187 お狐祭り村
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ガーディに2人が投票した。
マユミに1人が投票した。
ケイイチに1人が投票した。
たまこに4人が投票した。
シーシャに1人が投票した。
たまこは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヒナコが無残な姿で発見された。
亡霊
今夜、人狼に殺された人は人狼になる。また、襲撃を実行した人狼は命を落としてしまうだろう。人狼となった者は報復行動を行わない。ただし、命拾いをしたならば人狼にはならない。
一匹狼は亡霊を作らない。
現在の生存者は、ガーディ、マユミ、ナナオ、ケイイチ、リツ、小鈴、シーシャの7名。
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/04/05(Tue) 00時頃
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―3日目・投票時間前― >>119 ありゃ珍しい。 ん、いいよ。ちびたちも喜ぶし。 夕方にはばーちゃん処刑されてる予定だから、たいしたおもてなしはできないけどね。 この菜奈緒ちゃんがお茶くらいは出してしんぜよう。
[教室をでるケイイチにひらひらと手を振った]
(0) 2016/04/05(Tue) 00時頃
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[投票結果を確認する]
僕が二票……昨日処刑はやってしまいましたし、二度も大役を持って行ってしまうのはなんだか申し訳ないので……誰か代わりにやってくれる人、いませんか?
(1) 2016/04/05(Tue) 00時半頃
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―3日目・開票―
えーっと…… 聡ちんが2票、まゆみん1票、ケイイチ1票、シーシャ一票、 たまこちゃん4票かー。
ちぇ。あたし一票も入ってないや。 いいなーたまこちゃん。聡くんも大人気じゃん。
[ちょっと拗ねるような声でおどけてみたりする。]
(2) 2016/04/05(Tue) 00時半頃
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― 三日目・午後HR:教室 ―
……勝っちゃった
[処刑監視係である慶一を除く同順3位。 真弓と椎社が、処刑権を争いジャンケンを行った。
真弓が椎社に勝てたのは、これがはじめてかもしれない]
(3) 2016/04/05(Tue) 00時半頃
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─ 3日目:夜 ─
[友人のたまこおねえちゃんが『しょけい』されて。
湧いてくる充実感と、少しぽかりと開いた喪失感。
雛子は黒いランドセルを背負って。
ひとりで、下校していた。]
…… あ ……。
[にゃぉ。
猫の鳴き声が聞こえて、はっと顔を上げる。
蜂蜜色の夕暮れはすでに遠のき、紺色の空の下。
気づけば人気のない道で、迷子になってしまった。]
[『ゆうかい』その言葉が脳裏を過り
急に体が震えだす。
こわくて、こわくて、その場にしゃがみ込み
泣いていた。*]
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……たまちゃん、女の子だもん。 綺麗なままが、いいよね?
[村の役場から支給された処刑専用の道具箱。その中から、注射器と強力な睡眠薬のアンプルをとりだす]
ほら、おいで。 膝枕してあげる。
[嬉しそうに駆け寄ってきたたまこ。まずは、目の前に座らせてから、指示書を参考に、彼女の右腕に注射針をあてる]
……あ、ごめん。 ごめんね。痛かった?
[手が震えてしまい、うまく刺すことができない。3度ほど打ち損じで、ようやく針が通る。液を押し込む前に、スーッ ハーッ と深呼吸]
……。
(4) 2016/04/05(Tue) 01時頃
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― 処刑中 ―
>>4 ……?どったの、マユユ? 具合悪いならスズが代わろうか?
ま、スズがやるならもっと派手なやり方でいくけどにゃwwwww
(5) 2016/04/05(Tue) 01時半頃
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(>>5)ふふ…ごめん。 ちょっと、緊張しちゃった。 ダーメ。たまちゃんは、わたしのもの。
[注射器の押子をゆっくりと押し込む。致死量の睡眠薬は体内をめぐり、やがて、たまこの鼓動を止めるだろう]
(6) 2016/04/05(Tue) 01時半頃
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[柔らかな敷布団の上、和服姿の真弓が膝枕をつくり、寝そべったたまこの頭をのせる。すこし照れながら、子供のようにはしゃぐ、たまこ。名残惜しそうに、彼女の柔らかな髪をそっと撫でる。]
よし、よし。 いいこ、いいこ。
[覆いかぶさるように、たまこに顔を寄せていく]
いままで、いっぱい、がんばったよね。 えらかったよね。
たまちゃんのお団子。美味しかった。 とっても……美味しかったよ。
[ふわりと囁くと、たまこはくすぐったそうに笑った。やがて、彼女の仕草が緩慢になる。表情がとろりと緩んできた]
おやすみ、たまちゃん。 最期まで、傍にいてあげるから。 安心して、ゆっくり……おやすみ。
[頭をなでながら、たまこの鼓動が弱まるのを待つ。やがて、たまこが事切れると、彼女のふくよかな頬に、そっと口づけをした]
(7) 2016/04/05(Tue) 02時頃
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ごめんね。 あとの片付けも、全部やるから。 もうすこし、こうさせて?
[たまこの亡骸を膝に乗せたまま、髪を撫でている]
(8) 2016/04/05(Tue) 02時頃
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[次第に、たまこの顔を覗き込むように、顔伏せていく。 たまこを撫でる手は、震えているようだった]
(9) 2016/04/05(Tue) 02時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/04/05(Tue) 03時頃
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……。
[部屋の隅でじっと、その光景から目を離さずにいた。 暫し沈黙を見守り、静かにマユミのところへ近寄り、小さな、小さな声で囁く。]
……お疲れ。
(10) 2016/04/05(Tue) 03時半頃
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シーシャは、背を向け、教室を立ち去った。**
2016/04/05(Tue) 03時半頃
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……。
[椎社の囁きに、こくりと小さく頷いた。**]
(11) 2016/04/05(Tue) 03時半頃
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―3日目・処刑の時間―
[マユミの膝の上で安らかにたまこは息をひきとった。 それは優しい光景だった。こんなにもやさしい処刑の方法があるなんて、菜奈緒は今まで思いもしなかった。]
おめでとう、たまこちゃん。
[一部始終を見届けてから、教室にマユミとたまこを残して席を立つ。]
(12) 2016/04/05(Tue) 05時半頃
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―3日目・放課後― [もう少し処刑の様子をみていたかったけれど、そろそろ家に戻らないといけない。 幼稚園のお迎えには少しだけ早いので一度家に戻ると、家のタバコ屋部分の窓から椅子に腰掛けたばあちゃんの姿が見えた。]
ただいま、ばあちゃん。
[返事はない。 前かがみの体勢のまま眠るように動かないばあちゃんの首元には縄で絞められたような痕があった。]
おめでとうばあちゃん……。 無事に処刑して貰えたんだね。
[少し前からあまり動けなくなってしまったばあちゃん。 そんなばあちゃんを心配して、町内会の人がこのあたりの区域の次の生贄にばあちゃんを推薦してくれていたのは菜奈緒も知っていた。 処刑の瞬間をみられなかったのは残念だけれど、でも仕方が無い。 立派なお役目だし、終わったらこうしてちゃんと一緒にいられるのだから。 もう動かないばあちゃんの頬に触れ、口元から垂れたよだれをハンカチで拭う。]
(13) 2016/04/05(Tue) 05時半頃
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さて、そろそろチビたちを迎えに…… あ、でもどうしよう。そしたら店にばあちゃん以外誰もいなくなっちゃうや。
[悩んだ末に、とりあえず棚の上にあったお菓子の空き箱をばあちゃんの前に置いて黒マジックで『お代はこちら』と大きく書いた。 多分この村の人たちならこれでだいじょうぶなんじゃないかって気がする。うん、きっとだいじょうぶ]
(14) 2016/04/05(Tue) 05時半頃
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―3日目・夕方の幼稚園―
[太陽が山々の合間に沈んでいく。 幼稚園舎が夕焼けに照らされて仄かに赤い色に染まっていく様子を間近にみながら、菜奈緒は幼稚園の門をくぐる。 この村の近くには幼稚園はひとつしかなくて、でも、それでも子供達の数は多くはないので、お迎えの大人たちもあまり見当たらない。 だからだろうか、この時間の幼稚園にはほんの少し寂しい雰囲気が漂っている。]
『おめでとうございます。みんなで投票したら、タクくんが選ばれたんですよ。』
[玄関で先生に挨拶をすると、先生はタクヤを抱きかかえるようにして運んできた。 冷たくなって動かないタクヤの首元には、ばあちゃんと同じようにロープの痕がある。 処刑は子供でもできるように、あぶなくないよう首吊りにしたらしい。 先生が天井からロープを吊って、生贄役の子供が椅子に登る。 生贄役の子供がロープに首をかけたら、処刑役の子供が椅子を蹴る。 ……偶然とはいえばあちゃんと似た方法で処刑してもらうことができたのは、素晴らしいことなんじゃないかと菜奈緒は思った。 だって同じ家族なのだから、一緒なのはとてもいいことなのだ。]
(15) 2016/04/05(Tue) 05時半頃
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―3日目の夜・菜奈緒の家―
ありがとうございます。タクヤもきっと喜んでます。
[先生に感謝の言葉を伝えて、もう一人の弟、ジュンの姿を探す。 ジュンはすぐに見つかった。ジュンは何故か、一人部屋の隅で泣いていた。]
[兄弟が立派に勤めを果たしたというのに何故か泣いているジュンを慰めながら、菜奈緒はタクヤの遺体を背負って家へ帰った。 家に帰ってもジュンは泣き止まない。理由を聞いてもわけのわからない答えが返ってくるばかり。]
泣かないで、タクヤは立派なお勤めを果たしたんだよ。 生贄になって、お狐さまのところへ行ったの。とても素晴らしいことなんだよ?
[けれども弟は泣き止まない。 泣き止むどころかよりいっそう強く泣き声をあげながら、ぼくが殺した、ぼくが殺したと繰り返した。]
そうだね。ジュンも立派な役目を果たしたんだね。 偉いよ。とっても偉い。姉ちゃんが褒めてあげよう。
……どうしたの? ねぇ、なにがそんなに嫌なの?
(16) 2016/04/05(Tue) 05時半頃
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――お祭りがオカシイって、どういうこと?
(17) 2016/04/05(Tue) 05時半頃
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[弟はうわごとのように意味のわからないことを繰り返す。 菜奈緒は今朝のHRでの会話を思い出して身震いをした。 弟がこんなことを言い出すなんて意味がわからなかった。 だってお祭りがオカシイだなんて、頭のおかしい狐子ならいざ知らず、この村に生きるものなら何があっても言うはずがないのだ。 気持ちの悪い考えだし、生理的に受けいれられないことだ。ムラハチされたとしても仕方の無いようなことを弟は今口走っている。 なにか悪い奴らに変なことを吹き込まれたのだろうか。だとしたらそれは恐ろしいことだ。 あるいは……今朝のシーシャの言葉(>>3:81)も思い出す。
“多分、別れるのが辛いんだわ。” “別れが辛そうな子こそ、救ってあげる。先に送り出してあげる。そういう考え方も、あると思うの。”
あるいはこの子は、別れがつらくてこんなことを言い出したのだろうか。]
(18) 2016/04/05(Tue) 05時半頃
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……そっか。 そうだよね。
[弟が狐子みたいなことを本心でいいだすはずがない。 だから、これは、寂しくて言い出したことなんだ。]
ごめん、ごめんね。 姉ちゃんが、しっかりしないとね。
(19) 2016/04/05(Tue) 05時半頃
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[ごめんね、とそう謝ってから、泣き止まない弟の首に手をかけた。 ぐっと力を籠めると、弟は腕をばたばたとさせて抵抗しようとする。 けれども歳の差による力の差は明白で、どんなに弟が足掻こうと菜奈緒の力は緩みはしない。 “姉ちゃ やめ ”弟の唇から息がヒュ―ヒューと漏れる。なにかを言っているが、全部は聞き取れない。]
……ッ、ごめんねジュン、すぐに楽にしてあげるからね。 すぐにお狐さまのところへ、タクと一緒のところにいかせてあげるから……! だから、少し。我慢できるよね……ッ
(20) 2016/04/05(Tue) 05時半頃
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[首の骨を折ってしまわないように気をつけながら、ぎゅうぎゅう、ぎゅうぎゅうと力を籠めた。 次第に弟の抵抗が弱まって、ついにはまったく動かなくなる。]
[何故かほんの少し胸がずきりとした気がした。途端に腕が震えだし、あたまに靄がかかったかのように思考が揺らいで気分が悪くなる。 けれども……けれどもどこからか漂う甘い香りが鼻をかすめると、胸の痛みもあたまの靄も何処かへいってしまった。 なんだったのだろう?まぁいっか。甘い甘い香り。幸せなお祭りの匂い。せんせい、みててくれたかな? あたし、ちゃんとジュンをお狐さまの元に送れたかな?]
……っ、ぁ、は、は……ふぅ。
おめでとう。ジュン。 あたしも、あたしもきっとすぐ処刑して貰うから、そしたら今度は、今度こそ、家族みんなで一緒に暮らそうね……
(21) 2016/04/05(Tue) 05時半頃
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―3日目の夜・自宅―
ふんふんふーん。
[台所にたって包丁を振るう。 晩御飯はコロッケにした。タクとジュンが好きだったから。 ジャガイモがきれていたので買いに行ったら店主が処刑されていてどうしようかと思ったけれど、多分大丈夫かなと思ったのでお金を置いてから貰ってきた。 こうやってちゃんとお祭りが進行されて村が、みんながどんどん幸せになっていくのを菜奈緒はとても嬉しく思う。]
[テーブルの上には4人分の晩御飯が並んでいる。 ケイイチが家に来たなら、仏壇の前に仲良く並んで冷たくなったタクとジュンの姿を*見るだろう*。]
(22) 2016/04/05(Tue) 05時半頃
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― 三日目:真弓によるたまこの処刑 ―
[処刑されるのは、たまこと決まった。 真弓と渚がじゃんけんをして、どちらがたまこの処刑にあたるかを決める。じゃんけんの結果、真弓が勝った。
真弓は、シンプルに村役場から支給された薬を使うようだった。 睡眠薬。 よごれにくく、やさしくて、控えめで、大人しい最期を選ぶところが、真弓らしいなと感じる。
少し離れた位置から、真弓の処刑を見守る。 親しい友人による処刑だ。こちらまで緊張してくる。 処刑には、さほど時間はかからなかった。 注射器を三度打ち損じていたこと以外には、薬の量も十分そうだったし、すんなりと処刑が進む。
注射下手な看護婦のように真弓が謝っていたのも、彼女なりに高揚している故なのかもと思った。なにせ祭りの花形、大役なのだし。]
(23) 2016/04/05(Tue) 07時頃
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