72 桔梗恋獄
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ヴェスパタインに8人が投票した。
サイラスに1人が投票した。
ヴェスパタインは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、ミケ、ジェフ、サイラス、ホレーショー、ディーン、ラルフ、ミナカタ、ケヴィンの8名。
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優しいんじゃないです。 貴方が、好きなだけ。
そして……卑怯なだけです。
[こうして肌を寄せあっていれば。 少しは、自分にも情を湧かせてくれるだろうか、なんて。 そんなずるい事を考えている自分が悲しかった]
(0) 2013/02/23(Sat) 00時半頃
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[>>4:205 詰るかのような言葉を耳にして、ゆると笑う。]
言っておこうと思ったから、 言っただけだよ。
[あれそれ言葉を積み上げることはないだろう。 酷いを否定するつもりもない。
ただ彼の矜持を傷つけなければ、いい。 すぐに止まった涙の雫に、そう思う。]
(1) 2013/02/23(Sat) 00時半頃
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[上村は甫嶺に見守られて逝っただろう。 食材は大事に大事に現実という名の冷蔵庫に仕舞い、 悪魔は次の食材の確保に向かう。]
――筧出円。
[そこにまだ皆方はいただろうか。 いてもいなくても悪魔の口は止まらない。]
君をDolce(デザート)にできるなんて、嬉しくて仕方ないよ。
(2) 2013/02/23(Sat) 00時半頃
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そういうこと考えながら、アレ読んだんだ。 俺は怖かったけどな。
[胸を突くような言葉の刃と 淡々と続く空虚な日々の絶望。 そう、あれは幼い子供を失った親の詩だ]
ただ、本当に生きてられないだけだと思ったよ。 そして生きながらえることが、罰なんだってね。
そうだとしても……、 他の奴には死んでほしくないかな。 誰にも、君にもね。
[また酷いといわれそうな言葉を残して、ロビーを後にする。 硬い蕾のままだった紫桔梗の一輪はどこへ消えたのだろう。 ――ふと思い出したけど、どこにも見当たらなかった]
(3) 2013/02/23(Sat) 00時半頃
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これが夢で、起きたら旅行の朝、だったら良かったけどな。
[廊下の反対側の壁に同じように背を預けて、そんな願望に近いことを呟く。 斎木の視線>>4:215がロビーへと向いているのに気付くが、何を考えているのかまではわからない。]
そうか……和泉さんも、か。
[香川のことは上村から聞いていたが、和泉のことは聞いていない。 しかし確かなことだと言うのなら、直接ではなくとも和泉も消えてしまったことを“見た”のだろう。 溜息を吐いて、俯いた。]
(4) 2013/02/23(Sat) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2013/02/23(Sat) 00時半頃
[身を寄せる和泉を抱き寄せてこてんと肩に頭を乗せてみる]
ほんと、もーちょっと和泉といっぱい話しててたら
なんか少しは変わってたのかなー。
酒のんで、麻雀して。コイバナしてさ。
[和泉の髪をつんつん引っ張ってみたり指で遊ばせてみるが新たな気配が増えたことに気づけば隠れるように身を固くしている**]
また、猫は鳴く。
"上村大樹が死んだ"と。
"次は筧出円だ"と。
今度は、囁くように小さく。
聞きたい人だけに聞こえるように。**
(#0) 2013/02/23(Sat) 00時半頃
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……そうだな。 気付いたら朝だった、とかな。 ああ、でも。ちょっと和泉とは顔合わせ辛いなぁ。夢だったって言われてもさ。
[暗く沈む]
和泉は、ベッドの上がさ。桔梗で埋ってた。 あんなもん見せられたら、そうなんだろうなって思うだろ。
今、何処か別の部屋に隠れてるんなら良いんだけど。
[恐らくは、ない]
(5) 2013/02/23(Sat) 00時半頃
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― 遊戯室 ―
[そして、消える。 目の前、いや、腕の中。
まるで、最初から何もなかったかのように…。]
上村ちゃん……
[そう、香川も和泉も多分、こうやっていなくなった。 いやでも叩きつけられる現実。
男は、顔を伏せた。]
くそう……勘弁しろや。マジか。
(6) 2013/02/23(Sat) 00時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2013/02/23(Sat) 00時半頃
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[そして聞こえた猫の声に、顔を上げた]
――――……。
[上村、とかすれた声で呟く]
俺の番は、まだみたいだ。 ……筧出さん、まだロビーにいんのかな。
[ロビーの方を。言われた言葉が頭の中に甦る]
(7) 2013/02/23(Sat) 00時半頃
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[けれど。 思うのは皆方でなくて良かったと言うこと。
酷いもんだ、と内心でぼやく。 額を押えて小さく首を振った]
(8) 2013/02/23(Sat) 00時半頃
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―廊下― [どうにも現実感の薄いのは、 人外の者に遭遇していないからだろうか。
今回も白猫悪魔とニアミスで、 ―――猫の声もきっと耳には届かない。 そんなことを聞きたいと望むはずもなく]
どうしたもんかな……、
[かわいいのかもしれない後輩の姿を探す。]
(9) 2013/02/23(Sat) 01時頃
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くっそう……、くっそう……。
[そして、立ち上がると、遊戯室、そこにあった椅子をガゴォオオンと蹴り倒す。
派手な音はロビーや廊下まで聞こえるだろう。]
(10) 2013/02/23(Sat) 01時頃
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ホレーショーは、それまでになく鋭い目つきで煙草に火を点ける。
2013/02/23(Sat) 01時頃
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……そうなのか? でも、そうだとしても気にするな。夢、なんだからな。
[和泉と斎木が何があったのかは知らないが。 これが夢なのだとしたら、夢の中でのことを気にして気まずくなることはないと告げる。 夢、ならば。死なないということ。死ななければ、時間はあるのだ。]
桔梗が……? ……そうか。
[小さく呟くしか、できない。]
(11) 2013/02/23(Sat) 01時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/02/23(Sat) 01時頃
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―― 5号室 ――
……ぐずっ、……俺だって、卑怯、だよ。 お前の、まっすぐな感情、こんな風に、利用して、
[そしてまた暫く泣きじゃくる。 上村が死んだ、筧出が死ぬ、とは聞こえていた。
――ああ、あいつじゃないのか。 そう思ったのは、黒い感情。
――あいつさえいなければ。 願ってはいけないことを願う。]
[だから、不破の手には助けられていた。 ここにいるのが不破でよかったと、確かに思う。]
(12) 2013/02/23(Sat) 01時頃
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[やがて泣くのにも疲れて涙が止まった時。
ぐう、と小さくお腹が鳴った。
それが身体を離す合図。]
……なんかかっこ悪いな。
[鳴ったお腹を擦りながら、恥ずかしそうに微笑った。**]
(13) 2013/02/23(Sat) 01時頃
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夢だから気にしないって、それくらいなら良かったんだけどな。 そうも行かないわけよ。
[ロビーの方へちらちらと向ける視線は、そこからでてきた皆方の姿を捉える。
広がる安堵は、どうしようもないものだ]
皆方さ、……!?
[名前を呼びかけて、ロビー方向から聞こえた物音にはっとする]
(14) 2013/02/23(Sat) 01時頃
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[感じていたぬくもりは唐突に失われた。
ふいに感じる寒さに瞳を見開く。
廃墟の山荘、傷をおって倒れている人たち]
――っ
[悪魔の言葉を信じてはいたけれど。
目にすれば、その凄惨さに、息をのむ。
事切れた己自身を見下ろしてため息を一つ。
どこかで笑う悪魔の声が聞こえた気がした]
――……死んだ、のに、意識はあるのか。
悪趣味だな……
[小さくため息をつく。
香川は、どうしているだろうと思う。
それと同じぐらい、傷つき倒れている甫嶺を案じてもいる]
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2013/02/23(Sat) 01時頃
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[猫の声が聞こえ、顔を上げたのは斎木とほぼ同じだったか。 ただし自分が聞こえたのは上村のことだけ。 次に死ぬ相手のことは聞こえていない。
上村は、会いた相手に会えたのだろうか。]
馬鹿か。そんな順番、待つなって。
[筧出のことは聞こえていないため、眉を潜めて。 斎木の言葉に、緩く首を振る。]
どうだろうな。 行ってみればわかるだろ。
[どうするのか伺うように壁から背を離す。]
(15) 2013/02/23(Sat) 01時頃
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[悪魔の声に笑顔にその内容にびくんと肩は跳ねて動揺してしまい、和泉の服をぎゅうと握って蹲った。
会いたい、会いたくない、会いたい、でも会いたくない]
いっしょ、って。
[上村先輩が死んだことを意味するその言葉は信じたくない喜びたい喜べない頭がぐちゃぐちゃになりそうだ]
[寒々しい。
それは廃墟だからか、それともただ心がそう見せているだけか。
死んだと言うのに、意識はあるから、ため息を一つ。
それから、ようやく他の気配を感じて]
――、 香川……?
和泉?
[同じように、意識があるのかと。
確かめるように、名前を呼んだ。]
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やあ。 俺は、自己満足が過ぎるだけの酷い男だから。 和泉にこの顔を見せなくてすむなら、――――。
[構わない。 死にたいと思うのに、死にたくない。 一度顔を見てしまえば、諦めは執着に変わる。 死にたくない。
まだ、傍にいたい]
ン、筧出さんには、俺あわない方が良いと思うしさ。 でも、今の音は気になんな。
(16) 2013/02/23(Sat) 01時頃
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[大好きな声が名前を呼んでくれるのが嬉しかったのに今はそれが嬉しくない。
あの別荘が夢のなかだったとしても犯してしまったことは忘れることは出来ないしなかった事にもならないから尚更会わせる顔もない。
なんでもないって笑顔で迎えようと思っていたのに多分また泣き顔を見せてしまうかもしれない]
(100か0なら、0でいい……)
[和泉の隣で小さくなっているのに震える心ははやく上村先輩に返事をしたいと揺れて揺れて――ぷつんと切れた]
調律師 ミケは、メモを貼った。
2013/02/23(Sat) 01時頃
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は、ったく……。
[そして、煙を吸いながら、思案をはじめる。 けれど、思い浮かぶ名案などない。
さっきの悪魔猫の言う通り、 なす術もなく、ただ、ここで、ゆるい死を待つしかないのか…。]
――……くそぅ、
[上村の顔を必死に思い出そうとする。なんで、あんないいやつが死ななきゃならないのか。 いや、自分も死ぬ、それも叩きつけられた現実だ。
なにより……。]
そっか、あいつらも……死ぬのか。
[皆方と早坂の顔が浮かんだ。 唇を噛み締めると、宙を睨む。]
(17) 2013/02/23(Sat) 01時頃
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ん?
斎木くん、君なんでこんなとこに……。
[>>14 探すまでもなくこっちを見てた斎木の姿に、 缶ビール持った片手をあげる。 結構真面目に案じていたのだが、変わった様子はないようだ。
傍らの美良にもひらひらしたが――、 筧出に彼にチョコ食わせたのが酷いと、 そういわれたことを思い出して、 少しだけその顔に視線を留めたりもした]
(18) 2013/02/23(Sat) 01時頃
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上村先輩も来ちゃったんスね。お疲れ様っス。
[まるで仕事が上がった時のようにその声に返事をする顔も泣き顔でも笑顔でもないそれこそ社内で見せたような「いつもの」顔で]
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……何言ってんだ。 酷いって自分でわかってるなら、気をつけて直せば良いだけだろ。
[それだけ言って。 皆方が来たののなら軽く頭を下げる。]
何の音だろうな。 ちょっと行ってみる。
[そのまま音が聞こえた方へと移動しようと。]
(19) 2013/02/23(Sat) 01時頃
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