241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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― 中央エリア上空 ―
[途中何度か漆黒レイヴンだかラニウだかに啄まれそうになりながらも女は空を漂っていた。
安全を考えるなら屋内に入っておくのが良案なのはわかっている。 しかしそれではモールへの道を目指しているはずの探し人と会う事は叶わないだろう。
だから飛ぶ。 危険を承知で探す。
先程の少女たちには伝え損ねたが今起きている非常事態とそれから予測できる事を警告する為にも。]
(@34) 2018/05/26(Sat) 12時頃
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あ、
[その苦労の甲斐もあったのかようやく目的の人影を見かけて。>>117 急いで近づこうとした時、彼の背後に迫っている魚影の存在にも気づいてしまっただろう。>>@25]
あぶな……!
[間に合え、できる限り加速をつけて地上へ向かって。 彼はこちらの存在に、そして何より背後に迫る脅威の存在に気づいたのだろうか。*]
(@35) 2018/05/26(Sat) 12時頃
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[声が聞こえて>>@35 でも彼女の視線は俺の向こうを向いていて 振り返って、咄嗟に力を使う。]
転べ!!!
[鮫が体勢を崩した隙に、また走って。 走りながら、正直脇腹痛かったけど声をかける。]
(119) 2018/05/26(Sat) 13時頃
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スージー!危ないよ!!上に居て!!!
[スージーに声をかけて。
あ……スカート短い。え?上?スカートの中!!!
とか思って慌てて視線を逸らして下を向くと全力疾走した辺り、もしかして俺まだ余裕あるのかもしれない。 ……昨日あおいちゃんが倒れた時には、そんな余裕ちっとも無かったから。*]
(120) 2018/05/26(Sat) 13時頃
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[ 考え事の所為で消えた豚を、
パートナーの背を追う形で、探しに向かう。
どうしたら良いのだろう。
確かに唐突に聞かれても難しい話ではあったが、
それでも足は止めず、西へ、西へ。
…こういう時、止まらずに居てくれて良かったと、
しろいおとこは 只 思う。
死神の目的、を、考えながらも* ]
── → 西エリア:スタジオエデン ──
[ 因果、かもしれない。
最初にたどり着いた場所、"楽園"。
熊の気配も手向けた花も今はもう残滓すら無く、
写真に別の生き物が写ることも、無い。
それ故にゆっくりと、
入り口の写真を見られたのだが、
── 其れは、子豚も同じ様。 ]
── あっ、
[ 先に見つけたパートナーの脚をすり抜け、
都会の空の下、── 明海珈琲店方面へ。
…四つ足の生き物に勝てる方法で検索したい。
"取り敢えず速い乗り物を使え"
なんて結末になりそうな気がするが、
生憎此方には二つの脚しかないのだ。
今度は自分が先導する並びで、
明海珈琲店へ駆ける* ]
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[彼が叫んだかと思えばシャークが体勢を崩す。>>119 なるほど、これが彼のサイキック…守りに関しては強い能力だろう。
だけど敵に致命傷を負わせる事ができない以上根本の解決にはなってない。]
んもぅ!人の心配してる場合じゃないでしょう…!
[上に居てと言われたけれどお構いなし。>>120 さらに地上に向かって急降下は続く。
見た所漆黒ではなさそうだからこちらの言う事は聞くかもしれない。けど、]
(@36) 2018/05/26(Sat) 13時半頃
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── → 西エリア:明海珈琲店 ──
── ちょこまか、と!
[ 明海珈琲店に向けて駆けていく背中を、
── 恐らく、半ば、自棄気味に、
5(0..100)x1個の氷柱で取り囲もうとして、 ]
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伏せて!!
[体勢を立て直そうとしたところへ蹴りを一発。 もちろんただの蹴りではない。 足には無数の口が牙を剥き触れた所から抉り取る様にシャークの体を食い千切っていく。]
……はぁ
[こういう時は実力行使が一番早いのだ。 何にしてもスカートを短くしておいてよかった。
シャークが霧散したのを確認すればようやく落ち着いて彼の方へ向き直っただろうか。*]
(@37) 2018/05/26(Sat) 13時半頃
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[ ……手元が狂った。 ]
[ 個数も少なければ相手も速い。
見事なステップを見せてきた子豚は、
日継塚公園、兄間薬品、蕗之原モールを順に見た後、
1番目の場所へと、── ぴぎ!
逃げ出した。 ]
愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/05/26(Sat) 13時半頃
……… ヒイロ、
あいつ、冷凍 する
[ ……碧色は笑っているはずも無く。
パートナーを見上げて、行こう、と告げた。 ]
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[言われたとおりに伏せたから、スージーのサイキックを見る事は出来なかったけれど。 スージーが此方を振り返った気配を感じれば、立ち上がって向き直る。 鮫の姿は消えていた。]
あ……ありがとう。スージー強いんだね。
その……
み、短いスカートも、似合ってるね!!
[非常に見当違いな事を宣って。 ふと、視線は蕗之原モールの方角を向いた。 頭に響いた声で、ワレンチナがそちらに向かっているのも分かっている。*]
(121) 2018/05/26(Sat) 13時半頃
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そりゃあ無駄に7年…8年だったかしら? とにかくそれ位死神をやってる訳でもないもの
[平和な言葉に反し、彼の状態を確認すれば肩からは痛々しく血を流していて。>>90>>92 恐らく逃げる時にでもやられたのだろう。
本当なら薬局に駆け込ませるべきだろうが今は時間が惜しい。]
…ちょっと屈んでちょうだい?
[彼が身を屈めてくれればハンカチをガーゼの代わりにあて スカートの裾を破き包帯の代わりに巻いて処置をする。 その結果さらに短くなったスカートの中が見えてしまってもドロワーズなのだから気にしない。
彼は何か言ったかもしれないけれどとりあえず最低限の処置はできただろうか。*]
(@38) 2018/05/26(Sat) 14時頃
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[スージーがスカートを裂くから、軽くパニックになって。]
わっ!わわっ!!スカート!!!
[真っ赤になって慌てて視線を逸らして、地面を見詰めた。 言われた通りに屈んだけど、ハンカチを当てて、手当してくれるのが分かって…… 何故か泣きそうになったけど、ぎゅっと固く目を瞑って、手を握りしめた。]
(122) 2018/05/26(Sat) 14時頃
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[手当をしてくれたら、スージーに視線を合わせる。 破れたスカートを見るのは躊躇われたから、視線を向けなくて、だからドロワーズとかも気付かなかった。]
……ありがとう。スージー。
あのね……
あ、いや。あの、何かあった?
[自分はノイズを傷付けられないから。 禁断ノイズと普通のノイズの区別がつかない。 まして死神がノイズに襲われているのを見たことも無くて、事態を正しくは把握していなかった。*]
(123) 2018/05/26(Sat) 14時頃
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— 蕗之原モール・庭園 —
[この庭園が一般公開される日付はもう少し先。 だから、ここにはRGの客は誰もいない。
今年の目玉は、色とりどりの葵の花。 専門の職人によって、花が美しく見られるように整えられた庭。 花壇に囲まれた中央の広間で、僕は静かに立ち尽くしている。
誰かがここへ辿り着く、気配を察知するまで。>>110>>112]
(124) 2018/05/26(Sat) 14時半頃
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……よう。 ちゃんと伝わってくれたみたいだな。
[着ている服、声色や立ち振る舞いこそ、黒牧 奉一そのものだが、 今の僕は全身に禁断化の証の黒い模様が走っている。 ノイズと相対してきた者なら、何を説明せずともこの力の圧が伝わるだろうか。
やってきたのは少女が2人。 少し遅れて、別のペアの片割れの男も現れただろうか?>>115]
(125) 2018/05/26(Sat) 14時半頃
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許されざる罪人に、裁きを下せ。
……RGの連中から見たら、こう書けば伝わりやすいかと思ったんだがな。 よく考えたら、それすら分からない奴もいたかもしれない。 だから、もし勘違いしていたとしたらすまんが。
今日のミッションは「ゲームマスターを倒せ」だ。 それ以外に、解釈の余地はない。
[よく分からない情けをかけて、この男を生かそう、だとか。 そういうことを考えるようじゃ、勝者の権利はくれてやれない。 ゲームマスターの命と生き返る者の命は、等価である。 どちらも残す、というのは欲張りだ。]
(126) 2018/05/26(Sat) 14時半頃
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僕に何か言いたいことでもあるんなら、悪いが。 ……聞く耳を持たない化け物に、何を言っても無駄だ。
[もう名実共に、僕は死神の領域さえ超えた化け物。 禁断ノイズの性質を有した何かになってしまった。
だから、倒すのなら多少はやりやすいだろう? 相手が、人間じゃないと分かるのだから。]
安心しろ、殺人者の汚名なんか、この世界じゃ背負うはずもない。 ……お前たちが戦うのは、ただのノイズだ。
覚悟はいいな。
[感情の篭もらない目で、挑む者たちを見やる。*]
(127) 2018/05/26(Sat) 14時半頃
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[ パートナーからのテレパシーに、
ニーナは顔を綻ばせた。]
やったじゃないか!
どうも、そうっと近付くほうがいいらしいね
[ ふんふんと鼻歌でも歌いだしそうな勢いで、
ニーナはまさかその豚に
とろとろのおいしそうな名前が
与えられそうになっているとも知らず、
また足を次の目的地──いちご横丁へ。
せっかくなので三兄弟、揃えていきたい。
同じ場所にいてくれればいいのだけれど……、]
……そういえば、ジリヤ
他の参加者らしいひとを見かけた?
どうにも、誰にも会わないんで、
おかしいなと思っているんだけれど……
”これ”、地上とおんなじで、
”他のペア”と争うミッションなんだよね?
[ 芽生えた疑問をやんわりと投げかけ、
再度、送られてきた文面に目を通せど、
……シンプルな文面だな、という以外に
思うところはなく、……うん?]
……そもそもこれって、
あのゲームマスターの指令、なのかな
[ ぽつん、呟きはテレパシーとなって
離れた場所のパートナーに届けど、
となりに誰もいない今、声は虚しく響き、
じわりとこみ上げるは不安。]
……ああ、いや
一旦、私はいちご横丁に向かうから──、
[ それを振り払うように、
ニーナはその足を再度、南へと向けた。*]
──南エリア/いちご横丁──
[ ジリヤから一匹捕獲の報告はあったが、
はじめに出会った三匹が、
仲の良い三兄弟に思えてならないニーナである。
( たとえそれが、
うっかりごっつんこ の現場だったとしても! )
長男と次男を大切にしまい込み、
……さて、煉瓦の家はさぞ手強かろう! ]
……落書き、きれいになってよかったなあ
[ もう、汚されていない様子の路地を歩き、
すこぅし懐かしさに浸っていた、そんなとき、
立ち並ぶ店のひとつの入り口に、
何食わぬ顔、マスコットが如きピグノイズを発見!]
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どういたしまして。 あぁ、そうそう…どうしても警告しておきたい事があってね
[予定外の医療行為が入ってしまったが忘れてはいけない、ここからが本題だ。]
今発生している禁断ノイズ…やけに黒いノイズについてよ。
[彼がどこまで把握しているかわからないので順を追って説明をしただろう。
通常のノイズより耐久も高く凶暴で、死神相手でも見境なく襲ってくる存在。 本来なら使用される事のない禁忌の存在が禁断ノイズなのだと。]
(@39) 2018/05/26(Sat) 15時頃
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[ ごくり、とニーナは唾を飲み込んだ。
左右を確認、逃げ場は……あるね。
どちらから攻めるのが得策か、
考えた挙げ句、店を背に追い詰めるように。]
…………やーーーーっ!
[ 逃げ出せそうな道を阻むように、
光の刃を突き立てて、飛びかからんが如く、
その小さな身体めがけて、地を蹴って──、
78(0..100)x1 *]
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それで…ここからは私の推測も入るんだけど、
[確かに証拠がある訳ではない。 だけど、現在濃厚であり恐れるべき可能性だ。]
危険性を考えれば当たり前でしょうけど、 禁断ノイズは一部の上級死神にしか召喚方法が知れ渡っていないの。 私達みたいな下級死神には絶対に呼び出せる訳がない。
…だから、このゲームの関係者でそれができる人物はひとり Mr,奉一……黒牧奉一しかいない。
事実、彼がMs,碧衣にゲームマスターの代行をさせてから異変は起きている。 きっと彼は…禁忌を侵してまで何かをしようとしているわ。
(@40) 2018/05/26(Sat) 15時頃
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彼がそこまでして達成しようとする目的は何か? それはわからない。
でも、ただゲームマスターとして勝利するだけなら禁断ノイズを呼び出す必要はないわ。 それに他の死神に説明をしていない辺りから正規の手順で召喚したものじゃないはずだし、そうなれば彼自身処罰を受けるはず。
[ふー…と息を吐く。]
…私が説明できるのはここまで。 彼はきっと、何か奥の手を持っているはずよ。
だから、相手が人の形をしているからって油断すれば… 情けをかければシュンタロの方が消されてしまう。
(@41) 2018/05/26(Sat) 15時頃
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忘れないで。 死神は人の形こそしているけれど人間じゃない。
私たちは人間の魂を糧に生きる存在。 だから、彼に会ったら迷わず倒しなさい。
[まだ彼にとって判明してなかったであろう情報、推論 そして、優しすぎる彼には酷であろう事実。
それらはどこまで受け入れられただろうか。 女はただ、彼の目をじっと見つめていただろう。*]
(@42) 2018/05/26(Sat) 15時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
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