88 めざせリア充村3
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えー?僕知らなーい。神様がくれたんじゃないの?
[らいにぃに指摘されても、しらを切る。 揶揄に素直に反応するヤニを見て、くすり笑って返されたハンバーグをスプーンに乗せる。
何やらまた慌てるヤニと、にやつくらいにぃをしばし微妙な顔で眺めて]
僕のじゃないもん。はい、ヤニ。
[普通に皿に戻すつもりだったけど、何やら仲が良さそうな二人を見て、少しだけ羨ましくて]
あーん?
[ヤニにスプーンを差し出して、にっこりしてみた]
(296) 2013/06/26(Wed) 22時半頃
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[笑み交じりの吐息を漏らせば、]
えいっ
[晒された背中をつーっと人差し指で撫でてみるという。 珍しく、ちょっとした悪戯を仕掛けてみた。
ぽつりと交わす言葉の中の、気遣いに嬉しいのと 隠し事をしている申し訳なさと。 色々混じってしまったから、誤魔化すように。]
(297) 2013/06/26(Wed) 22時半頃
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[>>295身体を起こしてモニカに手を差しのべた]
ん、どうしようか。 ごはん、行く?
[お風呂に、とまでは貴家に言えなかったが]
(298) 2013/06/26(Wed) 22時半頃
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[聞こえてしまったライジの言葉にグルルと唸りそうになっていると、眼の前にハンバーグonスプーン>>296が出現する。 笑顔で差し出しているのはチアキで、どう考えても子供扱いしかされていなかったのだが、眼の前にある肉が魅力的すぎて、そのまま口を開けた。]
(299) 2013/06/26(Wed) 22時半頃
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ヤニクは、あーん。
2013/06/26(Wed) 22時半頃
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― 制御室 ―
[羽音のような電子音は、絶え間なく壁に反響する。 実験の準備は着々と進んでいた。
この実験のことを、被験者は知らない。 どんなものかも、いつ行われるかも、この実験の存在すら。
深い眠りに、まどろみに。あるいは実験後の喪失で。 意識を失った彼らを研究員達は小さな個室へとそれぞれ運んでいくだろう。 全員を収容し終えたら実験は開始される。
無機質な室内にあるのは無数のコードにつながれたカプセル。 悪夢を見させるための、硝子の箱。*]
(300) 2013/06/26(Wed) 22時半頃
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―ナユタとお風呂の後― [男湯は何をしたのか素敵な状態になっていた。 湯船の湯は5センチメートルくらいしか残っておらず、底には後頭部サイズの凹みがあった。
天井からはポタポタと湯だった水滴が滴り落ち、ところどころ泡まみれだった]
(301) 2013/06/26(Wed) 22時半頃
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なぁんだ。じゃあその時に一緒に入ればよかった。
[そんなことを言いながら。 動いて着物を濡らしてしまったりしないよう、 じっと静止を心がける。 ぽつぽつ交わす会話の中で、 うっかり振り返ったりしそうになりながら、]
(302) 2013/06/26(Wed) 22時半頃
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――ひゃ 、ぁ!?
[背中にくすぐったい刺激>>297が。 志乃がそんなイタズラをしかけてくることなんて 今までほとんどなかったので、完全に不意打ち。
思い切りびくついて、裏返った声がでる。 泡と雫が勢いでちょっと志乃の着物についてしまったかも。]
(303) 2013/06/26(Wed) 22時半頃
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―風呂場→廊下―
[オスカーにツルツルピカピカに全身洗い上げられたナユタは ひと通り風呂場で大はしゃぎしたあと、風呂場でる。
風呂釜を盛大に凹ませてしまったことは忘れかけたまま。
夕ごはんがまだだったと、食堂の方へとむかうと、いい匂い。 これは、カレーの匂いだろうか。
強烈にお腹が空いてきた。]
(304) 2013/06/26(Wed) 23時頃
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―― 診察室→自室 ――
[診察室が無人になれば、 ポプラの眼も届かない自室へと向かう。 寝るときにしか、寝るときにすら使わないそこには 通信用のモニター以外はベッドと小さな机がある程度。
椅子に腰かけて溜息を一つ。 モニターに出ている小さな知らせに気が付き 通信を開始した。]
(305) 2013/06/26(Wed) 23時頃
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――……く、っそ……
[無音になったモニターの前。 男は動けないまま。**]
(306) 2013/06/26(Wed) 23時頃
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― →廊下 ―
[静かに診察室を出て、 後ろ手に閉めた扉に凭れて深呼吸を一度。
それから、名残惜しさを振り切って、 何処へ向かうともなく歩き出した。*]
(307) 2013/06/26(Wed) 23時頃
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[>>298 その手を握って。 手を確かめるかのようにむにむにともんでみた。]
ん、ご飯行く。
…夕飯何かな。まだ間に合うのかな。
[間に合わなかったら厨房に入って漁ればいいね。]
(308) 2013/06/26(Wed) 23時頃
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えい。
[素直に口を開けたヤニの口に、気軽な調子でやや奥までスプーンを突っ込んでみる。 驚かせるのが目的だから、そんなに深くはしてないはず。多分]
ヤニおいしいー?いっぱい食べて大きくなるんだよー?
[なんて、子供扱いを強調してみたり。
そうしながら、自分のカレーを食べ進めていく。 らいにぃが僕を忘れずに晩御飯を豪華にしてくれたのが酷く嬉しかったから、それに報いるために残さず食べたかった]
(309) 2013/06/26(Wed) 23時頃
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きゃっ――っ、ふふっ
[飛んできた泡と水に小さな悲鳴を上げたが。 ソフィアが思った以上に驚いてくれた。 それがなんだか、楽しくて、愉快そうに笑みを零した。]
驚いたかしら? ごめんね、さ、泡を流すわよ
[笑いながら、頭を撫でると 最初と同じように、合図をしてからシャワーをかけて 泡を落としていった。
ずっとずっと、こういう日々が続けばいい。 どんなことがあったとしても、"家族"と過ごす。
この日々があれば――]
(310) 2013/06/26(Wed) 23時頃
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―少し前:診察室― [どのくらい氷を運んだだろうか。 少しの間だったかもしれないし、相当な量の氷を運んだかもしれない。 カーテンの開く音がする>>230。誰かが寝ている事を知らなかったリッキィは一瞬驚いた顔をしたが、彼女の顔を見てもっと驚いた。]
…ケイト。気分、どう? 事情は良く分からないけれど、もう少し寝てたら?
[あまり調子が良さそうには見えなかった。 しばらく、言葉を交わしただろうか。 手に持っているは増えていたけれど、ミナカタに何も言われなければそのまま自室へ持って帰るつもり。]
(311) 2013/06/26(Wed) 23時頃
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― 再び少し前。食堂での夕飯 ―
[チアキに得付けられる 野良犬もといヤニクの様子を楽しげに眺める。 年長者らしくふるまっているチアキの方が、 どこか幼く見える不思議さに笑いながら。]
おぅ。大きくなれよ。 チアキもヤニクも。
[チアキについては、背丈はもう伸びなくて良い。 僅かなりとも俺の方がまだでかい。 追い抜かれたらちょっとショックだ。
なんて思いは心の中にとどめておく。]
(312) 2013/06/26(Wed) 23時頃
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[口の中にスプーンを突っ込まれる。 そのままはくり、とハンバーグを噛んで満足げな表情で咀嚼。 チアキのあからさまに子供扱いな言葉には>>309ピクリと眉を動かしたものの、口の中にハンバーグがあったので聞かなかったことにしてやった。]
ん、ごちそっさま。
[この研究所に初めて来た時に誰からか教わった挨拶をして。 食べ終えたのはチアキとほぼ同時だっただろうか。 片付けを終えるころには、腹も膨れて少し眠くなっていた。]
ふぁ……戻るかー。
[大きく伸びをして一言。]
(313) 2013/06/26(Wed) 23時頃
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ん、手は変わんないよ?
[>>308手をむにむにされると少し気持ち良かったので止めることはしなかった]
あ、そうか。片付けられてるかもしれない、か。 うん、急ご……。
[そこまで言って少し逡巡し、モニカの手を柔らかく握るとゆっくりと引いた]
ゆっくり、のんびりいこ。
[モニカの隣にちょんと立って笑みを浮かべた。
実はオスカーも厨房への出入りは禁止されていた。 何故なら鍋やら何やらはどうしても鉄のものを使わざるをえないのだから――]
(314) 2013/06/26(Wed) 23時頃
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ヤニクは、ライジのつぶやきもスルーできる肉の魔力。もぐもぐ。
2013/06/26(Wed) 23時頃
ライジは、スルーされてちょっとしょげたり…とかしてない。してないもん。といった様子。
2013/06/26(Wed) 23時頃
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―→実験室― [自室へ入ろうとすれば、見えたのは白。 白衣の研究員が彼女を今かいまかと待ち構えていた。 事情を聞けばこの前とは違う、新しい実験をするからついて来いとの事。 ……今から実験するから付いて来い、は良くある話で。 彼らの気まぐれにどれだけ付き合わされただろうか。 表情を硬くする事はあったけれど、文句は言わずにずっとくだらない実験に付き合ってきた。 ……今回も、大した事は無いのだろうけれど。]
(315) 2013/06/26(Wed) 23時頃
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びっくりしたー………あははっ。
[はぁ、と長い息を吐いて。 志乃が楽しそうに笑っているのを見て、 こっちもなんだか笑えてきた。
丁寧に泡を流してもらって、無事完了。]
さっぱりしたー…しーちゃんありがと。
[振り向いて、笑顔でお礼。 いつか志乃の綺麗な髪を洗ってみたいなぁ…とも思うので、 やはりゴム手袋を作ってもらうべきだろうか。]
(316) 2013/06/26(Wed) 23時頃
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[真っ白な部屋の中央に位置するのは、目に痛いくらいの赤色の椅子。 なにやら何時もより楽しそうに笑う白衣に、どうも様子がおかしいと首を傾げるけれどそれを言葉にしようとはせず。 研究員が持ってきたのは瓶と注射器。瓶には何もラベルが張っていないから、中身が何なのかは分からなかった。]
……で、今日は何やるの?手足まで縛り付けて。
[男は、リッキィが暴れるだろうからとわらう。 やっぱり、今日の実験とやらは異質な気がした。]
(317) 2013/06/26(Wed) 23時頃
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ん、うん。 変わらないけど…。 [なんとなく感触が心地よかったのでつい。]
片づけられても漁れば何かしらあるよ。
[職員に見つからなければ、だけど。と心の中で付け加えて 手を引かれて、隣で笑みを浮かべたオスカーを見て、自分も嬉しそうに笑う]
うん、いこ、いこ。
[そう言って食堂へと足を運んだだろう。]
(318) 2013/06/26(Wed) 23時頃
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[男がわらいながらリッキィの目を目隠しで覆うと部屋を出て行いった。 アラームが鳴る。ここは何時もと変わらない。 次の瞬間。]
(319) 2013/06/26(Wed) 23時頃
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― 現在。廊下→自室 ―
[診察室を出てからは、 真っ直ぐに自室を目指して進んだ。
寝る前に、妹に夜の挨拶を…と、 自室の前を過ぎて彼女の部屋へと思ったところ。 廊下の先に、白衣の大人と、妹の姿を見つけて。]
リッキィ…?
[実験…だろうか。 不安と心配に駆られるものの、 それを止める事は出来ないだろう、と。 そう思ってしまう無力感に溜息を落とした。
眺めるうちに、 彼女は、連れて行かれてしまったか。]
(320) 2013/06/26(Wed) 23時頃
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―――あっ………がっ……!!!!!!
[痛みは感じない。だけれど、眼が、目元が痛みを感じるか感じないかのギリギリの熱を発する。 ……違う、熱を発しているのは、目隠しのほう? 逃れようと暴れても手足をしっかり固定されているせいでそれは叶わない。
あつい、あついあついあついあつい………! 声さえも出せない程の熱さ。ぼろぼろと流れていく涙。 気が、遠くなる。白くなっていく。]
[プツン]
[意識が、切れる音がした。]
(321) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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うん、大きくなるー。
[175cmの長身は伊達じゃない。もう少しでらいにぃも追い抜けそうだ。 >>312らいにぃの言葉に返しながらも、正直これ以上大きくなっても困るだけかな、なんて]
ごちそーさまでした。
[命をごちそうさま。 食べ終わり、手を合わせてぺこりと頭を下げると、口の端についていたカレーを行儀悪く片手で拭う]
ヤニ戻るの?僕も帰ろうかなあ。
[あ、お風呂入んなきゃ。 思いながら、席を立つ。
帰宅拒否?いやだから違うってば。ちゃんと帰る、よ?]
(322) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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ううん、私も楽しかったから
[お礼を言われれば、首を横に振る。 泡がきちんと落ちたのを確認すれば、また髪を撫で]
身体ちゃんと温めてから出るように それじゃ、おやすみなさい
[指を立てて、忠告ひとつ。 ぱんぱんと滴を払って立ち上がった。
髪を乾かして欲しいと言われれば、喜んでしただろうけど。 大丈夫そうなら、おやすみと告げて、そのまま浴場を後にした。]
(323) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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―→食堂―
[>>318モニカの手を取って食堂へと着いた時、食堂は2――1.既に営業を終わっていた/2.まだやっていた]
(324) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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ちゃんと温まる。 しーちゃんもちゃんと拭いてね。
[腕や足元は濡れているから。 志乃が浴場を出て行くのに手を振って、 もう一度しばらくお湯に浸かってから出ることにする。
今日はいい一日だったなぁ。 そんな風に、ほんのりとした幸せを感じながら 廊下を歩いていた。
……そのまま、幸せな気分で寝られると思ったのに。]
(325) 2013/06/26(Wed) 23時半頃
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