46 青の灯台守り
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ポーチュラカは奏者 セシルに投票した。
ホレーショーは厭世家 サイモンに投票した。(ランダム投票)
ラルフは放蕩者 ホレーショーに投票した。
セシルは放蕩者 ホレーショーに投票した。
サイモンは放蕩者 ホレーショーに投票した。
ホレーショーは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、ポーチュラカ、ラルフ、セシル、サイモンの4名。
―― 灯台の外 岬 ――
[気付けば、其処に立っていた。**]
[プリシラが身を捩る、それに合わせて抱きしめる腕を少し緩めて、視線を合わせる。]
…このまま一緒にいることだって出来るかもしれない。
けど、出来ないかもしれない。
次が何処にあるのかとか、来世がどうだとか、そういうのは俺にも分からないけどさ。
……でも、俺はこのままは嫌だよ。
触れない手じゃ、何も出来ない。
君に何かを作ってあげたり、猫を撫でてあげたり、そんなことも出来ないまま、ずっとここにいるのは嫌だ。
[頭を撫でていた手も止めて、真っ直ぐに目を見つめて伝える決意は、生きていたときならきっと思いもしなかっただろうことだったけれど。
だからこそ、大切にしたいと思うから、伝えた。
彼女の反応を、じっと待つ間が、やけに長く感じる。**]
|
[ホレーショーの身体が、一度跳ねて、動かなくなった。 それを確認してから、こちらも床に崩れ落ちる。抜け落ちた鋏が、床で高い音を立てた。]
……ははっ、
[笑えない話だった。 笑うしか、なかった。]
……ラルフ、ごめん。 鋏、汚してしまったよ。
[彼に背を向けたまま、うなだれ、笑う。左目はずきずきと痛み、あまりに痛すぎて、却って麻痺してしまったようだった。]
(0) 2012/03/30(Fri) 02時頃
|
セシルは、ぎこちない動きで、ナイフを求め視線をさまよわす。**
2012/03/30(Fri) 02時頃
……ん、 ……
[空を見上げて、そしてその下に建つ白い灯台を見て。
潮風に揺れている青い垂れ幕。]
………外?
[外に出たのなんて、何年振りだろう、と。
暫く呆然と、聳え立つ灯台を見上げていた。]
………、
[仕方なく、灯台の方へ一歩、歩み出す。
ふらり、と。
足取りは、緩やかに。]
[ゆったりとした歩みは、何故か灯台の入口へは向かわずに、並ぶ出窓へと辿りつく。
出窓の一つからホールを見れば、ようやく全てを思い出して。]
………ぁー、
[声が、一つ、漏れる。
ヘレナを殺めた事。
セシルの左目に、煙管を突き立てた事。
脇腹に刺さる鋭いナイフ。
――― 左目を抉る、鋏の切っ先。
思わず左目に触れたが、痛みも何も無く。
恐らくは、青い瞳が何でもない風に収まっているのだろう。]
あー、ぁ、……
……死んじまった、かぁ……
[歩みながら零すのは、落胆の溜息。
けれど不思議と、笑みが零れた。]
………、
[思えば。
何故、自分が生に執着していたのかも、わからなかった。
それは、“不幸”な境遇に産まれた故の、意地だったのかもしれない。
いつか自分を見下す奴らよりも“幸福”になってやる、という。
ただ、それだけの。]
[そして、ある日訪れた証は。
青い瞳は、そんな“不幸”も“意地”も、全て浚っていってしまった。
何もなかった自分に、突然全てを置いていってしまった。
灯台守りの証は、救いであって、そして、―――]
[様々な想いを巡らせながら、歩みは止まらない。
並ぶ出窓から、ホールを見て。
出窓が途切れれば、灯台の壁に刻まれた絵を眺めて。
そうして、灯台の裏手に、見知った姿が眠るのを見れば、そこでようやく足を止める。
ざぁ、と吹く風は、伸びっぱなしの髪を揺らして。]
……何、寝てんの。
[見下ろしたまま、声をかけた。]
[視線があって、彼の表情が読みとれるようになっても
冗談だよとの言葉は、出て来なくて
別に、疑うとか、信じないとかじゃないけれど]
今が嫌なら、どうするの?
どうしたらいいの?
これが夢でないのなら、目を覚ますように簡単じゃない
何故ここにいるのかも、わからないのに
どうしたら、今のままじゃなくなるの?
[どうしたらいいのか、わからない
例えば彼の話が本当だとして
このままじゃなくなるには、何が必要なんだろう]
ねぇ、生まれ変わっても、私の事覚えていてくれる?
どんなに離れても、どんなに時間が過ぎ去っても
必ずもう一度、巡りあえると言うのなら
私も、きっと頑張れると思うの
[これだけ深い眠りに落ちるのはいつ以来のことだろう。]
[漣の音に混じって、誰かの声が聞こえた気がした。
それは誰かの声に似ていた気がしたが、
此処にいない筈の声だ、きっと幻聴か何かだろう。
そんな風に勝手に結論づけて、
男は再び意識を放り出そうとしたのだ、―――が。]
[何時まで経っても止まない猫の声が眠りを邪魔する。
男はもぞりと背中を震わせて、
そこで漸く、背後に人の気配が在ることに気付く。]
ぅ ………?
[ころん、と身体を返して。
眠たげに眼を擦り、視界に入った姿に瞬いた。]
あれ。
なん…、 で。
[変わらず其処にある同じ青を見つめて、
中途半端に腕を持ち上げた姿勢で固まっている。]
さてね、……何でだと思った?
[寝起きの顔に、常通りの笑みを浮かべてみせる。
軽く肩を竦めれば、鳴く猫をちらりと視線を向けて。]
隣、座っていい?
嗚呼、……俺みたいな色男が横にいたら、緊張で眠れない?
[金の髪に視線を戻せば、問いかける。
もうきっと、服は血で汚れていないだろうし。
身体にも、何も残っていないのだろうけれど。
それでも、香と煙草の香りは、身体に染みついたように。
海風に、乗る。]
[「何で」と問い返されれば、瞬きの数は増える。
あまりに驚きすぎて、色々と現実味の無い思考まで飛び出す始末。
だから、軽口に思考は焼き切れた。]
……莫迦じゃないの かい。
[一言、憮然として言い放った。
別に色男と思った記憶など無いが、
実際目が覚めてしまった等、癪過ぎて口には出せない。
突っぱねるようにごろん、と背を向けて、再び目を閉じる。]
……ほら、やっぱり忘れてる。
俺は莫迦だって、この前言っただろ?
[けたけたと、笑いながらその背の傍らに腰を下ろす。
続く、水平線。
青い海。
背にした灯台の壁は白く、灯台内のホールは赤く染まり。]
……まさか、こんなところで死ぬなんて、なぁ……。
[溜息交じりに独り言ちれば、そのまま後ろに倒れ込むようにして。
―――窓から見ない空なんて、何年振りだろう。
溜息を重ねながら、目を閉じる。**]
――― 憶えてるよ。
忘れない、って言っただろう?
[憮然としたままの声で、背後の笑い声に向けて返す。
腰掛けると同時に彼が身に纏う匂いが流れてきて、
男は黙ったまま思考を巡らせる。]
[肉体を離れた世界は酷く鮮明で、
今まで曖昧になっていた記憶も流れこむ。
情報量に軽く目眩すら覚えていたところで、
背後の呟きを聞き取って。]
………哀しい、 のかい。
[ぽつりと、独り言を返すように呟いた。
あまり、そんな様子にも見えないけれど。**]
|
[ セシルが人を殺すことも、ホレーショーが死ぬことも ] [ 部屋に入った時から予想はできていたし、覚悟も―― ] [ できていた筈で、いざとなれば自分が殺す心算だった ]
…………
[ けど、違う、笑うセシルに何度も首を横に振る ] [ セシルの視線がナイフを探していると気づけば ] [ 彼が手を伸ばすより先に血塗れのそれを掴んだ ]
(1) 2012/03/30(Fri) 08時頃
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[* セシルに近づき、震える手で、赤い鋒を向ける *]
(2) 2012/03/30(Fri) 08時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/03/30(Fri) 08時頃
簡単じゃないし、どうしたらいいかは分からないけど…
一人じゃなきゃ、何とかなるよ。多分。
…約束のゆびきり、したじゃない。
ちゃんと俺が手を引くから。探すから。
男らしいところ、見せてあげるよ。
[彼女から身体を、腕を離して立ち上がる。
高い位置から彼女の頭を一撫でして、その手を彼女の眼前に差し出した。
不安なのは、自分も同じだけれど、そんな顔を見せて不安にさせてしまうのも嫌だから、笑った。]
ん…―――
[差し出された手を取って、私も立ち上がる
男らしい所、見せてくれるって言うし
どんなに普段強がっていても
本当に大事な所では、相手を立てるのが良い女だよって
ママが、言ってたもの]
君がそう言うなら
私は、君についていくよ
不安だし、怖いけれど
一人じゃないなら、少なくとも寂しくは無いもの
[彼が笑って見せるから、私も笑顔を作ろうと努力した]
[瞳を閉じたまま、ゆるりと思考に浸る。
死んだ実感らしいものもなく。また生きたいと思うわけでもなく。]
………、悔しい。
[ぽつりと、零した。]
結局、人並みの人生、……俺、送れなかったなぁ、って。
親の顔も知らないし、誰かにまともに甘えた記憶もないし。
此処に来てからも、女遊びばっか。……もう少し、有意義な時間の過ごし方もあっただろうになぁ。
[くつくつと、喉の奥、低く笑いながら、独白の様な言葉は続く。]
結局、俺、何してたんだろう、って考えたらさぁ。
……生きる事に必死だった事しか覚えてないの、俺。
……笑える。
[最も、人並みの人生なんて。
人並みの幸福なんて、ずっとずっと昔から、諦めていたのだけれど。]
寂しい思いはさせない…と、思う。多分。
[立ち上がって視線を横にやれば、窓の中の光景がちらりと目に入る。
それを彼女に見せないように、軽口を叩きながら、彼女の手を握ったまま、散歩をするような足取りで歩き出す。
思えば、土の地面を歩くなんて20年以上ぶりのことだ。
感触があれば素直に感動も出来たのだろうけれど、無ければそれこそ、なんだか夢のようで。]
出来れば次は灯台守になんかならないで、外で暮らしたいなぁ。
良いことも悪いことも、ちゃんと経験したい。
[生える草や、地面の茶色を見下ろしながら、灯台の外周を回るようにして、歩く。より潮の匂いが強くなる方へ。]
[男は背を向け目を伏せたまま、零れる言葉に耳を傾ける。
漣の音の上、笑い声が肌を掠める。]
[言葉が終わった後も暫くは黙り込んでいたけれど、
不意にごろん、と身体を返す。
表情を確かめるように、顔にじっと視線を注いで。]
きみは―――
ほんとうに 、 莫迦だ。
[穏やかな響きと共に、ゆっくりと手を伸ばす。
光を透かす腕はもう震えることは無く、
その髪に触れたなら、ふっとひとつ微笑んだ。]
……そうだよ、莫迦だ。
覚えてなって、ちゃんと。
[律義にそう返しながら、薄く目を開く。
伸ばされる手を、抱き寄せる腕を、振り払う事はしないで。
只一つ、哀しいと思うのだとすれば、それは。
その腕がもう、生きていた頃の暖かさを持たない事だろうか。]
………
[腕の中、目を閉じる。]
寂しくないなら、いいや
寂しいのは厭、辛いもの
[彼に手を引かれるままに、私は歩いて
久しぶりに感じる大地の感触や、草木の音
風の流れや、潮の香りは、随分と希薄だけれど]
私は別に、灯台守でもいいよ
傍にいて欲しい人が、傍にいて
暮らしに困らなければ、それが幸せだと思うもの
だから、 ちゃんと憶えてる、って。
[押し問答のような体を成してきたやり取りにくす、と笑い。
触れ合っていても実感の無い頭をそっと抱く。
一際強く吹いた海風が、ごう、と耳元を掠めて行った後]
………きみは、 優しすぎるんだ。
[表情を隠すように、腕に抱いた髪に深く顔を埋めた。]
二人揃って選ばれるなら、まだ良いけどさ。
[離れる可能性に言及するのを避けて、言葉を飲み込む。
繋いだ手をぎゅっと握ってみたり、緩めてみたり、感触も無いのに遊んでしまうのは、浮かれているせいもあるだろう。
時折振り返り、プリシラの顔を見ながら、灯台の裏手に差し掛かる。
二人にはまだ、気付かず。]
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