164 冷たい校舎村3-2
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シメオンに1人が投票した。
リツに3人が投票した。
リツは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、シメオン、カイル、レティーシャの3名。
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 22時頃
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[最後に、感じたのは。
何かに突き飛ばされるような――たぶん、この世界からの、最後の拒絶の力。
そのまま、意識は白く白く染まる。**]
(0) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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[誰かに背を叩かれた気がして、振り返る。
けれどそこには誰もいない。
気のせいか、とまた携帯電話に視線を落とす。]
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[背中を押す手に、振り返りそうになって。 けれど、振り返らない。振り返ってなんかやるもんか。
そうして、視界は、白く染まった。*]
(1) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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[ そうして訪れた静寂に、救いがあったのだろうか。 わからない。時の止まった冷たい校舎で一人、涼介は、*大きな扉を閉めた*]
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(2) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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[七五三が手術を受けている場所を聞き、
そちらの方へ向かっていると、
携帯使用可能エリアで別所を見つけた。
メールをしてから行くという東彩に頷き、
手術室前へと移動しようとして、止まる]
[ 何だろう。
どこかで何かが閉まる、そんな気配がしたんだ]
[ふと、誰かの手が背中を軽く押すような感触がして後ろを振り向くが、当然のようにそこには壁があるだけだった。気のせい、だろうか。
触れた手はとても暖かく感じたのに、なんだか、嫌な予感がして。杞憂でありますようにと願いながら、手術室の扉に視線を向けた*]
[不意に、背を押されるような感覚を覚える。
閉じていた瞳をゆるやかに押し上げた。
隣で、来夏がどこか不思議そうに振り向く気配がする。
だけど、何故だろう。
動くのが怖くて、そのまま息を詰める。
金縛りにあったみたいに、身じろぎすらしないまま、前ばかり見ていた*]
[本日の送信履歴を辿り柏原の名前を押して、
耳に当てる。
コール音、数度。
先ほどと同じように流れるメッセージ。
『ただいま電話に出ることができません。』
どうしてだろう。背筋が寒くなって、手術室を振り返った。*]
[ 背の感覚に違和感を覚えて、
更に、もう一歩、院内へと踏み出す。
落ち着かない気分で、振り返るけれど。
其処には誰もおらず、ただ。 ]
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