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藤之助に1人が投票した。
ケイイチに1人が投票した。
ドナルドに5人が投票した。
ドナルドは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、藤之助、ケイイチ、メルヤ、一平太、ミナカタ、明之進の6名。
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―廃病院―
[ 痺れた手足は、自分を思いとどまらせるのにひどく役だった。
放り出されたれば耳も鈴も震えて、持て余した熱に苛まれてたその肢体は小さく内側へ湾曲する。
肩で息をしているのは自分でもわかるし、ケヴィン >>@0にだって見えるだろう。
自分が冀うなら、男はまた触れてくれるのだろうか。
けれども、自分は勝負に勝ったはずだ。
これ以上の行為は必要がない、はずだ]
…、
[会えてよかった。
その言葉から逃げるように、顔を寝台に埋めた。
白い耳は布に埋もれる。
けれど、流石に人の気配が一つ増えるなら顔をあげもして]
【人】 呉服問屋 藤之助[優秀な配下が「後輩」を連れて消え、漸く藤之助は対魔忍二人を見た。 (0) 2018/03/01(Thu) 00時半頃 |
【人】 落胤 明之進― 休憩室 ―>>4:170>>4:171 (1) 2018/03/01(Thu) 00時半頃 |
− 廃病院 −
[「こちら側」に来てくれて嬉しいと、けいいちが笑う
釣られて口角が上がったが、何を喜んでいるのか
明確に理解出来たわけではない。
ただけいいちと、触手の力で連れていかれる事に
何の嫌悪も疑問も持たなかった]
……、神影……たい、ちょ?
[朗らかな紹介>>*0に、けいいちを一度見て
そして目の前の2人へ目を向けた。
左目でカラカラと鈴が嗤う。
そう言えば、これは確か彼の持ち物だったと
浮かんだ名前をそのまま口にはするが
そこには敬意も何もない、単純に確認の様に
言葉を紡ぎ、右目を瞬かせる。
自分をメスへと変えたけいいちと同じ焔の色が
そこにあった*]
[神影の姿と名前は覚えているが
彼にどんな感情を向けていたか記憶が曖昧だ。
ただ煽情的なその姿に、やっぱり綺麗だなぁと
素直に今の感想が浮かび、喉が鳴った。
本当なら近付きたいが、それはけいいちに制されていて
顔を上げている神影と、傍で右腕を人ではない姿に
変えた「先輩」の姿を見つめるだけだ。
それでも「先輩」には敬意を払うように
ぺこりと頭を下げて、改めて見返し首を傾げる。
煤に塗れた記憶から探し出すのに
もう少し時間が掛りそうで、どこかで見た
記憶だけがそこにあった]
……?
[じっと見つめる視界の端で
ひらりはらりと舞う何かがある
「鳴」なら瞬間沸騰して殴り飛ばしていただろう
魔の存在に違和感を感じる事もない。
当人はぼんやりと見つめたつもりだが、
暗い慾の焔を宿した瞳を蝶に向けたまま
ただ蝶を手招きして、問うた*]
あんたは、だれ?
【人】 落胤 明之進― 影の中へ ― (7) 2018/03/01(Thu) 01時半頃 |
【人】 門下生 一平太……なら、逃げろ。 (8) 2018/03/01(Thu) 01時半頃 |
……土、宮?
[混迷する脳裏、はっきりと把握できたその名前を手繰る。
けれど、彼はあんなに暗い色の髪をしていただろうか。
腹の中で燻る熱を堪えながらその有り様をみる。
四肢の痺れは大分ましになったが、それよりも]
おまえ、それ
[左目から垂れ下がる鎖。
それは、じぶんのきおくのなかにあるものとおなじだが大分短くなっている。
止めるための金具も失われているので、おそらく自分の元から奪られたのちに更にその鎖が短くなるようなことがあったのだろう。
身じろげば、首のあたりから聴こえるチリンという鈴の音。
不意に、それが煩わしく感じた。
違う、これは、自分のものではない。
取り返さなくては、ならない。
もう、それは衝動だった。
土宮の左眼から伸びる細い鎖に伸ばした手は、届くだろうか]
[じりじりと、腹の中で燻る熱に苛まれたまま、後から気づいたもう一人の人影に気づく。
可能性の中で何度殺したのかわからない、自分をおいかけてきたそのちいさいかげ]
…緋室、やはりお前か。
[あのとき、やはりきちんと処理しておくべきだったのだと後悔は尽きない。
逃げるかついてくるか選ばせたのは自分だ。
眼鏡がなくとも、白い耳はその声の周波数だけで存在を拾い]
[「土宮」と呼ばれても
言葉を聞いて、意味を理解して、対象を探す。
そんなゆっくりとした思考の果てに、ぞわっと
背筋が震えた。
煤と化したが「土宮」は煤のまま、まだ自分の中にいる。
それに恐怖した体が、伸びて来た手から
逃れるように数歩後退った。
この左目を奪われるわけにはいかない。
これは……これは]
これはダメ、だ……もらった、ものだから。
[「おとうさん」に、と触手に思考があるのか
どうかは兎も角、その思いが移ったように
左目を押さえて逃げる。
カラカラと俺と神影を嗤うように鈴がまた鳴った]
[そして蝶の代わりに姿を見せた人物>>@:9を
認めると、名残か無意識に身体が距離を取ろうとする]
え、あ……華月……。
[唇で名を紡いだ瞬間、まるで既視感のように
炭化した憎悪が一度だけ燃えて、瞳の焔は
神影やケヴィンへ向けるものとは違う色へと変わる]
夢は、嫌いだ……。
[徐々に徐々に、夢を見るような浅い眠りが
嫌いだったことを思い出す。
きっと今も嫌いだと確信したように、少し険しい貌で
華月へ警戒を見せた*]
──鈴を、返せ。それは私のものだ。
[逃げる土宮
ほとんど無意識なのだろう、白い耳も、尾も、帯電の気配を見せ、パチパチと火花が散る。
ケヴィンがこの場にまだとどまっていたならば、土宮の左目に失くしたはずの鈴があるとしれるだろうか。
その左目から垂れさがる鎖は、彼が寄越したときと長さは違えど同じものだ。
もちろん、大雑把を極めた彼のことだからそんなことまで覚えているとはとても思えないのだが]
お前が私から奪ったものだ。
忘れたとは言わせない。
───返せ。
[言葉を吐き出すのも、体を動かすのも億劫だ。
けれど、その鈴だけは、死んででも奪い返す。
散る火花は大きさを増し、伸ばした手は引き戻すことはない。
からりと響く鈍い音に、定めた狙いを外さないまま]
【人】 逃亡者 メルヤ明之進…!?待ってくれ、でも! (10) 2018/03/01(Thu) 02時頃 |
メモを貼った。
[動く体力など、本来なら無い。
いまの神影を動かしているのは、完全に気力──特に、怒りだった。
一度は叩き落とされた手 > >*2をもう一度伸ばそうとしたところで動きを止めたのは内側に燻る熱を叩き起こすかのように潜り込んできた指だった。
抑え込まれるように動きを遮られたなら、汚れたリネンの上に歯を食い縛る獣が一匹残るだけで
どうして? もう新しいのを持っているのに?
[怒気を孕んだ声と膨らむ火花
嘗ての俺ならやらかしたかなと諦めつつ
謝罪か懲罰房にでも一直線だったが、
今は全てが違う。
明らかな怒りにさえ怯えることもなく]
あんたばかり『特別』をもらってずるい。
[この鈴にどれ程の想いを込めて、支えにしてきたのか
判らないわけはないはずなのに。
今浮かぶ単純な理由は1つだけ。
華月に向けていた焔は何かを思い出したように
鋭さを増して睨み返すが、けいいちの動き>>*2で
沈む身体
華月……敵じゃないなら……俺を連れて、逃げて。
[敵じゃないとアピールしてくる、自称いい魔
背に逃げた**]
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【人】 逃亡者 メルヤ―影の中― (12) 2018/03/01(Thu) 02時半頃 |
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【人】 門下生 一平太[明之進の視線>>2を追うことはできないが、その先にメルヤと鳴がいることはわかった。 (13) 2018/03/01(Thu) 02時半頃 |
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