をしたドリエルの手の感触も 存外気に入っている事もあって。
今日もまた、右手を一度だけ繋いで解いて、 我が家を出よう。
まずは隣家への食事の礼を兼ねての鹿肉配達だ。]
(333) 2013/05/10(Fri) 21時頃
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ああ。 顔も悪くないし、モテるんじゃないか?
[からかい混じりの声で、トレイルに同調した。>>328 ありがとうと呟くと、紅茶にジャムを入れて飲んでみる。 美味しい。 その上チェリータルトまでやってきただと。>>330 一口食べてみて。]
……美味いし。 喫茶店開いてもやってけるんじゃないか。
(334) 2013/05/10(Fri) 21時頃
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誰かが来た時には、喜んで振る舞うのだけどな。 ま、店を開いても、来るのは村の者ばかりだ。 儲けより、趣味のようなものだよなぁ。
[ケヴィンの言葉>>334に、くすくすと笑みを零す。 そんな表情は、きっとライマーだった頃も浮かべたことはないだろう。
……あの頃は、ただ己を鍛えることばかり考えていたから。]
(335) 2013/05/10(Fri) 21時頃
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……。
[チアキの第一声>>331に、お肉と僕達どっちがメイン? と言ったら楽しそうな反応をしてくれそうだが。 先程おいしい昼食をいただいたので、素直に渡す事にする。
サミュエルが肉の包みを渡せば、チアキは喜んでくれただろうか。]
(336) 2013/05/10(Fri) 21時頃
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―4年前:診療所>>306>>307―
君を、弟子に……?
[チアキの決心に、背中を叩いてくれた兄を思わずちらりと見やる。兄もいきなりの事で戸惑っているようだ。決定権を委ねられて、少し考えた。>>325]
……ライマーは、危険が伴う。 今日だって、運が悪ければ命を落としていたかもしれない。 仮に君が、どんなにライマーとして腕利きになったとしても。
[ラーマが完全に砕けていたら。兄がいてくれなかったら。 ライマーにとって、死は、すぐ隣りにあるものだ。…もう一つ、忍び寄る死の気配にはまだ気づかなかったけれど。]
(337) 2013/05/10(Fri) 21時頃
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