278 冷たい校舎村8
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マナに7人が投票した。
はのんに1人が投票した。
マナは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ココアが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、アトレイユ、タツミ、レイ、セイカ、はのん、レンの6名。
キーンコーンカーンコーン…………
(#0) 2020/06/20(Sat) 00時頃
──午後8時50分
時間はいつだって誰しもに平等に進む。
日が昇り、落ちて、校舎は二度目の夜を迎えた。
今なお終わらない文化祭を、
君たちは楽しんでいる頃だろうか。
忍び寄る夜は今日も凍てつくように寒く厳しい。
(#1) 2020/06/20(Sat) 00時頃
そして、四度目のチャイムが響いたとき、
また二人、この校舎からいなくなる。
綿津見まなと愛宮心乃が見当たらない。
(#2) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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[CG研の部室に、夕陽の色が差し込んでいた。]
(0) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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「……彼、辞めるんだって。」
[冷えきった、淡々とした声色で若菜ちゃんは言った。 澄ました顔でわたしは座っている。
後輩くんがCG研を辞めるらしい。 そっかぁ。仕方ないね。って、そんな顔をした。 別にそこまで追い詰めようとしたわけじゃなかったんだけどな。
あっけらかんとしたわたしの内心を、 見透かすかのように若菜ちゃんは睨む。]
(1) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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「紫織、なんかしたんでしょ?」
[なんのことかなあ、って恍けた顔を返すけど、 あぁだめだ、これはバレてる。って早めに観念する。]
「ネットに出回ってる写真、全部あんたが作ったよね。 あたしには分かるに決まってんじゃん」
[さすが若菜ちゃんだなぁって、そう思う。 わたしのことをずっと見てくれて、嘘も何もかもお見通し。 悔しいけど、嬉しいよ。 そんなあなたが好きだよ。]
(2) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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[——いつもなら、「本当にしょうがないなぁ」って、 呆れた顔で笑ってくれるのに、
今日の若菜ちゃんは、ずっと眉毛を吊り上げたまま。]
(3) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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「なんなの。あたしへの当てつけなの?」
「あたしには、可愛い男の子と一緒に過ごす権利すらくれないの?」
「あんたはどこかのイケメンとこっそりデートしてるくせに?」
「その前は他の男子と文化祭デートしてさ。わざわざあたしに見せつける?」
「嘘を言い訳にして、ほくほくした顔してさ」
「良いご身分だよね、人の気も知らないで!」
(4) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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[ …………え? あれ? ]
(5) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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[ちょっと待って。
ちょっと待ってよ、若菜ちゃん。
ねえ、違うんだよ。 あの後輩くんは、わたしたちの世界の邪魔をしようとしてて、]
(6) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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「嘘ばっかり。もういいよ」
「もうこれ以上はやってけない。無理」
「あたしたち2人でデザイナーやろうって約束もしてたのに、 それも嘘だったよね。要はあたしのこと信じてないんだ」
「CG研も終わり。今日で解散」
(7) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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[今までこの口から吐き散らかし続けていた赤色の嘘が、 無自覚だった軋みから溢れて止まらない。]
(8) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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[一番長く付き合ってきた最愛の“親友”が、わたしに背を向ける。
違うよ、違う……。ごめんなさい。 嘘吐いたことは謝るけど、でも、 若菜ちゃんのことは信じていなかったわけじゃない。 若菜ちゃんのことを見下していたわけでもない。 若菜ちゃんは、大切な友達。 だいすきな友達。本当だよ。]
(9) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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「あんたにとっての友達って、ただの都合のいい人ってことでしょ」
「もう、勝手にすれば」
(10) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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若菜ちゃん、……わたし、あなたが好きなんだよ。
(11) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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「嘘はもうたくさん。気持ち悪い」
(12) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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[一人になった部室を、夕陽のオレンジが照らしていた。]
(13) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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— 校舎の変化 —
[増えに増えた6階の上に、更に7階が付け足される。
もちろんそこは、今までと同様に6階のコピーであることは間違いない。 しかし、歪んだ部屋の数、歪んだ廊下の傾斜、歪んだ部屋の形状に加えて、 机や椅子、電灯、教壇、黒板、部屋の表示、消火器など、 そこに置いてある物品すべてが捻れるように曲がっていて、 とても使い物にはならないだろう。
もはや誰が見ても虚構であることは間違えようがないのに、 淡々と示すように壁や天井に赤いインクが散っている。]
(14) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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[ぽたり、ぽたり、ぽたり……。 3階の天井に薄ら赤いインクが染みて、雨漏りのように垂れる音がする。
3階よりも上に現れた虚構、 そこに撒き散らされた赤いインクがだんだんと現実を浸食するように。 あるいは、誰かが流している嘘の色をした涙のように。 ぽたり、ぽたりと、3階の数カ所に垂れ落ちてくる。]
(15) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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[校舎の2階、廊下の果て。 本来はただの行き止まりで、どこにも繋がっていないはずの場所。 そこに通路が出来ていて、その先にはもう1つの部室棟が出現している。
部室棟の構造をそのままコピーしたようなその場所は、 床が歪んで傾いており、壁も斜めに生えている。 所詮はここも劣化した複製だ。
そして歪んだ床や壁、天井には、 夕陽を思わせるようなオレンジ色のインクが塗りたくられている。]
(16) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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[嘘は、吐けば吐くほど辻褄が合わなくなっていく。]
(17) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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[——歪みを湛えながら増え続ける校舎は、
深く考えずに嘘を吐いて、嘘を吐いて、嘘を吐いて、 すぐにバレてしまうような浅ましい嘘を重ね合わせて、 そのせいで、無限に生み出されてしまった虚実そのものだ。*]
(18) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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――チャイムのなる前 1F/家庭科室――
(……………多いな。
……………………いや、割とマジで多いな?)
[パーティーでも始めるのかってくらい、>>3:684 たくさん、たくさん、おにぎりが並んでいた。]
(19) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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[……葉野、作ってるうちに楽しくなって 最初に決めたキャンパスサイズ 後から広げたりするタイプじゃないか?
とは、辰美は思わないけれど、 並んだ色とりどりのおにぎりが 静かに食べられるのを待っているようなので 男辰美幸俊、とりあえず茶を持ってきてから 手を合わせた。
ほら、時間たつとカチカチになるし。 乾いたおにぎりは悲しいし。]
(20) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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日々の糧に……あー、うん、やめよう。 いただきます。
[喜多仲も早未も七星も、ここにいればいいのに。]
[と、基本的なおにぎりに手を出しながら辰美は思う。 味?おいしいにきまってるだろ。 ……ちょっと米がはりつきがちなくらいで。]
(21) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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[…………窓の外で静かに雪が降っている。
辰美は右手で不器用に 葉野が握った食事を食べていた。*]
(22) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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――チャイムが鳴る前、6階階段付近――
えー?そう? 俺なんてまだまだだって。 ヒーローみたいになれたらーとは思ってるけどな。
[ 悩んでいる人や苦しんでる人を助ける、 ヒーローみたいにさ。 なれたら、この世界の主も、 他の、死にたいような悩みを持つ友達も、救えるのかな。
それから、「時間経つのはえーよなあ」って言って、 二人で歩いて、階段に行って。 隣を歩く彼女が、立ち止まった>>3:826]
(23) 2020/06/20(Sat) 00時半頃
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