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エリアスに2人が投票した。
クラリッサに3人が投票した。
ラディスラヴァに2人が投票した。
セレストに1人が投票した。
ロビンに1人が投票した。
クラリッサは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ハナが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、エリアス、ラディスラヴァ、セレスト、ロビン、ムパムピス、ミッシェル、レティーシャの7名。
【人】 聖歌隊員 レティーシャえ、セレストさん、夢の続き、覚えてるの? (0) 2013/02/07(Thu) 01時頃 |
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【人】 飾り職 ミッシェル― 昨夜,教会 ― (1) 2013/02/07(Thu) 01時頃 |
― ??? ―
[――――…夢を。
夢を、見た。
”あの日”の、夢を。
ずっとかかっていたモヤが晴れて、あの日の事が鮮明になっていく。
けれど、夢の終わりは唐突に訪れた。
白い雪に残った足跡。
その足跡が、誰のものであったのか。
思い出すと同時に、世界は白銀へと変わる。
そして真っ白な世界の中に、彼女は―――居た。]
【人】 飾り職 ミッシェル[きっと、これは繰り返されるだろう。ミッシェルがいようといまいと、誰かがこれを繰り返さなければいけないのだ。 (2) 2013/02/07(Thu) 01時半頃 |
(――――…クラリッサ?)
[少女の姿を見とめると、真っ白な雪は舞い上がり、襲い掛かるように吹き荒れた。
小さな雪のひとつひとつが焼けるような冷たさを持ち、ベッキーの身に降りかかる度に黒い染みを作っていく。
苦痛に悲鳴を上げる事も出来ず、身は朽ち、意識も黒に飲まれていく。
縋るようにクラリッサへと手を伸ばすがそれは届かず、やがてベッキーの全てが黒く染まった。
最期に見た彼女は、歪な笑みを湛えていた。]
[訪れた、真っ暗な世界。
痛みこそないが、そこは凍てつくような寒さに満ちて。
すすり泣くような声がいつまでも止まない。
右も左も上も下もわからない中で、ただ一度。
何かが触れた気がした。
瞬間、暗闇にあの日の出来事がフラッシュバックする。
何度も、何度も。何度も。
それは閉じ込めていた記憶。
忘却の彼方へ追いやった己の罪。]
(やだ、…やめてよ…。)
[繰り返し見せ付けられる度に、胸の辺りが苦しくなる。
頭の中に直接流れこむような映像は、目を背ける事を許さない。]
(だって、どうしようもなかったじゃない。)
(あの吹雪の中を、探しに行けば良かったっていうの?)
(もうやめてよ…、どうして今更…。)
[自分を正当化する声も、止めてと願う声も音を成さない。
あるのは流れ続ける罪と、突き刺さるような寒さだけ。]
(………あの子も…あの子達も、こんなに寒かったのかな…)
[止められなかった二人の背中が浮かんで、消える。]
(………、…ん、ね。)
―――ごめんね、クラリッサ、エリアス…。
[ずっと言えなかった言葉。
死んでしまった二人の名は、音を成し。
それと同時に、ハッと目覚めるようにベッキーは瞳を開いた。]
― 現在・自室 ―
………あ、れ…?
[ぱちぱちと、瞬きをする。
先程までの寒さはまるで無く、そこにある風景もよく見知ったもの。
真っ白な世界も、真っ黒な世界も、そこにはない。
ただ、ひとつだけ。
常と違うものがあった。]
――――…え?あ、…え??
[足元に、”自分らしきもの”が横たわっている。
ベッキーは思考が追いつかず、ただ呆然と”それ”を見下ろす。]
メモを貼った。
[この胸の中の黒い気持ち――、それに安らぎを覚える。]
さむいっ……さむいさむいさむいさむいさむいさむいさむいさむいさむいさむいさむいさむいさむいっ……なんでだれもこないの、エリアスびょうきなんだよ、なんで、なんで、なんで、なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで、わたしがばかだから?わたしがわるいことしたから?なんにもしてないじゃんっ!!なんでわたしばっかりわるい、っていわれなきゃいけないの??さむい………だれもこない……ねぇ、あやまるからエリアスだけでもたすけてよ、なんでなんでなんで……わたしがわるいこなんだったらあやまるから。だから、ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!うまれてきたことがいけなかったから、わたしがしにます、だからだから、やさしいエリアスを殺さないでください!だれか、だれか、だれか、どうしてだれもこないの、だれもこないこないこないこないこないこないこないこない!さむいさむいさむいさむいさむいさむいさむいさむいさむい……っ
『パパもママも みんなも 私を殺すんだ』
わたしがわるいこ だから ころすんだね
"私"たちがわるいこ だから ころすんだね
ゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさない
みんな しんじゃえ
わたしは だれも ゆるさない
[これは 呪い
この世界に絶望した少女の呪い。
少女が絶望した世界に還った存在価値。]
―夜明け前・自室―
――――…。
[暗闇の中、窓に腰掛けて。
足をブラブラと揺らしながら雪を見ていた。]
………っぅ…?
[熱の灯らないその手に視線を落とす。
透けた向こうの白に溶けていく。]
やっぱりまたころすんだねぇ……。
また……わたしをころすんだ………。
[凍った涙は流れない。
あの寒い場所に先に還るだけだ。]
あーあ……もうちょっとみんなの絶望。
みんなと一緒に見たかったなぁ…。
つまーんなーい、つまんない、つまんない。
心配とかなんだかなんだ言って、私に投票したわけだ。
なんだ、それ、超おもしれぇーじゃん!!
ぎゃははは、ばかじゃねぇの!!
[私はわたしで――――――。
クラリッサの中にいるわたしは私。]
………思い出したよね。
忘れて、蓋して、いやなことから逃げ出して。
クラリッサは悪い子なんですぅ……。
[歪んだ笑みを浮かべて嗤い続ける。]
エリアスはぁ…優しいから…。
私の呪いに巻き込みたくなかったなぁ……。
『おまじない』……優しい彼をもう傷つけてほしくないなぁ……。
ごめんね、ごめんね…。
[聞こえぬよう囁く聲。]
ま、消えたって、私、化けて出てやるけど。
わるいこだから。
エリアス……1人にできないもんね…。
[この世に存在するはずのなかった死人は。
あるべき世界へと、あるべき場所へと。
導かれて――**]
【人】 病人 エリアス[寝ていなかった。寝られなかった。ずっと起きて、耳を澄ませていた。雪の音さえ聞こえる気がして、咳は止まらない。 (3) 2013/02/07(Thu) 02時頃 |
メモを貼った。
【人】 病人 エリアスクラリッサ!ねえ!! (4) 2013/02/07(Thu) 02時頃 |
【人】 病人 エリアス[部屋を飛び出した。どこだ、クラリッサが行きそうな場所は。書棚の間、厨房の奥、屋根裏へと通じる階段、長い廊下の曲がり角、遊戯場の隅、 (5) 2013/02/07(Thu) 02時半頃 |
【人】 病人 エリアス[ただ……かわいそうなだけの子だったのに。] (6) 2013/02/07(Thu) 02時半頃 |
【人】 洗濯婦 セレスト−自室− (7) 2013/02/07(Thu) 03時頃 |
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