人狼議事


270 「  」に至る病

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【人】 逃亡者 メルヤ


  ……────っ


[結んだ契約の意味を知るのは
 首筋に鋭い痛みが走った後のこと。

 与えられる安堵感に
 これからは、メルヤとして生きるのだと心に決めた*]
 

(312) 2019/10/06(Sun) 20時半頃

【人】 炉の番 チトフ

― 今から数年前のお話 ―
[シャンシャンシャンと鳴る鈴の音は軽やかに。>>215
 ああ、もうすぐクリスマスの季節!
 僕はたたっと軽やかな足取りで駆けていくんだ。

 三日前に会った素敵なあの子のもとへ!>>217
 ピンクのおさげ髪に少し大きな眼鏡。>>216

 可愛い可愛い、僕のアリスの所]


 今日は会えるかな? 会えるよねっ♪


[弾む吐息は白く、綿あめみたいにふわふわ浮かぶ。
 初めて君を見た時から、僕はもう分かってたんだ]

(313) 2019/10/06(Sun) 20時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[僕のアリスはね。
 僕の作ったキャンディを美味しそうに食べてくれる。
 本当はチョコが好きなのに。

 少ないお小遣いをやりくりして、僕の為に!
 大きなチョコを独り占めするんじゃなく、
 飴玉二つを一緒に分け合って笑ってくれる優しい子。

 (冷たい独房の中、飴を分け合い微笑んだあの日)

 だから分かってるよ。
 君が僕のアリスなんでしょ?
 ずっとずっと探してた、僕の、僕だけの大事な友達!]

(314) 2019/10/06(Sun) 20時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[公園に着いたなら、きょろきょろ君を探して。
 「46!」 数える声も愛おしく、
 ブランコを漕ぐ君を見て無邪気に手を振るんだ]


 みーつっけた! えへへ、また会えたね♪
 今日はね、美味しいチョコを持って来たんだ。
 一緒に分けっこして食べよ?


[たたって元気に駆け寄って笑って。
 今日は美味しい板チョコを半分こ。
 大好きな君に渡して一緒に食べるんだ。

 甘くて美味しくて、とっても幸せだなって。
 にっこり君の隣で笑いながら。
 君の隣のブランコに座ってぶーらぶら]

(315) 2019/10/06(Sun) 20時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[それからね、お誕生日会の話を聞いて。>>218]


 うん、誕生日! クリスマスだよね。
 僕、知ってるんだ。


[だって、僕のアリスの誕生日はクリスマス。
 だから当然知ってたよ。
 にっこりとスケッチブックを見て]


 …………?


[そこに描かれた見知らぬ人間の顔に首を傾げた。
 冷静に見れば(考えれば)、それは、
 ”家族”の写真だろう――]

(316) 2019/10/06(Sun) 20時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[ ――????????????
 それが、”分からない”
 理解はできるが、決定的に”分からない”

 (どうして?アリスは僕だけのアリスでしょ?
  なんで”家族”がいるの?
  僕だけじゃないの?
  ええ? 違うよ、ねえ違うよね?
  僕のアリスは僕とずっと二人だったもの。
  家族がいるなんてそんなの僕のアリスじゃない。
  おかしいおかしいおかしいお菓子イなァ。

  ああこれはバグだエラーだ。
  誰かが僕とアリスを引き離そうとしてるんだ。
  だめだよそんな、僕許さないよ。
  止めないと、止めないと僕のアリスを取り戻さなきゃ
  早く、はやくはやくはやく 今 す ぐ に !!)]

(317) 2019/10/06(Sun) 20時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[――にこりと、愛らしく無邪気な笑みを見せて。
 アリスと僕が仲良く手を繋ぐ絵を抱いて。
 「きてください」って招待状を受け取って]


 ――ありがとう、絶対に行くね。
 とびっきりのプレゼントも用意するね。


[ふわりと、無垢な瞳を細めて笑う。
 君の頭をよしよしと撫でてあげて、
 そっと君の耳元に唇を寄せて、

 甘く優しく、祝福を言葉を囁こう]

(318) 2019/10/06(Sun) 20時半頃

【人】 炉の番 チトフ

 
 ねえ、君の誕生日はクリスマスだもの。
 君の家族に君からもプレゼントをしたらどう?
 きっと喜んでくれるよ。

 内緒でこっそり用意しよ。
 誕生日パーティーが始まる夜までは、
 僕と一緒にここで遊んでいてほしいんだ。

 クリスマスのお昼ごろ。
 この公園で集合ね、ねえ、いいでしょ?


[にっこりと無邪気にそう言って。
 君はなんて言うかなぁ?
 キラキラ輝く目で君を見ているんだ。*]

(319) 2019/10/06(Sun) 21時頃

炉の番 チトフは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 21時頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 
 ……いま、なんて

[灰青の瞳が胡乱な眼差しを向ける。
自身でも無意識のうちに避けていた話題。
記憶が正しければ、彼の方から己を死へと促すのは
これが初めてだ。

ぐ、と。
左胸に押し潰されたような圧迫感と痛みが重なった。
が、投薬の増加は緩く頚を振ることで拒否を示す。

安定剤を使えば確かに楽にはなるが、
その間の言動や記憶が曖昧になるのが嫌だった。]

(320) 2019/10/06(Sun) 21時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[確かに、彼と出会い、此処に通うようになってから
少し、ほんの少しだけ、生きるのが楽しくなった。

自分の命を惜しむ瞬間が増え、
死を迎える瞬間を想像して震える夜も増え
一番に相談するべき相手に、只管に隠していた。

穏やかな死を迎えるための場所であるのに。 
仮初の友人、という立場が心地良過ぎて────。]

(321) 2019/10/06(Sun) 21時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 
 下心、って何の話……ッ、… 
 諦めさせるって…?

[生きることを、か。それとも他に何か。
吸血鬼に付随するものといえばひとつだが
フェルゼはそれを求めた覚えがない。

朦朧としつつある意識の中、冷静を取り戻したくて
半ば逃げるように向かった扉は、開くことなく。]

(322) 2019/10/06(Sun) 21時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[これまで聞いたことのない声音で呼ばれ、肩が跳ね
首裏から背中にかけてぞわ、と悪寒が走る。

ごく近くに感じる彼の気配に怯えるのは三年ぶりだ。]

 何……。あんたの気持ち…?
 解るわけないだろう、だって…
 だって何も、言ってくれないじゃないか
 
 僕だって…

[力になりたいのに、なんて。
死に際の患者が言えたことではなくて、唇を結び。
ゆっくりと振り返り、長躯を見上げる。

これが最期の逢瀬になるかもしれないという予感は
悲観や諦観ではなく、裡に響く死の足音から。]

(323) 2019/10/06(Sun) 21時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[次に目覚めるのは病院のベッドか、それとも棺か。
いずれにしても、せめて知っておきたかった。

彼の本音を。
これまで飲み込み続けてきた苦悩を。
知らぬまま逝った方が幸せだったとしても。

だって他に、彼にしてやれることが見つからない。]

 ……そこまで言うなら教えてよ
 あんただってずっと、我慢してたんだろう?

 餓鬼のお守は……もう、 …ざり、 …って……

[なのに、今までにない激しい発作に、足元がぐらつく。
咄嗟に支えを求めて伸ばす腕は、扉ではなく彼へと。]*

(324) 2019/10/06(Sun) 21時頃

【人】 朝茶会 ソウスケ


 「叶えられない」理由が、依存症による早死にの懸念なら、覆し甲斐もあるっていうものだろ?

[振り解かれた指の残り香を嗅ぐように、鼻先に触れさせて息を吸い込んだ。>>299]

 男の血が生理的に受け付けない、とか。
 吸血鬼だけどニンゲンの血よりも別のいきものの血の方が美味い、とか。

 そういう俺にはどうしようもない理由で弾かれてんじゃねぇなら。

[長生きできるとは限らないはなし。
 それが「一般論」ではなく経験談だというのは「十年もたずに」という具体的な言い方で知れる。

 嗚呼彼は自分が眷属を持とうとしない理由が何を指すのか自覚しているのだろうか。]

 吸血鬼は眷属を生涯一人しか持てねぇってこともねぇんだろ。
 死んだら次のメシを探せば良い。
 実際そういう吸血鬼だってたくさんいる。
 調べたからな。

(325) 2019/10/06(Sun) 21時頃

【人】 朝茶会 ソウスケ


 早く死なせるのが怖い?
 本当に優しいな、君は。

[歪んだ顔を見て、「痛そうだ」と呟いた。>>301
 死なせた誰かを思い出しているのだろうか。
 それ以来楽しめない食事でただ生きるのは、"朽木"という姓がその人生を象徴しているようで、もう何年そうしてきたのだろうと思うと、堪らない気持ちになる。

 その木に桜を咲かせたい、なんて詩人みたいな言葉は流石に言わずに済んだものの、零れた言葉は冗談以上の熱量を帯びた。
 引かれたり嫌悪されても当然なくらいの。

 けれどこのやさしい吸血鬼は、その黒目を瞬かせるだけで。]

(326) 2019/10/06(Sun) 21時頃

【人】 朝茶会 ソウスケ


 ははっ、「知ってた」かー。
 そっか、もう俺、ちゃんとアオくんに認識されてんね。

[嬉しくてついモモの間から顔を覗かせて笑みを見せた。
指が掴んだのはシャツなのに、直接触れられたみたいにくすぐったい。]

 美味いってカオ、見せてくれる予想は出来んだな。
 保証なんて気にすんな、俺から頼んだことだし、俺は俺でびっくりするぐらい長く生きる気しかしてねぇから。

[喉の音に呼応して、男の喉仏も上下する。>>303
 ただしそれは食欲によるものではないけれど。

 「吸血鬼」のイメージ通り、シャツのボタンを開けて肩口を晒せば、彼の意識は上半身に誘えるだろうから、浅ましく湧き上がる衝動には気づかれないと思いたい。*]

(327) 2019/10/06(Sun) 21時頃

山師 グスタフは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 21時半頃


朝茶会 ソウスケは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 21時半頃


【人】 独尊隊 ツヅラ

─ 運命を見た日 ─

[ほんのちょっとした、天文学的な確率の邂逅]


 ……

[垣間見た星は、
ヘーゼルに分類されるだろう虹彩>>305
瞳孔の漆黒を取り巻く薄紅、色は混じって萌黄と輝翠に揺らめいて

極地の天を飾るオーロラのようだ、と]

(328) 2019/10/06(Sun) 21時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

 はっ……夢に溺れたいとも、思わないけど
 気が向いて──まだ死んでなかったら行くかもね

[握りしめた指で烟草が潰れかけていた。
唇に触れたカードを爪先で挟み、女の感触の残る頬を掻く。

出ていく車を見送りながら、放り出すように皮肉を嘯いて]


 ……、

[ぐ、と胸を押さえた。
痛い。心臓が暴れる。首の後ろに汗をかいているのを感じ]

(329) 2019/10/06(Sun) 21時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ




[紙切れに記された文字を、眼は追った。
文字があれば読んでしまう。

その紙を握り潰して、携帯灰皿に捻じ込んだ]

(330) 2019/10/06(Sun) 21時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

─ そして現在 ─

[あれから、半世紀はまだ経っていない。
リンディン郊外の、吸血鬼の屋敷。
雇用主であるヴェルヌイユの容姿は、まったく変化していなかった。

こちらはと言えば、数年分の歳月を重ねただけでやはり、時を止めた姿]


 その呼び方をやめろと千回は言った

[表情に乗せた険は、どうせ見えていまいと、露骨も露骨。
舌打ちをしなかっただけ上等、
部屋の角に設えられたティー・コーナーでポットに新しい茶葉を入れる]

(331) 2019/10/06(Sun) 21時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


 お茶請けは?
 クッキーはさっきので最後だからな


[柔らかく上等な生地ではあるけど、ラフな服装。
フリルのついたエプロン?するわけないだろ]

 ダージリンね。ダージリン

(332) 2019/10/06(Sun) 21時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ



[自ら、この屋敷の門を潜り踏み込んだ。
あの出逢いから数年
つけていた日記のノートが一杯になったから、捨てた日に。
刹那の繰り返しに生まれた、それが一つのピリオド。
だから、
まるでノートとカメラだけ持って旅にでも出るかのように

   醒めない夢へと]



 ──。

[湯の温度を確かめ、ポットに注ぐ。
芳香が特徴の茶葉が踊った。

ツヅラ・リンディスはこの屋敷の使用人──”なんでも”こなせるがおよそは、メイドとして。
四半世紀ほど勤めていた]

(333) 2019/10/06(Sun) 21時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ



 はいよ

[安楽椅子の傍らの、紫檀のカフェテーブルから
カップを取り去って、新しいカップを置く。
僅かの違えもなく、前のカップと同じ位置にソーサーとカップの把手が配置されるように。

優しく豊かな芳香が立ち上る。

それはダージリンではなかった。
香りも味もよく似ているけれど
正確にはシッキムという紅茶、
主人の指示通りの葉を選ばなかったのはわざと、だ*]

(334) 2019/10/06(Sun) 21時半頃

独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 21時半頃


【人】 炉の番 チトフ

― とある日のリンディン大学 ―
[それは百年前だったかな? それとも数日前?
 よく覚えてないけど、
 僕はよくリンディン大学に足を運んでいた。

 目当ては吸血鬼教授の講義!>>12
 たくさんの学生達に交じってちょこんと椅子に着席。
 そうして僕はお行儀よく講義を聞くんだ]


 ねえ、せんせー?
 僕分からない所があるんだ、教えて?


[講義の終わりに壇上の先生に駆け寄って、
 愛らしく小首を傾げて捲る参考書の71ページ]

(335) 2019/10/06(Sun) 22時頃

【人】 炉の番 チトフ

[僕は経済学や政治、軍事、様々な学問を修めてきた。
 でも、歴史は分からない事ばかり!
 (会社の運営に必要ないからって、
  父さんが教えてくれなかったんだもの)
 だから僕、知りたいなって好奇心で講義を受けるの。

 学生以外の一般人も入れる講義を見つけては、
 僕はセイルズ先生の講義をいい子に聞きに行ったよ。

 疑問が解消されれば熱心にメモをとって、
 ぺこりと行儀よく頭を下げるんだ]


 ありがとうございます、ウォルフォード先生。
 そうだ! お礼に僕の会社の新商品をあげます。
 どうぞ、「トナカイのほっぺ」です。


[すっと差し出すふわふわのクリームケーキ。
 美味しいですよって、愛らしく笑うんだ。*]

(336) 2019/10/06(Sun) 22時頃

炉の番 チトフは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 22時頃


【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[間違っても上機嫌とは言えない“使用人”の声色に>>331
 
 主人たる女の、顕わにされた顔の下半分だけがにんまりと満足げな笑みを浮かべる
 かりに上半分だけ顕わだったとしても概ね人に与える印象は同じだろう]
 
 
 だけどこの呼び方が好きなんだもの、
 って千一回は言ったわ
 
 
[ぎい、と安楽椅子を揺らす
 
 だって、こんなふうに嫌がるんだもの
 可愛いでしょう?]

(337) 2019/10/06(Sun) 22時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[顔は窓の外へと向いたまま]
 
 
 最後なの? じゃあ買ってきて。
 
 
 ……嘘よ。今日は、もういいわ
 
 ココアとマカダミアのクッキーは
 明日のお楽しみにしましょ。
 
 
[暗に、明日までに用意しろということ
 かといって明日になると別のものを所望したりする
 
 そんな調子で、もう四半世紀ほど]

(338) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[こんなにしあわせな時間があることを、
 あたしは知らなかった。

 “遊園地”という聞き慣れぬ場所は、
 あたしにとって天国のようなところだった。

 回転木馬や観覧車を指差せば、
 セイルズと共にそれに乗り込む。
 年相応の子供のように、はしゃいだ。

 見るものすべてが新鮮で、
 見る人すべてがしあわせな表情をしていた。

 ――灰色だったあたしの世界に、色がつく]
 

(339) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  ねえ、パパ。
  あれすごくおいしそうだよ!
  クレープ、っていうの?


[甘いデザートをセイルズにねだって、>>288
 いっしょに食べたりした。

 椅子に座って上機嫌に足を揺らして、
 遊園地という夢の世界に浸る]
 

(340) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



(――ううん、夢じゃない。
 ――あたしはいま、本当にしあわせなんだ)

  

(341) 2019/10/06(Sun) 22時半頃

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