140 Erwachen〜lost wing of Jade〜
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[>>142なんとか表紙を治すところまではいったが、その先は。 立ち上がる姿に、ちょっとまてと頭を引っ掴んで転がそうと思った、
>>140その時だった。]
寒川、先輩……
[>>143ハワードは彼を《解析者》と呼ぶが、 自分にとっては先輩のまま。 彼がたとえ、自分のことを不要と断言しようとも。]
……似合いませんよ、先輩。 そんな風に、仕事熱心なのって。
[詳しく知っているとか、親しい間柄ではなかった。 それでも、委員長に聞いていた姿とは違っていて、 言わずにはいられない。]
(159) 2014/11/20(Thu) 21時頃
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[墜ちた雷撃の跡を見やれば、背筋が凍る。 解析者がいくらまね事が可能だといっても、 威力が度を越している。]
ここまでを学習する、《解析者》だと……? まさか、1000年前のアレが、ここまで……
[1000年。 何かが進化するには、十分過ぎる時間だろうか。]
(160) 2014/11/20(Thu) 21時頃
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[ここで、解析者について、皆の知識を補っておこう。
解析者とは、>>2:11膨大な《記録》を《解析》する者。 >>0:73「ヒト」の進化をかつてハワードが讃えた通り、 解析者とは三位一体のうち、人間のみが得る称号である。 >>0:102ハワードが知る解析者も、 1000年の昔に高みへたどり着いた人間だった。
1000年前は、世界最高峰の学び舎の最も優れたとされる者に、 解析者の”一員”となる栄誉の門が開かれていたものだ。
そう。 解析者とは本来は、 集められた最高峰の頭脳の結晶を指していた。]
(161) 2014/11/20(Thu) 21時頃
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[たとえ数人が過ちを犯しても、 最終的な結果に誤りが出ないよう。 集団で形成される頭脳の働きは、あらゆる現象を、 攻撃を、感情を、軌跡を、歴史を、記憶を、記録を、 観測結果も何もかもを解析し、人類を支えていたのである。
そのうちの一人、最も優れたるとされる解析者の一員が、 低迷する後進の育成に嘆き、こんな夢を持つに至った。]
(162) 2014/11/20(Thu) 21時頃
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[一人で全ての頭脳を満たせる、何よりも完璧な解析者。]
(163) 2014/11/20(Thu) 21時頃
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[その発想こそが壊れ《バグ》っていたのか、 今や知るものはいない。
当時は一蹴された考えだが、 もしもそれが進化を続け、今に実を結んでいたとしたら?
断言する明確な根拠は無いが、現実は目の前にある。 1000年の時と重なった封印、 実際に何が原因でどう因果が成ったのかは不明。 寒川という高校生がそうなった理由も、 この場では解説できはしない。
しかし現在記録者と運命者の前に立つ解析者は、 当時の『集団の一員』とは違うレベルに達していることは、 見間違いようもないと言えるだろう。]
(164) 2014/11/20(Thu) 21時頃
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/*
な、、、んだと……????????
解析者ってそういえばなんだかよくわかってなかったが
どういうことなの???????
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──現在、友人と先輩と──
ダメだハワード、お前一冊(ひとり)では、
[見逃せるはずもない。 >>145一人で立ち向かおうとする歴史書(友人)を止めようと声を上げ、]
づ、 っぁ……!!
[>>153走った鎖に囚われる。 防ぐ術を紡ごうにも、ほとんど空になるまでハツに吸われた後だ。 満足な抵抗もできず、倒れこむ。]
(165) 2014/11/20(Thu) 21時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 21時頃
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[崩れた体勢を整える間に竜は次元孔《ワームホール》の 中央へと飛ぶ。 紫水晶の気配を纏った竜に、彼が命を賭けようとしている事が 判っても止められない。止められる筈もない。]
モグラさん! お茶会にリクエストあるです?
[帰って来たその時の為に。 竜の身体から剥がれていく鱗が次元孔《ワームホール》を 少しずつ埋めて行く。 代わりにその巨体が縮んでいく。]
雷神さん、モグラさんに力を。
[竜に力を分ける様に光を放つ天青石を握り締め、 雷神に呼び掛ける間、知らぬうちに胸の翡翠もぼんやりと 輝き始めていた。]
(166) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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/*
>礼見
ほら、芝がほしいんだろう
あげるわwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwww
わーそうだったんだー
寒川パイセンぱねえっす
合掌っす
wwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwww
/*
うむ、貸しておいたぞ
墓下が見えるのか貴殿は…///
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[あの子《女神の娘》も彼《解析者》も、よっぽど余所見が好きらしい。
此方を見ろとばかりに、銃剣を勢いよく飛ばす。 元々切りつける為の武器では無い。 刺すと言う方面に特化したその刃物は、今は《解析者》の胸を狙って。]
…学友《後輩》を狙うとは、 あまり感心できません。
まずは老いぼれから仕留めてはいかがです。
[挨拶がわりの一撃を。 囚われた運命者>>165を一瞥すれば、やっとその笑みを崩す。
珍しく険しい顔をして、 ようやっと、敵意を露わにした。]
(167) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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[じゃらりと握った鎖が音を鳴らす。 くっ、と引っ張れば後輩の上半身は浮くだろうか。 ちらりと《記録者》を見てから後輩の近くにしゃがみ込み。 その顔を覗き込み。]
ん、いい子。 最初からこうしとけばよかったね?
[精神感応の世界で、出来ると言ったから見守っていたというのに。 こんな風に裏切るのならば初めから排除しておけばよかったのだ。 このままさっくり剣で斬り裂けば終わり。 だが、それを黙って《記録者》たる男は見ていないだろう。]
(168) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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ちょっと待ってて、行ってくる。
[転がっている後輩の腹を強く蹴り付け、動きが鈍らせて。 それからハワードへと向き直る。]
ね、解析ってなんだと思う? 俺は思うんだよね、余計なモノがない完全にクリアなデータ。 今はこんなにノイズだらけ、解析もままならねぇの。 ほんとやってらんない。
[右手をぶんと一振りすれば剣が現れる。 とん、と地面を蹴ってハワードの首を狙って一閃。 それが避けられれば今度は腹を狙って蹴りがくり出されるだろう。]
(169) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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[縮む竜から目を離さぬ様に見つめていたが、不意に届いた 声>>137に思わず辺りを見回してしまった。 モグラさん、と呼び掛けようとした声が詰まる。]
……。
[熱いものが込み上げそうになる目を何度も擦り、 響く声に耳を傾けた。]
モグラさん……面倒臭がりにも程があるですよ。
[押し付けられた願いと煙水晶>>138>>139に、唇を噛み締め、 天青石と共に煙水晶を胸に抱いた。]
(170) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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― 少し前 ―
[胸を狙った銃剣はノイズの壁が弾く。 そう焦らずとも対峙する気はあるというのに。 この後輩《裏切り者》との邂逅くらい黙って見ておけと内心で毒づいた*]
(171) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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っく……先輩、
[>>168倒れた身体を持ち上げられ、 眉間に皺寄せて見上げる。 まるで子どもを相手にしているような。
ああ、思い返せば、先輩は始めっからそうだった。]
先輩、っ やめて、ください!
[裏切りを責めるのなら、言葉を裏返したのは俺であって、 ハワードではない。 だから俺だけをと言って聞く歴史書(友人)ではないから、 先輩へ必死で叫ぶ。]
(172) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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/*
解析者ってそんな存在だったんですね
知らなかったなー
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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/*
そういえばちょっと人間か怪しかった解析者が人なら。
最終的には人対人になるんですね。
人の世界の戦いとしてはそれで良いのでしょう。
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ボクちんは泣かないですよ。 誰も泣かない世界が良いって言ったボクちんが 泣くわけ無いです。
[一滴も流すものかと鼻を啜り、完全には塞がってはいないが 大災害の流出が僅かとなった次元孔《ワームホール》を見つめ、 一度だけ頭を下げて残した夢芽の元へ戻ろうと鳥を向ける。 空を駆ける中、通信用の宝珠を取り出して、部下達へと告げた。]
(173) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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次元孔《ワームホール》は《ソラ》と《チ》の守護者の 力で落ち着き始めているです。 今こそ鍛えた強さを見せるです! でも斃すのでは無く、敬意と共に眠らせてあげるです。 壊れ狂う程世界を愛してくれた者達に敬意を。
[言葉の意味は激戦の真っただ中にいる部下達には 届かないかも知れないが、これが望む世界への一歩だと 宣言するように部下達に命を下す。]
(174) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 22時頃
/*
ヨアヒムかっこよくなって。
最初のぐうたらが信じられないくらい立派ですよ。
(保護者みたいな目線)
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クリアな世界の状態《データ》なんて存在しませんよ。 この世界は余計な事だらけです。
[常にノイズにまみれ、理解出来ぬ数値を叩きだしてこそがこの世界の姿。 それを排除してしまうと言うのなら、この世界のページは随分とつまらぬ物になるだろう。 愛も、怒りも、悲しみも。 全て内に包んでこその世界なのだから。]
…それに、壊れているのは周囲では無く貴方だと、 前にも一度、申し上げたつもりですが。
[その目が曇って使い物にならぬと言うのなら、抉ってやろう。 首を狙う撃を刃で弾いで、 次の蹴り>>169を鉄板で防――]
(175) 2014/11/20(Thu) 22時頃
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――ぐッ、
[鉄板は、先の塔《避雷針》のように黒い霧となって四散する。 受け切れない攻撃は腹をダイレクトに抉って、軽い身体を後ろへ飛ばしただろう。
手から離れた銃剣も、追って、消えた。]
(176) 2014/11/20(Thu) 22時頃
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/*
あれ、エリは今日落ちるんじゃないのか?
生きてこのあとなにするんだと思うが。
なんかこう、でも外見はアレだよな……とおもうと変な芝が出るな。
/*
解析者は大分ストレスきてる感あるな。
念を墓下から送っておく
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 22時頃
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ば、か、じゃない、です、か…? わかん、ない、なんで、なん、で、こん、なこと…
[ひゅう、ひゅう。 荒くか細い息の間に言葉を挟み、ぼろぼろと涙を溢す。虚無を視ていた琥珀と烏玉を彼女>>150へと向けて]
こんな、に、きたなく、しちゃっ、て。
[黒《オーラ》に染められた腕に指を伸ばす。力の入らない腕は殆ど持ち上がらず、するりと肌を滑るだけで。 抱き留められる。情《バグ》なんて捨てた筈なのに。愛《バグ》なて持っていない筈なのに。
涙が、止まらなかった。]
(177) 2014/11/20(Thu) 22時頃
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/*
私も今日は3人落ちだとばっかり。
▼エリ▲ハワード(モグラが負傷人犬落ち)
そこは積極的に目を逸らしてあげてください。
……見慣れるとなんとなく愛しくなってきません?
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おねえちゃ、ん。
[ひゅう、と息を吐く。鼓動は弱くなってきていて、きっともう長くは無いのだろう。私はにもう無理だから。少女は姫に希望《elixi》を託す]
ゲームのおにいちゃん。《解析者》…って、呼ばれてる、ひと。 このまま、じゃ、あのおにいちゃんも、壊れちゃ、う、 おにいちゃん、こえ、まだ、情《バグ》がある、でも、このままじゃ、独りになっちゃ、う、から
[おねえちゃん、と。 母の記憶と叔母の記録に残る彼の顔を浮かべる。彼は今、何処に居るのだろうか。 自分にはそれを確かめる力も無い。 だから。]
たすけて。
[少女の心に遺されたのは、致命的な情《バグ》だった]
(178) 2014/11/20(Thu) 22時頃
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