41 アンデッドスクール・リローデッド
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[後部座席に座っていた少女は追突の衝撃で外へ放りだされ、道端に倒れた。力を振り絞って家族の乗る車へと目を向けたとき、響いたのは何発もの銃声。 開いたドアの先から、どろりと血が滴る。
見えた手はほっそりとした、綺麗な手。助けを求めるようにそれは天に向かって伸ばされるも、非情なる誰かによって車の外に蹴りだされる。
ぐちゃり、ぐちゃりと。道端に放り出された3つの赤いそれ。そのうちの一つは、相変わらずその美しい手を天へ伸ばす。 その救いを無視して、後部がぐちゃぐちゃになった車は猛スピードで走り出していった。]
――――……。
[一瞬の出来事。遠くサイレンの音が聞こえる。 天へ伸びた白い腕が、落ちた。 それと同時に彼女の意識も、そこで途絶えて。]
(251) 2011/12/06(Tue) 20時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/12/06(Tue) 21時頃
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[あの3つの赤いものが、両親と弟だったということを知ったのは、その事故から2年の歳月を経てだった。 意識が途絶えてから丸2年、昏睡状態で眠っていた彼女。目覚めたときにはその姿は幾分女性らしく成長していた。
2年前から時は止まっているのに、身体と心はばらばらになってしまった。 戯れに飛ばした紙飛行機は、弟とそうして遊んだ名残。
あの飛行機を投げたあの日から、何かが始まっていたのかもしれない―――]
(252) 2011/12/06(Tue) 21時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/12/06(Tue) 21時頃
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[古い屋敷、慎重に階段を昇り。 2階に広がる廊下を油断なく見据える。]
それにしても――。 [くすくすと嗤いたくなる。
この場に、まだ日常がまだあるかのような、 この事件の後に、正常な関係が続くと思っている思考。]
武器庫に、誰かいるわね…。
[武器庫からの気配に、そおっと足を忍ばせた。]
(253) 2011/12/06(Tue) 21時頃
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― 客間 ―
[再び目を覚ましたときには、もうネルは扉の外に居なくなっていただろうか。 2年前の事故はよく夢に見る。そのたびに泣いていたのだけれど、今はもう泣くことはない。]
ごめんなさい、グロウさん。 すっかり眠ってしまって……
[僅かに癖のついた髪を撫で付けながら起き上がった。
傍らには大切な、かけがえのない人がいる。彼は己の全てを知っていてくれるし、また自分は彼の全てを知っている。 一緒に生きたいと、強く願う。でも]
(一緒にいられるのなら、死んでも構わない)
[事故を切欠に恐れるようになった死を、そうして受け入れられるようになったのは、それも全てヴェスパタインの、グロウのおかげなのだ。]
(254) 2011/12/06(Tue) 21時頃
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―玄関ホール― [見渡してもどこからの音だったか、すぐには分からなかった。 迷うように辺りを見渡してナイフを握り直す。 逆手に、祈る様に握ったナイフは妙に冷たい。
廊下を通り抜けて玄関ホールへ。 そこにはもう教員と高橋の姿は居なかった。]
やっぱ、泣いてたのって [途中で切った言葉の続きを言うことはしないけれど。 頼りすぎて、しまったのではないか、とこっそり思う]
(255) 2011/12/06(Tue) 21時頃
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[音の発生源を探しながら考える。 ガラスの音ということは、恐らく。]
…早すぎるだろ…っ!
[もう門は破られたのだろう。 音の発生源の部屋に入る前に、誰かとすれちがったかもしれない。 その部屋で見たものは。]
(256) 2011/12/06(Tue) 21時頃
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[さてバリケードを作るとしてもかなり広い屋敷だ。 女子男子関係なう手伝ってもらわなければなるまい。 さっきの彼の名は知らないまま。
でかい声で呼びかければいいのだろうか。 そう思っていると見かける姿>>255]
あ……たしか…
[コーネリア。そんなナマエだった気がする]
(257) 2011/12/06(Tue) 21時頃
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気にするな 睡眠は、大事だからな
[私は、殆ど眠れはしなかった 眠る事が必要だと、わかってはいたけれど 彼女が眠っている時に、眠ってしまうと二人でいる意味がない 次は、私が眠らせてもらおう、と思うくらいだ]
さて、そろそろ行こうか アンデット、探しにいくんだろう?
(258) 2011/12/06(Tue) 21時頃
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[玄関ホールでも音の発信源が分からず眉を寄せた。 食料品の入ったカゴは置きっぱなしで、ほかに人が来た様子も、彼にはわからない。 困った様に来た方へ視線を向けて。 >>257人の声はそっちの方から聞こえたと思ったが、誰もいない。 反対側に向き直れば]
っ いた
ベネット、だっけ、さっきの音何かあったの? [驚いた後、落ち着きを取り戻しながら尋ねてみる]
(259) 2011/12/06(Tue) 21時頃
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[ゾンビがここに出てくるかもしれない。 やや緊張した面持ちで、目の前のひょろ長い生徒へ応える]
あぁ。コーネリアだっけ。 何か…うん、一人、食堂にいて… さっき、食堂にガラス割ってゾンビが出ちまったらしい。 だから、急いでバリケードはれって……
[なぁ?とてっきり出てきて後ろにいると思っていた彼が……
いない]
…あれ?あいつ、どこ……
(260) 2011/12/06(Tue) 21時半頃
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休まなくて平気? ごめんね、次はちゃんとあたしが守るよ。
[立ち上がって彼>>258に頷く。頭が随分とすっきりしていた。胸の前に持つ銃は相変わらず冷たい感触を湛えている。]
……試してみなくちゃね。
[刃にそっと視線を向ける。 何に対してそれを行うかは、まだわからないけれど]
(261) 2011/12/06(Tue) 21時半頃
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平気さ、私はな? ロゼットの寝顔で、十分癒してもらったからな
[軽口のつもりであるけれど、顔が真顔のものだから ちょっと、変な誤解をされたら嫌だな、とか想いつつも]
ああ、試してみよう これが本当に効けば、ゲームクリアも近い
[さて、それを試すには…――――
とりあえず、衣装入れをずらして、外に出られるようにした]
(262) 2011/12/06(Tue) 21時半頃
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[緊張した表情に僅か首を傾げた、が、屋敷の中に怪物が侵入するなど考えてもいなくて。 不確かな名前には肯定の返事を返す。]
怪物入って、き、たの。 バリケード張らなきゃ、もっと入ってくるってこと?
[顔から色がなくなるが、誰かを探す様子には 「だれがいたの?」と聞きながらベネットの奥を見るように目を細めた]
(263) 2011/12/06(Tue) 21時半頃
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や、やだ……大丈夫だった? へんなこと言ってなかった? そうだ、寝相悪いし……
[真剣な顔で言われると、なにか変なことをしなかったかと恥ずかしい。瞬きながらもぱたぱたと手で顔を扇いだ。 封鎖されていた扉が開く>>262と、一つ深呼吸をして。]
先に出るよ。 ……これくらい、あたしもやらなきゃ。
[いつも守ってもらってばかりでは申し訳ない。廊下へと通じる扉の前に進んで立つと、それをゆっくりと引き、扉の外へ――]
(264) 2011/12/06(Tue) 21時半頃
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あぁ、急がないと…ここ、裏庭とかもあるだろう? だから、皆集めて……
誰って、名前、言わなかったんだ。 ゾンビに襲われて…俺が、助けて……
[まさか、という面持ちで食堂を振り返る。 既にうぞうぞと気配がするのは気のせいだろうか。
顔が、蒼白になった]
……同じ、制服の……髪に青みがかかって…いて…
[ラルフの容姿を思い浮かべてもどう伝えていいのかわからない。声が震える]
(265) 2011/12/06(Tue) 21時半頃
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───まずい──……!!
[閉じきらない食堂の扉から見えたものは]
(266) 2011/12/06(Tue) 21時半頃
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