82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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攻芸は、チアキが寝間着のままだという事に今更気がついた*
2013/05/16(Thu) 01時頃
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ああ。
[>>288サーベルがあることは覚えていたが、 自分の武器では無かったからてっきり彼が使うのかと。 トルドヴィンが使わずに狼を引きつけるとなると、 つまり彼が丸腰なわけだ。]
仕方ないな。
[ほかならぬトルドヴィンの作戦だ。]
(293) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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[ホレーショの弟を追う姿は危なっかしい。>>289 ケヴィンは先に行ったので>>291心配して彼の顔を覗きこむ。
もう一度大丈夫、と言われれば 自分の身体のことも考えて、小さく頷いたか。]
気をつけてね、このへんは大丈夫だと思うけど。
[ホレーショーに声をかけて、ケヴィンの後を追うのを見送る。 手助けを頼まれれば、もちろんすぐに助けに行くつもりで。]
(294) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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ごめ、……ちょっと、くらくらして……
[>>290抱きとめられて、小さく謝る。 休もうと言う言葉には、大人しく頷いて、
支えられながら、一先ず自宅へと]
(295) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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―白狼のいる戦場―
キリさん! 助太刀、いるか?今の俺はあまり当てにはならないが!
…………?
[戦場につけば、戦うキリシマへと声を飛ばし。 ふと、サミュエルとドリベルが立っているのに気づく。 様子がおかしい。]
(296) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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[それでもまだ高揚した気分に紛れて、 病の進行は微かな違和感としてしか 認識できなかった。
だから、 ドリベルの反応の意味を理解出来ない。
一体どうしてしまったのか。 彼の手を握ろうとした矢先に、 耳馴染みのある勇ましい声(>>296)が聞こえた。]
(297) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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――家――
[チアキの身体を持ち上げる。 お姫様だっことかそんなチャチなものではない。 何かに襲われても自分の胴が傷つけば良いという気持ちなので 重量挙げの状態で持ち上げると、戸の方へと。]
哈ァ――!!
[そして引き戸を飛び蹴りでしたたか蹴りつける。 木の引き戸式ドアは大破し、本来倒れるべきではない 前方に倒れ、男に木の面を踏みつけられる。 村長の家の壁>>153も実は穴を開けてきた。故意では無い。]
(298) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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[その声につられるように、 獣たちと対峙する師へと再び注視を。
そうだ。まだ終わっていない。
ケヴィンの声に師はどう反応するだろう。 助けが必要そうなら、 すぐにでも駆けて行けるようにと ドリベルの手を取り、引き寄せる。]
(299) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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『どうやら頭が硬化したわけではないのですね。 安心しました』
[主の返事>>293に呆れたような声を漏らす。 刃には主の弟子たちと、ケヴィンの姿。
様子を窺う等考えなかった。
ゆらり。
刃の揺らめきと同じように光が揺らめいて、人型に戻る。
突然姿を変えた刃に、一瞬動きを止めた無傷の黒に近寄り]
ケヴィン様! これ、お願いします!
[攻撃させる間もなく、鼻面をガシッと掴んで ケヴィンの方に放り投げた]
(300) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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うわっ、ちょっとおいっ!!
[>>298さすがにどんなに弱っていようと、 突っ込まざるを得ない。]
扉……、
[部屋が寒くなりそうだ。扉よ……南無。 心の中で、壊された扉に合掌。]
(301) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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[この家の出入り口は、完全に破壊された。
鍵を直す以前の問題になったが、気にしてはいられない。 縁側から入れば良かったのでは無いかという辺りには チアキから指摘されなければ思い当たらないだろう。]
とりあえず、休め。
[チアキを寝台に寝かせ、男は台所へと。 チアキは、昨晩から何も食べていなかったはず。 食事を取らせるべきかもしれない。 あり合わせの材料で、何かを作ろうと保冷場所を漁る。
けして料理を作れないわけでは無い。 ただし、時折何かが割れる音が響いた。**]
(302) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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[動物の形態を残している魔物は、やはり動物の弱点を持っている。 神経の集中した、それでいて弱い部分。
これでも甲冑を纏い、鍛錬で様々な武器を操った筋力。 ケヴィンの声等聴こえない事をいい事に放り投げ、 振り向きざまに牙を折れた方の鼻を狙って蹴り飛ばした]
サミュエル様、ドリベル殿。 これをお願いします。
[サミュエルの異変を知らないまま、彼らにも加勢を求めるように]
(303) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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[>>296聞こえる声に片手を上げて、来いと示す。
トルドヴィンを手放すと手ぶらのまま手負いの狼を睨む。 自分は戦場で出会うと酷い顔をしているらしい、 弟子が背中ばかり見ていてくれて本当に良かった。 今もうっすらと笑みを浮かべたまま。]
(304) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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[駆け出すケヴィンと、その後を追うホレーショーの姿>>289を見送りながら。 その面に浮かぶのは、苦渋の色。
もし何かあればすぐに駆けつけられるようにと、その姿を目で追いながらも。 ポツリ、呟いた。]
いまだ、副作用が出るのか……。
[皆の身を案じつつも、それ以上の事態が起きているとは気付く由も無く。**]
(305) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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―寝室― [寝台に降ろされれば、台所へ行く攻芸を とても、とても、心配そうに見送った。>>302]
俺の聖域が、……
[時折、聞こえる割れる音には苦笑い。 だけど、怒る気は起きない。気持ちがあれば、まぁと、
台所に様子が気になったが、部屋にあるタオルで 簡単に血と汗を拭って、普段のシャツとズボンに着替えた。
外の様子が気になる。 しかし、戦えなければ足手まといになるだけ。
ベッドの上で座りながら、 窓の外から聞こえる音と、気配に耳を澄ませていた。]
(306) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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了解!
[鋭く答えると、腰を落として姿勢を低く。 トルドヴィンにこちらに投げられた黒い狼が、よろめいてバランスを崩しているのを狙って、前足めがけて剣を薙ぎ払う。素早い動きを止めようと。>>300
ダメージは58(0..100)x1といったところか。]
(307) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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[外からの声>>296に大きく肩を震わせる。 駆けつけてきたケヴィンと、 それに応える行動を取るトルドウィン>>300が見える。
体を引き寄せる手は、健在だと分かる強さ。 顔をあげて、すぐ。 頬に広がる黒が軋むようにじわりと侵食を広げる瞬間を見て。 触れた指になんの温度も伝わらないと知って。]
……は、
[漏れた声はいっそ笑っているようだった。]
(308) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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[見つめた先から蹴り飛ばされたのは、 まさかの、哀れな、とても哀れな、狼だ。
半身を地面で摩り下ろされんばかりの勢いだ。 蹴り飛ばされた衝撃で絶命したんじゃないかと 一瞬、獣を見下ろし目を瞬かせた。
次の瞬間には、 ドリベルを握る手に力を込めて。
立ち上がり唸る獣と向き合う事に。]
(309) 2013/05/16(Thu) 01時半頃
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[蹴飛ばされて、 こちらへと方向転換させられた獣>>303へと向かい。 サミュエルの手を握ってもう一度、刃の形を。**]
(310) 2013/05/16(Thu) 01時半頃
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[飛距離はどれだけだか知らないが、 2人のライマーには声を掛けたのだから無視はしまい。 群れの生き物ならボスを倒せばいい。
怒髪天の様子の白に笑みを浮かべたままマントを外す。 手に取ったマントを揺らし、挑発を]
ボスとは仲間や部下を守るものだ。 だからお前はボスでは無い。三下だ。
[言語が通じているか判らないが、馬鹿にされたのは判るらしい。 咆哮と共に鋭い爪と牙を煌めかせて飛びかかって来る]
(311) 2013/05/16(Thu) 01時半頃
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[狼の二本の前足のうち、一本を大きく裂いた。 ギャンギャンと喚く黒狼を油断なく睨む。 未だ戦う気力はあるか、見定める為に。
…悲鳴が、怒りの唸りへと変わった。 どうやら、まだまだやる気のようだ。]
………………。
[少しは動きが鈍ればいいが。]
(312) 2013/05/16(Thu) 01時半頃
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─ 白狼の戦場 ─
[慣れぬ片脚での移動は、思いのほか時間がかかった。]
……まったく、石でもぶら下げているみたいだ。
[成程、ケヴィンが武器にしようとしていた理由が、何となく分かった。 自分の脚は、まだ股関節が動くのだから、これで蹴りを入れたら結構なダメージを与えられるのではないかなどと、弟に倣い前向きに考えてみる。]
は、っ。 はっ、と。
漸く、到着。
[結構出遅れてしまった気がする。 戦況はどんなものかと、斧で身体を支えたままで確かめる。]
(313) 2013/05/16(Thu) 01時半頃
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[獣の咆哮。誰かの叫び声。
それは、いつかを思い出す。 あの日、助けてくれた二人の恩人。
今もきっと、戦ってるはず。 二人と肩を並べて戦いたかったのに、 未熟さゆえに、この有様。
立派なライマーになりますと、約束した。 もう少し、もう少し、あと……もう少し、なんだ。 自分には、まだ師匠たちが必要だった。
親元から離れた時から、彼らは父の様であり、兄の様であり、 攻芸とはまた、別の意味で、かけがいのない存在だった。]
(314) 2013/05/16(Thu) 01時半頃
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[忌々しい病が、 仲間を大切な人を蝕んでいるの事に、
―――…まだ、気付けるはずもなく、]
(315) 2013/05/16(Thu) 01時半頃
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[>>300まさか獣を素手でつかむとは思わなかったので 一瞬虚を突かれてトルドヴィンを見てしまった。 刀身でない彼も美しいが、 >>303ものすごく無茶をしているようにみえる。 自分が万全でないばかり、彼に妙な戦い方をさせている。]
成る程。
[>>311作戦通り完璧な動きを見せるトルドヴィンを前に 呼吸を戻して万全の態勢で白いのを、待つ。]
(316) 2013/05/16(Thu) 01時半頃
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ああ、本当に三下だ。
[飛びかかる瞬間に合わせてマントと身体を翻して さらりとかわす。 こちらからは仕掛けない。 ただ楽しそうな口元は変えずに挑発を続ける。 その度に襲いかかる爪と牙をマントで寸ででかわし続けた。
徐々に白の攻撃のスピード、パターン、間合いが 主の前で晒されていく]
『見切れましたか?』
[最後の一突き。 そこに至るまでに必要な情報全て、これで足りますか?と 唇だけで問うた]
(317) 2013/05/16(Thu) 01時半頃
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――→チアキの家――
[咆哮のあがった方角へはケヴィン達が向かった。 他にも何名か向かっている可能性は高い。
少し長く話していたが、あの鳴き声>>212の持ち主は退治されただろうか。
心配になって、やはりそちらに向かうことにした。 出入り口が破壊されたチアキの家の前にこれば>>302 いろんな意味で少し焦って呼びかけただろう。**]
(318) 2013/05/16(Thu) 01時半頃
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[刃へと変化する間際に落ちた声(>>308)に、 不安げに眉を寄せるものの。
まずは目先の危険を廃するに徹して。
思う様、刃を奮って狼を刻みにかかる。 蓄積された疲労のせいか、 さすがに乾いて仕方が無い喉の痛みのせいか、 先の戦闘に比べればやや動きは鈍るが。
鋭い爪で攻撃を仕掛けてくる狼の喉へと、 ドリベルの刃で斬りかかる。
3 1.攻撃成功大ダメージ 2.避けられた 3.左腕に攻撃を受けた。]
(319) 2013/05/16(Thu) 01時半頃
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兄さん、動き辛いんだから、無茶と無理はするなよ!
[声を張り上げながら、追いついてきた兄へと叫ぶ。 それと、黒の狼が地を蹴り、飛びかかってきたのは同時だった。 動かぬ右腕へと狙いを定めているのを見、 これならば動きが止まって丁度いいかと考えた。実行。
腕に噛み付いてきた頭へと、剣を突き刺した。 向こうも、痛みを全く感じず、躊躇せずに攻撃してくるとは想像もできなかったらしく、あっさりと攻撃を受けて……]
[その時、背後の草叢が揺らいだ。]
(320) 2013/05/16(Thu) 01時半頃
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………?
[攻撃でがら空きになった腹に、感じる痛み。 どうやら、茶色い狼が一匹、まだ、潜んでいたらしい。
しかも、運の悪いことに、ケヴィンのすぐ後ろに、気配を殺して。]
…………ぁ、
[眼前の敵に惑わされて、奇襲に気づけなかった失態だ。 その結果――、]
[から、と剣を取り落とす。 左の脇腹に食いついた狼が、噴き出す男の血を浴びていた。]
(321) 2013/05/16(Thu) 01時半頃
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―台所― [何度目かの割れる音に、さすがに心配になり。 ふらふらとした足取りで、台所へと足を踏み入れる。
途中、開放感抜群になった玄関の向こうを 不安げに見つめて、ふらつく身体を恨めしく思っていた。
そんな感情を押し殺して、台所に立つ攻芸の背に]
……大丈夫、か?
[正直、食事をしている場合でもないのだけど。 腹を空かせては、なんとやらか。とも過り。
手を洗い、顔を洗い、腕を洗うと何か手伝おうと台所に立った。 大なべで肉団子の入った温かいスープでも作ろうかと 戦いが終わったら、皆を労うためにと思って、
戦いに参加できないのなら、せめてと]
(322) 2013/05/16(Thu) 01時半頃
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