226 【人狼騒動RP】ネペンテスの揺り籠
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ソフィアに1人が投票した。
プリシラに5人が投票した。
プリシラは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヤニクが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ソフィア、チャールズ、クシャミ、ヴェスパタインの4名。
[ふっと戻った意識。
見れば、クシャミと、自分の死体しかいなかった。
ああ、ヤニクは行ってしまったんだ、と思う。
そうしたら、クシャミが行っちゃったって。]
…そうだね。
[死体に近づいて、そう呟いた彼女に、静かに頷く。
嗚咽を一つも零さずに泣くから、そっとそれに背を向けた。
泣かしてしまっているのは、きっと自分だ。
それを、もし死んだのがホレーショーじゃなくて、死んだはずのハムレットだったって知ったら、君はどんな顔をするのだろう。
決して、誰にも知られることのないだろう話だけれど。]
またか、そうだね。
“また”置いていかれてしまったね…。
ふふ、ごめんね。
きっと、ホレーショーなら拗ねたんだろうね。
[思い出してしまった。
だから、もう演じられない。
僕の名前は*****。
左手の小指が醜く曲がっている。]
[クシャミと、背中合わせになって座る。
互いの体温は感じられない。自分だけが、寄り添っている気になるだけ。]
アン姐。
どうか、ホレーショーのことを忘れないで。
僕は*****だったけど、ホレーショーは確かにいたよ。
[アン姐って呼び方。
本当は、ハムレットの呼び方。
ホレーショーはそんな呼び方しなかった。
人前で話をするときに、唯一ハムレットの真似をして、
“アン姐”って呼んだだけ。そうじゃなけりゃあ、決して言わなかった。]
――ちゃんと、持って帰ってくれよ、クシャミのばあサン。
[最後に精いっぱい、ホレーショーのふり。
貴女はこっちへは来ないで。
ここにはもう、ホレーショーはいないから。]
僕も、ホレーショーも。
貴女のことが大好きだった。
[聞こえるはずもなく。
撫でることの出来ない手のひらを、
静かに小さな背中に添える“ふり”。*]
[ホレーショーはヘビースモーカーだったんだけれど、
ハムレットを殺して帰って来た日から、吸わなくなってしまった。]
[ハムレットはホレーショーより小さかった。
そうだな――だいたい、5センチぐらい。]
[たった一人で帰って来たホレーショーの背が少し小さく見えたのは、目の錯覚ではない。実際に小さかった。たったの5センチだったけれど。
それを誤魔化すたった5センチのヒール。
マヌケな*****。
******の死を隠そうとした。]
[彼の死をなかったことにしようとした。
――だけど、今度こそ。
ホレーショーは死んだよ、ハムレット。*]
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[ヤニクの眠ったような死体を眺めながら。
クシャミに伝えれば、どんな顔をするだろうとか、 帰るって約束したのに無理だったな、とか。 そんな嗜虐めいた嘲笑たる思考が鳴りを潜め。 満足感に似た、じわり広がる高揚感。
決して身体に受けたダメージは小さくないけれど。 くすり、"笑って"彼の魔法具へと手をかざす。]
(0) 2017/09/08(Fri) 00時半頃
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[花を象ったような銀色の古びた首飾り>>0:37 手を当て、魔力を流し込む。
ぷこっ、
不格好な音がして。 歪で刺々しい、毒々しい色の花。
それをぽいっと、乱暴にヤニクの上に乗せ。 ポリポリ、むず痒そうな顔で頭を掻いて。 くるり、踵を返した悪魔。]
(1) 2017/09/08(Fri) 00時半頃
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[そうしたら。 祭壇から、埃をかぶった布を引っ張り剥がし。 ぱんぱんと、軽く叩いて細く裂く。
ボロボロになった上着を脱いで。 やや乱暴に傷口に押し当てて。 ぐるぐると巻く。
──その右腕は 心臓から肘までが どす黒く黴の生えたよう "変色していた"
それは悪魔由来の、大きな"呪い"]*
(2) 2017/09/08(Fri) 00時半頃
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── とある悪魔の告白 ──
[一人の男が杖を振り、言ノ葉>>0:1>>0:2>>0:3を紡ぐのを聞きながら、悪魔はにまり、目を細める。 対価は魂。それも大量の魂。
誓いを此処に。 常世総ての善と成る者 常世総ての悪を敷く者 汝三大の言霊を纏う七天、 抑止の輪より来たれ、 万人の守り手よ―――!
退屈な魔界、汚れ澱み禍々しい空気を 胸一杯に吸い込むけれど、ちっとも気分は晴れなくて。 くだらない召喚には欠伸を零して、無視を決め込み。 強欲のままに、欲望のままにニンゲンから奪い、組み伏せ、気が向けば魂を食らう。 ──手ごたえのなく 味のしない、魂を。]
(3) 2017/09/08(Fri) 00時半頃
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[だから。 寝ていた悪魔は、とび起きた。 召喚者は何をするつもりなのかと、酷く興味をそそられて。
退屈を破壊するような、刺激を与えてくれるかもしれないその手を。 悪魔はフラリ、"掴んで"応じる。 魅惑の芳香に、吸い寄せられるがごとく。
───それがタイクツという"死"が潜む "ネペンテス"であるとも知らず
二度と出られないとも知らず。]
(4) 2017/09/08(Fri) 00時半頃
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[魂の対価。 それが「ホーセキを守ること」なんて知った悪魔は、腹を抱えて大笑いした。 ゲラゲラと笑って、頭のおかしいやつもいるもんだなと、やっぱり可笑しくて。
大量の魔術師の魂。 ニンゲンの命。 頭の狂った魔術師。
一つの宝石のために、一人の人間がやったことが、あまりにも大きくて。 そのスケールのでかさに、悪魔は最高の気分で頭を縦に振った。 侵入者の魂は好きにしていいと言われたから、特に不満も……。
ここで、ふと気が付いた。]
(5) 2017/09/08(Fri) 00時半頃
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お前は面白れぇし、 別に守るのはいいけどサ?
オレサマ、気まぐれだから、 《飽きたらやめるぜ?》
[束縛はごめんだ、などと どこぞの人間の女みたいなことを言って。 大量の魂をつついて、浮かれてた。
───だから、 反応が、遅れたんだ。
魔術師の短杖の先。 見た瞬間、いつものように雷を放とうとして。 でも、出来なくて。
出来たのは、腕で覆う防御の姿勢程度。]
(6) 2017/09/08(Fri) 00時半頃
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[痛みもケガもない、と……思った途端。 気付いた、腕を覆う真っ黒な痣。]
……ちっ、やりやがった、
この"オレサマ"に、"呪い"を 掛けやがった!!!
[悪魔は吠えた。 噴き出すような怒りに殺気がこもり、雄たけびを上げる。
雷が使えるならば、ほんの一瞬で、お前を消し炭にしてやるものを!! ゆるやかな雷で、意識も失えない程のゆるやかな雷で、手ひどい苦痛の中、術を掛けたことを後悔しながら、殺してやるものを!!!
唸る怒りのその中で、目に留まったのは、名もなき兵士。>>1:92 ── にぃぃ、 煮えたぎったような怒りのままに。 ぎらぎらと、酷く残忍な顔で悪魔は嗤っただろう。]
(7) 2017/09/08(Fri) 00時半頃
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[その後、どうなったのか。 悪魔は決して口にしない。 自らの恥、どうして誰かに言いふらそうか。
悪魔の右腕。 心臓から指先までを侵食する真っ黒な痣。 時を追うごとに、 指先からじわり、じわり、引いてゆく。 けれど、
気の遠くなるほどの《期限》と 契りを破れば存在が消える《呪い》
見るほどに屈辱と、憎しみが頭を擡げ。 誰にも見せず、ひた隠し。 それは悪魔の怒りの琴線。]*
(8) 2017/09/08(Fri) 01時頃
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[肘まで引いた痣を眺め。 忌々しそうに舌打ちひとつ。
蔦で裂かれ、銃痕で穴が開き、ナイフで切れ目の入る上着。 明らかに戦闘した後の、不自然なものを 再度着込んだのは。
その痣を見ていたくなかったから。]
(9) 2017/09/08(Fri) 01時頃
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[立ち上がると血を流し過ぎたのか、くらり、立ちくらむ。 けれど、同胞からの最期の"声"に、口角が上がって。]
ヴェスパタイン、 お前、そんな強かったんだナァ。
["記憶"は彼の声と顔。チャールズの"光"。 だからこそ、壊す価値があると、思わないか?
──例えそれを牧師が望んでいなくとも。
連戦で、体力のないこの"身体"はへとへと。 血も流せば、銃弾も受け。良く動いているとすら思う程。
だから、もしかしたら 同胞のように《負けてしまう》んじゃないかって。
掠めた思考、そんなものは気付かないフリをした。]**
(10) 2017/09/08(Fri) 01時頃
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[名前を告げたはいいものの、こちらも相手の名前を知らぬ。そんな相手に怒ったのだからなんとも馬鹿な話だ。]
ヴェスパ、タイン。
……ヴェスパタインさん。
[改めて名前を口から出す。 それが随分といい響きで、自分が普遍的な名前であるからか、羨ましい。
少しばかり不機嫌な相手の顔がショック故だとは気づかないまま。
彼がどこかに行こうとするのなら、それについて行くだろう。一人じゃ何も出来ないポンコツハンターだということは未だ変わりない。*]
(11) 2017/09/08(Fri) 01時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2017/09/08(Fri) 01時半頃
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…ソフィア。俺は…さっきの悪魔の同胞とやらを探す。 亡骸を放置していくのは忍びないが…… 共に行くか?
[女悪魔が最後に残した言葉。 会わせてあげる、とそう言った。 同胞とやらが此方に来ている可能性がある。 だから、危険だ、と言おうとしたのだが。
――結局は逃げ場が無ければ 意味のない事に気付いたので、それは言わぬまま。
まずは、アンと別れた場所へと向かう。 ソフィアがついてくるなら、歩調をゆっくりめに歩こうか]
(12) 2017/09/08(Fri) 02時頃
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[道を引き返せば、そこには亡骸の横に座り込み、 見覚えのある外套を着たアンの姿があった。
大丈夫かと訊けるほど、大丈夫そうには見えず、また、 外套の主も見えず。「獲物」と言う言葉がちらついた]
……悪魔を探している。どちらへ行ったか知らないか?
[何があったのかと、寄り添うような事は言えず、 淡々と訊ねた。]*
(13) 2017/09/08(Fri) 02時頃
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[迫る足音は、二人分>>12。 向こうでの決着がどう着いたのか理解するのは容易くて、 だからといって、それに動く心も無く。 対面した彼>>13を前に思うのは、 自分は随分みっともない格好してるなあって、それだけ。
問いに見せた考える仕草は、僅かな間。 ちらりとホレーショーの方を見て、逡巡も、僅か。 覚束無い足で立ち上がり、"彼等"の行った方向を見る]
────行ってくるよ、ホレーショー。
[口の中だけで呟き、黒尽くめの彼に笑いかけた。 生気の無い、上っ面の笑み]
(14) 2017/09/08(Fri) 05時頃
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付いて来て。
[言うなり、二人が消えた方へと歩き出す。
案内するなんて意識が薄いのは、 彼等が向かった方向は解っても行った場所は知らないから。 それでも先導して歩き出したのは、 迎えに行ってあげなきゃいけない子が居るから。
……一人だと、きっと此処から動けない。 今だって、恐ろしくって仕方がないんだ。
"向こう"で、どんな決着が着いたのかを。 大きな音が収まっても、あの子が帰って来ない理由を。 知らなくて済むのなら、知りたくなんてない]
(15) 2017/09/08(Fri) 05時頃
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[あの二人の足取りを追う道中、 全てを終えた悪魔>>10に会うタイミングはあったろうか。 けれど、結末を悟らせるその姿を見たとしても 絶望に泣き崩れたりはしないだろう。 感情に蓋をして、湧き上がる激情からは目を逸らす。
俯き、ほんの少し歩調を早めて。 出来る事なら、何事も無くそこを通り過ぎようとする。
別に、悪魔とあの黒尽くめの彼との因縁に興味は無い。 二人を引き合わせたなら、仮初の案内役は終わり。 その後引き合わせた場で何が起ころうと、知らない。 彼等を放って、"あの子"に会いに行こう。
────きっと、ひとりで 寂しい思いをしている*だろうから*]
(16) 2017/09/08(Fri) 05時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2017/09/08(Fri) 07時頃
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[手当てが終わり、ぐるりと右肩回そうとして。 激痛に顔を顰め。 ナイフが"生えた"代償は、ナカナカ大きかったよう。 それでも、奥歯を噛み締めて、ぐるり、一周肩を回した。
動く。 それだけの結果があればいい。]
…………聖書かァ、
[男の足元には、ヤニクがこちらへと放って投げた聖書がひとつ。 煤けた聖書。何とはなしに、拾い上げ。 そのまま教会を後にする。]
(17) 2017/09/08(Fri) 11時頃
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[しばらく歩けば、3人連れの一行に会えただろうか。 先頭はクシャミ。>>15 "悪魔がここで立っている" その意味が分からぬ程に回らぬ頭ではない筈で。>>16
ホレーショーの名を告げた時。 憎悪を口から吐きだしながら。>>3:127 壊れて崩れそうな程の罪悪感に震えて。
真っ青な唇。 血の気の引いた頬。 震える身体。
目が見えないのがザンネンだと思った。>>3:128 今すぐその前髪をチャールズのようにしてやったなら。
──その絶望を、 もっとよく見ることが出来たのに。]
(18) 2017/09/08(Fri) 11時頃
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[クシャミは俯き、そして足を早める。>>16 悪魔と言葉を交わしたくないことは、十分に伝わったから。
なによりも。 目の前に、"得物"が居たから。
ぱんぱんに膨らんだ風船を抱え。 弾けないように必死に堪える姿。
その"絶望の色"が知りたくて。 すれ違いざまに、瞳の色が見えないかなぁ、などと。 さり気なく覗いてみたけれど。 どうだったかは分からない。
そのまま逃がす。 追ったりしないで。]
(19) 2017/09/08(Fri) 11時頃
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[そして、ヴェスパタインに向き合おう。 傍にいるのがソフィア、……ああ"コイツ"のことか。
悪魔は同胞の情報と照らし合わせつつ。 どう戦うか、策を巡らせる。
男と女2人なら 悪魔は攻防で手一杯になるだろう。 だから、きっと裡に閉じ込めてあるチャールズが 出てくる暇などなくなる筈で。
男1人で戦うならば 傷ついた悪魔。 なんとか隙を作ろうと。 チャールズの支配を緩めるかもしれない。
なんて、それは未来の話。 《どういう結末を迎えたいか》など、願い祈れど手に入るものではないとは分かっているが。 どう転ぶかは分からない。]**
(20) 2017/09/08(Fri) 11時半頃
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