187 お狐祭り村
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ガーディに4人が投票した。
ナナオに1人が投票した。
リツに2人が投票した。
ガーディは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
リツが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、マユミ、ナナオ、ケイイチ、小鈴、シーシャの5名。
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/04/07(Thu) 00時頃
─ 夜・あるいはその少し前 ─
[髪を撫でる手に、少し頬が緩んだ。
身体の力が抜けて、可能ならおねえちゃんに寄りかかる。]
………雛子 まだ
じぶんのはなし は できそ にな、ぃ……。
苦しく て ──泣いちゃいそ で……
でも 、 泣きたくな い の…。
おね、ちゃんの
毎朝の、 にっか しりた…。
― 夜・あるいはその少し前:《禁足地》 ―
うん、良いよ。
泣きたくないときは、泣かなくて。
でも、泣きたくなったら思いっきり泣くんだよ。
それは、悪いことじゃないから。
[ヒナちゃんの小さく震える肩()を抱き寄せて、私は話を始める]
朝起きてまず最初にするのは道場の清掃かな。
雑巾がけが終わったら――
[まだ何も起きてなかった頃の日常。
ずっと続くと思っていた、日常を思い出しながらヒナちゃんに語る。
その話が終わっても、求められたならなんでも話を、求められなくても話を続けた]
[彼女の許しの言葉が、空いた心を埋めつくすよう]
……遥香おねえちゃんの、道場……
ひろいから……そうじ、たいへんだ…。
[耳に届く日常は暖かく、彼女の声は安心感をくれる。
おかげで冷たくなった感情が戻ってきた。その代わり。
おねえちゃんに抱いてもらっていた肩が、少しずつ震えを増す。]
雛子も 早起きはがんばった。な…
いっしょに登校していた
たまこおねえちゃんが
朝 はやい、 から ……
……── っ
[目から雫があふれてくる。]
篤胤せんせも
雛子が投票した たまこおねえちゃんも
……っっ もう 会えないん、だね…っ?
[泣かないと決めていたはずなのに。
涙を拭っても拭っても、止まらなかった。
けれど、嗚咽を溢しながら呼吸が楽になった気がした*]
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―4日目・開票時間前―
[教員室からちょろまかした鍵をポケットに仕舞いながら、菜奈緒は屋上でため息をついた。 落下防止の金網のところまで歩いていって、寄りかかって校庭を見下ろす。 二階建ての建物だからそれほど高いわけではないけれど、それでもやっぱり地面は遠い。]
こういうとき、煙草とか吸うんだっけ……。 [ポケットを探ってみても都合よく煙草なんてでてこなかった。 こういうときのために一個くらいちょろまかしとけばよかったな、なんてそんなことを考える。 だってなんかちょっとかっこいいじゃん。屋上で一人煙草に火をつける、とかさ。]
(0) 2016/04/07(Thu) 05時半頃
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ほんと、なんでこんなことになっちゃったんだろうなー…… [3年前、両親を失って自暴自棄になりかけた菜奈緒を救ってくれたのは先生とクラスの仲間たちだった。 悲しさと寂しさで押し潰されそうになってなにもできずに塞ぎこんでいた自分に、彼らはそっと手を差し伸べてくれた。 いつも通りに接してくれたのは誰だったっけ。 心配して何度も話しかけてくれたのは誰だったっけ……。 彼らがいなければ、自分はきっととっくに潰れてしまっていただろう。 だから菜奈緒は、 先生も、ケイイチも、ハルカも、マユミも、小鈴も、あゆむも、リツも、たまこも、シーシャも、ひなこも、勿論さとるも。 誰一人誘拐犯だなんて思わないし、思いたくもなかった。 みんな大切な、かけがえのない仲間なのだ。 だから、その仲間たちがいがみ合う様子なんてみるくらいなら一人でいるほうがマシだと菜奈緒は思う。]
なーんて、ほんとはどうしていいかわからず逃げてきただけなのに、言い訳だけはいっちょまえだよね、おまえ。
その点まゆみ、あんたは強いよ……
(1) 2016/04/07(Thu) 05時半頃
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……もどろ。ここにいてもどうにもなんないや。
(2) 2016/04/07(Thu) 05時半頃
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―4日目・開票時間の教室―
[教室に戻るとさっきまで漂っていた険悪な空気は既に無くなっていた。 少なくとも、なくなっているように見えた。表面上は。 ……でも、それでもいい。 ぎすぎすした空気のまま処刑の時間を迎えるよりは、幾分かいい。]
[決められた時間が過ぎるのを待って、投票箱を開ける。]
(3) 2016/04/07(Thu) 05時半頃
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[聡に4票、菜奈緒に1票、リツに2票……生贄役は聡に決まった。 ケイイチが事前に投票先を宣言したのが大きかったのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。 けど、例えどういう理由で選ばれたとしても、生贄が神聖で名誉ある役割であることに違いは無い。]
いいな、あたしも処刑されたかったなぁ。 ……ねぇ、処刑役、あたし立候補していい?
(4) 2016/04/07(Thu) 05時半頃
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―4日目・聡の家―
[処刑は聡の希望で、彼の家の中で行われることになった。 聡に案内されながら、奥へ、奥へ。 辿り着いた場所には窓はなく、部屋の中央には布団が敷いてあって、そこから強烈な腐敗の匂いが漂ってくる。]
さとちん、これって……
[言いかけて、はたと気付く。 きっと、彼はお祭りが待ちきれなかったのだ。 待ちきれなくて、だから、これは……]
なんだ。やっぱりケイイチの勘違いじゃん。 さとちんはお祭りのこと、馬鹿にしてたりなんかしないよ。 それどころか、誰よりもお祭りを楽しんでるじゃん。
[なんだか嬉しくなった。お祭りを軽視している人なんてやっぱりいないじゃないか。 言い終えてから聡に目をやると、彼は肯定とも否定ともとれる曖昧な笑みを浮かべた気がした。]
(5) 2016/04/07(Thu) 05時半頃
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[悩んだ末に処刑の道具は婆ちゃんやタクヤと同じロープにした。 なんとなくそうすることが正しいような気がしたし、そうすることで聡とも家族になれるような気がしたから。 ロープを聡の首にかけて、ゆっくりと、確実に絞められるように巻きつけていく。]
痛くない? 大丈夫?
[声をかけながらゆっくりとロープを絞る手に力をいれる。 痛くないわけはないけれど、それでもなるべく痛くないように処刑してあげたかった。]
それじゃ絞めるからね。
…………
……ッ …………!
[強く、強く、力を籠める。首が絞まり始めたら、そのあとはとにかく早く終わるように。 次第に聡の目が見開かれ、彼の口がぱくぱくと動いた。きっとなにかを言おうとしているのだろう。 まるで昨日のジュンのよう。ジュンはなんて言ってたんだっけ]
(6) 2016/04/07(Thu) 06時頃
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…………
…………
[あれ、あのとき、ジュンはなんて……]
(7) 2016/04/07(Thu) 06時頃
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[菜奈緒の手からロープがするりと滑り落ちる。 どれだけの間絞めつづけていただろうか、聡はぐったりとして動かなくなった。]
[そして菜奈緒もまた、目を見開いたままぴくりとも動かない。]
(8) 2016/04/07(Thu) 06時頃
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[唐突にびくりと身体を跳ねさせたかと思うと、聡のいる場所から逃げるように後ずさる。 そしてそのまま足が縺れてこけそうになるのも構わずに慌ててその場から走り去った。**]
(9) 2016/04/07(Thu) 06時半頃
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― 4日目:処刑前・教室 ―
[>>131 処刑前、慶一は聡に謝られていた。 申し訳なさげな聡の謝罪に対し、慶一は遥香達に関してを諦められたかのようで不快だったことを伝えた。 けれど、律の『処刑まで楽しい話をしよう』という提案があったので、あまり話は深く掘り下げなかった。 腰から折れるように聡に頭を下げられる。 彼があげた顔は、能面のように無表情。 そこにはなんの表情ものってはいなかった。]
………、……っ
[違和感と不信感と不気味さ胸に同時にやってきた。 それでも律の言ったことは、どうしてもきいておきたかった。
それに。今聡とどんな風でも処刑が行われて済めばすっきりできる。処刑なら、仲直りの手段としても、きっと最適だろう。 そう信じていた。処刑さえ済めば、わだかまりが消えて、聡は仲間意識を取り戻してくれると思っていた。
聡と声を交わしているうち、そんな違和感も消えていってくれるのかもしれない。 そう信じて、律の提案に乗り続けた。]
(10) 2016/04/07(Thu) 06時半頃
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[>>4:134 律に何から話をしよう。先程まで不貞腐れていたせいで余計に言葉に迷っていると、先に彼が口をひらいた。 ためらったような間が不思議で首をかしげる。]
……朝……あっ。 はあ!?
[両手に花だと言われて、奥歯を噛んで恥ずかしそうに律を睨んだ。体温が少し上がったような、頬まで血がのぼってくるような感覚をおぼえる。]
それはいいって、よくね〜〜、……てか。 いやまぁ、そう……っちゃそうなんだけど。
[こっそり小声で「こういうのりっちゃんでも気になってたん?」と尋ねた。なにせ、自分でも誰にも譲りたくなかった位、美味しい目をみている自覚はあったのだ。>>0:24]
(11) 2016/04/07(Thu) 06時半頃
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[それから太鼓に関してを、面白かったと言われると顔を明るくした。歩や遥香や雛子のことを思うと、そんな明るさも後ろめたいが、今は努めて楽しそうであろうと思った。]
まじ!?っしゃー、誘ってよかった。
めんどくさいとか言ってたからさぁ。 あんま乗り気じゃないのかと思うじゃん。
俺ももっと前から興味持つんだったって思ったし。 ……面白いよな、意外と。
[取っ掛かりさえあれば、大丈夫だった。 なにせ、ずっと一緒に育ってきたクラスメイトなのだ。 貴重な男友達で、慶一自身もそれなりに律に懐いている自覚があったし。 その後は、律のリズム感の無さに関してや、村での馴染みの顔である稽古場の人々を話題にしたりして、一頻り笑いあった。]
(12) 2016/04/07(Thu) 06時半頃
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― 4日目:聡の家 ―
[放課後、処刑は聡の希望どおりに彼の家で行われることになった。処刑をするのは、立候補をした菜奈緒と決まった。 慶一は処刑監視係の仕事を全うするため、菜奈緒達に当然ついていく。
聡の家に案内され、室内を進む。>>4:139 >>5 しだいに腐敗臭は濃くなって、根源のある布団の敷かれた部屋へたどりついた。
――祭の開始って、いつだった? 日にちを振り返りこの腐った死体へ対して、違和感を感じる。 処刑監視係として大人から聞かされた内容的に、大丈夫だったかを振り返らなくては。]
(13) 2016/04/07(Thu) 07時頃
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[不意に、小鈴があっけらかんと言った『そんなの人殺しだよ』という言葉が蘇った。>>4:79 自分の勘違いだと菜奈緒に言われて慶一は戸惑った様子で、眉根を寄せていたが、>>5 菜奈緒は自分なりに良い確信を得たのだろう。嬉しそうに処刑を開始した。
皆に相応しいとされて、投票で決まったのだ。 腐乱死体への違和感など一度横に置いて、幸福であるはずの処刑を見守らなければならない。
菜奈緒が菜奈緒の祖母やタクと同じ処刑方法にしたことは、高宮家にあがらせて貰った慶一にはすぐに分かった。 きっとこれが、菜奈緒なりの幸せの形なのだろう。 家族のように育ったクラスの一員として、相応しい最期なのかもしれない。]
(14) 2016/04/07(Thu) 07時頃
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[そう思っていた。]
(15) 2016/04/07(Thu) 07時頃
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[慶一の表情が、処刑が進むにつれ険しくなる。 聡の死に際の様子が――― てんで、昨日までの処刑者と異なっていたからだ。
聡のしぐさ、表情、一挙一動。 慶一は目に焼き付けるように見終え、
怒りと戸惑いを混ぜこぜにした表情で首を横にふった。]
(16) 2016/04/07(Thu) 07時頃
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………―――ッ、 ――なぎやんが警察に聞いた話って、 嘘じゃなかったん、かもな。
……こいつやっぱ、
[こんなこと言いたくないが、処刑監視係として伝えなければならない事だ。]
俺たちのクラスの、裏切り者だったんだ。 ……、……ななお?
[そう声をかけるも、菜々緒はぴたりと動きをとめたままでいる。 此方の声が届いていないのだろうか。]
ななお。
[この感じ。 そういえば夜中に似たようなものを見た。>>4:47 丁度自分の父親が、母親を処刑し終えた後によく似ていた。]
(17) 2016/04/07(Thu) 07時頃
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[>>9 菜奈緒はびくりと身体を跳ねさせて、聡から距離をとるようにずりずりと後ずさった。 慶一が更に何か声をかける前に、菜々緒は聡の家から走り去ってしまった。 口をあけたまま、見送る他なかった。
賀出聡の遺体は、彼の母親の側にある。**]
(18) 2016/04/07(Thu) 07時頃
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[村に充満する香りは少しずつ死臭にその場所を明け渡し始めている。
それはここ狗願寺でも変わらない。寺の中に動く気配は一人だけである。
篤胤の妻は今だ処刑を受けず、いつもと変わらず日課として寺の掃除をこなしていた。
彼女は息子達の誰かが寺を継いでくれるものと期待していたのだが、五十路になって一人残されてしまった今、整理を始めるべきかと家のものを一つ一つ片付けている。
篤胤のよく自慢していた大きな魚拓。愛用の数珠。詰将棋毎日ドリルは数ページで飽きた様子が見える。
そして、私室の大きな本棚に大事にしまわれた、三十年分のアルバム。]
[整理の合間に手が伸びてしまうのは人の習性だろうか。
各年度の卒業アルバムと、写真を現像したらおまけについてくるような小さなアルバム。
最初に意図もなく開いたページにあるのは集合写真だった。
この時にはもう1クラスだったようだけど、今の倍程度の人数は映っている。
篤胤は登山用みたいな服装をして生徒たちの中心にいて、両脇に一番小さな男の子二人を抱えて笑っている。男の子達は照れているのかぶすっとしていたり、困り笑いをしていたり。
写真の横には荒く筆圧の強い大きな癖字で、年度と日付、それと「新入生初レクリエーション 椎社と樫原!」とメモされている。]
[アルバムの中のメモ書きは、いくつもいくつもある。
他のものを手にとってみても同じ。篤胤はマメな人間ではなかったはずだ。
それを、こんなに]
こんなに……家族の思い出より、多いじゃないの
[篤胤の妻・百合子はつい一人こぼした。
夫の人柄を思いながら、この三十年ずっとそうだったように、少し困ったような笑顔を伴えて。]
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―5日目の朝・菜奈緒の家―
[目が醒めて、全てが夢だったならどれほどよかっただろう。 ……でも、なにも変わらなかった。 冷たいままの弟たちの頬をなでながら、菜奈緒は呆然とした様子で宙を見つめる。]
……学校、いかなきゃ。
[のそのそと起き上がって支度をした。 今更学校へいってなにをするの? なんて考えながらも身体は勝手に動き続ける。 鏡に写った顔をみてなんて酷い顔をしているのだろうと他人事のように思った。 短く揃えてなお反抗的な髪の毛に無理やり櫛を通して、それから冷蔵庫をあける。 なにもない。]
[そのまま暫く、なにもないなって考えている。 ……あ、冷蔵庫しめなきゃ。]
(19) 2016/04/07(Thu) 15時頃
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